モノスクラムhttps://monoscram.com好きなモノを混ぜ合わせる"モノスクラム"Mon, 01 Jun 2026 05:54:33 +0000jahourly1https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/03/09e206f5750b6541346a7f1bf563bbe7-150x150.pngモノスクラムhttps://monoscram.com3232 画角と暮らし。焦点距離の選び方https://monoscram.com/focal-length-by-living-place/Fri, 29 May 2026 07:01:02 +0000https://monoscram.com/?p=13523

「標準画角50mmの使い方を、まずはマスターすべき。」カメラを始めた頃、何度もそう聞きました。 僕も50mmを買って練習しましたが、どこか引っかかるというか…違和感を覚えたんです。同じように、50mmを買って練習している ... ]]>

「標準画角50mmの使い方を、まずはマスターすべき。」
カメラを始めた頃、何度もそう聞きました。

僕も50mmを買って練習しましたが、どこか引っかかるというか…違和感を覚えたんです。
同じように、50mmを買って練習しているけれどしっくり来ない、という方は意外と多いんじゃないでしょうか?

例えば、「人気レンズを使ってるはずなのに、なんだか自分にはしっくりこない。」みたいな感覚です!

この記事では、焦点距離の選び方を「住んでいる場所・暮らし」という軸から、もう一度考え直してみます。

レンズは撮影者の見た正解を写しとる道具…。
つまり、「あなたが暮らしている環境に、大きく影響されるのではないか?」と僕は感じるのです。

この記事がおすすめな人
  • 標準画角(50mm)に違和感を持っている人
  • 人気のカメラ(GR IVなど)を買ったけれど、最近あまり使っていない人
  • 自分に合った焦点距離を探している人

「標準画角からマスターすべき」への違和感

「標準画角からマスターすべき」
この言葉を、僕はずっと飲み込めずにいました。

カメラを始めた頃から、雑誌でもYouTubeでも目にしてきた“うたい文句”です。
だから素直に50mmを買って、街に持ち出して、来る日も来る日も練習しました。

でも、撮れば撮るほどどこか引っかかるんですよね…。
腕の問題なのか、感性の問題なのか、自分でも切り分けがつかなかったんです。

そもそも「標準」とは?

50mmが「標準」とされたのは、1920年代にライカが発売した小型カメラの最初のレンズが、たまたま50mm前後だったからだと言われています。
「肉眼の視野に近いから標準」という説も広まりましたが、これも諸説あって、35mm説や28mm説まであります。

つまり、科学的な決着はついていないんですよね。

最近では「NIKKOR Z 40mm f/2」のような40mmレンズが”標準”として再評価されてもいますね。
ライカも焦点距離43mmという、Q3 43なんてカメラを出してるくらいです。
つまり、定説が業界の中ですら揺らいでいるということではないでしょうか。

冒頭に立ち返りますが、「標準画角からマスターすべき」って本当に正しいんでしょうか?
もちろん50mmを入り口にして上達する人はたくさんいるし、それを否定するつもりは1ミリもありません。
でも、その入り口が誰にとっても正解とは限らない、というのが、僕がここ数年で辿り着いた感覚なんですよね。

50mmを練習したけどしっくり来ない──そう感じている人は、ここから先が少し参考になるかもしれません。

あなたが住んでいる場所の、「被写体の力」が影響しているかもしれないのです。

住んでいる環境の「被写体力」で、標準画角は変わる?

おそらく何を言ってるか分からないと思います。笑

これを説明するために、僕の3つの体験を読んでもらおうと思います。
僕自身、この体験を経て、ようやくその輪郭が見えてきました。
順番に書いていきますね。

GR IVは、被写体力が弱い地方では使いにくい

カメラ・コンデジ・リコー・GR

結論から言うと、GR IVは僕の暮らしには広すぎたんです。

正直に言うと、買った時はワクワクしていたんです。
苦労してやっと入手した、28mm相当の高級コンパクト…。

約228gの軽さと薄さで、余裕でポケットに入ります。
「これなら毎日カメラを持ち歩ける!」と、当時は息巻いてましたね。

サクッとGR IVの基本情報
  • センサー: APS-Cサイズ・約2,574万画素
  • レンズ: 28mm相当(GR LENS 18.3mm F2.8)
  • 質量: 約228g(本体のみ)
  • 発売: 2025年9月

でも、いざ使ってみると(分かっちゃいたけど)28mmは広いんです。
地方の田舎で使うには、余計なノイズが入りすぎます。
例えば、

  • 電線
  • 色あせた看板
  • 雑草だらけの空き地
  • 隣の家の屋根

などが、画面の中の「主役」を邪魔してきます。
気軽にスナップでもしようものなら、主役がノイズに埋もれます。
それくらい、地方では「主役被写体の力が弱い」のです。

もちろん、「思いきって寄る」などで主役を強調することはできます。
パースもつくので、面白い絵にはなります。

でも、毎回寄れるとは限らないし、パースのかかった写真ばかりでは飽きます。

はい、画角に完全に飽きました。笑
カメラが悪いとかでは全くなく、28mmという画角が、僕の住んでる環境に合わなかったのです。
GR IVを手放した…という記事でも触れましたが、このカメラはもっと「都会向け」だったんです。

少し話を変えて、京都の伏見稲荷に初詣で参ったときのお話をします。
ここは、“三が日”に約270万人が訪れると言われる、関西屈指の混雑スポットです。

あの「人に酔うほどゴミゴミした空間」で構えると「28mm」が丁度いいのです!
今までスナップに苦戦していたのが、まるで嘘のようなのです。

  • 鳥居の連なり。
  • 屋台の様子。
  • 人々の表情。

などの、被写体力に溢れる空間では、広い画角が使いやすいのなんの。笑

ただ情報量が増えると、情報の整理が難しくはなります。
でも言い換えると、「撮影時に気をつければいい=自分でコントロールできる」ってことです。
そもそも被写体の力が弱い地方では、なかなかそうはいきませんからね…。

地方では「広すぎた」レンズが、都会では「ちょうどいい」になる。
同じスペックなのに、評価が180度変わる体験でした。

画角は、その場所が持つ「被写体との力加減」で決まるんだなと、この時に痛感しました。

同じ70-200mm、田舎と渋谷では価値がまるで違う

レンズ・大三元・70-200mm・ニコン・Nikon

このように、同じレンズでも撮る場所が違えば、まるで別物のレンズになります。

次は僕が愛用している「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」を例に見ていきます。
このレンズは、大三元望遠ズームで約1.4kgのヘビー級です。

このヘビー級レンズ、地方では最高のスナップシューターになります。

先ほどもお伝えしたとおり、地方は被写体力が弱いです。
なので、漫然と撮影せず、どこか一部分を思いきって切り取る…みたいな大胆さが必要です。
それで絵が成立する、なんてシーンは意外と多いですし。

  • 田んぼの向こうの山並み。
  • 苔むした神社の空気感。
  • 海に沈む夕日のシルエット。

これらは「個々のシーン」として見ると優秀です。
ただ、「いいなと思えるシーン」同士が離れていることが多く、閑散とした印象の写真になりがちです。
シンプルに土地があまっているんですね。

こうしたものを圧縮効果でギュッと整えるのに、70-200mmなんかは本当に役に立ってくれます。
特に、圧縮効果が強まる85mm以上がおすすめです。

構図が作りやすい中望遠レンズは、まさに「田舎の標準画角」って感じなんです。

今度はこれを都会──渋谷のスクランブル交差点なんかで使うと仮定しましょう。
1.36kgの黒い筒を肩から下げて、人混みの中で構える。
目立ちすぎて使いづらいんですよね!
面白い絵が撮れるとは思いますが、そもそも被写体力が強いので、無理して望遠レンズを使う必要もないです。
というか、通行人の視線が刺さって撮影どころじゃないと思います。笑

同じレンズでも、場所が変われば価値が変わる

被写体で画角を変えるのは基本です。

でもそれと同じくらい、場所で画角を変える必要もあると思います。

スペック表に書かれていない「場所との相性」というレイヤーが、機材選びを実は大きく左右しているんです。

50mm f/1.2を愛用する「圧倒的」という理由

50mm f/1.2・レンズ・ニコン

ここまで標準画角への違和感を書いてきましたが、僕は50mmのレンズも愛用しています。
NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」ってレンズです。
矛盾しているように見えるかもしれませんが、ちゃんと理由があるんですよ。

NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの基本情報
  • 焦点距離:50mm単焦点
  • 明るさ:開放f/1.2
  • 重量:約1,090g
  • マウント:ニコンZマウント

先ほども書きましたが、被写体力が弱いと撮影を少し大胆にする…みたいなノリが必要になります。
これで上手くバランスをとるんですね。
さっきは、“標準から大きく外れた画角を使う”ことを紹介しました。
でも、撮影を少し大胆にする方法は、まだまだ他にもあります。

手軽に使える方法として、めちゃくちゃ明るいレンズを使うのも手です!

地方の被写体力って、正直、都会と比べるとどうしても弱いんです。
派手な街並みも、絵になる雑踏もない。
何でもない住宅街や田んぼばかり。
でも、f/1.2の大口径ボケを使うと、その「何でもなさ」が一気に絵になるんです。

被写体に力がないなら、「それをなんとかして綺麗に見せる」演出力も表現の1つだと思います。

これが、地方で50mmを使い続ける中で僕が辿り着いた発想でした。
標準画角を否定するんじゃなくて、「明るさで補う」という別ルートを選んだわけです。

その気になれば…という選択肢がほしかった

とは言ったものの、普段は1〜2段を絞り込んで使うことが多いです。

開放で撮るとボケボケになりますから。笑

あくまで、「大胆に明るさで攻められる」という選択肢を持たせてるって感じです。

このように幅を持たせることで、地方でも50mmという標準画角を楽しめるようになりました。

被写体に力がないと感じた時、あなたならどうしますか?
画角を変えるか、明るさで補うか、構図で勝負するか──選択肢は1つじゃないですよね。

画角と住む場所、レンズ選びはどこから始まるのか

ここまでの体験から、ひとつの仮説に行き着きました。
もしかしたら、レンズを場所に合わせるんじゃなくて、「使いたいレンズにあった場所に住む」方が早いんじゃないか、と。

先ほどの3つの体験に共通しているのは「住む場所がレンズ選びに影響している」ということです。

つまり、レンズ選びはスペックでも作例でもなく、自分が毎日どこで何を観ているかという、暮らしそのものではないかと思ったのです。

画角で気付いた、最適な暮らし──とでも言いましょうか?
これが、最近の僕の頭の中でぐるぐる回っています。

余談ですが、妻にこんな話をしたんですよ。
「惚れたレンズで撮ってみたい街に、いつか移住するのもアリかもね」と。
妻は意外にも「面白そう」と返してきました。
カメラに興味のない人からすると、レンズで移住先を決めるという発想がロマンチックに感じたそうです。笑

念のためお断りしておきます

これはあくまで僕個人の感覚で書いている話です。
住む場所でレンズを選ぶべき、と決めつけたいわけではなくて、「そういう選択肢の1つの提案」として読んでもらえると嬉しいです。

正直なところ、自分の好きな画角が今の住環境で使いにくいから、この考えに至っただけかもしれないんですよね。
自分の好きな画角が、今の暮らしでバチっとハマっている人なら、こんな風には考えないでしょう。

使いたいレンズに合わせて住む街を選ぶ。
冗談みたいな話ですけど、案外的を射ているかもしれませんよ。

ライカくらい不自由なカメラの方が、自由に暮らせそう

カメラ・ライカ・コンデジ

最近、M型ライカに憧れているんです。
というか、ちょくちょく「ライカ熱」にあてられることがあります。
そういえば1年くらい前にも、ライカ京都店にお邪魔しましたね。
ライカという機材は、スペックで語れない何かを持っている気がします。

M11モノクロームで「モノクロ縛り」なども楽しそうです。

王道の画角って憧れます

M型ライカを使うなら、レンズも最小限に 35mm と50mm がいいですね。
僕の今の住環境では使いにくい、王道画角の2本だけでシンプルに生活したいです。
(もちろん、移住した後の妄想ですが。笑)

現在ニコンを使っているので、明らかに不便になるけど、そこに憧れるんですよねー。

考えてみると、僕が興味を持っている「縛り」って、3層あるんです。
どれも一見すると不自由に見える選択ですが。

  • 住む場所に画角を合わせる縛り。
  • レンズを2本に絞る縛り。
  • モノクロに絞る縛り。

でも、縛りがあるほうが、人は迷わなくなるものです。
例えば、レンズを2本に絞れば、毎朝どれを持ち出すかで悩まなくなります。
更にモノクロに絞れば、色のことを考えずに光と影に集中できますよね。

少しばかりの縛りがあった方が、人は自由な生活を謳歌できる──これが、僕がいま一番大事にしている考え方かもしれません。
機材を増やすほど自由になれる気がして、僕もずっとレンズを買い足してきました。
でも、本当の自由は、増やすことの先にはないのかもしれないんですよね。

たくさん画角を揃えると、逆に不自由になる気がしますね。

【まとめ】焦点距離は、暮らしから始めてもいい

「標準画角からマスターすべき」への違和感から始まって、ずいぶん遠くまで来てしまいました。
でも、僕が今回いちばん伝えたかったのは、ひとつだけなんです。

「標準画角って、誰かが決めた正解じゃなくて、その人が普段見ている目線──つまり暮らしの中で育っていくものなんじゃないか。」と思うんです。

田舎に暮らす僕にとって、

  • 50mm f/1.2の明るさ
  • 70-200mmの距離感

これらは、僕が住んでいる環境だからこそしっくりくる目線でした。
そして、使いたいレンズに合わせて住む街を選ぶという発想にたどり着き、いつかはライカの不自由をあえて選んでみたいとまで考えるようになりました。

全部、僕の暮らしが少しずつ教えてくれたことなんですよね。

だから、もし標準画角に違和感があるなら、自分のセンスや腕を責める前に、画角と暮らしの相性を疑ってみてもいいんじゃないかなと思います。
あなたの暮らしに馴染む焦点距離は、案外、いまの住環境がそっと教えてくれているのかもしれません。

とはいえ、明日も僕は重い50mm f/1.2を担いで、地方の何でもない景色を撮りに出るんですけれどね。笑

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真にコンパクト。Anker Nano Power Bank(45W)が半年でカメラの最適解になったhttps://monoscram.com/anker-nano-power-bank-review/Tue, 26 May 2026 08:02:30 +0000https://monoscram.com/?p=13490

カメラと一緒に持ち歩くモバイルバッテリーって、何を基準に選べばいいのか、けっこう迷いませんか? 僕も同じところで止まっていたんですよね。Anker 622 Magnetic Battery、USB-Cがストラップになった ... ]]>

カメラと一緒に持ち歩くモバイルバッテリーって、何を基準に選べばいいのか、けっこう迷いませんか?

  • カバンの中でケーブルが絡まって、撮影のテンポが切れる…。
  • Ankerのモバイルバッテリーが多すぎて、結局どれを選べばいいか分からない。
  • MacBookやカメラを救うなら、どれくらいの容量が必要?

僕も同じところで止まっていたんですよね。
Anker 622 Magnetic Battery、USB-Cがストラップになった22.5W…など、何台も渡り歩いてきました。
それでも「これ1台に決めた」と言える正解が、なかなか見つからなかったんです。

そんな僕がやっとたどり着いたのが、Anker Nano Power Bank(10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)でした。
これは渡り歩いた末にたどり着いた正解で、半年使った今では「カメラを充電するなら最適解かも?」と感じています。

「真にコンパクト」という言葉がしっくりくる、そんなモバイルバッテリーなんです。

この記事がおすすめな人
  • カメラとスマホの充電問題に悩んでいる人
  • 海外旅行の充電を1台にまとめたい人
  • 巻取り式のモバイルバッテリーに興味がある人

Anker Nano Power Bank(45W)のスペックを先に押さえましょう

本機の正式名称は「Anker Nano Power Bank(10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)」と言います。
Ankerの製品名は長ったらしいですね。

まず体験ベースの話をする前に、スペック表を先に出しておきます。
でも、数字だけだと「普通のバッテリー」って感じなんです。
そこでスペックだけでなく、半年使ったリアルな感想を書いていこうと思います。

項目仕様
容量10,000mAh(約37Wh)
本体サイズ約 82 × 51 × 36 mm
重量約 230g
USB-C出力(単独)最大 45W
USB-A出力最大 22.5W
合計最大出力24W(複数ポート同時使用時)
入力(USB-C)最大 30W
巻取りケーブル約 6cm〜70cm(8段階)
パススルー充電対応
安全機構ActiveShield 3.0

1点、ややこしいポイントがあるので補足します。

USB-Cを単独で使うときは最大45W出ます。
一方、複数ポートを同時に使うときは合計24Wで配分される仕様になっています。
ここを混同すると「45Wあるのに何で遅いの?」となるので、頭の片隅に置いておいてください。

僕の「MacBook Air (M4)」を充電するには、最低でも30Wが必要なので単独で使ってます。

まず、向かない人を先に書いておきます

レビュー記事って、メリットばかり並んでいるものが多いですよね。
でもデメリットや、そもそも「向かない人」を先に書いてほしくないですか?

該当しないなら、時間を使って読まなくていいですし…。

半年使った結論として、以下のような人にはおすすめしません。

  • バッグを持たない手ぶら派の人
  • 「MagSafe」で運用したい人。
  • 電源プラグが付いてないとダメな人。
  • 登山などで重さを重視する人

などが挙げられます。

逆に、ここに該当しないのであれば、ぜひ続きを読んでほしいです!

Ankerを渡り歩いた末に辿り着いた1台

これまでのモバイルバッテリー選びは、「iPhoneのために何を選ぶか」が中心でした。
なので、Qi充電に対応したAnker 622を好んで使っていました。
貧弱なライトニング端子を保護する意味でも、MagSafeってありがたかったんです。

興味の関心がiPhone→カメラに

iPhone 16 Proを使うようになり、端子がUSB-C化されたことで、MagSafeへのこだわりも薄れました。

「カメラ」に興味が出てきたので、USB-Cでサクッと充電できる方が大事になってきたんですよね。

また、一時期はUSB-C対応の22.5Wモバイルバッテリーを愛用してました。
見た目はスリムなんですが、ケーブルがストラップとして付属するので、これはこれで邪魔だったんですよね。
ふとしたときに引っかかる…なんてこともよくありましたし。

22.5Wでは、「MacBook Air(M4)を充電できない」という問題も起きてました。

そんな中、最後まで悩んだのが「Anker Power Bank Fusion 30W」でした。
電源プラグが格納されてるモデルです。
おそらく、今悩んでる人も多いのでは?と予想します。

Anker Nano II
格納式プラグを備える、Anker Nano II 45W 。

以前、Anker Nano II 45Wを持ち歩いてたとき、格納式プラグの先端が他のガジェットを傷つけるトラブルがありました。
格納式といっても、少しだけ頭が出てしまうんですよね。

さらにFusionは容量5,000mAhで、旅先のカメラ+iPhone運用には心もとない…。
ということで結局、「Anker Nano Power Bank(45W)」を選びました。

僕にとって「コンパクト」とは?

