Nikon Zfで後悔する人・しない人。1年使って出した答え

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  • スペックも弱点ももう散々調べた。でも最後の決め手がない
  • 10万円以上するし、買って後悔したら…と足が止まる
  • α7C IIやX-T5と比べて、本当にZfでいいのか確信が持てない

Nikon Zf、気になってるのにカートに入れたり外したりを繰り返してませんか?
スペックも弱点も散々調べたのに、なぜか最後の一歩が踏み出せない…。

僕もそうだったので、その気持ちよく分かります。

結論を先に言うと、Zfで後悔するかどうかは、スペックじゃなくて”自分がどっち側の人間か”で決まります
僕はNikon Zfを、1年以上手放さずに使い続けてますし、今もメインで使っています。

しかも僕は、α7C IIもX-T5も実際に候補にして天秤にかけた上で、それでもZfに戻ってきた人間です。
だから「買って後悔する人・しない人」の境界線を、忖度なしで引けると自負しています!

使い始めて1年が過ぎた今も、あの2台を選ばなかったことを後悔していません。
個別の弱点(サイズ・AF・発熱など)はもう別記事で全部書ききったので、ここでは「判断」の話だけをします。
(気になっていた弱点の中身は、後でリンクからまとめて拾えるようにしておきますね。)

この記事がおすすめな人
  • Zfが欲しいのに「後悔しないか」で最後の一歩が踏み出せない人
  • スペックや個別の弱点はもう調べ尽くした人
  • α7C II・X-T5と最後まで迷っている人
  • 1台を長く使えるか(1年後も愛せるか)で判断したい人

まず、Zfで後悔しやすい人を先に書いておきます

Nikon Zf(夏レビュー)

まず、正直にお伝えしなければいけないことがあります。
Zfは、「全員におすすめできるカメラじゃない」ってことです。
だから、先に”後悔しやすい人“の条件から書いておきます。

具体的には、こんな人ですね。

  • 動きの速い被写体(スポーツ・野鳥など)をメインで撮りたい人
  • とにかく軽さ・小ささ最優先で、グリップやサイズに1mmも妥協したくない人
  • ボタンやカスタムを詰め込んで、効率重視でガンガン運用したい人
  • 「見た目はどうでもいい、スペック単価がすべて」という人

このあたりに強く当てはまるなら、Zfじゃない方が幸せかもしれません。
元々の僕も、クラシックデザインに惹かれていなければ、たぶん別のカメラを選んでいたと思うんですよね。

ここで大事なのは、これらが全部”使う前に分かる弱点”だということです。
AFの傾向も、サイズも、グリップの薄さも、買う前にスペック表や写真で読み取れる範囲なんですよ。
つまり後悔の大半は、買う前に避けられるんです。

もちろん、Zfにも弱点は”ある”とハッキリ言っておきます。
でも、その中身をここで一個ずつ並べ直すのは、正直もう野暮なんですよね。

などの記事でまとめてあるので、気になる人はこちらをご覧ください。
弱点はもう2本の記事で書き切ったので、ここでは「判断」の話に集中させてください。

逆に言えば、これらの条件に当てはまらないなら、Zfを買っても後悔しない可能性がかなり高いです。

なぜそう言い切れるのか。
その理由を、この先でゆっくり話していきますね。

「名機」のゆえんは?Zfのスペックを先に押さえましょう

物撮り・Nikon Zf・撮影・屋内

後悔の話をする前に、ひとつ前提を共有させてください。
Zfの中身は、ハイスペックカメラだという点です。
ここがブレていると、このあとの話が成り立たないんですよね。

ここで少しスペックをおさらいしておきます。

項目Nikon Zf スペック
有効画素数約2,450万画素
画像処理エンジンEXPEED 7
手ぶれ補正ボディ内5軸・最大8.0段
常用ISO感度ISO 100〜64000
AF方式ハイブリッドAF(ディープラーニング被写体検出)
連写性能最高約30コマ/秒(DXクロップ時)
記録メディアSDカード+microSDカードのダブルスロット
質量(バッテリー・SD含む)約710g
発売年2023年10月

Zfって、どう見てもフィルムカメラ風…つまりデザインに全振りしたカメラに見えますよね。
でもその中には、フラッグシップのZ9と同じEXPEED 7が載っているんです。
つまり、フラッグシップと同じ画像処理エンジンを、このレトロな見た目のボディが積んでいるわけですね。

