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30代という年齢は投資を行うにあたって適齢期だと思う。
俺は30代前半で投資(インデックス投資)を始めたんだけど、そこが人生のターニングポイントだったと強く感じる。
俺の人生で行った決断の中で、間違いなくベスト3に入る英断だった。
- 子供の教育費(大学費用)
- 自分たちの老後に必要なお金
- 労働から逃れることができない絶望感
投資を始めるまでは、これらの漠然としたお金の悩みが常について回った。
この記事を読んでもらえれば、同じ悩みを抱える30代の人たちとって参考になると思う。
投資を始めて4年が過ぎた今、お金の悩みはとても小さくなって、新たな目標に向かって邁進している。
「もっと早くお金の勉強していれば…!」ってヒシヒシ感じるくらい、投資は人生に及ぼすインパクトが大きい。
投資を始めて何が変わったのか?またどんな投資をしているのか?このあたりも具体的に包み隠さず紹介してみる。
30代で投資を始めて、自分が本当にやりたかったコトに向き合えた

将来のお金を心配している頃は無意識に夢や目標を諦めてた思う。
反対にお金の心配が小さくなるほど夢や目標ってどんどん膨れ上がってくる。
具体的な金額を出すと1,500万円を突破したあたり。
現在は「自分が本当にやりたかったコト」としっかり向き合えるようになった。
現在の資産総額は約2300万円。投資を始める前の2.5倍に
先に断っておくと投資だけで2.5倍まで資産を増やしたわけではない。
俺がやっている投資は伝統的なインデックス投資。資産が少ない頃は投資に使えるお金が少なくて爆発力がない。
種明かしをすると「所得を増やし、支出を減らす」っていう単純な結果なんだ。
でも投資をしなければ資産が増えなかった自信がある。
なぜなら、お金の勉強をしなかった可能性が高いから。
おそらく所得も増えなかったし、支出も減らせなかったと思う。
株式などのリスク資産が約2,000万円。
預貯金などの現金が約300万円。
けっこうリスク資産に振り抜いてると思う。
投資信託9割、高配当株1割
2023年5月時点の我が家の投資割合は以下の通り。
投資信託 | ETF | 投資額に締める割合 | |
SBI・V・S&P500インデックスファンド | ○ | 42.5% | |
楽天・全米株式インデックスファンド(楽天・VTI) | ○ | 40% | |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | ○ | 3% | |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | ○ | 0.5% | |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | ○ | 3% | |
HDV (iシェアーズ コア米国高配当株 ETF) | ○ | 6% | |
SPYD (ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF) | ○ | 5% |
米国への投資に偏っているけど、個人投資家が買う王道なファンド達だと思う。
もちろん「NISA」「つみたてNISA」「Jr.NISA」「iDeCo」といった節税制度はフル活用。
高配当株をやってみたけど我が家にはハマってない。SPYDだけでも売却しょうか検討中。
債券は購入してなくて現金の比率で許容リスクを管理。リスク資産が5,000万円超えたら債券も買っていくかも。
受動的から能動的へ。大切なのはお金に対するマインド。

俺は30代初めから株式投資を初めた。それまでは預貯金と保険契約だけ。
そもそもお金の話が嫌いだったから積極的に参加してこなかった。
でも投資を初めると「収支」「貯蓄」「税金」など、今まで聞き流してたワードが耳に残るようになる。
分からないから調べる ⇒ 結果を理解して嬉しくなる ⇒ 更に知識を欲する。
このループに入れば金融の知識をつけることが楽しくなってくる。
こうなると自然と倹約するという意識に変わり、そこから資産がぐんぐん増えていった。
走り出してからお金の勉強を開始
俺は2020年7月頃に「投資信託」で投資を始めた。
この頃はコロナショックって暴落があった時期。投資を始めたタイミングが「たまたま」良かった。
本当にたまたま偶然、株価が安い時にたくさん仕込むことが出来た。
どんどん膨れ上がる含み益を見て、本格的に投資を行うことを決心した。
お金の勉強を始めた入口は「YouTube」だったと思う。
- リベラルアーツ大学
- 中田敦彦のYouTube大学
あっちゃんの動画が分かりやすくてセリフを覚えるくらい何度も見返した。
そしてそれから3ヶ月間、書籍で金融知識をインプットしまくった。
特にあっちゃんの動画で紹介された本は軒並み読破した。

その頃には含み益が出ていたからお金って増えるものって実感と、書籍で学んだ知識が合致して確信に変わった。
どんどん投資が楽しいものに変わっていった。
まずは行動することが重要。
走り出してから勉強しても遅くない。
支出削減が成功の鍵。ポイントはパートナーとの協力