僕が求めてたコンパクトの定義がズレてることに気づきました。

次のようなものは、“コンパクトに見えてもそうじゃない”と思ったんです。

  • 本体が薄くてもストラップ必須。
  • プラグが格納できるけど気をつかう。

「Nano Power Bank(45W)」は、サイズは大きい割にプラグが格納されてません。
でも、ケーブルを完全に収納することができます。

本当の意味で「真にコンパクト」なのは、ケーブルを完全に内側へしまえるこの1台でした。
モバイルバッテリーを渡り歩いた終着点、今のところはココって感じなんです。

45WがMacBook Air M4を救った日

半年使った中で、いちばん「これがあって良かった」と思った瞬間があります。

このバッテリーは、MacBook Air M4を救ってくれました
45Wという数字の意味を、頭ではなく身体で理解したんです。

その日は、出先で写真を現像して渡す段取りになっていて、仕方なくMacBookを持ち出してRAW現像することになりました。

パソコンを持ち出したくない

普段はMacBook を外に持ち出さない派です。

大切なデータがたくさん入っているので、できるだけ家の外には出したくないんですよね。

もちろんバックアップは取ってますが、それでも持ち出したくないのが本音です。

さて、僕が使っているRAW現像ソフトは「Capture One Pro」になります。
過去の記事でも書いてるので気になる人はどうぞ。
本当に良いソフトなんですが、バッテリーをもりもり喰います。

夢中で作業していて、ふとバッテリー残量を見た瞬間「間に合わないかも…」と血の気が引きました。
(近くにコンセントはありません。)

そこでカバンから出したのが、このNano Power Bankでした。
USB-Cで直結して、45Wで給電開始。
結果としては、30〜40%回復させて難を逃れました。

今日ほど45Wを買ってよかったと痛感した日はないです。
以前使っていた22.5Wのモバイルバッテリーだったら詰んでましたね。笑

カメラだけでなく、パソコンも救済できるのはフォトグラファーとしてありがたい話ですね。

もうひとつ、半年使って分かった地味なメリットがあります。
「USB-A端子が1つ付いている」という点です。

  • USB-C端子:2つ
  • USB-A端子:1つ

最近はほとんどのガジェットでUSB-Cが採用されますが、たまにあるんですよね…USB-Aのやつが。
僕は、無印良品のアロマディフューザーをUSB-Aから給電して使ってます。

「USB-Cの時代だからUSB-Aは要らない」と切り捨てなかったAnkerの判断は、正解だと思います!

簡易的な「充電ハブ」にもなる

パススルー充電に対応しているので、充電しながら使用することができます。

同時に2つの機器を充電しながら使えるので便利ですよ。

カメラだけでなく多くのガジェットを持ち歩く人でも、この1台があればかなりの場面をカバーできます。
気になる方は、普段お使いのECサイトから在庫などをチェックしてみてください。

∟【Amazon】Anker Nano Power Bank(45W)

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8段階の長さ調整に、半年で「こう使う!」ができた

Anker Nano Power Bank(45W)の最大の特徴は、「巻取り式のケーブル」でしょう。

この巻取りケーブル、8段階の長さに調整して使えます。
僕は最初、「そんなにいる?」と思っていました。
2〜3段階あれば十分じゃないか、と。

使い続けるうちに、「このときはこれくらいで使おう」といった基準ができます。
撮影バッグの形、その日の服装、目的のデバイス。

それぞれに正解があるから、8段階に調整できるんです!

実際にどう使い分けているかを表にしてみました。

段数長さ(参考)用途半年使った体感
2〜3段約18〜28cmパソコン・スマホの卓上充電机の上で邪魔にならない
4段約38cmスリングバッグでの運用1番使いやすいかも
5〜6段約47〜55cmバックパック内でのカメラ充電スマホもカメラも同時に充電
7段約63cm電源から充電余裕の長さで困らない

短くも長くもできることで、カバンの中で外さずに充電したまま移動できるのが楽です。
バッテリーを抜き差しする手間がほぼ消えましたね。

使ってみると、使いやすいケーブルの長さがきっと見つかると思います。

ディスプレイ表示で、旅先の充電計画が変わる

これも購入前は「ディスプレイなんて、そこまで使わないでしょ」と思っていた機能です。
でもやっぱりあると便利なんですよ。

ディスプレイ無しとか、今ではもう考えられません。

従来のモバイルバッテリーって、残量はLEDインジケーターの「4個ある光のうち2個点灯」みたいな表示が多いですよね。
以前使っていたAnker 622もインジケーター方式で「だいたい半分くらいかな?」と推測するしかなかったんです。

本機のディスプレイには以下が表示されます。

  • バッテリー残量
  • バッテリー温度
  • どのポートから何W出力されているか
  • 本体充電中の入力Wと、満充電までの目安

特に旅先では、この情報がめちゃくちゃ効いてきます。

ディスプレイは「あったら便利」ではなく、行動が変わる機能だったのです!
例えば、あと何分で満タンになるか分かるだけで、出発までの充電プランが立てられるので不安が消えますよね。

機内持ち込みについて

本機は10,000mAh=約37Whなので、国際線の100Wh制限を大幅に下回り、機内持ち込みで悩まないでしょう。

ただ、2025年6月から中国国内線は3C認証マークの有無で扱いが変わるルールが施行されているので、予定がある人は事前に最新情報を確認しておくのが安心です。

半年使って気になった3つの点

待つ、悩む、考える

ここからは、使って分かったデメリットを正直に書いていきます。
半年使ってきて気になったのは次の3つです。

  • ケーブルの細さ
  • ケーブル収納部の隙間
  • サイズと重量

では順番に見ていきましょう。

①ケーブルの細さ

巻取り式の宿命だと思うんですが、ケーブルがけっこう細いです。
「細いヒラ麺みたい」と言えば伝わるでしょうか。

耐久テストは通っているはずなので、過度に不安を煽る気はありません。
次のとおり、メーカーでテストは行なっているようですし。

  • 折り曲げテスト:約20,000回以上
  • 巻取りテスト:約20,000回以上
  • 対荷重テスト:約8kg

とはいえ、毎日触っている人間としては、ふと「これ大丈夫かな」と気になる瞬間が正直あります。

半年使った段階では破断もほつれもゼロですが、見た目の繊細さは事実として書いておきます。

②ケーブル収納部の隙間

ケーブルの収納部の隙間が、構造上どうしても大きめになっているようです。
でもカバンの中って、思っているよりずっと汚れやすい環境なんですよね。

  • ホコリ
  • 糸くず

これらが収納部に入り込むと、巻取り動作が劣化する可能性はゼロじゃないと思っています。

ケーブル収納時は、USB-C端子が口を塞いでくれる構造になっているので安心です。
問題は、「カバンの中で充電をしているときにどうか」ですね…。

もちろん、今のところ実害は出ていません。
ただ使い続けるとどうなるかは、僕にも分からないんですよねー。

③サイズと重量

「Nano」と名乗っていますが、まあまあ大きいサイズ感です。
角がなくコロンとした見た目なので、画像で見るより実物は可愛くは見えます。

ただし、ポケット運用は絶対に向きません!

ワイドパンツでないと、ポケットの圧迫感がかなり出ます。
230gという重さも、手ぶら派の人には地味に堪える数字ではないでしょうか。

これはサイズ感の期待値を最初から合わせておかないと、開封した瞬間に「思ったより大きい」となるはずです。

【まとめ】半年使って、これがカメラの最適解になった

Anker Nano Power Bank(10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)を半年使った結論を、最後に整理しておきます。
気になる点を承知した上で言うと、これはAnkerを渡り歩いた末にたどり着いた1台で、いまの僕にとってはカメラのモバイルバッテリーの最適解です。

評価軸半年使って分かったこと
真のコンパクトさケーブルを完全格納できることが本質
出力(45W)MacBook Air(M4)まで充電できる
8段階のケーブル長さ調整用途別でしっかりと調整できる
ディスプレイ表示充電プランをしっかり立てられる

カメラと一緒に動く人にこれ以上勧められる1台は、半年経った今でも見つかっていません。
スマホやカメラ、そしてMacBookまで、この1台で面倒を見られます。

あなたのカバンの中で、いま一番ストレスをかけているものは何ですか?
それがケーブルだとしたら、巻取り式に変えるだけで、撮影のテンポは確実に変わると思います。

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ラムダッシュPRO5レビュー|ブラウン10年から乗り換えた本音https://monoscram.com/lamdash-pro5-5blade-review/Sat, 23 May 2026 19:00:00 +0000https://monoscram.com/?p=13430

パナソニックの「ラムダッシュPRO5 5枚刃(ES-L551U)」を、今年の3月から約3ヶ月使ってきたレビューです。シェーバーを新調しようとして、こんな悩みでつまずいていませんか? 僕も全く同じところで止まっていたんです ... ]]>

パナソニックの「ラムダッシュPRO5 5枚刃(ES-L551U)」を、今年の3月から約3ヶ月使ってきたレビューです。
シェーバーを新調しようとして、こんな悩みでつまずいていませんか?

  • USB-Cで充電環境を統一したいけど、剃り味って妥協しないの?
  • シェービング後の肌のヒリつきが、毎朝つらい…。
  • 同じ5枚刃のパームインと、どっちを買えばいいのか分からない。

僕も全く同じところで止まっていたんですよね。
10年ほどブラウンシリーズ7(3枚刃)を買い替えながら使ってきました。
なので、「5枚刃に手を出す必要あるのかな?」というのが正直なところでした。

でも、結果から言うとヒリつきが10→1〜2まで激減したんです!

結論を先に言うと、ラムダッシュPRO5は「最適解となり得る」と断言できる1本でした。
その理由をブラウン歴10年の僕が、“パームイン”との比較も交えて忖度なしで書きます。

この記事がおすすめな人
  • ブラウンシリーズ7や他社の3枚刃から、5枚刃への乗り換えを検討している人
  • USB-C対応シェーバーの剃り味が気になっている人
  • シェービング後の肌のヒリつきに悩んでいる人
  • ラムダッシュPRO5とパームインで迷っている人

ブラウンシリーズ7の充電ケーブルが壊れた日、USB-Cで統一する人生が始まった

そもそも、これまで他メーカーのシェーバーを使ったことがなかったんです。
僕の人生はブラウンと共にあった…とすら言えますね。笑

ここ10年ほどはブラウンシリーズ7を買い替えながら使ってきて、それで満足していました。

でも、ある日とつぜん事件が起きます。
ブラウンシリーズ7の充電ケーブルが壊れて、充電そのものができなくなってしまったんですよね。
本体は無事なのに、ケーブル1本のせいでアウト。
なんとも消極的な買い替えのきっかけになりました。

とはいえ、せっかく買い替えるなら前向きに考えたかったんです。
そこで気になっていた「USB-C充電のシェーバー」を候補に入れて検討してみました。
ケーブルが壊れても代替できるし、カメラやガジェットなどと共用できるのでミニマルな環境にできますよね。

最終的に絞り込んだ選定基準は4つでした。

  • USB-C搭載であること。
  • 3枚刃以上であること。(好奇心で5枚刃も視野に)
  • 防水設計で、ハンドソープで水洗い+シェーバーオイルの運用ができること。
  • 価格に納得感があること。

3つ目の防水運用については、以前 ブラウンシリーズ7で水洗いの方が自動洗浄器より、キレイにしてくれることを実証した記事 を書いていて、その運用が継続できることが条件でした。
結果として、その全てを満たしてくれたのが「ラムダッシュ PRO5」だったんですよね。

ラムダッシュ PRO5とブラウンシリーズ7のスペックを並べてみた

感覚の話に入る前に、実際にスペックで並べてみます。
10年使ってきた前機種(ブラウンシリーズ7・3枚刃)と、ラムダッシュ PRO5の基本スペックを比較した表がこちらです。

項目ラムダッシュ PRO5(ES-L551U)ブラウン シリーズ7(3枚刃)
刃数5枚刃3枚刃
駆動方式高速リニアモーター駆動・約14,000ストローク/分独自駆動方式
本体重量約210g約185g
本体高さ約180mm約166mm
防水IPX7基準(本体丸洗い可)100%防水(IPX7相当)
充電端子USB Type-C専用充電スタンド
充電時間急速約2時間約1時間
連続使用日数約14日間(1日3分使用時)約50分(連続)
価格帯2万円台前半2万円台前半

こうして並べてみると、ラムダッシュの方がひと回り大きくなっています。
それ以上に大きいのが、なんといっても充電端子がUSB-Cに変わったことです。

サイズが少し増えるデメリットより、ケーブル統一で得られる恩恵の方が、僕にとってはずっと大きかったです。

初めて剃った瞬間、「なぜ今まで3枚刃しか使ってこなかったんだ?」と後悔した

初めてラムダッシュ PRO5を肌に当てた瞬間、衝撃が走ります。
「なぜ今まで3枚刃しか使ってこなかったんだ?」

10年もの間、何にこだわっていたんだろう…とガチめに後悔しましたね。

シェーバーヘッドが動く音からして全くの別物でした。
ブラウンの3枚刃は「ブーーン!」という、ザ・髭を削っている感じの音です。
剃り終わった後は、スキンケアしないと肌が少しヒリ付きました。

一方でラムダッシュ PRO5は、本体の動作音は「フィーーン」という、髭剃りっぽくない高周波混じりの音です。
そして肌に当てた瞬間に、ちゅるちゅるちゅるみたいな…なんとも形容し難い音で、すぐに深剃りが完了してるんですよね。

音の迫力ならブラウンが圧勝です!笑
ラムダッシュは頼りなさすら覚える音です。

そして、肝心のヒリつきが圧倒的に違いました。
今までのヒリつきを10とすると、ラムダッシュ PRO5は1〜2まで激減した感覚です。

シェーバー後のスキンケアを忘れるほどです。
これが、初めて使った日に最も衝撃を受けたポイントでした。

公式スペックでも肌負担は軽減されています

密着5Dヘッドの恩恵で、3枚刃比で肌への負担を約25%低減しているとパナソニック公式でも明記されています。

僕の「10→1〜2」という体感は、公式の数値とも矛盾しないんですよね。

泡がきめ細かいんです。

洗浄シーンでも違いを感じました。
僕は水とハンドソープで毎日洗うんですが、泡タイプのハンドソープを刃に乗せて電源をONにすると、明らかに今までの泡よりも細かく撹拌されるんですよね。
公式の値で見ると約14,000ストローク/分の高速リニアモーター駆動。振動数が全然違うのだと思います。

あと、個人的にはシェーバーヘッドの脱着がブラウンより簡単です。
毎日使うものだからこそ、こういう細かい操作性も地味に効いてきますね。

パームインと本気で悩み、店舗で握ってからPRO5に決めた理由

もう1つ、本気で悩んだのが「ラムダッシュ パームイン」でした。
同じパナソニックの5枚刃で、手のひらに収まるサイズが特徴のモデルですね。

メーカーも全力で推してますし!

もちろん、購入前に店舗で試しました。
持った瞬間に思ったのは、「コロンとしてかわいいけど、これは僕には合わないかも…」ということでした。
持ち手が短くて、刃の角度を顔に対して合わせるのが意外と難しかったんですよね。

この形には意味があるんです。

あまり重視してなかった「持ちやすさ」も、シェーバー選びの“重要ポイント”だと気付かされました。
適切に刃を当てられないと、どんなに剃れる刃でも剃れないですよね。

これが、僕がパームインを見送った最大の理由でした。
同じ5枚刃なので、刃そのものの剃る能力はおそらく同じくらいだと思います。
でも、グリップという「刃を肌に正しく当てるための形状」が、僕の手には合わなかったんです。

スペックでも改めて並べてみます。

項目ラムダッシュPRO5(ES-L551U)パームイン(ES-PV6A)
刃数5枚刃5枚刃
駆動方式リニアモーター約14,000ストローク/分リニアモーター約14,000ストローク/分
本体重量約210g約145g
本体高さ約180mm約57mm
充電端子USB Type-CUSB Type-C
連続使用日数約14日間約14日間
価格帯2万円台前半2万円台後半〜3万円台

刃の構成も、ストローク数も同じですね。
やはり、剃る能力そのものは同等と考えていいでしょう。

そのうえで、僕がPRO5を選んだ理由は次の3つでした。

  • グリップ感:自分の手になじむ。
  • コスパの良さ:パームインは少し割高感がある。
  • 据え置き運用:外出先で剃ることが最近はほぼなくなった。

ちなみに、出張が多くて毎日カバンに入れて持ち歩くなら、パームインの方が間違いなく幸せだと思いますよ。

ラムダッシュPRO5を3ヶ月使って良かった点3つ

約3月使ってみて、良かったと感じたポイントは3つあります。
先にまとめてみます。

ラムダッシュ PRO5の良かった3つのポイント
  1. 想像以上の剃れ味!(USB-C目当てだったのに、ここまで剃れるとは。)
  2. USB-C充電対応!(専用充電器からの開放。)
  3. 肌のヒリつきがない+アゴ下も剃りやすい!(肌トラブルの防止にも。)

もともとの購入動機は、「充電環境をUSB-Cで揃えたい」という心理からでした。
なので、剃り味はブラウンと同じくらいだろう、くらいに考えてましたね。
でも実際に使うと、剃り味の感動の方が圧倒的に上回ったのが面白いところです。

これは嬉しい大誤算でした!

想像以上に便利ですよ!

もちろん、USB-C充電できるという恩恵は大きいです。
万が一旅先でケーブルが壊れても、コンビニで1本買えば復活できる…というのは心の余裕にも繋がるでしょう。

そして3つ目、アゴ下の剃りやすさはPRO5が圧勝です。
アゴ下トリマー刃が2枚搭載されていて、長いくせヒゲのカット率が従来比で約2.0倍になっています。
アゴ下の剃り残しにイライラしてきた身としては、ここが解消されたのは本当に大きい変化でした。

約3ヶ月、毎日使ってきましたが「買ってよかった」と心から思える1本ですね。
ちなみに、楽天市場のスーパーDEALに指定されるなどで、かなりお得に買えることが多い商品です。
気になった方は、タイミングを見て商品ページを覗いてみてください。

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ラムダッシュ PRO5のデメリット2つ|水残りとUSB-Cアダプター別売り

もちろん、気になった点も2つあります。
どちらも最初に知っておけば問題ないレベルの話なので、安心して読んでください。

ラムダッシュ PRO5の気になった2つのポイント
  1. 本体内に水が残ることがある(対処法あり)
  2. USB-Cアダプターが別売り

1つ目は、本体内に水が残りやすいことです。
PRO5は防水性が高くて、シェーバーヘッドを丸洗いできます。
そのとき、本体下部(USB-C端子側)から水が排出される構造になっていて、水切りが甘いと次の使用時にボタボタ出てきてしまうんですよね。

グリップ部分が長いので、そこに水が溜まりやすいのかも?

