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「せっかく買ったカメラ、大切に使いたい」
「電源を入れてもすぐ切れる…。カメラが壊れた?!」
「カメラってどんな壊れ方するの?」
カメラって実は精密機械。
これって当たり前のことだけど、毎日カメラを触ってると忘れがち。
だから乱雑に扱って「カメラ壊れた…」なんてことにも。
「後悔先に立たず」なんて高額なカメラでは絶対に避けたい。
小さな故障でも、修理費で軽く数万円は吹き飛ぶ。
そこで初心者がカメラを速攻で壊さないよう、故障原因を4つに厳選して深掘りする。
結論は以下の4つが主な故障原因。
- 落下による衝撃
- 砂やホコリの侵入
- 湿気によるカビやサビ
- 高温による異常発熱
実際に俺の対策も紹介するから参考にしてほしい。
- 最近カメラを買った初心者の人
- カメラが壊れるのを未然に防ぎたい人
この記事を読めば、カメラの故障原因や対策について分かるようになる。
俺は約10年で5台のミラーレスカメラを使ってきた。
でもしっかり対策をして、1度も壊したことないから説得力はあると思う。
まず知っておきたい!壊れたカメラの修理代っていくら?
俺は現在キヤノンのカメラを2台を運用している。
キヤノンのカメラに関しては以下の記事を見てほしい。
キヤノンの場合、公式サイトから修理金額の見積もりが可能だ。
そこで最近のお気に入り「 EOS R10 」で実際に見積もりしてみた。
同じメーカーでも、モデルによって大きく修理代金が違うから注意。
落下などで大きな衝撃を与えてしまったケース。
目安の修理代金は 24,200円 〜 59,070円 となっている。
ボディ内に水や砂が入ってしまったケース。
目安の修理代金は 29,700円 〜 59,070円 となっている。
これらはカメラボディだけの修理費。(レンズの修理費は別)
EOS R10 の実売価格が 12万円弱であることを考えると、非常に高額な修理代だ。
ケアレスミスの代償がデカすぎ!
このような事故を減らすために、まずは根本的な故障原因を知ることが大切。
【不注意で壊れた!】ミラーレスカメラが故障する4つの主な原因
ミラーレスカメラってデリケートで壊れやすい。
中には「え?こんなことで?」ってのが原因で壊れることも。
スマホより大幅に弱い印象だ。
ミラーレスとスマホの違いは以下を見てほしい。
【メリット】スマホやコンデジと比較して分かるミラーレスの違い3選そこでミラーレスカメラが壊れる主な原因を4つに絞って紹介する。
デリケートなミラーレスには「カメラのキタムラ」などの保証への加入がおすすめ。
1) カメラが落下による衝撃で壊れた
個人的にコレが1番多い事故と感じる。
そして最も絶望感が漂う壊れ方をする。
カメラに強い衝撃がかかることで、主に以下が損傷する。
- レンズ
- シャッター
- カメラ内部
この壊れ方の何が怖いって、一瞬で再起不能になるってこと。
対策は、「丁寧に扱う」「カメラストラップを使う」など。
2) カメラ内部に砂・ホコリが侵入して壊れた
レンズ交換式カメラの宿敵とも言える故障パターン。
屋外でレンズを交換することでセンサーに砂やホコリが付着する。
風の強い日は特に注意が必要!
センサーに砂やホコリが付着すると、ノイズが発生してしまう。
対策は、「屋内でレンズ交換をする」「バッグ内でレンズ交換する」など。
3) 湿気でカメラ内部にカビやサビが発生して壊れた
「カメラにカビ生える」ってなかなかのパワーワードだ。
カメラを買ってすぐの頃、これの意味がマジで分からなかった。
何かの比喩表現かと思ったけど、文字通り「カビが生える」のだ。
これらが発生する主な条件は以下の2つ。
- 水分がついたまま保管する。
- 温度・湿度の高いところに放置する。
これら条件によって、レンズやカメラ内部にカビやサビが発生。
特に高温多湿な日本の環境って、カメラを保管するには適してない。
対策は、「保管前に水分を拭き取る」「防湿庫を利用する」など。
4) 高温による異常発熱でカメラが壊れた
直射日光や車内放置といった環境下で、カメラって異常発熱を起こす。
センサーの損傷やカメラ内部の油脂類の融化が起こる。
今年は恐ろしい猛暑だから特に注意したい。
気付いたときには致命的なダメージに!
