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初めてのニコン機として「Nikon Zf」を手にしたときの、ファーストインプレッションをまとめました。
Zfの発売直後は、半年待ちが当たり前という争奪戦でした。
- クラシックな見た目だけで決めて、後悔しないか不安。
- α7C II や X-T5 と最後の最後まで迷っている。
- 実機を触らないままポチって大丈夫なのか怖い。
当時の僕も、ぶっちゃけ同じところでずっと止まっていました。
2ヶ月近くも価格.comとYouTubeを行ったり来たりして、最後は実機にすら触らずポチるという、自分でも意外な決断をしたんですよね。
この記事を読んでくれているあなたも、似たような状態じゃないですか?
結論を先に言うと、万人におすすめできるカメラじゃないけれど、刺さる人にはとことん刺さる1台です。
「ぶっちゃけNikonをなめてた、ごめんなさい」と謝りたくなるくらい、初日からフィーリングが合いました。
この記事では、Zf を購入してすぐの「第一印象」を残しました。
長期使用後の感想は別記事で書いているので、後ほど自然に紹介していきます。
- Nikon Zf の購入を真剣に検討している人
- α7C II・X-T5 と Zf で迷っている人
- クラシックスタイルのカメラに惹かれている人
- 買って後悔したくない人(背中を押されたい人)
納期待ちが解消した今こそ Nikon Zf を狙うべき

Zfは発売当初、初期ロットを逃すと半年待ちが当たり前という人気っぷりでした。
SNSを開けば「予約しても全然届かない」という嘆きが流れてくる、そんな空気だったんですよね。
最近は供給が追いついてきて、注文すれば数日で届く状況になっています。
だからこそ、僕も思い切って手に入れることができました。
実際に手にして痛感したのが、「クラシックな見た目に不釣り合いなほどの高スペック」ということです。
これが Zf 最大の萌えポイントでもあります!
この見た目でバリバリの第一線で活躍できるって、ちょっと反則じゃないですか?
見てよし・使ってよしで、本当に最強だなと思います。
まだ使い始めて日が浅いですが、特に気に入っているポイントは次の3つです。
- シャッターレスポンスが、とにかく気持ちいい。
- ファインダーとモニターが想像以上にきれい。
- ニコンの色味が、思いのほか僕好み。
とくにシャッターレスポンスの良さは、初日から感動レベルでした。
「撮りたい」と思った瞬間に確実にシャッターが切れるって、当たり前に聞こえて意外とできないカメラも多いんですよね。
スペックシートには絶対に載らない、このフィーリングがとても良いんです。
撮影が楽しいから、重いのに自然と持ち出しが増えるという良循環が生まれます。
そのうち、重さにも慣れて(マヒして?)きます。笑
ちなみに、同時購入したキットレンズ「NIKKOR Z 40mm f/2」については別記事でレビューしています。
安いレンズなのに、こちらも控えめに言って「最高」でした。
気になる方は NIKKOR Z 40mm f/2 のレビュー も合わせてどうぞ。
最後まで迷ったのは α7C II と X-T5 だった

僕は普段、買い物の判断がわりと早い即決タイプです。
でも今回ばかりは、カメラ選びで2ヶ月近くも迷ってしまいました。
そんな僕が、最終的に Zf を選んだ決め手はなんだったのでしょう。
最後は「直感」を信じることにしました!
Zfに関しては、実機を触らないままに購入したんですよね。
なので、結果的にフィーリングの合うカメラに辿り着けて、正直ホッとしているのが本音です。
カメラ選びって楽しいんですが、悩み始めると一気にドツボにハマります。
今回はマウント変えも視野に入れてカメラを探したから、なおさら迷いました。
ちなみに、最後まで頭を悩ませたカメラは次の3つです。
- ニコン : Nikon Zf
- ソニー : α7C II
- フジフイルム : X-T5
こうして並べてみると、見事にタイプが違う3台ですよね。
価格帯を絞ってカメラを探した結果、この組み合わせに落ち着きました。
でも意外とこれらで迷う人は多いのでは?と感じています。
X-T5に至っては、センサーサイズを飛び越えての参戦です。
レトロな見た目と高画素機という魅力で、どうしても外せませんでした。
まだ所有したことないですけど、なぜか富士フイルムには魅力を感じています。

ソニー機についても、最初はα7Cをレンタルしてα7C II を買う気満々だった ところまでいったんです。
α7C II と X-T5 はちゃんと実機も確認しましたし、本当にどちらも良いカメラでした。
正直、α7C IIをカートに入れて決済ボタンを押す寸前まで行きました。
それでも最後の最後で、ビビッとくるものを感じてZfを選びました。
不安だったけれど、シャッターを切った瞬間に「勝った」と確信しました。
たまたま上手くいったとはいえ、購入前に注意すべき点も多いカメラだと感じています。
その注意点を、ここから具体的に紹介していきます。
もし詳しい作例の方を先に見たい方は、Nikon Zf の1ヶ月レビュー(作例あり) をご覧ください。
【意外と安っぽい?】Zf 開封レビューで分かった3つのこと