とはいえ、対処法はとてもシンプルです。
次の通りに行ってもらえればOKですよ。

  • シェーバーヘッドを洗う。
  • ヘッドを本体から取り外す。
  • 本体を少しだけ振る。(下部から水が排出されます。)
  • 本体とヘッドを取り外したまま、風通しのいい場所で乾かす。

これだけで、翌朝に水がポタポタ出てくることは無くなるでしょう。
毎日のルーティンに自然に組み込めるレベルですね。

最近のガジェットのように、付属品は必要最低限です。

2つ目は、USB-Cアダプターが別売りという点です。
USB-Cケーブルは付属しているんですが、ACアダプターが付いてこないんですよね。
ガジェットなどに詳しくない人は、別途USB-Cアダプターを用意する必要があるかもしれません。

Anker製のアダプターを使ってます

僕はAnker製のアダプターをいくつも所有しています。

なので色々と試しましたが、どれも問題なく充電できています。

仕様としてはPD非対応・5V/1A入力なので、PD対応アダプターでも自動で対応してくれてますね。

以上が、実際に使ってデメリットになり得ると感じた部分です。
正直、どちらも些細なことなので、最初に知っておけば問題ないでしょう。

ラムダッシュPRO5が向く人・向かない人

ここまで読んでくれた人なら、なんとなく「自分に向いているか」が見えてきていると思います。
念のため、僕の視点で整理しておきますね。

  • 真にコスパの良いシェーバーを探している人。
  • 専用充電器に嫌気がしている人。(USB-Cで統一したい!)
  • 肌が弱いけど深剃りしたい人。
  • 「国産」という安心感に魅力を感じる人。

キレイに深剃りできるシェーバーなので、お客さんと顔をあわせる仕事の人におすすめです。
例えば、カメラマンや飲食業、ホテルマンなどでしょうか。
肌にも優しくトラブルも少ないので、毎朝の気分も変わると思います。

僕はシェーバーを変えてから、朝のシェービングが楽しみになりました。

逆に、少し向かないかな?と感じる人も紹介しておきます。

  • シェーバーの頂点を体験したい人。
  • 自宅と出先など、複数の場所でシェーバーを使う人。
  • バスルームなどに馴染むデザインにこだわりたい人。

シェーバーの頂点を試したい人は、素直にもう1つ上の6枚刃モデルを検討した方が幸せかもしれません。
正直に言うと、僕自身も5枚刃でここまで剃れるなら、6枚刃はどうなんだろう…と興味が湧き始めています。笑

出張フォトグラファーなど、複数の場所で頻繁にシェーバーを使う人や、自宅でシェーバーをオシャレに飾っておきたい人は、同じパナソニックの「パームイン」の方が向いていると思いますね。
手のひらに収まるサイズで、陶器のような材質を使うなどデザインにも凝っているので、洗面台に置いてあるだけでオシャレです。

ちょっとした余談|バッテリー残量とデザインの話

残量表示を光って教えてくれます。

最後に少しだけ余談です。
デザインの方向性は、ブラウンとラムダッシュでまるで違います。
ブラウンはどちらかというと、“昔からのシェーバー”という佇まいに感じます。

一方のラムダッシュ PRO5は、“ムダを省いたガジェットっぽさ”で、洗面台に置いておくとちょっとした「こなれ感」が出ます。

バッテリーは満充電で約14日間。
5日間くらいの旅行なら余裕で持ちますね。

残量表示は3段階でちょっとアバウトですが、いざ尽きてもモバイルバッテリーで充電できちゃうのがUSB-Cの恩恵ですね。

あと、バッテリーが少なくなると音で知らせてくれるんですが、これが妙に可愛いです。
洗濯機が出す音っぽいんですよね!笑

そういえば、我が家の洗濯機もパナソニックでしたね。

まとめ|ラムダッシュ PRO5は真にコスパの良いシェーバーの最適解

今シェーバーを新調するなら、ラムダッシュ PRO5は「最適解となり得る」1本です。
ブラウンシリーズ7を10年乗り継ぎ、パームインとも本気で悩んだ僕が、忖度なしでそう断言できます。

断言できる理由は、シンプルに3つあります。

  • 剃り味の次元が違う!(ヒリつきが10→1〜2まで激減、スキンケアを忘れるレベル。)
  • USB-C充電なのでケーブルの心配なし!(旅先のコンビニでも代替可、ガジェット環境と統一できる。)
  • 2万円台前半というコスパ!(同じ5枚刃のパームインより手が届きやすい。)

毎朝のヒリつきから解放されて、スキンケアの手間まで減って、充電周りもスッキリする…。
たった2万円台でこれだけの変化があるなら、ためらう理由の方が少ないのではないでしょうか。

値上げラッシュが続いてるので、「今」が1番安いタイミングかもしれませんね。

今回もっとも伝えたかったこと

2万円というコスパの良さに「国産」という安心感…。

正直にいって、ラムダッシュ PRO5はまず後悔しない1本だと思います。

あなたが今使っているシェーバーに不安はありませんか?

たかがシェーバー、されどシェーバー。
10年ぶりに乗り換えてみたら、いつもの朝がずっと待ち遠しくなりましたよ!

しかも、各ECサイトのポイントアップ期間ならさらにお得に手に入ります。
気になっている人は、まずはタイミングを覗いてみてください。
価格や在庫に変動があるので、お好みのサイトを使ってみてください。

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NIKKOR Z 50mm f/1.2 S レビュー!GR IVを手放してまで欲しかったhttps://monoscram.com/nikkor-z-50mm-f12-review/Thu, 21 May 2026 22:43:01 +0000https://monoscram.com/?p=13398

超お気に入りレンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」 のレビューです。けれど、いざ買うとなると、ここで止まる人が本当に多いんですよね。 僕も半年以上、まったく同じところで止まっていました。「f/1.8 Sで妥 ... ]]>

超お気に入りレンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」 のレビューです。
けれど、いざ買うとなると、ここで止まる人が本当に多いんですよね。

  • f/1.8 Sで十分なのに、3倍の価格を払う意味ってあるの?
  • 1kg近い重さを、毎回持ち歩けるイメージが湧かない
  • 約25万円を払って、買った後に後悔しないか怖い

僕も半年以上、まったく同じところで止まっていました。
「f/1.8 Sで妥協しても、たぶん満足できるよな」と自分に言い聞かせながら、価格.comとYouTubeを行ったり来たり…。

この記事を読んでくれているあなたも似たような状態じゃないですか?

僕は、コンパクトに憧れた自分を裏切ってまで、このレンズに辿り着きました。
GR IV HDFを3ヶ月で手放した記録 でも書いた通り、自分の「好きな描写」を一度棚卸ししたことがきっかけでした。

結論を先に言うと、買わないと一生引きずったレンズになっていたと思います。

この記事がおすすめな人
  • NIKKOR Z 50mm f/1.8 S と f/1.2 S で迷っている人
  • どれほどの「ボケ味」「空気感」か確かめたい人
  • 購入直前の最後の一押しを探している人
  • Nikon Zf に f/1.2 S を組み合わせてみたい人

GR IVを手放してまで欲しかった理由

まずこのレンズを手にした前提をお話しします。

今の僕のレンズ構成には、f/2以下の明るさのレンズが1本もありませんでした。
標準ズームと望遠ズーム中心で、明るい単焦点だけがぽっかり空いていた状態ですね。

でも実は数年前、NIKKOR Z 50mm f/1.4 を使っていた時期があります。
これは僕の主観ですが、開放付近の描写があまりにも甘く、光源を入れようものなら激しいフリンジが発生します。

RAW現像時に、色収差を補正するのがあまりにも面倒で…。


手放したときに思ったのは、「廉価なレンズで失敗したから、次はニコンの最高峰を試したい!」ということでした。
中途半端な明るさで妥協してまた手放すくらいなら、頂上を1回ちゃんと見てから判断したいなと。

そんなことを考えていたタイミングで、“もうひとつ大きな出来事”がありました。
GR IV HDF を3ヶ月で手放したんです。

GR IV は超コンパクトなのに、本当によく写ります。
ただ、求めている描写や撮影体験ではなかった、というのが正直なところです。
良いカメラでしたが、使い続けるとなると「?」でしたね。

それでようやく分かったんです。

サイズはいくら大きくなったとしても、突き抜けた描写性能が好き。

これが、3ヶ月使ってようやく言語化できた自分の価値観でした。
携帯性で選んで失敗するパターンが2回続いて、自分はそっち側の人間じゃないと観念したわけです。笑

だったら逆方向に振り切ってもいい。
GR IV を売ったお金は、そのまま NIKKOR Z 50mm f/1.2 S にスライドしました。

ちなみにニコンの中での立ち位置については、2年使ったNIKKOR Z 24-120のレビュー でも触れています。
便利ズーム1本でなんでもこなせる便利さを知っているからこそ、単焦点に求めるものが「便利さ」ではなく「描写性能だけ」と割り切れた、というのもあります。

京都ヨドバシで決心。あと作例もどうぞ

作例①:日常の何気ないシーンも情緒的に。

決定打になったのは、京都ヨドバシカメラのタッチ&トライでした。

でも、本来なら描写の良し悪しを見極めるには向かない場所です。
お世辞にも綺麗に撮れる環境ではないと思います。
というのも、

  • 店内は明るいけどゴチャゴチャしている。
  • 天井のLEDと棚の白色灯が混ざる典型的なミックス光

なんとなく、デモ機にぶら下がっていた f/1.2 S をボディに装着したのですが…。

ファインダーを覗いた瞬間に、息が止まりました。

「めちゃくちゃ綺麗!」が口から漏れていました。あの環境で、です。
一緒にいた息子もファインダーを覗いてビックリしていましたね。

ついでに、妻にフォーカスを合わせた時の感想は、「モデルか?!」と言わんばかりのもの。
そう…あの環境で、です。

f/1.2 という開放値ゆえに、てっきり「とにかくよくボケるだけ」を想像していたんです。
でも実際に覗いて感じたのは、ボケ量よりもボケの質感でした。

ピント面のすぐ後ろから、どこからボケ始めているのか分からないくらい、自然に世界がほどけていく…。

ボケのグラデーションの豊かさはまさに圧巻で、ある意味でショックを受けたましたね。

作例②:開放でもピント面の解像感は高い。(網の目を参照)

f/1.2という被写界深度の浅さから、「ピント面はさすがに甘いはず」と身構えてましたが…これも裏切られました。

確かに開放付近では、バキバキに解像しているのとは違って、表面は柔らかい雰囲気を残しています。
でも、拡大して見るととんでもなく解像しているんです。
柔らかさとシャープさの両立」って矛盾して聞こえますが、本当にそうとしか説明できない描写なのです。

ファインダーの見え方からして違う

ニコンのファインダーの見え方は綺麗なものが多いです。

でも、このレンズは他に比べて圧倒的にクリアに感じます。

「光がスーッとセンサーまで届いている」、そんな透明感すらも感じますね。

この体験までは、「f/1.8 Sの評価も高いし、これで十分だろう」なんて考えていました。
でも、後から「f/1.2 Sを買っていれば…!」という後悔する未来がハッキリ見えてしまったんですよね。笑

その場で決めました。f/1.2 S を買おうと。

描写力——湿度までキャプチャーするレンズ

僕の撮影スタイルは、綺麗な何かに思い切りフォーカスするタイプではありません。
どちらかというと、空間そのものを切り取る、いわゆる空気感を大事にする撮り方です。

被写体と背景の境界をハッキリ分けず、その場全体の雰囲気を1枚に閉じ込めたいんですよね。

このスタイルに、NIKKOR Z 50mm f/1.2 S は本当にめちゃくちゃ合うレンズでした。

また本レンズを一言でいうと、「その場の湿度までもをキャプチャーできる」といったところです。
ただ被写体を写すのではなく、

  • 空気の重さ
  • 温度感

なども、画面の中に閉じ込めてくれる感覚があります。

作例③:ボケが始まる場所が分からない、自然なグラデーション

(これは買って初めて分かったことなんですが)このレンズで人を撮るといつもより喜ばれます。

少し前に、母が冗談半分で「遺影に使える写真をそろそろ撮ってほしい」と言われました。
最初は、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでそれっぽいものを撮ってました。
でもせっかく50mm f/1.2 S を買ったし…ということで撮り直したんです。

撮った写真を見せた瞬間に「めちゃくちゃ綺麗に撮れてる!」と、前とは明らかに喜ばれ方が違ったのです。
70-200mmで撮ったものも悪くなかったはずなんですが…。笑

まさに、親孝行できるレンズですね!

作例④:明るさとボケが生む、その場の湿度感。

ポートレートで「相手が喜ぶ写真が撮れる」って、機材としてはちょっと反則じゃないですか。

それ以来、家族と出かける“お出かけレンズ”としても使うようになりました。
重くてデカいけれど、撮った写真を目の当たりにすると、その重さは支払う価値のあるコストに変わってくれます。
家族用のレンズ選びについてもう少し体系的に知りたい方は、Nikon Zfで使うレンズ選びをまとめた記事 も合わせてどうぞ。

ここまで作例を4枚見てもらいましたが、ブログに載せている画像は表示速度のために大きく圧縮しています。
本来の描写は、もっと階調が深いし、湿度がそのまま残っているんですよね。

この50mmで撮った写真は、Instagram(@monoscram)で継続的に公開しています。
作例を見てもらえると、僕がこの記事で言葉にしたかった雰囲気が、もう少しダイレクトに伝わるはずです。

NIKKOR Z 50mm f/1.8 S と f/1.2 S の違い

ここからは、「f/1.8 S と迷っている人」に向けた話です。

最初に断っておきたいのですが、僕自身は NIKKOR Z 50mm f/1.8 S を所有していません。
※これから書く比較は、ニコン公式や信頼できるレビュー(デジカメWatchなど)を裏取りデータとしています。

比較項目NIKKOR Z 50mm f/1.2 SNIKKOR Z 50mm f/1.8 S実用上の差
開放F値f/1.2f/1.8約1.2段分、f/1.2が明るい
レンズ構成15群17枚(ED2・非球面3)9群12枚(ED2・非球面2)開放からの収差補正に差
コーティングナノクリスタル+アルネオナノクリスタル逆光耐性はf/1.2が上
最短撮影距離0.45m0.40m寄りはf/1.8がわずか優位
フィルター径82mm62mmその他 f/1.2シリーズと共通
質量約1,090g約415g約2.6倍の差
OLED情報パネルありなし所有感への寄与が大きい
実売価格(2026年5月)約25〜28万円約7〜8万円価格差は約20万円

まずは、スペック表で比較してみましょう。
公式サイトなどを見れば分かることですが、改めて比較しておきます。
これだけ見ても、全くの別物レンズだと分かりますね!

でも、“もっと踏み込んだところ”が知りたいのではないでしょうか?
ということで、それぞれの写りの傾向を比較しました。

描写項目f/1.2 S の傾向f/1.8 S の傾向
中央解像開放から高解像、F2-F4でピーク開放からシャープ、F4-F5.6でピーク
周辺解像隅まで良好シャープだがわずかに及ばず
ボケの柔らかさ前後ボケのグラデーションが自然、とろけるクラス最高峰、ただし別格感には届かず
逆光耐性アルネオで強いナノクリ単独、やや劣る
空気感・立体感質感だけでなく場の空気まで再現単焦点らしい立体感はある

解像感では、実は大きな差がないんですよね。
どちらもZレンズなので、いわゆる「クセ」がないです。
言ってしまえばレンズ自体に変な味付けがないんですね。

でも、僕が f/1.2 S を選んだ理由は、解像感の差ではありませんでした。

ひとつは、頂上を使っているという安心感です。
明るさで言えば、これより上にいるのは 以前の記事 でも触れた、NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctくらいですよね。
約126万円・約2,000g・MF専用という別世界のレンズです。

常用できるニコンの単焦点としては、f/1.2 S が事実上の最上位なのでは?

この「頂上を使っている」という事実は、撮影現場の心理にめちゃくちゃ効きます。
だってレンズを言い訳に使えなくなるんですから。笑

レンズを言い訳にしないメリット

f/1.8だと言い訳が作れそうなんですよね。

「もうちょい明るいレンズなら撮れたかも」なんて感じに。

これでダメなら腕の問題!と、自分を追い込む方が撮影に集中できます。

こういうの、地味に効いてくるんです。

そしてもうひとつ、これはスペック表に絶対に載らない要素ですが、f/1.2 S には独特の “色気” があります。
もっと言うと、「華」があるレンズだと感じています。

  • 手にしたとき。
  • 装着したとき。
  • 写真を仕上げたとき。


やはり所有感が違うんですよね。
Zレンズはどれもクセがないからこそ、この「華」が選ぶ大きな理由になるのではないでしょうか?

これらを踏まえて、それぞれのレンズが得意なシーンをまとめてみました。
どちらのレンズがあなたに合いそうですか?

シーンf/1.2 Sf/1.8 S
ポートレート(空気感重視)
室内・低照度・暗所スナップ
日中スナップ・旅行軽装
物撮り・寄り重視
動画ハイブリッド運用
AF速度最優先
所有感・頂上の安心感

重さ・大きさ・価格——「デメリットが買う前から明確」はメリット

NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sというレンズは、完全無欠のレンズでは決してないです。
でも、デメリットが買う前にハッキリしているという特徴があります。

これってめちゃくちゃ大きいメリットではないでしょうか?

NIKKOR Z 50mm f/1.2 S のデメリットは、3つに集約されています。

  • 大きい:(全長 約150mm・フィルター径 82mm)
  • 重い:(約1,090g・ボディと合わせて約1.8kgほど)
  • 高い:(実売 約25〜28万円)

このデメリット、ぜんぶ買う前から把握できますよね!
例えば、

  • スペック表を眺めればすぐに分かる
  • 店頭で持てば手応えで分かる
  • レビューを2本も読めば「重い」と必ず書いてある

つまり、ここを許容できれば、その先に圧倒的な光学性能が待っているんです。

これって、買い物として健全だと思うんです。
買う前から弱点が全部見えていて、許容できる人だけが買う…。

だから買った後に期待はずれ…とはなりにくいレンズなんです。

重いのは仕方がない?

ちなみに、AF駆動方式は「マルチフォーカス方式」で、f/1.2クラスのレンズとしては世界初のSTM(ステッピングモーター)を採用しています。

これは重量物を狭いマウント径の中で動かしつつ、動画でのブリージングを抑えるための設計判断です。

だからこそ、重さは設計の必然でもあるんですよね。

価格面についても少しだけ触れようと思います。
リリースから時間が経っているレンズなので、実売は希望小売価格よりだいぶ落ち着いています。

  • 価格.com最安:約27万円(2026年5月時点)
  • 販売店(ヨドバシ・ビック):約30万円 + 10%ポイント
  • マップカメラなど専門店: 約25〜28万円のレンジ

過去のキャッシュバックキャンペーンでは、ほぼ確実に該当しています。
直近では、2026年のスプリングキャンペーンがありましたが、「20,000円キャッシュバック対象」 でした。
購入を急がない方は次の機会を狙うのもアリですね。

ちなみに、僕もキャッシュバックのタイミングで購入しています。
価格との付き合い方については カメラ予算の組み方について以前書いた話 も参考になるかもしれません。

さて、デカいだの重いだの言われる本レンズですが、買ってしまえば意外と持ち出すものです。

重くてもその先には快楽があるので、使わない手はないのです!
僕も毎日カメラバッグに忍ばせています。

もはや常用レンズの立ち位置で、使うとネガな部分も吹き飛びますよ!