お金の勉強をひたすらインプットすると今度はアウトプットしたくなる。
そこで妻に矛先が向いたわけだけど、家庭の収支にも関心がなかった夫がペラペラ金融の話ばかり。
相当うっとうしかったと思うけど、その甲斐あって妻と金融知識の共有ができて家計改善に成功。
その頃には妻もYouTubeでお金の勉強をするようになった。(本は読んでくれなかった)
そして夫婦一緒にエクセルシートを使って毎月家計簿をにつけるように。
これによって無駄な支出を洗い出し、将来必要な金額を試算することができた。
毎月の目標を作ることで自然と支出削減ができるようになって、現在は支出が以前の半分くらいになっている。
ちなみにムダな出費が多かったから、支出を減らしても生活の満足度は落ちてない。
とにかくパートナーとの金融知識の共有が重要。
お互いの協力なくして倹約は実現しない。
資産が少ないうちは支出削減のインパクトが非常に大きい。
このあたりは別記事で超詳しく書いてるから見てほしい。
どれも俺が経験したことに基づく記事だ。

倹約が始まると意識改革が起こる
専業主婦は譲れない主義の妻がアルバイターにジョブチェンジ。
これも金融知識が高まってのこと。生産的に動かないと時間がもったいなく感じるように。
家計が改善されると働く意欲がアップ。俺も社内で評価が上がり収入がアップ。
何やかんや世帯所得が250万円ほど増えていた。この頃から毎月余剰資金として20万円は確保できるようになっていた。
お金の使い方も上手になっていき倹約スキルが身についてきた。
お金の流れを見える化して具体的なお金の目標を持つことで「倹約」が達成されやすい
この記事で倹約について詳しく解説しているよ。

余剰資金をどんどん投資に回して資産を拡大
このお金を投資に回すわけだけど、節税制度をしっかりと活用する。
- つみたてNISA
- 一般NISA
- Jr.NISA
- iDeCo
このあたりの節税制度活用はマスト。
支出を絞って余剰資金で投資するから資産がどんどん溜まる。
投資に回さない生活防衛資金を用意することが大切。
我が家の生活防衛資金は50万円。内訳は月々15万円の支出で暮らせるから【15万×3ヶ月≒50万】という計算だ。
生活防衛資金を用意することで心にゆとりを持って投資ができる。
この頃から心にゆとりが生まれてきた。
具体的な金額は1,000万円を超えたあたりだったように思う。
気づけば大学資金の不安がほぼ解消

我が家は学資保険には加入していない。
投資を始めるまでは預貯金だけで教育費(大学資金)を捻出しようとしていた。
でも預貯金だけで教育費を捻出することに無理を感じてストレスに。
現在は子供の教育費は「ジュニアNISA」を軸にして投資信託で運用している。
子供はふたりとも小学生。大学入学まで10年はあるから複利も十分に利く。
収入を増やして支出を抑えることで投資額も増えていき、現在は子供ひとり当たり400万円ほどの資産になった。
もう教育資金に対しての不安はほぼ無い。
消えた老後2,000万円問題。消えた老後不安
老後2,000万円問題。
金融庁が「老後の30年間で2,000万円が不足する」と発表したアレ。
2,000万円という大金が話題になったけど、いつの間にか老後2,000万円問題は囁かれなくなった。
我が家も2,000万円という金額に感化されて資産を増やしてきたわけだけど、気がつけば資産総額2,000万円を超えていた。
家計を適正にコントロールして毎月黒字を計上し続ければ、30代で老後を過度に心配する必要はないと思う。
支出をコントロールして淡々と資産を増やしていければ、ある程度のところで「もう老後は大丈夫かな」って思えてくる。
てか老後2000万円問題どこいった。
労働だけに頼らなくていい事実が心を軽くする

俺は「労働から逃れられない絶望感」みたいなものを毎日感じて人生イヤになっていた。
いつまで働き続けるのか。労働に終わりはないのか。
ぶっちゃけ俺はこの漠然とした不安や悩みが大きかった。苦しかった。
インデックス投資や高配当株投資を行うことで、お金がお金を産んでくれる仕組みを理解した時、この悩みが軽くなって世界が明るく見えた。大袈裟でなくマジでそう感じた。
今もこの悩みは年々軽くなっていっている。
自分だけじゃなくてお金も働いてくれる。これマジで重要。
お金の悩みから解放されると人生の目標が見えてくる

「海外で暮らしたい」って夢があった。
でも結婚して子供が産まれる中で、いつの間にかその夢を諦めていた。
でもお金に余裕が産まれると本当にやりたかったコトをぐっと身近に感じる。
資産が膨らむと忘れかけてた夢や目標も膨らんでくるよう。
今は胸はって自分の夢を話せるし(笑われるけど)、自分の夢に向けた努力をするのが楽しくて仕方ない。
それが日々を生きる活力になっていると感じる。
資産を増やすのに投資は不可欠。
でも投資から学べるマインドが一番大切だと感じてる。
まだ投資を始められるず尻込みしてる人は、とりあえず始めてみるのもアリだと思う。
知識は走り出してからでも付いてくる。