迷いに迷って、結局現物を見ないままにカメラを買いました。
実機を一度も手に取らずに買ったのは、人生で初めての経験です。
そんな Zfを箱から出して、まず感じたことが意外だったのです。
「あれ?思ったより安っぽくない?」というのが正直な第一印象でした。
(今となってはそうは思わないんですが)第一印象は、プラスチックの塊のように見えてしまったんですよね。
でも持ち上げると、ずっしりした金属感がある。
このギャップが不思議だなぁ…と感じながら、しばらく眺めていました。
真鍮が使われるなど、素材にこだわりが多い割に、背面や底板はプラスチック製です。

使い始めて分かるんですが、Zfは使って楽しいカメラです。
でもやはり、最初に目を引くのはあのデザインなんですよね。
使い込むほど味がする、“スルメのようなカメラ”なんです。
令和に発売されたカメラとは思えないルックスです。
ペンタ部の「Nikon」のフォントもクラシカルで、見ているだけで気分が上がります。
天板に備わる操作ダイヤルも、Zfを語るうえで外せないトピックです。
見た目だけのギミックではなく、実用的に機能しているのが嬉しいんですよね。
電源OFF時でも(F値以外の)設定がひと目で分かるって、思っている以上に便利です。
ここから、実際に手にして感じたことを3つに分けて紹介します。
届いてから日が浅いので、あくまで開封レビューとして読んでもらえると嬉しいです。
もう少し深掘りしたレビューは、ニコン Z f で垣間見たキヤノンより優れている4つの点 でまとめています。
【朗報】サイズ感は許容できる人が多そう。ただし質感はもう一声

カメラ選びで誰もが気になるのが「大きさ・重さ」ですよね。
Zfに関して言えば、想像していたよりは実用的なサイズ感でした。
YouTubeでしこたまサイズ感のレビューを見続けていたので、ある意味で耐性ができていたのかもしれません。
体感としては、EOS RPより1回り大きく、α7Cより2回りは大きいイメージですね。
Zfは薄くて広い、つまり横に間伸びしたサイズ感です。
このサイズ感なら、ギリギリ許せる人は多いんじゃないかなと思います。
カバンに入れたときの占有感も、想像より控えめでした。
一方で、凝ったデザインの割に、初見の質感は少し安っぽく感じました。
黒くてテカテカした表面の処理が、樹脂っぽさを強調してしまうんですよね。
この辺りは、個人差が大きく出るポイントだと思います。

実際の構造としては、天板と前面の一部がマグネシウム合金で、背面や底板は樹脂製と思われます。
でも触っていて、マグネシウムと樹脂の境目が分からないんですよね。
これはニコンのデザインに対する熱意を、ちゃんと感じられる部分でした。
「マグネシウム合金」を過度に期待しすぎると、肩透かしを食らうかもしれません。
話題の真鍮ダイヤルについては、僕は正直そこまで感動はありませんでした。
回したときのクリック感は強めで、音もイイ感じではあるんですけど…。
「で?」という感想が先にきてしまって、それ以上でも以下でもないというのが正直なところです。
とはいえ、デザイン性の高さは他のカメラとは一線を画しているのは間違いないです。
気になるのは、見える場所にネジがバンバン使われているところでしょうか?
このあたりは、好みが分かれるポイントだと思います。
グリップ感の薄さ以外は最高クラスの操作性

カメラを構えてまず感じたのが、やはりグリップの浅さでした。
重さとツルツルした質感が相まって、油断するとカメラを落としそうで怖いです。
カメラを持つというより、レンズを持つのがコツですね。
普段、持ちやすいグリップ付きのカメラを使っている人は、ちょっと面食らうと思います。
僕の場合、リストストラップは早々に断念して、長さ1mのネックストラップ を使うことに落ち着きました。
ちなみに、僕が動作確認している充電できた充電器はこの2つです。
どちらも普段から使っているので、参考になれば嬉しいです。

続いて、Zfの真骨頂とも言えるファインダーとモニターの話です。
0.5型・約369万ドット・倍率0.8倍と、スペック上も十分な内容ですね。
ファインダーとモニターの見やすさは、同価格帯でもトップクラスです!
覗いた瞬間にニヤけました。
MFでもピーキング無しでピントが掴めるレベルです。
ニコンのファインダーって本当に綺麗ですよね。
モニターは3.2型・210万ドット超えと十分な使いやすさがあります。
バリアングルなんですが、可動部の作りがしっかりしているんですよね。
回転や展開に重さがあるので、頼りなさをまったく感じません。
Zf はシャッターを押すのが楽しくて仕方ない