気になる方は、最新の実売価格をのぞいてみてください。

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こんな人にはNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sをおすすめしない

ここまで散々ベタ褒めしてきましたが、誠実に書きたいので「合わない人」もちゃんと書いておきます。
次のような人は注意が必要です。

  • 合理的な思考でレンズ選びをする人
  • 絶対的なAF速度を気にする人
  • ズームレンズ派の人

なぜ向かないかと、その人にとっての幸せな選択肢を添えます。

合理的な思考でレンズ選びをする人は、素直に f/1.8 S で十分です。
f/1.2 はテンションが上がるレンズではありますが、特別な用途でない限り、f/1.8 S で代用が効きます。
というか、十分にきれいに写ります。

3倍の価格を出して得られるのは「色気」や「頂上の安心感」など、合理性では測れない部分なんですよね。
合理で買い物をしたい人にとっては、これはむしろノイズになります。

AF速度についてもあまり期待できません。
(ただ、このレンズに爆速のAFを求める人がいるのかは謎ですが…。)
なので、絶対的なAF速度がほしい人なら、素直にもっと軽いレンズを選びましょう。

開発者インタビューでも、重く大きいレンズを少ないスペースで駆動させる難しさが語られています。

元も子もない話ですが、ズームレンズ派の人にもおすすめできません。
もう+αの金額を追加して、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II を買った方が絶対に幸せです。
汎用性で言えば、f/1.2 S とは比べるまでもなくズームの方が便利ですよね。

逆に僕の場合は、こうなりました。

旅行でも 50mm f/1.2 で行きたい!それも、このレンズ1本で。

これは 旅行用のレンズ選びをまとめた記事 で書いた自分の結論を、ある意味で裏返す発想なんですが、それくらいに付き合いたいと思える1本なんですよね。

それくらい魔力があるレンズだと思いますね。

Nikon Zf との組み合わせはアリか

僕の愛用しているボディは「Nikon Zf」です。
Zfを1年使った感想は Nikon Zfを1年使った感想 でまとめているので、ボディそのものの評価はそちらに譲ります。

組み合わせとしては、約710gのZfに約1,090gの f/1.2 S で、合計約1.8kgクラスになります。
Zfはレトロ意匠のボディゆえにグリップが浅く、装着した瞬間に「ボディよりレンズが主役」のバランスになります。
これを格好いいと取るか、そうでないかは完全に好みです。

僕は前者で、装着した姿そのものを楽しんでいる節があります。

さて肝心の写りについては、ニコン公式が「もっと高画素機にも余裕で耐えうるレンズ」と書いている通り、Zfの2,450万画素では、レンズの解像ポテンシャルにまだ余白がある印象です。

これは、本来の力が出ないという意味ではありません。
高画素機ならさらに化ける…というのが正しい理解ですかね。
今のところZfで運用していて、シャープさが足りないと感じたことは1度もありません。

独特な写りをします。

主観ですが、Zfと使うと「少し優しい写りになる」という気がします。

レンズの解像感が暴れずに、しっとり収まる感じです。

個人的に嬉しいポイントでしたね。

【まとめ】NIKKOR Z 50mm f/1.2 S には「魔力」がある

ここまで読んでもらった通り、このレンズは合理だけでは説明しきれない1本です。
なので、スペックだけで語るのが難しいレンズな気がしますね。

なので正直なところ、合理的な判断をするなら 50mm f/1.8 Sがベターということになります。
僕自身も紆余曲折を経て、このレンズを手にしたという感じです。

単純なスペック比較では、50mm f/1.2 Sの方が明るい…くらいしかメリットを感じませんよね。

ただ、単純なスペック比較ではなく、

  • 空気感までもキャプチャーしたい
  • 人を撮ってもっと喜ばれたい
  • 色気や華のあるレンズを使いたい

このような、スペックシートに載らないものを重視する人には、本当におすすめできるレンズになっています。
そして、買う前から弱点が見えているのも、僕は素晴らしいことだと感じていますね。

今回いちばん伝えたかったこと

f/1.8 S で言い訳を作るくらいなら、f/1.2 S で自分の腕と向き合うほうが、結果的に納得して撮れます。

合理性だけでは辿り着けない表現だってあるはずです。

次にこのレンズを装着して感動するのはあなたかもしれません。
まずは、量販店でファインダーだけでも覗いてみませんか?

∟【Amazon】NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

∟【楽天市場】NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

∟【Yahoo!ショッピング】NIKKOR Z 50mm f/1.2 S]]>
カメラとバイクは相性が良くない。3年続けて分かった本音https://monoscram.com/camera-bike-compatibility/Wed, 20 May 2026 02:17:09 +0000https://monoscram.com/?p=13377

バイクとカメラ、最高の組み合わせ。 SNSや雑誌では、当たり前のようにそう語られていますよね。バイクで風を切って絶景を目指し、降りたらカメラを構えて最高の一枚を持ち帰る…。 でも正直に言うと、カメラとバイクは、世間が言う ... ]]>

バイクとカメラ、最高の組み合わせ。

SNSや雑誌では、当たり前のようにそう語られていますよね。
バイクで風を切って絶景を目指し、降りたらカメラを構えて最高の一枚を持ち帰る…。

文字にするだけで気持ちのいい話です!

でも正直に言うと、カメラとバイクは、世間が言うほど相性が良くないと思うようになりました。
この情報のソースは、僕が3年以上この両方を続けてきた経験となります。

きっかけは、ある日のツーリングです。
走り出すまでが妙に重くて、ヘルメットを被りながら「自由なはずのツーリングが、カメラのせいで拘束されている」と感じてしまったんですよね。

最高の一枚を撮りたい気持ちは、痛いほど分かります。
僕も最初はそうでしたし、今でもそのロマンを完全に手放したわけではありません。
ただ、ツーリング先で何度も「あれ、これって本当に相性いいんだっけ?」と感じる瞬間があったのも事実なのです。

この記事では、

  • 3年やってきて分かった「3つの覚悟」
  • 「バイクメインの日」と「撮影メインの日」で装備を分ける必要性
  • 最近バイクを手放そうか迷っている本音

これらを正直に書いていこうと思います。

あなたも「相性いいかも」という空気だけで、バイク+カメラを始めようとしていませんか?

この記事がおすすめな人
  • ツーリングにカメラを持って行こうか悩んでいる人
  • カメラ趣味からバイクに興味が出てきた人
  • バイク+カメラを始めて「最近しんどいな」と感じている人
  • SNSや雑誌のロマン記事だけでは、判断材料が足りないと思っている人

そもそも、カメラとバイクの相性は良くないと思う

バイク

世の中ではバイクとカメラは相性がいいと語られがちです。
SNSにも雑誌にも「最高の組み合わせ」と言わんばかりの記事が並んでます。

ロマンの塊みたいに紹介されてることを、見たことある人も多いのではないでしょうか?

でも正直に言うと、僕の体感は逆なんです。

3年以上、自分のバイクにカメラを積んでツーリングを続けてきて、僕が感じている「相性が良くない理由」は大きく4つあります。

  1. 転倒のリスク — 立ちゴケしただけでも、カメラが下敷きになれば全損する可能性が…。
  2. 走行中の悩み — 雨やホコリ、チリといった環境ストレスに常に晒される。
  3. 持ち物が増える — ヘルメットやグローブだけでも荷物が多いのに、繊細なカメラまで持ち運ぶことになる。
  4. 拘束感 — 自由なはずのツーリングが、カメラのせいで拘束されているように感じる。

ひとつずつ少しだけ補足させてください。

まずバイクは2輪なので、「転倒」というリスクをずっと抱えています。
立ちゴケはバイク保険会社やレンタル会社も「初心者から経験者まで誰にでも起こりうる」と注意喚起しているくらいです。
サイドバッグの中でカメラがバイクの下敷きになれば、最悪レンズごと全損もありえますよね。

走行中も気が抜けません!
雨が降ってきたらサイドバッグやタンクバッグは雨を浴び続けます。
砂埃やチリも、車のように守られていないので容赦なく当たり続けます。

またバイクは荷物が多い乗り物です。
ヘルメットとグローブを抱えながらカメラまで気にかけるとなると、純粋に荷物のマネジメントコストが上がります。
この4つ目「拘束感」が、僕にとっては地味にキツいんですよね

「自由な乗り物のはずなのに、なんでこんなに気を使ってるんだ?」という違和感があります。

ここまでを少し整理
  • 転倒・暴露・装備過多・拘束感の4つが、カメラとバイクの相性を悪くしている。
  • カメラを安全に持ち運ぶ一面だけ見れば、車には圧倒的に敵わない。

それでもバイクに乗りたい理由がある人のために、ここから先を書きますね。

ここまで読んで、「じゃあやめた方がいいの?」と思った人もいるかもしれません。
「やめろ」と決めつける記事ではないので、もう少しお付き合いください。笑

持っていく前に知っておきたい、3つの覚悟

バイク

ここからは、ツーリングにカメラを持って行くなら避けて通れない「覚悟」の話です。
発生頻度が高いと思われるものから順に3つ、本音で書きます。

覚悟1: 装備が増えて不自由になる (発生頻度: 高)

これは100%必ず起きます。
カメラはそこそこ大きい装備ですし、ただバッグに突っ込めばいいわけでもなく、慎重に扱う必要があるんですよね。

準備段階で嫌になることすらあります
バイクのキー、ヘルメット、グローブ、インカムは…と確認するだけでも疲れるのに、そこにカメラ・レンズ・予備バッテリー・SDカードなどが加わるわけです!

「今日はもうiPhoneでよくない?」と、一瞬よぎる日だって普通にあります。

それでも持って行くと決めて走り出すと、不思議と全部吹き飛ぶんですよね。
走り出すまでが憂鬱、走り出すと吹き飛ぶ
この感覚的なギャップを、僕は何度も繰り返してきたってことですね。

覚悟2: 機材が傷ついたり壊れたりするかもしれない (発生頻度: 中)

バイクに乗る人なら分かると思いますが、立ちゴケって気を付けていても起こります。
例えば、

  • 砂利道
  • 傾斜のある駐車場
  • 停車直後の気の緩み
  • 長距離ツーリングでの疲れ

などなど、状況はいくらでもありますよね。

サイドバッグにカメラを入れて立ちゴケしたら、「カメラがバイクの下敷きになって壊れる」なんて十分に考えられます。
バイクの修理費にプラスしてカメラの修理費がのしかかってくるわけで…、そうなると目も当てられません。

まだカメラを持っての転倒経験はないですが、それでもツーリング前に「今日は大丈夫かな?」が一瞬よぎります。

これは3年やっても慣れないですね。

覚悟3: シャッターチャンスを諦める判断も (発生頻度: 低〜中)

バイクに乗ってると、天気が悪くなってくると引き返す…というのはよくありますよね。
雨の中をバイクで走るのは危険ですし。
でも、カメラを持っていたら「カメラのために引き返す」という選択も必要になります。

カメラを持っていると、雨雲がめちゃくちゃ怖くなります。

また、バイクなら気軽に止めて撮影できる…なんて思ってませんか?
これ半分不正解なのです。
意外とバイクの駐車スペースが少ないことがあり、トラブル防止のために諦める判断もあります。

主役はどっち?

バイクツーリングの主目的は、あくまでバイクなんですよね。
撮影は「撮れたらいいなぁ」くらいの温度感がいいです。
両方を100点で成立させようとすると、どこかで無理が出やすいですね。

さてあなたは、この3つの覚悟を受け入れられますか?

そこまでして撮りたくないかも?と感じたなら、それはとても健全な反応だと思います。
逆に「それでも持って行きたい!」と思える人だけが、フォトツーリングを続けられるんですよね。

3年やってきて分かった、振動でカメラは壊れるのか?

カメラ・バッグ・旅行・富士フイルム・コンデジ

ある日、父に「バイクの振動でカメラが壊れないのか?」と心配されたことがありました。
機械なんだから、ずっと揺らされたら壊れますよね。

これはおそらく多くの人が、抱える疑問でもあるはずです。

よく語られる「バイク振動でカメラが壊れる」という話の多くは、スマホのハンドルマウントの話なんです。
Apple公式も「高出力エンジンの振動でiPhoneのカメラ(OIS)が劣化する恐れがある」と警告されています。

オートフォーカスの挙動がおかしくなるっぽいですね。

ただし、これはハンドルに直接スマホを取り付けた場合の話です。
カメラをバッグに収納する運用では、振動の伝わり方が全く違うんですよね。

そして、ここからが僕の独自データです。

僕は3年以上、サイドバッグバックパックでカメラを持ち運んできましたが、振動による故障は1回も発生していません。

3年運用の実証

サイドバッグ:(ヘプコ&ベッカー製)

バックパック:(ピークデザイン製)
3年以上、ロングツーリングも含めて使用しましたが、振動によるトラブルは1度もないです。

ただし、これは僕個人の経験則にすぎません。
なので、全てのカメラが保証されるわけではありません!

でもバックパックなどで運用するなら、過度に心配する必要はないと思いますよ。

「バイクメインの日」と「撮影メインの日」で装備を分ける

ここからは装備の使い分けについて話していきます。
そうなんです!装備を使い分けるとツーリングがうまくいきやすいです。

まず、「今日はバイクメインなのか、それとも撮影メインなのか」をはっきりさせましょう。

これだけで装備が劇的に変わりますし、何より気持ちが楽になるんですよね。

両方を100点でやろうとすると疲れます。
だから、どちらに重心を置く日かを最初に決めてしまうんです。

バイクメインの日の装備

NIKKOR Z 24-120mm f:4 S(ファーストレビュー)
僕の「バイクメインの日」の装備

・レンズ: NIKKOR Z 24-120mm f/4 S 1本
・メインのバッグ: ヘプコ&ベッカー レガシー 13L + C-Bow
・サブのバッグ: ピークデザイン エブリデイスリング 3L

バイクメインの日は、レンズはNIKKOR Z 24-120mm f/4 S 1本で完結させます。

理由はシンプルで、630gと軽くてズームレンジが24-120と広い、それでいてレンズ交換の手間がないからです。
ツーリングの途中でレンズを交換するって手間ですし、その間にホコリが入るリスクもあります。

そもそもレンズを多く持たないことがリスクヘッジになります。

24-120の使い込みレビューは、別の記事で詳しく書いています。気になる人はこちらをどうぞ。

大三元より正解かも。NIKKOR Z 24-120mm 2年使った再レビュー

ちなみに悪天候やオフロード走行の日は、耐衝撃性のある防水コンデジに切り替えています。
撮影体験は正直かなり劣るんですが、機材を全損させるリスクが減ります。

バッグはヘプコ&ベッカー レガシー 13L + C-Bow ケースホルダーを使っています。
防水インナーバッグが付属してるので、少々の雨なら平気です。
なんといっても、C-Bowを使ってバッグをワンタッチで脱着できるのが便利なんですよ。
目的地に着いたらバッグを、サクッと外して持ち運べます。

サブバッグがあると◎

目的地についてから、長い距離を移動するならサイドバッグは邪魔になることも。

僕は、「ピークデザイン エブリデイスリング 3L」を忍ばせていくことが多いです。

これなら、よりカメラを安全に持ち運べます。

バイクでミラーレスカメラを持ち運びたい。「そのまま」が論外な2つの訳

撮影メインの日の装備

カメラバッグ・ピークデザイン・カバン
僕の「撮影メインの日」の装備

・レンズ①: NIKKOR Z 50mm f/1.2 S など
・レンズ②: NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S など
・バッグ: ピークデザイン エブリデイトートパック 20L

撮影メインの日は、レンズを撮りたい被写体に合わせて選びます。

例えば、

  • 高画質・ボケ描写:NIKKOR Z 50mm f/1.2 S (1kg超え)
  • 圧縮効果を使う:NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S (1.4kg超え)

つまりは、機材が重くなる日ですね。

50mm f/1.2 Sや70-200mm f/2.8 VR S単独のレビュー記事はまだ書けていないので、Zf+Zレンズの組み合わせをまとめた記事を参考にどうぞ。

カメラバッグ・ピークデザイン・バイク・カバン

そして撮影日に欠かせないのが「ピークデザイン エブリデイトートパック 20L」です。

機材が増える可能性がある日にも、拡張させると最大25Lまで持って運べます。
何より、バイクから降りた瞬間にすぐ撮影モードに入れるのが大きいんですよね。

重さも約1.0kgなので、20Lクラスのバックパックとしては十分軽量だと思います。

またバックパックならではのメリットとして、走行中の雨ならバックパックはほとんど濡れないんです!
体が全て受け止めますので…。笑

横風が吹いてもジッパーが止水製なので、多少の雨なら大丈夫です。
ボトムパネルは完全防水・全天候対応シェルなので、多少の雨ならまず問題ありません。

バイクの見た目も変えたくない人にも

バイクにサイドバッグやトップケースを取り付けると、どうしても愛車のフォルムが変わってしまいます。

なので、バッグの取り付けを迷われる人は多いです。

バックパック運用なら、バイクの外観を損なわないのもいいですね。

このトートパックを使い始めて2年ほど経ちますが、いまだに「これでよかったな」と思える1本ですね。
バックパックとトートの両用で、撮影の合間に街中を歩くときはトートに切り替えられるのも便利です。
MacBookもスッポリ収まるので普段使いにもおすすめです。

ピークデザイン エブリデイトートパック 20L V2

Amazonで見る楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る

余談ですが、バイクを手放そうか迷っています

めちゃくちゃ個人的な話をします。

最近バイクを手放そうか迷っています。

最初は新鮮で、ツーリングに行くだけでわくわくしていました。
カメラを持って行くようになってからも、ロマンを実感する瞬間がたくさんありました。

でも、何年も経つと変わってくるんです。
純粋なロングツーリングには、もう3年ほど行っていない気がします。
カメラなどの機材を積んでツーリングに行くのが、以前より明らかに面倒に感じるようになっているんです。

ぶっちゃけ、本音を言うと、こういうことなんだと思います。

カメラとバイク、どちらも同じ熱量でやろうとすると、どちらかがしんどくなってくる。

今の僕は、カメラに重心が寄っています。
撮影のために遠出したいときは、車の方が圧倒的に楽だなと感じるようになりました。

確かにバイクで行ったほうがロマンはあるんですけれど、

  • 機材の安全性
  • 積載量
  • 天候への耐性

どれを取っても車には敵わないんですよね。

いっそ売却して、機材代に回そうかな?」なんてずっと妄想を続けています。笑

バイクもカメラも換金率がいい趣味なので、「今売ったら○○円になるな」とつい計算してしまうんです。
これらの趣味をかじったことがある人なら、共感してくれるんじゃないでしょうか。

バイクを手放すかどうかについては、別の記事でも書いてるの良かったら見てください。

【まとめ】ツーリングにカメラを持って行きたいあなたへ

トライアンフ バイク

バイクとカメラは、相性が良さそうに見えるけれど、実はあまり相性が良くない。

これがこの記事の結論です。
ロマンと現実、両方を見てから選んだ方が、後悔は少ないですよね。

ただ、相性が良くないからといって、諦める必要はないと思っています。

  • バイクメインの日
  • 撮影メインの日

これらで装備を分けるという発想があれば、両方の趣味は十分に成立します。

両方を100点で成立させようとするから、しんどくなるかもしれません。
今日はどっちに重心を置く日か、それを最初に決めてしまう。
これだけで、ツーリングの気持ちが本当に楽になりますよ!

