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「α7Cのレンズキットってぶっちゃけどう?」
「SEL2860はどんな人におすすめ?」
「FE 28-60mm F4-5.6の作例が見たい」
FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860)が気になって仕方ない。
というのも検討中のα7C IIのキットレンズになってるから!
使って感じたのが“かわいい見た目とクセ強のギャップ”。
人によってはデメリットを感じるかも?ってレンズだった。
そこで本レンズを1ヶ月間使い倒した感想をレビューしていく。
- α7Cのズームレンズキットを検討してる人
- SEL2860を使ったレビューや作例が気になる人
- どんな人に向いてるレンズか知りたい人
この記事を読むと、SEL2860を買うべきかどうか分かる!
α7C IIでも使ったけどα7Cと感想は同じだった。
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FE 28-60mm F4-5.6は心を軽くしてくれるレンズ
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/MG_0724.jpg)
α7CシリーズのキットレンズとなっているSEL2860。
初心者やマウントを変えた人の最初の1本になるかもしれない。
1ヶ月使ってみてどうだった?
結論、なんと言ってもカメラを持ち出すハードルが大きく下がる。
でも意外とクセがあるやんちゃなレンズだ。
コンパクトが得意なSONYの真骨頂みたいなレンズ。
![α7Cはまだまだ使える!](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/MG_0760.jpg)
SEL2860を語る上でサイズ感は切り離せない。
世界最小・最軽量のフルサイズ用の標準ズームレンズとなる。
「沈胴式」になってるからコンパクトに収納できる!
収納時の高さ4.5cmとパンケーキレンズに迫るサイズ感。
これで28mm~60mmの画角で撮影できるんだから驚き。
当然、小さく軽いズームレンズが欲しい人に向けて設計されてる。
![α7Cって使いにくい?](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/MG_0687.jpg)
SEL2860はα7Cのキットレンズとなっている。
で、この組み合わせが反則的に小さい。
今後どのレンズに変えても大きいって感じるかも。
ただし初めてミラーレスを手にする人には使いにくい点も。
大きなメリットとデメリットが共存するクセのあるレンズ。
キットレンズの割には使う人を選ぶと思う。
α7Cの記事はこちら。
あなどれない!SEL2860はサブのレンズとしても魅力的
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0849.jpg)
SEL2860はキットレンズだし描写力もショボいと思ってた。
実際に使ってみると「あなどれないレンズ」だと感じる。
どんな人におすすめ?
結論、日常記録を撮影したい人や小型のサブレンズが欲しい人。
なんと言っても軽くて小さいというメリットを活かしたい。
圧倒的な描写を求めるレンズではない。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/MG_0745.jpg)
超コンパクトなズームレンズは日常の記録にピッタリ。
AFが早いから子供とのおでかけ用レンズとしても。
荷物を最小限にしたいシーンで大活躍する!
SEL2860なら広角から標準まで1本で対応できる。
屋外でレンズ交換せずに軽々と撮影ができる。
レンズを落とす・センサーにゴミがつくなどリスクに怯えずに済む。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/MG_0729.jpg)
サブのレンズとして非常に優秀だと感じる。
例えば、単焦点レンズと一緒に持ち出すとイイかも。
俺はサブのレンズとして使うかなぁ。
撮影時にレンズが小さく目立たないのも嬉しい。
悪目立ちしないから海外旅行などでも良さそう。
【作例あり】α7CレンズキットSEL2860を1ヶ月使い倒してレビュー
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0875.jpg)
どんなレンズにもメリットとデメリットがある。
もちろんSEL2860も例外ではない。
使ってみた感じはどうだった?
結論、4つのデメリットを知った上で使うなら最高かも。
作例を交えて紹介する。
どこまで小型軽量を求めてるかで意見が分かれるレンズだ。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/DSC2812-1024x683.jpg)
まずは使って感じたメリットから紹介していく。
SEL2860を購入するとシャッターチャンスに恵まれる。
軽量コンパクトだから持ち出すことが増える!
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/DSC2904-1024x683.jpg)
小さい割に解像感も良い。
中央付近はシャープな描写だ。
周辺は少しモヤっとするけどSNSで使うには全く問題ナシ!
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/DSC3220-1024x683.jpg)
AFの速さ・精度ともに満足できるだろう。
走り回る子供の瞳にもフォーカスし続ける。
マジで子供とのお出かけにもってこい!