このカメラはシャッターレスポンスが秀逸です。
なので、ムダに多くシャッターを切ってしまうんですよね。
気持ちよくサクサク撮影できるので、スナップ撮影との相性も抜群 なのです。
個人的には、Zfを使う1番のメリットだと感じています。
シャッターを押す行為そのものが、ご褒美になっている感覚です。笑
シャッター音についても触れておきます。
うるさくもなく、かといって静かすぎることもない、ちょうどいい音量。
大袈裟すぎないところが、個人的には好印象でした。
シャッター幕が降りる振動も、なんとも心地良いんですよね。
これはレビューには書きにくい部分ですが、シャッターを切る所作そのものが楽しいんです。

記録メディアはSDカード+microSDカードのダブルスロット。
本機の見た目で、ダブルスロットを採用してくれたニコンには感謝しかありません。
大事な写真がバックアップできる安心感は、想像以上に効きます。
後日談として、受託撮影を行うようになりましたが、ダブルスロットは頼りになります。
というか、シングルスロットなら買い替えていたかもしれません。
ただ、バッテリー持ちは可もなく不可もなくって感じです。
特によく持つ印象はないですね。
ただし、対策をすれば普段使いでネガにはならないと思います。
- 電源のこまめなオンオフ。
- 機内モードの活用。(BluetoothとWi-Fiをオフ)
などを活用すれば、1日300枚くらいの撮影なら余力を残します。
個人的には、ソニーのように残量を「%表示」できれば尚良かったですね。
Nikon Zf は超優秀!でも万人におすすめできないワケ
ここまで、Zfのファーストインプレッションを正直にまとめてきました。
まだあまり撮影できてませんが、「良いカメラ感」がプンプンする1台です。
では、このZfはどんな人におすすめできるのか。
僕の結論は、
「最新技術で作られたクラシックカメラ」という響きにクラクラする人ですね。
画像処理エンジンは、なんとフラッグシップ機の Z9 と同じ「EXPEED 7」を搭載しています。
さらに、フォーカスポイントVRのように、Zfで初めて採用された機能まであります。
見た目だけで判断すると驚かされるカメラです。
逆に、Zfをおすすめできない人も考えてみました。
パッと思い付くのは、次のようなタイプです。
- 「軽さこそ正義」と考えている人
- 望遠レンズや大口径単焦点レンズを多用する人

何度でも書いておきますが、Zfは重くてデカいカメラです。
「軽くて小さい」を最優先にするなら、素直にα7Cシリーズなどを選んだ方が幸せになれると思います。
ただ、Zfにはサイズだけでは語れない魅力があるということは、しっかり強調しておきたいですね。
サイズで切り捨てるには、あまりにも惜しい1台なんです。
重いレンズを装着する人にもおすすめしにくいです。
グリップが浅くて、ホールド感が想像よりもずっと弱いんですよね。
エクステンショングリップである程度は補えますが、それでも望遠系の運用がメインなら別の選択肢を検討した方がいいです。
※今の僕(2026年5月現在)は、ヘビー級レンズを愛用しています!
例えば、50mm f/1.2 Sなども使ってます。笑
後ろ姿のデザインも、これまた本当におしゃれです。
街中で持っていて、しっくりくる稀有な1台ですね。
オールドテイストな風貌に、最新フラッグシップ譲りのスペックを詰め込んでいるZf。
これを「魅力的」と感じた直感は、我ながら正解だったと思います。
ビビっ!と来た人は、直感で選んでみるのも全然アリだと思います。
もしかすると、無意識のうちに Zf とのフィーリングを感じ取っているのかもしれませんよ。
Zfを通して、僕はニコンのモノづくりに対する姿勢を垣間見た気がしました。
やるじゃん、ニコン。これが、今の正直な気持ちです。
【続編紹介】Zf を長く使った先に見えてくるもの

この記事は、あくまで購入直後のファーストインプレッションです。
ここで書いた印象が、実際に使い込んでからどう変わったか、気になる方も多いはずです。
実は、Zfとの付き合いはこの記事以降、どんどん深くなっていったんですよね。
そこで、Zfをさらに深く知りたい方向けに、続編レビューを段階別にまとめておきます。
気になる時期のレビューから、自由に読み進めてみてください。
- 3ヶ月使って見えたZfのデメリット … 蜜月期を抜けたあとに気付いた現実
- Zfと過ごした真夏の経験 … 屋外撮影でのリアルな使用感
- Zfを1年使って後悔しなかった答え … 365日後に出した結論
- 1年半使った作例レビュー … 「名機」と呼べるかをガチで検証
- Zfに合うおすすめレンズ2本 … 初心者でも迷わないレンズ選び
それくらい、Zfには書きたくなる魅力が詰まったカメラなんですよね。
次に Zf を手にして感動するのは、あなたかもしれません。
気になっている方は、量販店でファインダーだけでも覗いてみてください。
ファーストインプレッションでここまで惚れ込んだカメラなので、最新の実売価格もチェックしておきたいところです。
納期も落ち着いた今なら、注文してすぐ手元に届きます。