僕も3年やってきて、ようやくこの結論にたどり着きました。

最初から知っていれば、もっと早くフォトツーリングを楽しめていたかもしれません。

あなたが見たい景色は、バイクの向こうにありますか?
それともファインダーの中にありますか?

今日の重心をどちらに置くか決める」というのが、僕がたどり着いたカメラとバイクの付き合い方です。

僕は今日も、どちらに重心を置こうか迷っていますが…。

「これからフォトツーリングを始めてみようかな」と少しでも思ったなら、最初のバックとしては「ピークデザイン エブリデイトートパック 20L」がおすすめです
ツーリングだけでなく撮影でも使いやすいです。
バイクの外観も変えずに済むので、「とりあえずこれ買っておけば両用できる」というポジションの1本ですね。

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α7R VIに揺れたNikon Zfユーザーが踏みとどまった理由https://monoscram.com/a7rvi-nikon-stay/Mon, 18 May 2026 10:05:04 +0000https://monoscram.com/?p=13361

6,680万画素で連写30コマ/秒、バッテリー約600枚。これを見て震えなかったカメラユーザーは、いないのではないでしょうか? Sonyが「α7R VI」を2026年5月に発表しましたね。これがまた物凄いカメラで、“ソニ ... ]]>

  • α7R VIのスペックに目が眩む…
  • 高画素機ってやっぱり凄い?
  • マウントを替えようかな?

6,680万画素で連写30コマ/秒、バッテリー約600枚。
これを見て震えなかったカメラユーザーは、いないのではないでしょうか?

Sonyが「α7R VI」を2026年5月に発表しましたね。
これがまた物凄いカメラで、“ソニーが技術力で頭二つ分ほど抜けたような印象”です!

まさに「怪物スペック」

今回のモデルチェンジで、高画素機でありながら、連写性能が大きく強化されました。

それでいて、新エンジンとバッテリーの進化によって驚異的な撮影枚数を実現しています。

しかも動画性能も全方面にパワーアップしており、もはや「やり過ぎ感」すらしてきます…。

正直に言うと、僕はこの発表を聞いた日、丸一日悶々としていました。

マップカメラで今の手持ち機材の買取見積もりをシミュレーションして、α7R VIに見合うGMレンズをリストアップして…。「いっそのことSonyにマウント替えするか」という気持ちが、頭の中でグルグルしていましたね。

でも、少し気持ちが落ち着いてきた頃に「やっぱり僕には不要かも」という感覚が戻ってきました。

そこで、僕が踏みとどまった理由と、Nikon Zfユーザーとしての本音を少しまとめてみようと思います。

この記事がおすすめな人
  • Sony以外のマウントでシステムを組んでいるカメラユーザー
  • α7R VI発表でマウント替えを迷っているが、踏み切れない人
  • 高画素機が自分に本当に必要かどうか整理したい人
  • Nikonユーザーとして、次世代ボディへの願いを共有したい人

α7R VIとは何者か。スペックを冷静に整理する

まず、α7R VIがどんなカメラなのかを整理してみます。

発売日は2026年6月5日。
実売価格は税込み約74万円前後です。

中判カメラの「GFX 100S II」と同じような価格帯のカメラとなっていますね。

スペックの核になるのは6,680万画素の積層型CMOS「Exmor RS」センサーです。
積層型センサーは、従来の裏面照射型と比べてデータの読み出し速度が大幅に速くなります。
これが「高画素なのに連写30コマ/秒」という、かつては相反すると思われていた性能を両立させています。

AF測距点は759点で、リアルタイム認識AFも進化しています。
YouTubeなどで確認しましたが、速さ・精度ともに度肝を抜かれますね。
AFの弱さを揶揄されるニコンユーザーとしては羨ましい限りです!

電子ビューファインダーは約944万ドットと0.90倍という高倍率です。
僕の愛用する、Nikon Zfの369万ドット/0.80倍と比べると、スペック上の差は歴然ですね。
(実際の見え方がキレイかどうかは別ですが。)

Nikon Zfとα7R VIのスペックを並べてみると、こんな感じになります。

項目Nikon ZfSony α7R VI
画素数約2,450万画素約6,680万画素
センサーサイズ35mmフルサイズ(35.9×23.9mm)35mmフルサイズ(35.8×23.8mm)
センサー種別裏面照射型CMOS積層型CMOS(Exmor RS)
連写速度(電子)最高約30コマ/秒最高約30コマ/秒
連写速度(メカ)最高約7.8コマ/秒最高約10コマ/秒
AF測距点273点759点
EVF約369万ドット / 0.80倍約944万ドット / 0.90倍
手ぶれ補正5軸 / 最大8.0段5軸 / 中央8.5段・周辺7.0段
ISO感度(常用)100〜64000100〜32000
ISO感度(拡張)50〜20480050〜102400
バッテリー(CIPA)約410枚(ファインダー使用)約600枚(ファインダー使用)
重量(バッテリー込)約710g約713g
ボディサイズ(幅×高×奥)144 × 103 × 49mm132.7 × 96.9 × 82.9mm
実売価格目安約27〜29万円台(新品)市場推定 税込約70万円弱?

なんと、サイズ感がほぼ同じなんですね!
(Zfはグリップが無いので薄いです。)
それでいて、ここまでのスペック差があるとは…ソニーの技術恐るべしですね。

連写性能を見てみると衝撃です。

  • 電子シャッターで同等
  • メカシャッターではZfを上回る

α7R VIの連写速度が強化されているとはいえ、高画素機が連写でも優れているという事実…。
これは、数字以上の差を感じる部分ですね。

最近はストレージも高いので、6,000万画素でムダ打ちはしたくないかもしれませんね。

高感度耐性では、やはりZfが有利ですね。
高画素になるとどうしても1画素あたりの受光面積が小さくなるため、高感度時のノイズには不利になります。

AIノイズ処理を使えば問題ない?

夜間撮影や薄暗いシーンでは、Zfの方が安心感があるでしょう。

でもLightroomのノイズ処理などを使えばどうでしょう?

意外と高画素機でもカジュアルに使えるのかもしれませんね。

もっと細かいスペックについては、公式サイトなどを参照してみてください。
というか、僕もそこまで深く語れるほど知識もありませんし…。
なので、次ではもっと「感覚的」なお話をしていこうと思います。

丸一日悶々とした話をしよう

α7R VIが発表された日のことを振り返ってみます。

最初は「自分にはあまり関係ない話だな」と思っていたんですよね。
ソニーの高画素機「Rシリーズ」は以前から気になってはいたものの、僕はすでにニコンでシステムを組んでいます。

でもスペックを見た瞬間に関係なくなりました。笑

YouTuberが先行レビューを上げ始めると、それを見るたびに「欲しいかも」という気持ちが積み重なっていきます。
気がつくとマップカメラで自分の手持ち機材を買取見積もりシミュレーションしていました。

せっかくZfとNIKKORレンズが揃って「しばらく機材にお金は使わない」と決めていたのに、またマップカメラのサイトを開いている自分に萎えてきます。
でも“あるある”ですよね、こういうこと。

買取見積もりを眺めながら、α7R VIに見合うGMレンズのリストアップもしてみました。
ちなみに、今のシステムを全て売却すると、α7R VI本体の価格くらいにはなりました。
でも、レンズを一から買い直す必要があるのはシンドイ…。

この現実を確認しても、「欲しい」という気持ちがまだ勝ってましたね。

一旦冷静になろうと思い、AIに自分の作風とα7R VIの相性を聞いてみることにしました。
自分でいうのも何ですが、“今っぽい”行動ですね。

実際にインスタにあげた写真を見せてみると、「どちらかというと抽象的で物語を含む作風なので、2,500万画素台の描写の方がマッチするかもしれない」という回答が返ってきました。
僕の作風では高画素は必要ないーーはい、分かってました。

分かってはいるけど、欲しいんだよなぁ…。

そして皮肉なことに、僕を冷静にさせてくれたのはソニー系のクリエイターの発言でした。
もろんのんさんのα7R VI先行レビュー動画を見ていたんですが、最後に「最近α7 Vを買ったので、一旦α7R VIは見送る」という素直な一言がありました。

それを聞いて、なぜか急に冷静になった自分がいたんですよね。
新製品という”熱”に浮かされてるだけかも?と感じたんです。

履歴を消して冷静に

α7R VIの検索履歴を消して、YouTubeのおすすめに出ないようにしました。

冷静になるための自衛策ですね。

一ヶ月後にまだ気になっていたら、家電量販店で触ってみようと思います。

でも僕と似たような経験してる人、意外と多くないですか?
新製品が発表されるたびにそわそわしてしまう感覚、分かってもらえると嬉しいですねー。

ローン地獄に落ちる前に…カメラ歴7年の話を聞いてほしい

それでも踏みとどまった4つの理由

ニコン・レンズ・修理・故障・24-120mm

少し冷静になったので、改めて頭の中を整理してみました。
僕がソニーへのマウント替えをやめた理由は、大きく5つあると気付きました。

理由① NIKKORに惚れて選んだ原点があるから

そもそも僕がニコンを選んだのは、ボディのスペックが理由ではありませんでした。
「この写真いいな」と思えるものを調べていくと、ニコンで撮られたものが多かったのが理由です。

NIKKORレンズの描写に「これだ」という直感があって、それがZfを選んだ出発点です。

少しずつNIKKORレンズに投資してきましたが、やはり満足感は高いです。
NIKKORに惚れていた、という原点を思い出したとき、マウント替えへの気持ちがかなり落ち着きました。

しかもZマウントのレンズをすべて売って、GMレンズを一から買い揃えるというコストは、現実的に計算するとかなり大きな数字になります。
ボディ代だけじゃないんですよね、マウント替えって。

Nikon Zfは名機?1年半の作例で迫るガチレビュー

おすすめレンズ2本で撮る!Nikon Zfは初心者にも使いやすい名機

理由② 連写もAFも、そもそも自分には不要

α7R VIの大きな強みのひとつが759点AFや、30コマ/秒の連写性能です。
でも僕は動体撮影をほぼしません。笑

単写&シングルポイントAFがほとんどです!

スナップや物撮りが中心の僕には、この2つの強みはほとんど刺さらないです。
「すごいスペックだ」という驚きはあっても、「だから自分に必要だ」という話には繋がらないんですよね。

スペック表を見ながら「連写速度が…」と悩んでいたのは、スペックの数字に引っ張られていただけですねー。

【作例あり】スナップ撮影はNikon Zfと40mmのレンズがハマる!

理由③ 74万円出すなら、中判カメラも候補に入る

α7R VIの約74万円という価格を見たとき、ふと気づいたことがありました。
富士フイルムのGFX 100S IIの実売価格が、70万円弱なんです。

つまり、α7R VIは中判カメラ並の価格であると言えます。

「空気感を追求する」という方向性なら、中判カメラの方が、むしろ理にかなった選択肢に思えてきます。
高画素機を選ぶならいっそ中判で、というのも一つの考え方です。

どちらにしても財布のダメージがやばいですね。

…とは言ったものの、「そこまでする必要があるか?」というのが正直な感想です。
結局、どちらも僕には必要ないというのが着地点になるのでしょう。

理由④ Nikon Zfを手放したくないという気持ち

カメラ・ニコン・Nikon Zf・レンズ・NIKKOR Z 26mm f/2.8

理屈を全部抜きにして、正直に言うと——Zfを手放したくないという気持ちがありました。

マップカメラで買取見積もりをしながら、それでもなんとなく踏み切れなかった理由がここにある気がします。

スペックが大きく劣っていても、このカメラが好きだと感じています。
Nikon Zfのキャッチコピーは「愛しさを形に」ですが、まさにこのエピソードがそれを体現しているなと、少し恥ずかしくなりながら思いました。

あなたも今使っているマウントを選んだのには、何か理由があったはずです。
これを機に、初心に立ちかえるのも悪くないかもしれません。
(僕も偉そうなことは言えませんが。)

ニコンZfで後悔したくない…あなたに送る365日の答え

Nikonへ、本音と願いを届けたい

ここまで「踏みとどまった理由」を書いてきましたが、正直に言うと、揺らいだこと自体は事実です。
そしてその揺らぎの根っこにあったのは、ソニーへの「羨ましさ」でした。

羨ましさの正体を言語化してみると、こんな感じです。

  • カメラボディ選びの楽しみが薄い
  • マウントの将来性

一つ目は「カメラボディ選びの楽しみが薄い」と感じます。
買うか買わないかは別として、自分が使うマウントでこういう選択肢があるというのは、ユーザーとして純粋に嬉しいことだと思います。
正直なところ、ニコンではカメラボディの選択肢の少なさに寂しさを感じます。

二つ目は「マウントの将来性」です。
これは少し言いにくいのですが、ソニーの技術力とシェアの高さを見ていると、「マウントの選択を間違えたかも?」という感情がほんの少しだけあります。

ユーザーのわがままかもしれませんが、自慢したくなるようなメーカーであってほしいです。

センサーの自社開発はやっぱり強い!

純粋に技術的な敬意として、センサーまで自分で作っているソニーはやはり強いですね。
デジタルカメラである以上、センサー性能がそのままボディの競争力に直結します。
自社でセンサーを内製できるメーカーの強みは、正直に言うと圧倒的です。

以前書いた記事でも触れたとおり、ニコンに対して思うことがあります。

ニコンのレンズは最高ですが、ボディの開発がボトルネックになっている」という気がするのです。

NIKKORレンズの光学性能は、世界トップクラスだと本気で思っています。
でもボディ、高画素化やAF精度・速度において、ソニーやキヤノンに後れを取っている印象がどうしても拭えません。

勝手な願いを書き連ねるなら、新エンジンをZ9IIで世に出して、途切れることなくZ8IIやZ7IIIへ展開するロードマップを実現してほしいですね。

α7R VI発表で特に強く感じたのが、メカシャッターを搭載した高画素機「Z7 III」の必要性です。

Z9IIについて「2027年まで登場しない」という見方がネット上で出ており、噂の域を出ませんが、心穏やかではないですね。
Z7IIIについては、現時点でなんの目論見も立ってないのでは?とすら思われます。

ニコンは映像部門以外にも事業を広く展開しています。
利益が出てるのだから、財源をもっとカメラボディ開発に回してほしい、なんて思ってしまうのは僕だけでしょうか?

本音を言うと、僕もまだ完全にα7R VIへの揺らぎが消えたわけではありません。
「なぜ今使っているマウントを選んだのか」を問い直すいい機会になったとは感じていますが、それでも少し心が残っています。

なので、今後も本気で検討するなら、まずは旧モデルの「α7R V」をレンタルで試してみる機会があるかもしれません。
そのときはまた記事にしようと思いますが、果たして…?


GOOPAS(グーパス)

カメラの日本最大級のレンタルサービスです。

おすすめポイントは次のとおりです。

  • 旅行中だけ、サクッとカメラを楽しめる。
  • 憧れの最新カメラも使うことができる。
  • “とりあえず”という軽い気持ちで試せる。

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機材にお金をかけるよりも、経験に回した方がいい写真が撮れそう

CAMERA RENT(カメラレント)

α7R VIの発表から一週間ほどが経ちました。

今のところ、気持ちがかき乱されることなく過ごせています。
「やはり新製品という”熱”に浮かされていただけかも?」という気持ちが強くなっています。

思いがけず、ニコンへの愛着が思ったより深かったことを認識できました!笑

「愛しさを形に」というZfのキャッチコピーは伊達じゃないです。
スペックの比較は簡単ですが、やっぱりカメラはスペックだけじゃないですよね。

そして、改めて気づいたことがあります。

カメラ機材にお金を使うより、そのお金でどこかへ出かけた方がいい写真を撮れると思います。
そのお金で行きたかった場所に行って、撮影した方がきっといい写真になるでしょう。

そして、せっかく投資してきたあなたのマウント。
僕のように、忘れている何かがあるかもしれません!

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ニコン860億赤字、Zシステム70万円ユーザーの本音https://monoscram.com/nikon-860-loss-essay/Wed, 13 May 2026 01:50:43 +0000https://monoscram.com/?p=13296

Yahoo!ニュースで最初に見たとき、正直「またか」と思いました。 ニコンの経営がヤバい、という話はずっと以前から耳にしていました。 だから最初は流しかけたんですが、記事をスクロールしていくと、「過去最大860億円の赤字 ... ]]>

Yahoo!ニュースで最初に見たとき、正直「またか」と思いました。

ニコンの経営がヤバい、という話はずっと以前から耳にしていました。

もう慣れてしまっていた部分すらありますね。笑

だから最初は流しかけたんですが、記事をスクロールしていくと、「過去最大860億円の赤字」という文字が目に飛び込んできました。

さすがに止まりました。

Zシステムに70万円以上を投じている身としては、「流石にカメラ事業も縮小されるか?」という恐怖感が一瞬で走りました。
僕は副業でクライアントの仕事も受けています。
なのでニコン機材が使えなくなることは、趣味の問題だけでは済みません。

ヒヤッとしたのは本当の話です。
でも落ち着いて調べてみると、860億円の正体はカメラとはかなり別の話でした。
それでも安心しきれない部分は残ります…。

だから今回は、自分なりに「今後なにが起こるとニコンから離れるか」という条件を整理することにしました。

この記事がおすすめな人
  • ニコンの赤字ニュースが気になって、カメラへの影響を知りたい人
  • Zマウントに投資済みで、今後のサポートや将来性が不安な人
  • 乗り換えを検討しているが、動くタイミングの判断軸が欲しい人
  • 副業やクライアント案件でニコン機材を使っている人

ニコン860億円赤字、何が起きたのか

2026年5月8日、ニコンが2026年3月期の決算を発表しました。
純損失は860億円。(!?)

