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「EOS RPって少し前のカメラだけど、ぶっちゃけどう?」
「EOS RPを買って後悔しない人ってどんな人?」
2020年に「EOS RP」を購入してから3年が経過した。
RPを購入した当時、全てのカメラ(レンズ含)を手放していた。
レンズを揃える必要があったからRPの価格って魅力的。
EOS RP はフルサイズセンサー搭載機としては破格のカメラ。
その価格のインパクトは現在ではさらに際立っている。
でも発売されてだいぶ経つし、買って後悔したくない…。
結論、EOS RP はまだまだ現役で活躍できる。
ただしある程度の弱点は許容する必要アリ。
- 今まさにEOS RP の購入を迷っている人
- EOS RP の強みや弱点を知りたい人
- 後悔しないためのポイントを予習したい人
この記事を読むと、EOS RP を買ってから後悔する確率が低くなる。
合わせてこちらの記事もどうぞ。
∟【Amazon】キヤノン EOS RP∟【楽天市場】キヤノン EOS RPレビュー書いて再認識!EOS RPはまだまだ現役で活躍できる
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7310-1024x683.jpg)
2023年に「EOS R8」ってカメラが発売された。
このR8ってカメラは、RPの完全上位互換になる。
外見はネームバッジを見ないと分からないほどソックリ。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7343-1-1024x683.jpg)
軽さが売りのRPより、R8は更に軽い。
RPが勝てるのはぶっちゃけ価格だけになっている。
これに関して、R8買える人はR8を買おう!笑
ただしその価格差がマジで大きくてバカにならない。
EOS RPの価格はざっくり12万円弱。
R8の価格に対してRPは半額!
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7335-1-1024x683.jpg)
今後はこの価格でフルサイズミラーレスって出ないと思う。
デフレ大国日本でもインフレで物価が上昇中。
低価格というメリット(説得力)はデカい。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7347.jpg)
10万円以上も価格差があるから差額でレンズが揃う。
レンズが少ない初心者の人には嬉しすぎるポイント。
EOS RPは値落ちが少ないのもメリット。
上位機種を買う場合の下取りカメラとして有効。
【後悔】いつまでもあると思うな親とEOS RP
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7345.jpg)
フルサイズミラーレスカメラが新品で12万円弱。
このインパクトは凄まじい…。
少々古さを感じる機種とはいえメリットは大きい。
フルサイズカメラを使ってみたい人にとって十分に候補になる。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7256-1024x683.jpg)
映像エンジンは「DIGIC 8」って1世代前のもの。
ただし1世代前だから写りが悪いとかは全然感じない。
高感度撮影はさすがフルサイズ!って感じにノイズが少ない。
この価格でこれだけ高精細な絵作りができるって純粋に凄い。
色彩も鮮やかでグラデーションも滑らか。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7356-1.jpg)
フルサイズでありながらコンパクトなボディも特徴的。
特に全高が抑えられているからカメラバッグに引っかからない。
エブリデイスリング 3L みたいな小型バックと相性◯。
全幅は適度な広さ。
これ以上狭いとレンズに指が当たり気になってくる。
ボディ幅が狭いと大型レンズが使いにくい原因に。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7342-1.jpg)
グリップは大きくて握り込める。
でも指の形に合ってなくてフィット感イマイチ。
ボディ背面の親指グリップは優秀!
大型レンズを装着しても安心感が大きい。
2023年11月現在、EOS RPはディスコンになってない。
生産がいつまで続くか分からないから欲しい方はお早めに。
買って後悔するより、買わずに後悔する方が精神的に痛い。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7320.jpg)
「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」ってレンズがお気に入り。
ちなみに本記事の作例は全てこのレンズ。
EOS RP との組み合わせがマジで使いやすい。
端的に言って EOS RP が「良いカメラ」であることは間違いない。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7313-2-1024x683.jpg)
結論、フルサイズ初心者ならEOS RPを買ってまず後悔しない。
絵作りは非常に高画質で色彩も鮮やか。
ノイズの入り方も穏やかで、映像エンジンは優秀だと感じる。
EOS RP はお手頃価格だけど絵作りに妥協なし。
フルサイズの余裕が感じられるダイナミックレンジが最高。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7257-683x1024.jpg)
APS-Cセンサーと比較して、ボケ味も非常に豊かで使って楽しい。
ボケて欲しいとこでしっかりボケるから背景整理が楽。
初フルサイズの人は、EOS RP を買って満足する可能性が高い。
APS-C からステップアップすると色々と感動する。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7329-1-1024x683.jpg)
俺は圧倒的にファインダーが大きく見やすいことに驚いた。
Lightroom などを使ったレタッチの耐性も高く扱いやすい。
「EOS RP」が月11,980円!