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/DSC3304-1024x683.jpg)
SEL2860は多彩なシーンで活躍してくれるだろう。
ただし小型化を優先したからクセのあるレンズに。
個人的にSEL2860だけで撮影するのはシンドイ。
ここからは使って感じた4つのデメリットを紹介する。
もちろん決して悪いレンズではないことは強調しておく。
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∟【楽天×マップカメラ】SONY FE 28-60mm F4-5.6 SEL2860【デメリット1】F値が暗いうえに可変するから使いにくい
![α7Cはまだまだ使える!](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/MG_0693.jpg)
多分ココが1番気になる人が多いのでは?と感じる。
解放でF4スタートとなり、望遠端ではF5.6まで暗くなってしまう。
使いやすい50mm前後の画角で暗くなるのは辛い!
キットレンズだから初心者が最初に手にするレンズかもしれない。
ボケ味が弱く「スマホでよくね?」って感じてしまうかも。
漫然と撮っただけではほとんどボケない。
レンズのキャラクター的にもう少し明るければ良かった。
気軽に撮影するには暗すぎる。
世界最小・最軽量を目指しすぎた弊害では?と感じる。
【デメリット2】ズームレンジが狭くて少し頼りない
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/MG_0761-1024x683.jpg)
焦点距離がビミョーで「便利ズーム」って感じではない。
まず広角端が28mmだから屋内では「狭い」と感じることも。
あまり寄れないのも相まって狭い部屋で使いにくかった。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/DSC2806-1024x683.jpg)
広角端が28mmスタートだからパースも弱め。
また望遠側も60mmってビミョーな画角だ。
自分の足で画角を調整することが多かった。
それなら単焦点レンズ1本で良くね?って気がしてくる。
【デメリット3】スナップ撮影でワンテンポ遅れる
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/MG_0733-1024x683.jpg)
SEL2860は「沈胴式」が採用されたレンズだ。
沈胴式のメリットは収納時にコンパクトになること。
デメリットは繰り出さないと撮影できないことだ!
被写体を見つけてから繰り出してるとワンテンポ遅れる。
撮りたいときに撮れないのがストレスに…!
まさにスナップ撮影においては致命的。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/DSC3086-1024x683.jpg)
レンズの繰り出しでは力加減が難しく「ガコッ」と動く。
だから広角端で止まらず少しズームリングを戻す必要が。
頻繁に使う動作だけに気になる!
レンズ出しっぱで撮影しようかとも思った。
でも収納しないとレンズがそこそこのサイズに…。
スナップ撮影ではこのジレンマと戦い続けることになる。
スナップに向いてるレンズだけに残念だ。
【デメリット4】レンズの質感がお世辞にも良くない
![α7Cはまだまだ使える!](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/MG_0766.jpg)
最も使うであろうズームリングの動きが好きじゃない。
トルク感が薄くてスカスカした感覚がある。
キットレンズだしある程度は仕方ないけども…。
ズーム・ピントリングの位置が少し近いと感じるかも。
ちなみにレンズの先端一部だけが金属製となっている。
軽さも相まってプラスチックの塊って感じだ。
質感を求める人にはおすすめできない。
ちなみにファンクションボタンなども無し。
フィルター径が40.5mmで他レンズと共用がムズイ。
SEL2860はデメリットと魅力がコンパクトに詰まったレンズ
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0851-1024x683.jpg)
今回はSEL2860を1ヶ月使ってのレビューを記事にした。
α7Cと同じく小型軽量にこだわりまくったズームレンズだ。
使ってみてぶっちゃけどうだった?
結論、めちゃくちゃ賛否が分かれるレンズだと思う。
コンパクトが命な人にはブッ刺さる。
キットレンズではあるけど少し扱いが難しいと感じた。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/MG_0755-1024x683.jpg)
なんと言ってもフルサイズズームレンズで世界最小・最軽量!
フルサイズを楽に運用したい人には「買い」だ。
広角から標準までカバーするし。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/DSC2842-683x1024.jpg)
α7Cとの相性が良くてスナップ撮影に出かけたくなる。
単焦点レンズのサブレンズとしても優秀!
個人的に1番おすすめな使い方だ。
目立ちにくいから様々なシチュエーションで活躍できる。
次の4つのデメリットをどこまで許せるかで評価が割れる。
- F値が暗いうえに可変するから使いにくい
- ズームレンジが狭くて少し頼りない
- スナップ撮影でワンテンポ遅れる
- レンズの質感がお世辞にも良くない
![α7Cはまだまだ使える!](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2024/03/MG_0758.jpg)
とはいえ解像感などは決して悪くない。
屋内などの暗所で使わなければぶっちゃけ問題ないと思う。
ISO感度が上がってもライトルームでノイズ除去できるし。
「サイズを取るか、スペックを取るか?」
カメラ好きにとっての命題を改めて突きつけてくるレンズだ。
おしまい。
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