5年ぶりの最終赤字で、かつ過去最大の規模だといいます。

調べてみると、赤字の全体像はこんな感じになります。

セグメント売上収益営業利益
映像(カメラ)2,900億円(前年比▲1.8%)167億円(前年比▲59.5%)
精機(半導体露光装置)2,019億円(前年比▲17.2%)▲45億円
連結合計6,771億円(前年比▲5.3%)▲860億円
※860億円の純損失は、精機事業の赤字に加えて、SLM Solutions関連の特別損失906億円が上乗せされた結果です。

数字を並べてみると、カメラ事業(映像セグメント)は黒字だということが見えてきます。
では赤字の本体はどこにあるのか?
大きくは以下の2つです。

  • 金属3Dプリンター事業
  • 精機事業(半導体露光装置)

小難しい話なので、「ふーん」くらいで流していただいてOKです!

ひとつは、SLM Solutions——ニコンが2022年に買収したドイツの金属3Dプリンター企業です。
買収総額は約840億円。
航空宇宙・自動車向けの金属3Dプリンターを第3の収益柱にしようという目論見でしたが、製造業のデジタル移行の遅れや中国メーカーとの競争激化で事業が期待を大きく下回り、2026年3月期に906億円の減損損失を計上したようです。
840億円で買ったものが900億円超の損失になったというわけで、これはなかなか衝撃的な逆転構造でした。

もうひとつは精機事業(半導体露光装置)です。
主要顧客であるインテルの設備投資が抑制され、売上が前年比17.2%減、営業損失45億円という状況になっています。

妻がちょうど「ニコン大丈夫?」と心配していました。
ヘッドラインでニコン860億赤字と出てしまうと、中身がどうあれ誰でも不安になりますよね!

何はともあれ「カメラ事業が縮小されたらどうする?」なんて、カメラに興味がない妻と話をしたのは、なんとも奇妙な体験でしたけれど…。笑

それでもカメラ事業を心配しすぎなくていい理由

カメラ・レンズ・ニコン・Z8・ミラーレス

表を見るとわかる通り、映像事業(カメラ)は黒字でした。
167億円の営業利益です。

ただこの数字、前年比59.5%減という見え方をするので、一瞬ぎょっとします。
でも調べてわかったのは、この減益は関税影響や一時費用を含んだ数字だということです。

カメラ事業そのものの構造が悪化しているわけではない、という点は一応確認しておきたいところです。

過去の推移を見ると、こんな感じで推移しています。

  • 2022/3期: 売上1,782億円 / 営業利益191億円
  • 2023/3期: 売上2,271億円(+27.4%) / 営業利益422億円
  • 2024/3期: 売上2,797億円(+23.2%) / 営業利益465億円
  • 2025/3期: 売上2,953億円(+5.6%) / 営業利益413億円
  • 2026/3期: 売上2,900億円(▲1.8%) / 営業利益167億円(一時費用含む)

2022年から2025年にかけて、売上はほぼ倍増しているのがわかります。
利益率も10〜16%台で推移してきました。

「3年でこれだけ成長した事業を、会社が手放す合理的な理由は今のところない」と思います。

さらにニコンは2026年5月、新たな中期経営計画を発表しています。
2030年度末を最終年とする5年間の計画で、成長投資総額は3,500億円にもなります。
映像事業の営業利益目標を370億円とし、2027年3月期には100億円の純利益黒字化を見込んでいます。

とはいえアナリストは楽観的と見ている部分もある、という留保もつけておきたいです。
「2030年度1兆円売上目標はやや楽観的」という見解もあるようで、計画通りに進む保証はありません。

また、世界シェアの話もあります。
2023年のデジタルカメラ世界シェアは、

  • キヤノン:46.5%
  • ソニー:27.9%
  • ニコン:11.3%

ニコンは3位ではありますが、11.3%というのは年間約80万台規模の実数になります。
これって市場から消えるような規模感ではないですよね。

ここまでをまとめると

今回の860億円赤字の正体は、カメラではなく金属3Dプリンターと半導体露光装置の問題でした。
カメラ事業単体は黒字で、過去3年の成長トレンドも維持しています。

この事実を確認しつつ、今後のニコンについて考えてみましょう。

それでも僕がヒヤッとした瞬間

カメラ・ニコン・Nikon Zf・レンズ・NIKKOR Z 26mm f/2.8

カメラで副業をしている身として感じた、リアルな損得勘定

カメラ事業が黒字だとわかっても、僕がヒヤッとした感覚は消えませんでした。
それには理由があります。

おそらく趣味で使っているだけなら、そこまで深刻に考えなかったでしょう。

僕は物撮りやカフェ撮影の委託を、副業として受けています。
クライアントのいる案件なので、趣味の不満とはまた話が違ってきます。

「もし事業縮小が本当に起きたら」という仮定の話ではありますが、無意識に頭の中でシミュレーションしてました。

  • 修理に出したレンズが、事業縮小の影響で戻ってこないかも。
  • 継続販売が止まって廃盤になり、パーツが早々に枯渇するリスクかも。
  • ニコンへの市場の危機感が高まり、製品の買取価格が一気に下落するかも。

もちろん、現時点では何も問題は起きていません。
この3点はあくまで「もしも」の話です。

でも副業で機材を資産としても見ている身には、こういうリスク計算をしてしまうのは仕方ないと思っています。

70万円の投資判断が一瞬ゆらいだ

正直に言うと、一瞬頭をよぎりました。

「安定のキヤノンや、市場リーダーのソニーを選んでいれば、こんな無駄な心配はしなかったかな」という後悔のようなものです。

カメラって高い買い物だし、レンズまで含めてシステムを組んでしまったら、おいそれとメーカーを変えられません。

ボディを替えるだけならまだしも、Zマウントのレンズ一式をまるごと売って、別マウントに乗り換えるというのは、金銭的にも精神的にも相当なハードルです。

それでも、その揺らぎは一瞬でした。
「調べてみよう」と思えた時点で、感情的にはならなかったですね。

Zシステムへの満足感と、ニコンへの提案

ニコン・レンズ・24-120mm・50mm f/1.2・70-200mm

ニコンを選んだ理由は「この描写だ!」という直感

元々はキヤノンから入って、少しソニーも使いました。
写真に興味が出てきてから、ネットで「この写真いいな」と思える作品を探していた時期があります。

「いい写真だ」と思ったものをどんなカメラで撮ったか調べると、そのほとんどがニコンでした。

それからニコンのHPで作例を見ていくうちに、「この描写だ!」 という確信が生まれました。
うまく言語化できないけれど、僕の心に響く描写がそこにあったのです。

その感覚を信じてZfを購入し、フルサイズデビューも果たしました。
感情で選んだ買い物でしたが、後悔はしていません!

使い込んでわかったZレンズの実力

Zシステムで特に満足しているのは、レンズの光学性能の高さです。
例えば、僕がもっとも気に入っている「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」を例にお話ししましょう。

NIKKOR Z 50mm f/1.2 S は2020年発売のレンズで、Zマウントの初期ラインアップのひとつです。

これ、古いレンズなのに解像感が物凄いのです!
つまり、「Zレンズは初期ですでに完成していた」とすら感じています。

また、頑丈さも特筆すべきポイントです。
24-120mmが自然故障したことが一度ありましたが、それ以外は雨の中、雪の中、砂嵐の現場でもずっと使い続けてきました。

クライアント案件でこの頑丈さは本当に頼りになります。
ネイチャーフォトグラファーがニコンを選ぶ理由を、実際に使って体感しましたね。

Zfと50mm f/1.2 Sは、大きく重いですが本当に“よく写るレンズ”です。
興味があれば、ニコン公式の作例か、それぞれの商品ページから出ているサンプルを見てみてください。

∟【Amazon】NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

∟【楽天市場】NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

∟【Yahoo!ショッピング】NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

ニコンへの提案①「Zクラシックレンズ」カテゴリーの創設

カメラ・ニコン・フイルム・フィルム・FM2・クラシック・ビンテージ

僕はニコンにおいて、「写るレンズはすでに完成している」というのが正直な感想です。
だからこそ次は、エモさを持った…どこか色気のあるレンズだと思っています。

インスタなどを眺めていると、ゴーストやフレアが盛大に出るオールドレンズの写真が今も大量に投稿されています。

「エモい」は一過性のブームではなく、新しいジャンルとして定着しつつある気がしています。

グローバルのフィルムカメラ市場が2025年に6.3億ドル規模に成長していることを見ると、「エモい」への需要は本物だと思えてしかたないのです。

そこでなのですが、

  • Zレンズ
  • Zシネマレンズ
  • Zクラシカルレンズ

という3カテゴリーを作れたら面白くないですか?
③は収差をあえて残してAFも積まない、軽くて小さい「エモ全振り」のレンズ群です。

光学機メーカーとして歴史の深いニコンなら、ノウハウも活かせるのではないでしょうか。

ただし、ニコンの資金力的に、キヤノンやソニーと正面から張り合えるかはまた別の話だとも思います。
シェアで4〜5倍の差がある相手に、本流市場で戦うよりも、オールドレンズやエモい写真という新しい層を取りに行く戦略としては理にかなっています——あくまで一ユーザーとしての提案ですけれど。

まずは、安心の1本を手に入れてからクラシカルなレンズを…なんて良さそうに感じます。
新規層の獲得にも一役買ってくれそうですよね。

最初の1本としては、「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」をおすすめしたいですね。
ニコンで大人気のレンズで、僕も使ってるけどコレは外せません!

∟【Amazon】NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

∟【楽天市場】NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

∟【Yahoo!ショッピング】NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

ニコンへの提案②「高画素ボディへの注力」

もうひとつ、ぶっちゃけ不満に思っていることがあります。

撮影中にAFが「合掌マーク」(フォーカス確認のグリーン表示)になっても、帰って現像ソフトで拡大してみると、瞳ではなく眉毛付近にピントが合っている——ということが、わりとあります。

明るいレンズほど被写界深度が浅くなるから、特に起きやすい問題でもありますね。

だから大事な撮影では、AFが合ったと思ってもそこからピントを拡大して確認し、場合によってはMFで追い込む、という手順を踏んでいます。

光学性能があれだけ高いレンズなんだから、ぶっちゃけボディ側のAF精度をもっと頑張ってほしいです。
(よくSNSでもニコンのAFはネタにされてますよね。笑)

今やアップデートでどんどんカメラを進化させられる時代になっています。
センサーやハードウェア面の大きな進化を伴うボディが、近いうちに出てきてくれれば…と願っています。

もしニコンが危機になったら——3つのシナリオ

ここからは僕の未来予想です。楽観・中立・悲観の3ケースで考えてみました。

ケース1(楽観): 新中計が実行され、カメラ事業が成長を続ける

2026年5月に発表された新中期経営計画が、計画通りに執行されるシナリオです。

2030年度の映像事業の営業利益370億円という目標に向けて、Zシリーズのボディとレンズが定期的にリリースされ続けます。
2027年3月期に100億円の純利益黒字化が実現すれば、市場の不安感も一気に解消されるはずです。

もちろんこのシナリオなら、迷わず使い続けます。

ただし、アナリストからは「2030年度1兆円という売上目標はやや楽観的」という声もあります。
計画が絵に描いた餅で終わらないことを、静かに見守っていきたいですね。

ケース2(中立): カメラ事業は継続するが規模が縮小する

新製品のリリースペースが落ち、レンズラインアップの拡充が遅れていく——というシナリオです。

修理やサポートは続きますが、選べる機材の幅が徐々に狭まっていきます。

この段階では、まだニコンを使い続けると思います!

でも機材を追加購入する場合は、ソニーも選択肢に入れ始めるかな?と思います。
そして機材の資産価値が目減りしていくことを意識しながら、売り時を考え始めるでしょう。

静かにフェードアウトしていく、という感じのシナリオです。

ケース3(悲観): カメラ事業の分離・売却が報じられる

これが僕にとっての乗り換えトリガーになります。

その前に、少し他社を例にしてみましょう。

  • オリンパス:2021年に映像事業をファンドへ譲渡し、OMデジタルソリューションズという形で今も続いています。
  • ペンタックス:HOYAからリコーへ売却された後、PENTAXブランドとして今でも新製品を出しています。

つまり、事業分離や売却がブランド消滅を意味するわけではありません。
それはわかっています。

でも、もしカメラ事業の分離・売却が報じられたとしたら、僕はその時点で動くと思います。

そして価値が目減りする前に全機材を売り、ソニーへ乗り換え流でしょう。
クラシックな操作感が恋しくなったら、追加で富士フイルムも買うかもしれません。笑

その他、乗り換えトリガーの候補として、中国企業への買収というケースも頭にはあります。
もちろん、中国にも素晴らしい企業はたくさんあります。
あくまでカメラ文化・Zレンズ開発の継続性に不確実性が増す、という意味での話です。

差別的に言いたいわけではなく、「誰がZレンズを作り続けるか」への懸念として受け取ってほしいです。

【まとめ】でも逆張りが好きだから、きっとニコンを使うと思う

ニコン・レンズ・NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

今回、赤字ニュースをきっかけに腰を据えて調べてみてよかったと思っています。

860億円の赤字はカメラ事業ではなく、金属3Dプリンターと半導体露光装置の話でした。
カメラ事業は黒字で、過去3年の成長トレンドも維持しています。

でも、これらが楽観視されてる可能性・ニコンの資金力には不安は残るのも事実です。
なので、完全に安心しきるのも違うかな?という温度感ですね。

だから乗り換えの条件だけを設計して、今日もニコンで撮ることにしました!

僕は、「この描写だ!」という直感を信じてニコンに来ました。
その感動は今も変わっていません。

もし同じように不安を感じているZユーザーがいたら、まず本質を調べてみることをおすすめしたいです。
なぜなら僕が「調べてよかった」と素直に感じているためです。

感情だけで判断するより、事実を確認してから感情で判断した方が、気持ちが落ち着きます。

もちろん、SONYにも憧れはあります。
でも逆張りが好きな性格なので、きっとニコンを使い続けていくのでしょう。笑

僕の今回の結論
  • 860億の赤字の正体はカメラではなく、金属3Dプリンターと半導体露光装置の問題。
  • カメラ事業は黒字で継続中。ただし新中計の楽観性は引き続き要注意。
  • 乗り換えトリガーは「カメラ事業の分離・売却報道」。それまではニコンを使う。

※他にもニコンの記事を書いているので、よろしければ見ていってください!

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大三元より正解かも。NIKKOR Z 24-120mm 2年使った再レビューhttps://monoscram.com/nikkor24-120-rereview/Sun, 10 May 2026 15:19:31 +0000https://monoscram.com/?p=13270

そんな悩み、ありますよね。 実は僕、このNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを2年近く使っているのに、「便利すぎて面白くない」と思って最近はブログの物撮りにしか使っていませんでした。 でも、ある日突然、自然故障 ... ]]>

  • NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを買おうか迷っている。
  • 大三元レンズに憧れるけど、価格と重さで二の足を踏んでいる。
  • レンズ沼にハマりたくないけど、1本だけだと不安すぎる。

そんな悩み、ありますよね。

実は僕、このNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを2年近く使っているのに、「便利すぎて面白くない」と思って最近はブログの物撮りにしか使っていませんでした。

でも、ある日突然、自然故障してしまったんです。

ニコンに修理を出して、戻ってくるまでの約1ヶ月半。
その間、他のレンズだけで撮影に挑む日々が続きました。
そして気付いたんです。

24-120mmって、便利だけが取り柄じゃなかったんだな」と。

過去には3ヶ月レビュー!NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは実家みたいなレンズという記事も書いていますが、2年使った今、評価はかなり変わりました。

この記事では、大三元レンズユーザーでもある僕が、忖度なしで「実は大三元なんていらないかもしれない」と感じた理由を、家族写真や物撮りの体験を交えてお話ししていきます。

24-120mmを「面白くない」と思っていた話

防湿庫 トーリハン

正確に言うと、僕がNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを購入してから1年と11ヶ月。
もうすぐ2年になります。

でも、ぶっちゃけ最近はあまり積極的に使っていませんでした。

理由は単純で、「便利すぎるから」です。

  • 広角から望遠まで1本でいける。
  • Sラインなので画質も担保されている。
  • フォーカスが静かなので動画にも使える。

フィールドで何でもこなせる万能性は、もう分かっていたんです。
だからこそ、なんというか「面白くない」気がして、わざと避けていた節がありました。

それに僕、もともと単焦点派なんですよね。
35mmや50mmといった単焦点ばかり使っていた時期もありました。
それでも24-120mmは手元に残り続けてます。

僕は月間で3,000枚ほどを撮影しますが、物撮りなどを多く撮ることがあれば、その3割を本レンズが担っていることすらもあります。

便利なのは知っている、だからこそ「あえて避ける」。

そんな天邪鬼な使い方を、最近の僕はしていたわけです。

当ブログになくてならない存在に

このブログの商品紹介のほとんどをを24-120mmで撮っています。
ハーフマクロに迫る近接性能と、キレのあるSラインの描写が物撮りに合いすぎていて、もはやこのレンズなしでは運営できない…気がしています。

修理期間に他のレンズを使って気付いたこと

ある日突然、24-120mmのフォーカスが動かなくなりました。
詳しい話は後ほどしますが、ニコンに修理を出して戻ってくるまで約1ヶ月半。

不在期間がGW真っ只中だったのが、ある意味で運命的でした。

GW・ネスタリゾートで3kg超の地獄を味わう

ちょうどGWに、家族でアクティビティ多めのテーマパーク——ネスタリゾート神戸に行く予定があったんです。

中望遠以上の画角のレンズが、手持ちにはNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sしかない。
それだけだと不安だったので、NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sを追加で持っていきました。

そう、どちらもヘビー級のレンズです!笑

結論から言うと、地獄でした。

  • NIKKOR Z 50mm f/1.2 S:約1090g
  • NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S:約1440g(三脚座を含む)
  • Zf:約710g


全部合わせて3kg超になります。

広大なテーマパークを動き回るには、ちょっと荷が重すぎました。
子供がアトラクションに乗っている間、70-200mmを構えてスタンバイするわけですが、特にGW〜夏にかけてのこの装備は、みるみる体力を削られていきます!