カメラがオーバーヒート状態になると、使用中に電源が勝手に切れるといった症状が出る。
特に動画撮影で長回しするとオーバーヒートになりやすいから注意。
対策は、「車内などの高温下に放置しない」「風通しの良い日陰で使用する」など。
炎天下で撮影を行う場合は、タオルで包んで撮影するのも効果あり。
もしオーバーヒートしても、慌てて冷蔵庫やクーラーボックスにぶち込むといった行為はNG。
レンズやカメラ内部が急速に冷えることで結露してしまう。
無防備に太陽を撮影すると、間違いなくカメラが壊れる
直接太陽を撮影するといった行為は、一発でカメラを壊す原因になる。
実際に皆既日食が起こるとカメラの修理が増えるそうだ。
太陽を構図に入れた撮影時にも注意!
太陽を直視してカメラが壊れる箇所は主に以下の通り。
- センサー
- シャッター
- レンズ絞りプレート
どれも修理費が高額になることが予想される。
とはいえ故意に太陽を狙わない限り、故障が発生する可能性は低い。
ちなみにミラーレスカメラの方が、太陽によるダメージを受けやすいと言われている。
減光フィルターなどを使ってもダメージが出る可能性が高い。
とにかく太陽の撮影は行わないのが吉!
【キャリーバッグに入れるとカメラは壊れる?】飛行機に乗るなら手荷物で持ち込め!
カメラをキャリーバッグに入れての旅行は危険。
常に振動するキャリーバッグ内の環境ってカメラには酷。
長時間の振動で故障するリスクがある。
最も注意したいのが、キャリーバッグの積込み時。
飛行機への積込みって「雑」だから、衝撃でカメラが破損するリスクがある。
そして最も注意したいのが「国際線」の飛行機に乗る場合。
ロストバゲージの可能性も考慮すると、カメラは手荷物として絶対に機内に持ち込もう。
ちなみに乗り換え便の方が、ロストバゲージの確率が高い。
カメラが壊れた…を防げ!保険にもなるカメラアクセサリー4選
先で紹介した通りミラーレスカメラの修理代って高い。
だから少々お金をかけて対策をする価値は大きい。
カメラアクセサリーを適正に使えば保険にもなるぞ!
具体的に俺が行なっている対策は4つ。
- カメラの落下対策
- 冠水や砂に対する対策
- カメラを衝撃で損傷させない対策
- カビやサビへの対策
これらを順に解説していく。
1) ピークデザインのカフでカメラの落下を防止
俺は首から下げるストラップって、あまり好きじゃない。
いかにもカメラマン!って感じが好きになれない。
あと肩が凝るし、ぶらぶらしてぶつけやすいし。
これらを解消するのがリストストラップ。
ピークデザインの「カフ」というモデルを愛用している。
同じくピークデザインの人気商品「アンカー」を使用する。
なおアンカーはカフを購入すると2個付いてくる。
ピークデザインのアンカーとは、ストラップとカメラを簡単に脱着できるアイテム。
そしてカフは、手首の太さに合わせてループサイズを自由に調整可能。
使い心地がめちゃくちゃ良くて、さすがピークデザイン!って感じだ。
ベルトが軽くてしなやか。だから撮影を邪魔しない。
見た目もおしゃれで高級感があるのも嬉しいポイント。
- ブラック(黒)
- アッシュ(ライトグレー)
- セージ(ライトグリーン)
- ミッドナイト(濃紺)
カラーは新色を含めて4色ある。
ちなみに俺は汚れが目立ちにくいブラックを選んだ。
また使わないときは、クルクル巻いてリストバンドのように装着できる。
でもここだけが残念なポイントで不満がある。
マグネットの位置が移動できないから、腕の太さに合わせられないんだ。
上の写真の通り、かなり狭い範囲にのみマグネットが仕込まれている。
だからかなりの腕の太さがないとブカブカで、装着性が良いとは言えない。
特に女性など腕が細い人は、ぶっかぶかの装着感になるかも。
ただ撮影時においては、申し分ない安心感を与えてくれることは強調しとく。
∟【Amazon】ピークデザイン カフ∟【楽天×マップカメラ】ピークデザイン カフ∟【Yahoo!×マップカメラ】ピークデザイン カフ2) ピークデザインのエブリデイスリングで砂やホコリの侵入を防ぐ
俺は現在、ピークデザインの「エブリデイスリング 3L 」というバッグを愛用している。
数種類のサイズがあるけど、3L は最もコンパクトなサイズになる。
ミラーレスカメラ 1台だけで運用するにはベストって感じだ。
ミラーレス 1台と、小型レンズ× 2本の使い方がおすすめ!