EOS RPを買って後悔しないために知っておきたい4つのこと
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7323-1024x683.jpg)
買って使ってみたら想像と違って後悔。
これが最悪のシナリオだ。
こうならないために RP のデメリットを紹介する。
RPを買って後悔する人は、すでに優れたAFカメラを使ってる人。
EOS RP のAFは(最近のカメラと比較して)賢くない。
シャッターボタン半押しで確実にAFがハマるって感じじゃない。
とはいえ動きモノを撮りまくるって人じゃない限り大丈夫。
EOS RPで後悔しないか心配な人はレンタルしてみるのも手だ。
リンク:本当にレンタルはお得?
映像エンジンが古い
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7332-1024x683.jpg)
EOS RP に搭載される映像エンジンは「DIGIC 8」。
ちなみに最新の映像エンジンは DIGIC X 。
最新の映像エンジンは、高感度にさらに強くなっている。
とはいえ、日中に撮影すれば差は感じない。
また DIGIC X の方が電力消費量が多いとの報告もある。
映像エンジンの古さは普通に使う分には意識しなくてOK。
なんでも最新が良い!ってタイプの人は後悔するポイントかも。
オートフォーカス(AF)の精度が甘い
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7353-1-1024x683.jpg)
EOS RP には「デュアルピクセルCMOS AF」が搭載される。
AFの合掌速度は早くてストレスは感じない。
ただしAFの精度が甘い。
なかなか欲しいところにピントが食いつかない。
奥にピントが抜けることが多い。
暗いシーンのフォーカス精度はそこそこ。
低コントラストな所にフォーカスするとAFが迷子になりやすい。
MF に切り替えてピントを丁寧に合わせる必要が出てくる。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7350-1024x683.jpg)
サーボAFを使うと人物の瞳を追いかけてくれる。
ただし横顔になると途端にAFが怪しくなる。
動きが早いと瞳を取り逃がしがち。
動物や乗り物といった被写体認識はできない。
この場合、AFポイントを指定する必要がある。
![初心者におすすめなCanonミラーレス](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_4238.jpg)
マルチコントローラーがついてないからタッチ&ドラッグAF。
左目でファインダーを覗く人は要注意!
タッチ&ドラッグできるエリアが右半分の顔で狭くなる。
俺は左目で覗くからこの辺がストレスに感じる。
動体(スポーツ)撮影に弱い
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7351-1024x683.jpg)
EOS RP は連写が効かない。
最高約5.0コマ/秒。
EOS R10 はメカシャッターで最高約15.0コマ/秒。
被写体認識の弱さも相まって動体撮影が得意ではない。
連写を多用したい人は RPを候補から外すべき。
バッテリーが貧弱&シングルスロット
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7358-1024x683.jpg)
バッテリーは「LP-E17」を搭載する。
電源入れっぱではがんがんバッテリーが減っていく。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7330-1-1024x683.jpg)
対策はシンプルに細かな電源オフ。
カメラをスリープ状態で使うのは RP に向いていない。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7334-1024x683.jpg)
小型バッテリーのおかげで本体重量も非常に軽い。
SDカードスロットが1枚なのも気になるところ。
ぶっちゃけダブルスロットの方がいいなぁ。
EOS RP はキヤノンが生んだ奇跡としてこれからも残してほしい
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7325-1-1024x683.jpg)
今回は「EOS RP」を3年使って感じたことをまとめた。
結論、めちゃくちゃ良いカメラだけど人によっては後悔する。
発売は2019年と、新しいカメラではないことが原因。
目新しい機能が無いから物足りなさは感じるかも。
RPを買ってから後悔するのは悲し過ぎ。
そこで後悔しそうなポイントを4つ洗い出すことにした。
- 映像エンジンが1世代前
- オートフォーカスの精度が甘い
- 連写が効かずシャッターチャンスに弱い
- マルチコントローラー非搭載で(人によっては)使いづらい
これらが許容範囲なら絶対に「買い」なカメラ。
今後ここまで手頃なフルサイズ機って登場しないと思う。
フルサイズの新品カメラが12万円弱で買えるって奇跡。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7320-2-1024x684.jpg)
もちろん描写性能や画質に関しては全く申し分ない。
高感度耐性も流石フルサイズ!!って感じ。
言い方は悪いけど、舌が肥えてない初心者なら絶対満足できる。
最近はカメラ側が進んで何もかもをやってくれる。
RPはまだユーザーが介入する余地があるカメラと言える。
このあたり納得した上で購入すると最高の相棒に。
![](https://monoscram.com/wp-content/uploads/2023/11/MG_7337-1024x683.jpg)
3年を超える付き合いになったけど、まだまだ使い続けるだろう。
コンパクトサイズも相まって、どこでも連れ出せる最高のカメラだ。
おしまい。
∟【Amazon】キヤノン EOS RP∟【楽天市場】キヤノン EOS RP