しかも半屋外シーンが多くて、安心してレンズ交換できる場所も少ないです。

どちらもレンズが長いので、人混みでぶつかる危険も…。

「今24-120mmがあれば…!」と心から気付かされた

撮影中、何度頭をよぎったか分かりません。

「24-120mmがあれば、これ1本で全部いけたんだよな」と。

そもそも、家族の思い出写真にf/1.2のボケ味なんて要らないんですよね。
むしろ「ここに行ったよ」という背景情報が残った方が、後で見返したときに価値が出ます。
f/4スタートの24-120mmなら、ちょうどいい絞り感で撮れるんです。

どうしても、f値が小さくボケが美しいいレンズでは、「解放気味でボケ味を出そう!」としてしまいがちです。
明るいレンズを使う弊害なのかもしれませんね。

しかもピーカンの屋外では、明るいレンズだと露出オーバー気味になりやすいです。
屋内も高感度のノイズに強いNikon Zfなんかの場合は、ISOを1段上げてしまえば全く問題ありませんし。

さらに24-120mmはハーフマクロに迫る近接撮影すらも可能です。

寄れる、引ける、何でも撮れる。
「撮れないものがない」という安心感は、想像以上に大きい武器になったでしょう。

ノイズ処理の進化で大三元の優位性は薄れている

ここに、最近の流れをもう一つ足したいんです。

最近のミラーレスは高感度耐性が強いです。
加えて、AIによるノイズ処理を使えばあとから消すことすらできますよね。
なので、ISO感度を大きく上げても、(意外と)許容範囲に持ち込めることがほとんどです。

僕の場合、RAW現像であえてグレインを乗せるので、極論ノイズが乗ってもいいとすら感じています。

大三元レンズユーザーの視点から見ても、シャープネスやコントラスト、わずかなボケ感のために大三元を選ぶ必要性は、極めて低くなっていると感じますね。

2年使って分かった3つの良かった点

やっと修理から戻ってきた24-120mm。
改めて手にして「ああ、これなんだよな」と感じた良さを、3つに絞ってお話しします。

① 軽くてコンパクト(ヘビー級を使った後だから分かる)

買った当初、僕は24-120mmを「重くて大きい」と感じていました。
でも、これって当時の感覚なんです。

50mm f/1.2 Sや70-200mm f/2.8 VR Sといったヘビー級だけを、1ヶ月半ずっと使い続けてみると、24-120mmは驚くほど軽くてコンパクトに感じられるものです。

Nikon Zfとの重量バランスもちょうどいいですね。

これ1本だけ携えて旅行に出ても、取り回しで疲れることはまずないでしょう。

② 小さいのに何でもこなせる万能性

24-120mmという画角の幅は、改めて考えると本当に広いです。
例えば、

  • スナップ
  • ポートレート
  • 風景
  • テーブルフォト
  • 子供の授業参観

大体のシーンはこれ1本で完結します。

しかもただの便利ズームじゃありません!
ニコンが「Sライン」として作り込んできた画質は、コントラストが穏やかでRAW現像でデータを扱いやすいんですよね。

AFは早くて静かだから動画撮影にも対応できるし、Fnボタン・AF/MF切り替えボタンまで装備されています。

このレンズがあるだけで、ニコンのZマウントを使う価値があると言ってもいいかもしれません。

他社にはない強み

他社を見渡しても、24-120mmという画角をカバーしつつ、ここまで画質を担保している便利ズームは存在しません。
もっと高倍率なズームはあるけど、f値が変動したり、廉価で妥協した作りだったり…。
ここまで真面目に作り込まれた便利ズームは、ニコンだけの武器だと思いますね。

③ ハーフマクロ相当で「撮れないものがない」

24-120mmの最大撮影倍率は、ハーフマクロ相当の0.39倍。
これがめちゃくちゃ便利なんです!

冒頭でも触れましたが、僕のブログ商品紹介のほとんどを本レンズで撮っています。
物撮りはどうせ絞り込むから、f/4スタートで何の問題もありません。

メルカリやヤフオクで物撮りにチャレンジする人が増えている今、このレンズ1本で「商品撮影もスナップも家族写真も全部できる」のは、かなり強いです。

ここまで読んで気になった人は、商品ページから作例なども見てみてください。
Sラインの作り込みは、やはり満足感があると思います!

∟【Amazon】NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

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たった1つだけ気になった自然故障の話

ここまで良いことばかり書いてきましたが、悪い点もちゃんとお伝えしないとフェアじゃないですよね。

ただ正直なところ、気になった点は1つだけです。
それが冒頭から触れてきた、「自然故障」の件ですね。

ある日突然、フォーカスが固定されて動かなくなりました。
フォーカスリング自体はちゃんと動くんですが、ピント調整が遅れだして、しまいにはピント位置が動かなくなったのです。

最初に異変に気付いたのは、MFに切り替えて日常のスナップを撮っていたときでした。

「あれ、ピント調整が1テンポ遅れてるな」と。

最初はボディの故障も疑いました。
なので他に持っているNIKKORレンズで全部試してみたんです。
結果、本レンズだけ明らかにフォーカスの挙動がおかしいことが分かりました。

物撮りを多くする僕にとって、これはぶっちゃけ致命的でした。

このとき初めて、「ああ、自分はこのレンズに頼り切っていたんだな」と気付かされたんです。
絶望すらも感じましたね。

電子接点を自分でクリーニングするか、とも一瞬考えました。
でも下手に動いて保証が無効になるのは怖いので、素直にニコンに修理を出すことにしました。

ちなみに以前大三元レンズがいらない?ニコン24-120の悪い点とはという記事も書いていて、そちらでは別の角度から本レンズの「悪い点」を整理しています。よかったら合わせて読んでみてください。

ニコンの修理体験談!初めての人にも安心

ここからは、「ニコンに修理を出した体験談」を少しお話ししますね。

修理って、初めて出すときは結構不安じゃないですか。

  • いくら掛かるんだろう?
  • どれくらい時間がかかるんだろう?
  • 手続き面倒くさそう。

もちろん僕も以前はそうでした。

そこで修理が初めての人に向けて、リアルな話を残しておきます。

製品登録すれば2年保証になる(送料のみで修理可)

まず最初の朗報です。

ニコンの商品は、購入後にニコン公式サイトで「製品登録」をしておくと、保証期間が2年になります!
(2025年に変更されたことなので、知らない人も多いと思います。)

僕は購入時にきっちり登録していたので、今回の故障(購入から1年11ヶ月)も保証期間ギリギリで対象でした。
結果、修理代金そのものは無料でした。
なので僕が払ったのは送料だけです。

製品登録は絶対やっておくべき

箱から出してテンション上がっているうちに、製品登録は済ませてしまいましょう!
これをやっているかどうかで、いざという時の出費が大きく変わります。
もちろん製品登録は無料です。

修理依頼の流れ(初めてでもこんなにスムーズ)

修理に出す手順も、思っていたより簡単でした。
以下が、僕が行った手順です。

  • ニコンのサポートページから電話にて修理依頼。
  • 案内された住所に、レンズと購入明細、どういった症状が出るかの書面を梱包して発送。
  • ニコン側で受領・診断・連絡・修理。
  • 修理完了後に返送。

これだけです。
サービスセンターに直接持ち込むこともできますが、僕は自宅から発送する方が楽でした。

ちなみに過去にカメラ初心者が知っておきたい4つの故障原因という記事も書いていて、そもそも故障を防ぐコツも整理しています。

ニコンの対応、めちゃくちゃ良いです

修理中の対応がまた素晴らしかった。

まず電話の応対なんですが、非常に良くて、しっかりと症状を聞き取ってくれます。

  • 故障の内容
  • どこを修理するか
  • いくら掛かるか(保証期間内なら無料)

これが速達の郵便で届きました。
今どの段階なのか分かるので、安心して待っていられました。

修理内容も具体的で、「距離環機構部の交換」と部品名まで明記してくれます。

修理が初めての人ほど、この丁寧さは嬉しいところですね。

24-120mmはこんな人におすすめ・こんな人には向かない

ここまで読んでくださった方に、忖度なしで「向く/向かない」を整理しておきます。

向いている人(おすすめできる)

  • 最小限のレンズで最大限の撮影を楽しみたい人
  • 子育て世代など、お金の自由が少ない人
  • 自分が何を撮りたいか、まだハッキリしていない人

特に最後の「撮りたいものが定まらない人」には、本当におすすめです。
何でも撮れる1本があれば、撮影しているうちに自分の好みが見えてくるんですよね。

レンズ沼の入口で迷っている人は、【脱・レンズ沼】レンズを減らしレンタルを組み入れると幸せになれる2つのわけも合わせて読んでみてください。

向いていない人(別のレンズを推奨)

  • 圧倒的な明るさ・ボケの質感・解像感・コントラストを体感したい人
  • レンズに「ロマン」を感じたい人
  • 「これを撮るんだ!」という明確な目標がある人(野鳥撮影や星景撮影など)
  • オールドレンズのような「色気のある描写」を求める人
  • 大三元レンズや NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaのような「機材を所有する喜び」を重視する人

こちら側の人には、24-120mmは正直、物足りないと感じるはずです。
それは本レンズが悪いからじゃなくて、用途とゴールが違うからです。
素直に大三元なり超望遠なりを選んだ方が、幸せになれるでしょう。

大三元はもういらないかも?2年目の結論

最後に、この記事の結論を一言で。

大三元である必要性は、ほとんどないかもしれない。(凌駕している部分も!)

これは2年使い続けて、修理で1ヶ月半離れて、もう一度手にしたからこそ言えることです。

大三元レンズを所有している僕が言うから、それなりに説得力があるはずです。

確かに、1段分の明るさがあるのは大三元レンズの特権です。
でも、屋内でISOを上げれば事足りたり、そもそもノイズ処理ができる昨今では、フィールドで活きるシーンって意外と限定的なんですよね。

そしてなんといっても、大三元レンズは価格が30万円ほどと立派です。

それに対して、24-120mmは「実勢価格14万円台です
この万能性とSライン画質を考えると、ハッキリ言って安いと僕は思います。
もう、「他のレンズが売れなくならないか?」と心配になるくらいにです。笑

家族との思い出写真、子育ての一コマ、フリマなどの物撮り、旅行の風景…。

どんなシーンにも寄り添ってくれる、まさに最高の相棒ですね。

過去の僕はズームレンズはいらない?Nikkor Z 24-120mm f/4 Sレビューで本レンズの初レビューを書いていますが、2年経った今の評価はこの通り、180度ひっくり返りました。

2年使ってきた今、自信を持っておすすめできる1本です。

∟【Amazon】NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

∟【楽天市場】NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

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GR IV HDFを3ヶ月で売った5つの理由https://monoscram.com/griv-hdf-letgo/Fri, 08 May 2026 02:11:36 +0000https://monoscram.com/?p=13256

GR IVが気になってこの記事を開いた人は、たぶんこんな気持ちなんじゃないでしょうか。 僕は2026年1月の発売日に、リコーイメージングストアで「GR IV HDF」を定価187,020円で買いました。そして3ヶ月後の3 ... ]]>

  • GR IVって本当にそんなに良いの?
  • 買ったけど、なんかしっくりこない…
  • 地方住みなんだけど、それでも使いこなせる?

GR IVが気になってこの記事を開いた人は、たぶんこんな気持ちなんじゃないでしょうか。

僕は2026年1月の発売日に、リコーイメージングストアで「GR IV HDF」を定価187,020円で買いました。
そして3ヶ月後の3月末に、マップカメラの下取り買取で手放しています。

でも後悔はしていません。むしろ買って良かったとすら思っています。

でも、「全員に合うカメラではなかった」というのが、3ヶ月使ってみての正直なところなんですよね。

この記事がおすすめな人
  • GR IV(HDFを含む)の購入を迷っている人
  • すでに買ったけど、なんか微妙さを感じ始めている人
  • 地方在住で、コンパクトカメラの導入を考えているNikon Zfなどミラーレス使い

インフルエンサーがこぞって絶賛している今だからこそ、「合わなかった人もいたよ」という話を忖度なしで書こうと思います。
GR IVに夢を見すぎないでほしい、というのが今回伝えたいメッセージですね。

なぜGR IV HDFを買ったのか、正直に話します

GR IVを買った理由はシンプルで、「Nikon Zfのサブカメラが欲しかった」という1点に尽きます。

メイン機のZfはお気に入りなんですが、例えば24-120mmなどのズームレンズをつけるとそれなりの存在感になるんですよね。
なので、もっと身軽に持ち歩けるサブ機を探していました。(コンデジとミラーレスの選び方についてはこちら

候補に上がっていたのは、

  • リコー「GR IV」
  • 富士フイルム「X100VI」

の2台です。

ぶっちゃけ、X100VIが先に手に入っていたら、今回GR IVは買っていなかったかもしれません。
X100VIへの未練はありますが、残念ながら縁がなかったようです。
一方でGR IV HDFは、なんと一発で抽選に当選してしまったのです!

通常のGR IVは抽選で外れまくっていたので、HDFが当たったのは完全に運でしたね。

実物を初めて手にした第一印象は、「想像以上にコンパクト」でした。

それなのに、手に取ると意外なズッシリ感があって、所有感がしっかりあるのです。
これがGRシリーズの魅力なんだろうな、と最初は本気で思いました。

地方の家電量販店ではGR系を実機で見たことがなかったので、純粋な好奇心もありました。
「人気のGRって、実際どうなの?」を確かめたかったのです。

使ってよかった。GR IVの好きだった3つのこと

GR IV HDFのよかった3点
  • ポケットに無理なく入る、圧倒的なコンパクトさ
  • 「GRを持っている」という、なんとも言えない高揚感
  • アプリの完成度が異常に高い(RAWデータすら送れる!)

ネガティブな話に入る前に、GR IVを使って「これは良いな」と感じたポイントを正直に書いておきます。

1番大きかったのは、やっぱり”ポケットに入る”ことですね。

これは他のミラーレスでは絶対に真似できないアドバンテージです。
ジャケットの内ポケットや、ジーンズの後ろポケットにも無理なく収まります。

「カメラを持って出かける」じゃなくて、「気付いたらカメラがある」という感覚なんですよ。
これはGR以外ではなかなか味わえない体験でした。

2つ目は、「GRを持っている」という高揚感です。

これ、けっこう大事だと思っています。SNSで見かけるGR使いの写真がカッコよくて、「自分もあの仲間入りができた」という気持ちは、撮影モチベーションを確実に上げてくれました。

カメラって機能だけじゃなくて、こういう精神的な満足感も大切ですよね。

3つ目は、アプリの完成度です。

リコーの「GR Connect」というアプリなんですが、これが本当に優秀でした。
Wi-Fi接続が異様に安定していて、なんとRAWデータすらスマホに送れるのです。

カメラ系のアプリって、繋がらない・落ちる・遅い、みたいなストレスが付きものですよね。
でもGR Connectは別格でした。
スマホ完結で写真を扱いたい人には、相当ハマる仕上がりだと思います。

GR IV HDFを3ヶ月で手放した、5つの理由

ここから先は『合わなかった点』を忖度なしで書きます

ここから書く5つの理由は、僕の使い方・撮影環境・好みに依存します。すべての人に当てはまるわけではないので、「合わない人にとってはこう感じる」という参考情報として読んでください。

ここからが本題です。

3ヶ月使ってみて、僕がGR IVを手放すに至った5つの理由を、ひとつずつ正直に書いていきます。

①28mmは、地方では都会すぎるカメラだった

GR IVの画角は、フルサイズ換算28mmの広角単焦点。
これがまず、僕の住んでいる環境に合いませんでした。

広角レンズって、被写体力のある場所では強いんですよね。

東京の渋谷とか、大阪の路地とか、密度の濃い街並みなら28mmは抜群に活きます。
情報量の多い空間を、空気感ごと切り取れますし。

でも、被写体力のない地方では話が変わってきます。

田舎道や郊外の風景を28mmで撮ると、ただ「広く写ってしまう」だけで、写真がしょうもなく見えてしまうのです。
空が広いのは良いんですが、画面の中に主役になるものが少なすぎて、なんとも締まらない1枚になりがちでした。

正直なところ、これは僕の環境問題でもあるんですが、地方在住なのにGR IVを買おうとしている人は、1度立ち止まって考えてみる価値があると思います。

②Nikon Zfを超えられなかった、サブカメラ問題

GR IVを買った最大の目的は「Zfのサブ機」でした。でも、これが想定通りに機能しなかったのです。

ぶっちゃけ、GR IVの画質はNikon Zfに遠く及びません。

これは比べるカメラが悪いとも言えるのですが、フルサイズ機と比べると、

  • 色のグラデーションの細やかさ
  • 暗部の余裕
  • 高感度耐性

などで、明確な差を感じてしまいました。
とくにRAWで現像する派の僕にとっては、編集の自由度の差がじわじわ効いてくるんですよね。

すると何が起きるかというと、「GR IVを持って出ると、Zfで撮れたかもしれない瞬間を逃してしまう」という機会損失が発生するのです。

そう…「サブカメラ」のはずが、メイン機の出番を奪う存在になってしまいました。

じゃあZfも一緒に持っていけば良いのでは?と思うかもしれません。
でも、それなら荷物が増えるだけで本末転倒ですよね。
GR IVだけで完結したいから買ったのに、結局Zfも持ち出すなら意味がないのです。

サブカメラというのは、メイン機を補完するものであるべきなんですよ。
GR IVは僕にとって、補完ではなく”代替”になろうとしてきて、結果的にどっちつかずになってしまいました。
なお、Nikon Zf自体のデメリットが気になる方はこちら

③ポケットサイズなのに、ポケットに入れるのが怖い

GR IVの最大の魅力である”ポケットサイズ”。
実はこれが、最大のジレンマでもあったのです。

ポケットサイズなのに、ポケットに入れるのが怖いんですよ。笑

理由は耐久性です。
GR IVは決して防塵性能が高いカメラではありません。
それなのに、レンズ沈胴式(電源OFFでレンズが本体に格納される構造)なんですよね。

これが何を意味するかというと、

  • ポケット内の糸くずやホコリを、レンズ格納時に巻き込む
  • 巻き込んだゴミがセンサーに付着する可能性がある
  • センサーゴミはレンズが外せないので、メーカー送りになる

というリスクがついて回るのです。

考えただけでゾッとしませんか?
1度ホコリを噛んだら、修理に出すしかないのです。

「じゃあ純正アダプター(保護リング)をつければ良い」と思いますよね。
でも、アダプターをつけると本体が一回り大きくなって、ポケットに入らなくなるのです。
これでは本末転倒すぎますよね。

それから、ポケットからの出し入れも難易度が高いんですよ。
GR IVには指がかかるグリップが控えめなので、出すときに「ヌルッ」と滑りそうな怖さがあります。

「いつか落として壊しそう」という不安が、3ヶ月ずっと頭の片隅にありました。
気軽に使うために買ったのに、気軽に使えないというパラドックスです。お高いカメラですし…。

④僕の好きな色味ではなかった

これが、僕にとっては1番致命的でした。

GR IVの色味、ぶっちゃけ僕の好みではありませんでした。

具体的にどう違うかというと、

  • 色のグラデーションが少ない。
  • 順光ではキレイに出るが、逆光だとシャドー部に変なグリーンが被る。
  • 全体的に”硬い”絵作り。

という感じでした。

被写体をしっかり写したい人には、たぶん相性が良いんだと思います。
でも、僕は空気感をドラマチックに撮りたい派なので、GR IVの色乗りはどうしても合わなかったのです。

最初は「JPEGのフィルター加減かな?」と思っていました。
でも、RAWで撮影してCapture One Proで現像しても、傾向は同じだったのです。(RAW現像環境の整え方はこちら

色の好みって、最終的には個人の感覚なので、これだけは試してみないと分からないところでもあります。
でも、Nikon Zfの色乗り(とくに肌色や夕暮れの空)が好みすぎて、GR IVの絵には最後まで馴染めませんでした。