ちなみに中身は 1kg 以下にすると軽快で運用しやすい。
フロントのポケットはほとんど飾りだ。
小さすぎてスマホの厚さでパンパンになる。
ベルトの長さ調整も簡単で、余ったベルトをスマートに隠せるのも Good 。
バックルでサイズを簡単に微調整できて使い勝手サイコー!
小さいバッグながら、小物の収納スペースが多いのも嬉しい。
- バッテリー
- SDカード
- USBケーブル
これらは余裕で入れることが出来る。
レンズを 1本にすればスマホや財布、モバイルバッテリーなども収納可能だ。
バッグに深さがあるからバッグ内でレンズ交換可能。
特に風が強くて砂やホコリを警戒する日には特に重宝する。
ジッパーをフルオープンしてもカメラが落ちない設計で安全。
細部まで気の利いた感じは、流石カメラアクセサリーブランドって感じ。
そしてピークデザインの製品は「生涯補償」となる。
日本のストアで購入した場合は、ピークデザインの代理店「銀一」で保証が受けられる。
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オランダから来たカメラ保護用カバー。
素材は高級シリコンで作られていて、触り心地はサラサラしている。
指が引っかかように「スリッド」が設けてあるから滑り落ちない。
カメラ機種ごとの専用設計でピッタリのジャストサイズ。
加工精度がとても高く、各ボタンやスイッチに対してズレが一切ない。
SDカードやバッテリー交換などは、イージーカバーを装着したままで OK。
厚みのあるシリコンカバーで、不意にぶつかっても衝撃を吸収してくれる。
ただシリコンカバーの厚みがデメリットにもなっている。
全体的にカバーの厚さだけ大きくなって、グリップの指掛かりが浅くなるのが残念だ。
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レンズのカビは「気温25℃・湿度60%以上」になると発生率が急増する。
だから日本は、ほぼ1年中カビが生えやすい環境。
対策として「防湿庫」と「エアコン」の併用が効果的。
防湿庫は、ハクバってメーカーのドライボックスが鉄板だけどおすすめ。
サイズは下記の3種類。
- 5.5 L
- 9.5 L
- 15 L
俺はレンズが少ないから 5.5 L を使用している。
5.5L でミラーレス 1台とレンズ 2 ~ 3本は収納可能。
ちなみにカラーはクリアとスモークの2色。
そして希望小売価格が3,399円(税込)とお手頃なのも嬉しい。
上蓋の内側に乾燥剤を入れるケースが付属する。
そこに乾燥剤(同メーカー推奨)を仕込めば準備完了という手軽さも魅力だ。
電源が不要で、約11ヶ月効果が持続するのもポイント。
価格も数百円だからめちゃくちゃ経済的だ。
∟【Amazon】HAKUBA ドライボックス 5.5L∟【楽天ビック】HAKUBA ドライボックス 5.5L∟【Yahoo!×マップカメラ】HAKUBA ドライボックス 5.5L壊れたカメラに絶望する前に、しっかりと対策を立てよう
カメラって精密機械。
日頃カメラを触る機会が多い人ほど忘れがちな気がする。
そんな油断からカメラを壊してしまう。
そしてカメラが壊れる主な原因は以下の4つ。
- 落下による衝撃
- 砂やホコリの侵入
- 湿気によるカビやサビ
- 高温による異常発熱
少しの不注意で高額な修理代が発生するから、マジでカメラって怖い。
カメラが壊れる原因がはっきりしたぞ!
あとは個々に対策を練れば大丈夫だ。
ここまで来ればカメラの故障を過度に怖がる必要もない。
今回紹介したアクセサリーで特におすすめなのが以下の2つ。
- ピークデザイン カフ
- ピークデザイン エブリデイスリングバッグ 3L
ピークデザイン カフ。
∟【Amazon】ピークデザイン カフ∟【楽天×マップカメラ】ピークデザイン カフ∟【Yahoo!×マップカメラ】ピークデザイン カフ∟【カメラのキタムラ】ピークデザイン カフピークデザイン エブリデイスリング 3L 。
∟【Amazon】ピークデザイン エブリデイスリング∟【楽天×マップカメラ】ピークデザイン エブリデイスリング 3L∟【Yahoo!×マップカメラ】ピークデザイン エブリデイスリング 3Lぶっちゃけこの2つは必須と言っても良いくらいだ!
アクセサリーを上手く使ってカメラの故障を回避しよう。
また今年の夏は異常に暑いから、カメラのオーバーヒートには特に注意したい。
ぜひ本記事を参考に、人もカメラも熱中症に注意して撮影を行なってほしい。
おしまい。