「羊の皮を被ったオオカミ」なんて揶揄されることも。

だからこそ、見た目だけで「どうせおしゃれなだけでしょ?」と切ってしまうのは、すごくもったいないと感じています。
長期の作例で名機論を掘り下げた1年半使って撮りためたガチレビューも、その裏付けとして残してあります。

お買い得感の強いカメラ

クラシックな見た目と、フラッグシップ級のスペック。
この2つが奇跡的に両立してしまった1台が、Zfだと思っています。

これが実売27万円ほどって、今のご時世にしては、かなり頑張ってる価格だと思います。

というわけで、中身は本物というのは間違いないでしょう。
でも本当の問題はそこじゃなくて、“自分に合うかどうか”なんですよね。
次は、僕が実際にどう迷って、その選択が1年後どうなったかを話します。

α7C IIもX-T5も蹴ったあの選択、1年後の答え合わせ

カメラ・ニコン・Nikon・Zf・Zfc

購入のとき、僕がα7C IIX-T5を最後まで天秤にかけて迷った話は、別の記事に詳しく書きました。
どう迷って、どうしてZfを選んだのか。

これについては、「Nikon Zf」のファーストインプレッション記事を読んでもらえると話が早いです。

ここではもっと先の話、つまり、1年経った今、あの2台を選ばなかったことを後悔していないか
これに正直に答えていきますね。

まずα7C IIについて。
1年使ってきて、「やっぱり小ささは羨ましいな」と思った瞬間は、正直ありました。

  • なんとなく身軽にいきたい。
  • 旅先で荷物を少しでも減らしたい。


カメラを持ってると、こんな日だってありますよね。
そんな日は、α7C IIなどの小さいカメラの存在がチラつくことはあります。
でも、それで「α7C IIにしておけば」と本気で後悔したかというと、一度もないんです。

小ささで得られるものより、Zfを構えたときの満足感のほうが、僕には大きかったんですよね。

X-T5の方も、たまにはフィルムシミュレーションに憧れる日もあります。
JPEGをいい感じにしてくれるプリセットになりますが、どうやらRAW現像でも使えるっぽいんですよね。
僕が使うRAW現像ソフト、「キャプチャーワン」と相性が良いみたいなんです。
なので、シンプルに使ってみたいと感じる気持ちはあります。

ただ、これも未練というほどじゃなくて、「あっちにもいいところはあったよね」くらいの温度感です。

もちろん、α7C IIもX-T5も、決して悪いカメラじゃありません。
それどころか、マップカメラの売上などをみていても、明らかに向こうのほうが売れてますし。
「僕にはZfが正解だった」というだけの話です。

Nikon Zf(夏レビュー)

選んでいるときはあれだけ三つ巴で迷ったのに、1年経つと”そういえばそんな理由で悩んでたな”みたいに、腑に落ちてることに気付かされます。
後悔は、その場の比較じゃなく時間が答えを出す、というのが正直な実感ですかね。

もちろん、全てのカメラに心が揺れなった…なんてことはなく、今日も物欲と戦ったいます。笑
でもZfに愛着を感じているので、なかなか次のカメラの購入までは至らないし、これからもそうなんだろうなぁという漠然とした予感がありますね。
(そのあたりで揺れた話は、α7R VIに揺れつつZfに踏みとどまった理由に切り分けて書いたので、興味があればどうぞ。)

では、その1年で、僕自身の中の何が変わったのか。
次はそれを話します。

1年が過ぎて、僕の中で変わったこと

Nikon Zf(夏レビュー)

使い始めて1年が過ぎた今、いちばん変わったもの。
それは機材のスペックじゃなくて、“カメラに求めるもの”そのものでした。

買った頃の僕は、とにかく「弱点を許せるかどうか」ばかり気にしていたんですよね。
グリップが薄いけど大丈夫かな、AFは足りるかな、発熱は…って、減点方式で見ていたんです。

でも今は、その弱点を意識すらしなくなりました。
気づいたら手が勝手に覚えていて、不便だったはずの部分も「こんなもの」で片付けられるようになってました。
むしろ持ち出す頻度は増えたし、撮る枚数も明らかに多くなりました。