Capture One Proのプロファイル問題

僕は普段、Capture One ProでRAW現像をしています。
でも記事執筆時点で、Capture One ProはGR IVのプロファイルに正式対応していませんでした。

なので、暫定でGR IIIのプロファイルを使って現像していました。
これが色の不満につながった可能性は否定できません。

ただし、JPEG撮って出しでも好みの色味ではなかったので、プロファイル問題だけが原因ではなさそうです。
Lightroomは未検証なので、Lightroomユーザーの方は別の評価になるかもしれません。
(RAWがDNG形式なのも関係ある?かも。)

⑤バッテリーが目に見えて減っていく

最後の理由は、バッテリーです。

GR IVは僕にとって初めてのGR体験だったんですが、「こんなに早く減るのか…」と衝撃を受けました。

GR IIIから比べるとバッテリーは大型化されているらしいんですが、それでも目に見えて減るのです。
1日持ち歩いて使うと、午後にはもうバッテリー残量が気になってくるレベルでした。

とはいえ、機内モードにすれば多少マシになります。

でも、GR IVの魅力のひとつである「優秀なアプリ連携」が機内モードでは使えなくなるのです。
これがまた、ジレンマなんですよね。

「サブカメラ」として手軽に使いたいのに、予備バッテリー前提の運用になってしまうと、それはもう手軽じゃないのでは?というのが正直な感想でした。

アクセサリーはほぼいらない。唯一の例外はコレだけ

ここでひとつ、これからGR IVを買う人へのアドバイスを書いておきます。

GR IVのアクセサリーは、ほぼ何もいりません。

なぜなら、GR IVは”ポケットに入れてなんぼ”のカメラだからです。
グリップ、フード、保護リング、ストラップ…色々と魅力的なアクセサリーがありますが、つければつけるほどポケットに入りにくくなります。それは本末転倒なんですよ。

ただし、1つだけ例外があります。

それは「GRAMAS(グラマス)製のガラスフィルム」です。

液晶面の保護は最低限やっておきたいので、このガラスフィルムだけは推奨します。
それ以外のアクセサリーは、GRの哲学と矛盾するので不要だというのが僕の結論です。

逆に言えば、色々アクセサリーを揃えたいタイプの人は、GR IVよりもっと拡張性のあるカメラを選んだ方が幸せかもしれません。

それでもGR IVが活きるシーンは確かにある

ここまで散々ネガティブなことを書いてきましたが、GR IVが悪いカメラだとはまったく思っていません。
むしろ唯一無二の存在です。

3ヶ月使った中で、「これはGRじゃないと撮れなかったな」というシーンも確かにありました。

こういう人には間違いなく合う

GR IV HDFが合う人
  • 都会(渋谷・新宿・京都など)の被写体力ある場所をメインに撮る人
  • ミラーレス一眼を取り出すのが面倒なシーンが多い人
  • 50mm単焦点をメインで使い、サブに広角が欲しい人
  • カメラ熱が落ち着いていて、大きなカメラを持ち出したくない時期がある人

「例えば、メインで50mm単焦点を使っている人のサブ広角」としてのGR IVは、相当ハマるんじゃないかと思います。
ニコンの単焦点レンズ選びはこちら

50mmと28mmは画角の役割がはっきり分かれているので、機会損失が起きにくいんですよね。
僕もZf+40mmとの組み合わせで使うシーンが多かったです。(NIKKOR Z 40mm f/2のレビューはこちら

被写体力の強い都市部で撮るなら、28mmは抜群に活きます。
地方ユーザーには厳しいけど、都会派には文句なしの相棒になるはずです。

こういう人は手を出さない方がいい

GR IV を買うべきでない人
  • 「GRブランド」や「サイズ感」だけで選ぼうとしている人
  • 地方在住で、被写体力の弱い環境がメインの人
  • 高画質なフルサイズミラーレスを持っていて、サブも高画質を求める人
  • 色のグラデーションをじっくり追い込みたい人

とくに「インフルエンサーが絶賛してるから欲しい」という動機の人は、1度立ち止まってほしいです。

GR IVは万能カメラではありません。
むしろ、はっきりと向き不向きが分かれる尖ったカメラなんですよね。
「合う人にとっては唯一無二」「合わない人にとっては微妙」という、振れ幅の大きいカメラだと感じています。

【まとめ】GR IVに夢を見すぎないために

この記事のポイント
  • GR IVは”合う人/合わない人”がはっきり分かれる尖ったカメラ
  • 地方ユーザー・フルサイズメイン機ユーザーは要注意
  • 都市部でスナップする人や、50mmサブ用途には間違いなくハマる
  • ブランドやサイズだけで選ばず、自分の撮影環境と照らし合わせること

GR IVを3ヶ月で売った理由を、5つに分けて書きました。

ちなみに売却額は、マップカメラの下取り買取で234,000円でした(買取195,000円+下取りアップ額39,000円)。
決算時期で買取アップのキャンペーンに乗れたので、ぶっちゃけ購入価格より約4.7万円の益が出ています。

でも、これは「売れたから良かった話」ではないんですよね。

僕がこの記事で伝えたかったのは、「合わなかった人もいる」という選択肢の存在です。

インフルエンサーの絶賛レビューばかりが目に入ると、つい「自分にも合うはず」と思ってしまいます。
でも実際は、撮影環境や使い方によっては、僕みたいにモヤモヤを抱える人もいるのです。

それから、「人気だから転売目的で買おう」というスタンスも、僕は推奨しません。
GR IVの人気がいつまで続くかは、誰にも分からないですし。

カメラって、結局のところ”撮るための相棒”です。
相棒なんだから、自分のスタイルに合うかどうかが何より大切なんですよね。
購入前にカメラのレンタルサービスで試すという選択肢も、ぜひ検討してみてください。

実際にGR IVで撮った作例は、僕のインスタグラム(@monoscram)にまとめています。
「どんな絵が撮れるカメラなのか」を確認してから判断したい人は、ぜひのぞいてみてください。

あなたの1台選びが、後悔のないものになりますように願っています。

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【諦めないで】嗅覚がない…嗅覚を取り戻す方法はコレ!https://monoscram.com/regain-senseofsmell/Thu, 19 Mar 2026 08:23:20 +0000https://monoscram.com/?p=13232

嗅覚がなくなってしまったけれど、本当に元に戻るのだろうか…? そんな不安を抱えながら、出口の見えない日々を過ごしている人は少なくないと思います。 僕も嗅覚が11ヶ月ほど消失しましたが、“あること”をきっかけに回復させるこ ... ]]>

  • 嗅覚がなくなったまま戻らない…このまま一生治らないのでは?
  • 嗅覚がなくなって、生活や趣味まで楽しめなくなっている。
  • どうやって嗅覚を取り戻したか、具体的な方法を教えてほしい!

嗅覚がなくなってしまったけれど、本当に元に戻るのだろうか…?

そんな不安を抱えながら、出口の見えない日々を過ごしている人は少なくないと思います。

匂いが分からないだけで日常の満足度が下がり、心まで削られてしまいます。

僕も嗅覚が11ヶ月ほど消失しましたが、“あること”をきっかけに回復させることができました!

特別な治療ではなく「無印良品のアロマを使う」という何ともシンプルな方法なのです。

この記事では実体験をもとにやり方や、なぜその方法に至ったかを解説していきます。

「もう治らないかもしれない」と絶望している方にこそ、ぜひ読んでほしい内容となっています。

この記事がおすすめな人
  • 嗅覚がなくなって不安になっている人。
  • 病院に通ったけど改善せず、他にできることを探している人。
  • 難しい治療や高額な方法ではなく、まずは自分で試せることを知りたい人。

【忙しいあなたへ】結論として、おすすめな商品はこちらになります!

(アロマオイルについては、店頭でお好きな香りを見つけてください。)

∟【Amazon】無印良品 ポータブルアロマディフューザー

∟【楽天市場】無印良品 ポータブルアロマディフューザー

∟【Yahoo!ショッピング】無印良品 ポータブルアロマディフューザー

嗅覚がない…?「嗅覚がなくなった」と気づいた瞬間から始まった地獄

謎・疑問・クエスチョン・?・不思議

匂いがない生活って本当にツラいですよね。

においが分からないだけで、こんなにも心が削られるとは思いませんでした。

治るまでにどれくらいかかるの?

僕も色々と試した結果…、完治(?)するまで11ヶ月も掛かりました。

以前の嗅覚と比較できないのですが、おそらく完全に治ってると思います。(そう思いたい)

もちろん病院にも通ってましたが、処方された薬を飲んでも一向に改善しませんでした。

そんなしつこい嗅覚障害を回復させるきっかけになったのは、“ある意外な方法”でした。

それでは、なぜ嗅覚障害になったのか?について、僕のケースを元にお話ししようと思います。

「におい」がない生活って、ほんとーーーに辛いですよね!

体の大事な部分が無くなってしまったかのような、なんとも言えない喪失感があります。

嗅覚が無くなったことがないと理解できない苦しみ”とすら感じます。

「臭くても良いから、とにかくにおいが嗅ぎたい!」なんて心の底から思ってましたね。泣

病院

僕が特にしんどかったのが、病院では「異常ナシ」と診察されることでした。

“アリナミンテスト”もしましたが、ニンニク臭も感じたので、嗅神経自体は問題なかったのです。

つまり、息を吐くにあたっては匂いを感じるけど、吸うにあたっては匂いが分からない状態でした。

さらに僕の場合は「偽臭」がひどく、苦いような何とも言えない匂いに苦しめられました。

こうなると何を食べても不味く、食欲すら湧かないんですよねー。

処方された「ステロイドを含む点鼻薬」を使うことで、一時的に“まし”にはなりますが…。

さて、嗅覚障害をこじらせると“回復までに半年以上かかるのはザラ”なようです。

僕は結局、3軒の病院に通いましたがどこでも同じことを言われました。

根気よく回復を待つことになりますが、3ヶ月を過ぎたあたりから焦ってくるんですよね。笑

さらに偽臭がする人は、嗅覚の回復に時間がかかると思った方がいいようです。

というか、下手すると治らない可能性すらあるそうです…。

僕も病院でこのように聞かされ絶望しましたが、それでも諦めないでください!(理由は後述しますね。)

ちなみに僕が嗅覚障害になったきっかけは、ひどい風邪にも関わらず休まなかったことです。

40℃近い熱が出ましたが、どうしても休めない仕事が立て込んでいたんですよね。

コロナ回復後に嗅覚障害になったこともありますが、今回の症状も似たような感じでした。

やはり匂いがなくなるだけで、生活の満足度はぐーんと下がります。

続いて、どうやって回復したか?を説明する前に、「個人的に辛かったこと」を書こうと思います。

【体験談】嗅覚がないだけで、ここまで毎日がつまらなくなるなんて…

嗅覚がないことで困るのは、食事だけだと思っていました。

でも本当にメンタルを削られたのは、もっと別のところだったんです。

結局、何が1番つらかった?

趣味を楽しいと心から思えなくなったことが、1番辛かったことかもしれません。

一見すると、匂いとは関係ないような趣味でも、満足度は大きく下がるはずです

僕は写真を撮ることが好きなんですが、シャッターを切る気さえ萎えてしまいました。

他にはバイクでツーリングもするのですが、匂いがないだけで不思議なほど楽しめないです。

今思うと、精神的にもどこか追い詰められてたのかもしれませんね。

そして、嗅覚障害になって多くの人が困るのが「食事」でしょう。

(分かる人には分かると思いますが)嗅覚がなくなっても、漠然とした味は分かりますよね?

甘い・苦い・酸っぱいなどは舌の味蕾(みらい)で感知できるので、嗅覚とはまた別なんです。

そこに香りが乗っからないから、“本当の味”が分からないんですよね。

味が分からなくなって半年ほどすると、どんな味だったかを次第に忘れてきます。泣

例えば「コーラってどんな味だっけ?」みたいなことになってしまうんですよね。

僕も妻に、「今日は味が分かる?」と毎日聞かれつつ食事していましたね。

でも「美味しいと思うけどよく分からない」…みたいな返事になってしまうんです。

味がしない本人も辛いですが、料理を作った人にも申し訳ない気持ちになってしまいます。

カメラ・ニコン・Nikon Zf・レンズ・NIKKOR Z 26mm f/2.8
毎日一緒です。

先ほども少し触れましたが、写真を撮ることが好きで日常的にカメラを持ち出します。

でも匂いに触れられなくなってからは、シャッターを切る頻度が激減してしまったのです。

インスタの更新頻度を見直しましたが、この時期は頻度がガクッと減っているんですよね。

普段何気なく楽しんでることも、五感あってのものだと認識させられた瞬間でした。

また、撮影する写真にも変化が出てしまいました。

やはり心から楽しめないので、納得のいく写真が撮れないんですよね。

写真以外の趣味でも、同じようなネガティブな影響が出ると思います。

回復しづらい嗅覚障害においては、大切な趣味すら嫌いになりかねないとすら感じました。

ちなみに撮影がイヤになりかけましたが、嗅覚が戻ると情熱も再燃したので一安心です。

さて、次では“具体的に何をすれば嗅覚が戻ってきたのか”について、話していこうと思います。

処方薬も効かなかったのに、ある意外な物ですっかりと回復してしまったんですよね。

嗅覚を取り戻す方法はまさかのコレ!無印良品のアロマディフューザーの効果的な使い方

で、結局どうやって治したのか気になりますよね?

そう思っている方も多いと思いますが、実のところかなり拍子抜けする方法でした。

早く具体的な方法を教えて!

まさかの“アロマオイルの香りを嗅ぐ”、というシンプルな方法だったんです!

ずーっと匂いが戻らない人からすると、胡散臭いと思われそうですがウソ偽りない事実なんです。

しかも、誰でも一度は行ったことはある「無印良品」のアロマを使いました。

実際に、嗅覚障害のトレーニングにおいてもアロマを使うようですし。

では、無印良品のアロマを使った経緯や、具体的な使い方なんかを詳しく紹介していきます。

僕は11ヶ月ほど匂いが戻らず焦りまくって、3軒の病院に通うことになりました。

そのどこもが、「日にち薬」と言いたげな診察結果だったんです。

結果的に“日にち薬”だったわけですが、良くならないと本当に焦りますよね。

ちなみに、処方された薬や提案された改善策は次のとおりです。

  • ステロイド入りの点鼻薬を毎日使ってみる。
  • 鼻うがいを1ヶ月ほど続けてみる。

さて、これらを試したのですが…残念ながら「全く効果がなかった」のです。

調べてみると、どちらも炎症を抑えるのが目的のようでした。

一般的な処置なので、もちろん効果がある人も多いと思います。

ただ僕の場合は、そもそも炎症がなかったので効果がなかったんだと思います。

プラシーボ効果で治ってくれることも期待しましたが…淡い期待に終わりましたね。笑

実際に購入したアロマです。

そんなある日、無印良品にて「ふわっ」とアロマの匂いを感じた気がしました。

久々に匂いがしたなぁ、なんて思いながら買い物をしていたのですが…。

なんと、それからしばらくは嗅覚が戻っていることに気付いたのです!

その日はそのまま帰りましたが、アロマに希望を感じて翌日の朝に買いに行きました。

さてそんなアロマオイルですが、とても数が多くどれが良いか迷いました。

またアロマの匂いを嗅ぐにも、「どういった方法が良いか」にも首を捻りましたね。

悩んだ末に、カモミールのアロマオイルと、ポータブルディフーザーを購入しました。

これらにした理由については次のとおりです。

  • カモミールのアロマオイル:商品入れ替えのためかセール価格だった。
  • ポータブルディフューザー:出先でも手軽に香りを嗅ぎたかった。

まず「アロマオイル」についてですが、正直なところ好きな香りでOKだと感じます。

頻繁にアロマの匂いを嗅ぐことになるので、自分の好きな匂いを選ぶ方がいいと思われます。

ちなみに嗅覚障害のトレーニングで調べると、どのアロマが有効とされてるかリストアップされています。

僕が選んだ「カモミール」はリストにありませんが、これで改善したのは事実ですし。

推奨される香りとしては、「バラ、レモン、ユーカリ、クローブ」などのようです。

シンプル・イズ・ベストな見た目がGood!

さて、アロマオイルを選んだら次はどうやって香りを嗅ぐかですね。

僕が選んだ「ポータブルディフューザー」は、なんといっても手軽さが魅力なんです。

火や水を使う必要がなく、充電さえすればどこでも使えるのがメリットです。

ちなみに吹き出し口を自分に向けると、ダイレクトに香りを嗅ぐことができます。

意外と周囲の人に影響が少ないので、家庭はもちろん、車内などで利用しやすいと感じます。

ペットを飼っている人は、動物によってアウトな香りが存在するみたいなので注意です。

さて使い方なのですが、匂いがほとんどしない頃は、起きている限りずっと嗅いでいましたね。

僕はデスクワークなので、ディフューザーを使いっぱなしで仕事していました。

ちなみに、朝に5滴ほどアロマオイルを垂らしておけば夜まで香ってくれます。

本体を“パカっ”と開けるとアロマ用のリフィルが顔を出します。

僕は「ポータブル」を使いましたが、ぶっちゃけ匂いが嗅げればどれでも問題ないです。

もっと簡単に使いたいなら、ストーンアロマなんかも良いかもしれませんね。

コツとしては、偽臭がするときはアロマの匂いを強めにすることです。

アロマの匂いがすることで、嫌な感じは和らぐと思います。

僕はこれを1ヶ月ほど続けると症状がみるみるうちに改善しました。

続けることが重要なので、ご自身の負担にならないようにアロマを扱うことが大切だと思います

そこまで高価なものではないので、ぜひ一度試してみてください。

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【まとめ】嗅覚がない絶望から抜け出すきっかけは、意外と身近にある!

嗅覚がなくなると、食事だけでなく日常の楽しみまで少しずつ奪われていきます。

しかも病院では「異常なし」と言われることが多く、不安だけが積み重なりがちです。

かくいう僕自身も、回復までに約11ヶ月ほどかかりました。

「もう治らないのでは?」と追い込まれた時期もありました。

そんな中で転機になったのが、“無印良品のアロマとの出会い”でした。

意識的に匂いを嗅ぐということが、重要だったと感じますね。

とてもシンプルなことですが、続けることで嗅覚が反応し始めて回復へとつながったと考えられます。

もちろん、すべての人に同じ結果が出るとは限りません。

それでも、費用がほとんどかからず、体への負担も少ないので試す価値はあると思います。

「もう打つ手がない…」と半ば諦めている人ほど、一度試してみてほしいですね。

今回の記事で触れた、

  • アロマオイル
  • ディフューザー

などは、特別な知識がなくてもすぐ始められます。

まずは気になる香りをひとつ選んで、匂いを思い出すきっかけ作りから始めてみてください。

「食事」「日常の満足度」も、行動してみることでまた違って見えてくると思いますよ。

※当サイトでは、カメラなどに関する記事も書いていますので、是非そちらもご覧になってください!

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