1年使ってあらためて気付きましたが、クラシックな見た目なので全然古びないんです。
先進性みたいなものを追い求めすぎると、新型が出た瞬間に陳腐化しますよね?
例えば、高級車とかをイメージすると分かりやすいかと思います。
でもそれが、Zfには当てはまらないんですよねー。

長く愛せるデザインなのも、実は大きなメリットだと思います。

カメラ・OM SYSTEM・OM-3・Nikon Zf
こういうデザイン良いですよねー。

便利なだけのカメラなら、もっと他にたくさんあると思います。
でも、便利=自分に合うカメラとは限りませんよね。
ちなみに僕の場合は、「便利さで選んだカメラほど飽きる」というジレンマがあります。笑
でも、愛着で選んだカメラは手元に残ります。
この辺は、1年使ったからこそ声を大きくして伝えたいところですね。

1番使ったのはキットレンズでした

相棒感の強いカメラなので、それにあったレンズ選びをしたいところです。
僕の場合は、キットレンズのNIKKOR Z 40mm f/2が、手にもっとも馴染みましたね。

「さすがキットレンズに選ばれるだけある」って感じです。
過去記事のリンクを貼っておくので、良かったらそちらもどうぞ。

もし読んでいて「ちょっと分かるかも?」なんて思えたなら、それはもう心が動き始めているサインだと思います。
気になっている方は、普段お使いのECサイトで価格や在庫だけでも見てみてください。

∟【Amazon】Nikon Zf

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さてここまで来ると、後悔する人としない人の分かれ目が、けっこうハッキリ見えてきます。
最後に、その線をきっちり引いておきましょう。

結局、後悔する人としない人の違いはこれだけです

カメラ・ニコン・Nikon・Zf

1年使ってわかりました。
Zfで後悔するかどうかは、たった1本の線引きとなります。
もったいぶらずに、その線引きを表にしてみますね。

後悔しない人後悔しやすい人
見た目に心が動いた見た目に興味がない
1台を長く使いたい常に最新スペックを追いたい
じっくり撮るのが好き連写を使って動体メインで撮りたい
多少の不便も楽しむことができるとにかく軽さ・効率が最優先

こうして左右に並べると、自分がどっち側か、けっこう一瞬で分かるんじゃないでしょうか。
面白いのは、ここにスペックの優劣がほとんど出てこないことなんですよね。

そうなんです。
後悔の分かれ目は、「弱点が許せるかどうか」じゃなかったんです。
本当の判断軸は、たったひとつ…。

“心が動いたかどうか”、それだけなんです!

見た目に心が動いた人なら、多少の不便さはそのうち”味”に変わるでしょう。
逆に、心が動いていないのにスペックや値段だけで選ぶと、その不便さが命取りになります。
心が動いたその瞬間が、ベストな選択のサインだと、1年使った今は本気で思っています。

買う前にここだけ確認

もし表の「後悔しやすい人」にガッツリ当てはまっているなら、無理にZfを買わなくていいと思います。
特に、最大の特徴であるデザインに魅力を感じないのなら…そこは正直に止めておきます。

ニコンZfで後悔したくないあなたへ

カメラ・ニコン・Nikon Zf・レンズ・NIKKOR Z 26mm f/2.8

長くなったので、ここまでの話を一度まとめますね。
Zfで後悔するかどうかの分かれ目は、「心が動いたか」というのが肝心です。
個別の弱点はどれも許容できる範囲で、その中身は2本の記事に整理済みです。
そして僕自身、α7C IIとX-T5を経てZfに戻り、使い始めて1年が過ぎた今も手放していません。

今回いちばん伝えたいこと

Zfは、全員の正解じゃありません。
でも、心が動いた人にとっては「相棒」のようなカメラになるでしょう!

もし迷っているなら、一度だけ店頭で触ってみることをおすすめします。
手に持った瞬間の「これだ!」が、いちばん正直な答えなんですよね。
スペック表とにらめっこしていても出てこない結論が、さわった瞬間に解決することもあります。

“後悔したくない”って思えてる時点で、あなたはもう真剣に選べてますよ!

1年使った僕としては、デメリット込みでも自信を持っておすすめできる1台です。
あなたの心は、スペック表を見たときと、Zfを手に持ったとき、どっちで動くと思いますか?

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