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「マッドマンの新型って旧型と比べて何が変わった?」
「新型マッドマンは買いなのか?」
G-SHOCKのマスターオブGシリーズ「マッドマン」が12年ぶりに刷新された。
生きとったんかワレ!って感じだけど、かなり大胆なモデルチェンジをしている。
そこでほぼ毎日、旧マッドマンをゴリゴリに使うハードユーザー目線で深掘りしていく。
結論は、見た目と予算に納得できるならマジで買い!
全方位に性能が大幅アップ!
ただし、旧型マッドマンのユーザー視点で見ると残念な点があるのも事実なんだ。
- 新型マッドマンの購入を検討してる人
- 旧型マッドマンから新型に乗り換えを迷っている人
- 新旧マッドマンでどこが変わったか知りたい人
この記事を読めば、自分には新旧どちらのマッドマンが合うのか分かる!
ちなみに旧型マッドマンを1,000日以上使ってる。
G-SHOCKマッドマンと1,000日以上生活して分かった10のコト ∟【Amazon】マッドマン(新作) GW-9500∟【楽天ファッション】マッドマン(新作)GW-9500∟【ZOZOTOWN】マッドマン(新作) GW-9500歴代マッドマン最強スペック!でも残念なポイントも有り
今回の新型マッドマンのトピックは以下の3つにまとめられる。
- 超薄型ベゼル
- ドュプレックスLCD
- トリプルセンサー
細かな仕様は後述するけど、新型の性能の進化がひと言でヤバい。
全方位にグイッとスペックが引き上げられた!
でも旧型マッドマンユーザー的には、両手を上げて喜べないポイントがあるのも事実。
そこで新作マッドマンが大きく進化したポイントを解説した後に、旧型ユーザーから見た「羨ましい点」「残念な点」をまとめる。
【レンジマンいらなくない?】新作マッドマンはハードとソフト両面を大幅強化!
先に書いた通り、旧型モデルから大きく進化したポイントは3つ。
- 超薄型ベゼル
- ドュプレックスLCD
- トリプルセンサー
この凄まじいスペックアップは、モデルチェンジに12年という歳月を費やすに値するものと納得できる。
それでは1つずつ深掘りしていく。
【新作マッドマンの凄いとこ1つ目】この薄さで超タフって最強すぎ
俺的に1番凄いと感じているのが「ベゼルの薄型化」。
写真を見ると分かる通り、旧型マッドマンってとにかく分厚い。
モデル | ベゼルの厚さ |
旧型マッドマン | 18.2mm |
新型マッドマン | 14.8mm |
比べてみると「3.4mm」という厚さの違いがある。
数字だけ見ると一見小さな差に感じる。
でもこの 3.4mm の差がめちゃくちゃデカい。
上の写真はG-SHOCKのスタンダード「GW-6900」で厚さが 17.7mm。
旧型マッドマンと比較するとたった 0.5mm の差だけどマジで薄く感じる。
その GW-6900 より新作マッドマンは 2.9mm も薄いことになる。
これはもはや事件だ。
正直この薄さだけでも買う価値を大いに感じている。
【新作マッドマンの凄いとこ2つ目】ディスプレイのこだわりがエグい
新作マッドマンのディスプレイには「デュプレックスLCD」って構造が採用される。
ドュプレックスLCDとは、液晶を上と下の2つに分けて二層構造にしたもの。
文字では伝わりにくいと思うから、先ほどの動画を見てほしい。
物理的に液晶モニターが上部と下部に2枚ある。
これ何が凄いかというと「上の液晶で方位をグラフ表示しながら、下の液晶で時間を表示」とかできる。
だからディスプレイに色々な情報を一括で表示できるし、視認性も良いって優れもの。
ちなみに「プロトレック」に採用されてる液晶構造と同じだ。
【新作マッドマンの凄いとこ3つ目】レンジマンも真っ青なトリプルセンサーを内蔵
旧型マッドマンには「ツインセンサー」が内蔵されている。
- 方位センサー
- 温度センサー
上の2つのセンサーが搭載されるんだけど、温度センサーがなかなかのポンコツ具合。
だから実質方位センサーのみって感じ。温度センサーはおまけ。
一方の新作マッドマンは「トリプルセンサー」が内蔵される。
これにより旧型マッドマンのより測定できる項目が2倍に増える。
測定できる項目は以下の4つだ。
- 方位センサー
- 温度センサー
- 高度センサー
- 気圧センサー
俺はマッドマンを購入した当時、レンジマンとめちゃくちゃ悩んだ。
というのもレンジマンは「トリプルセンサー」内蔵だからだ。
結局、防泥構造を持つ「マッドレジスト」に惹かれてマッドマンを購入した。
トリプルセンサー内蔵でマッドレジスト構造!ってなるとレンジマンいらなくない?って気もしてくる。
性能で考えるとまさに俺の理想系なわけだ。
∟【Amazon】マッドマン(新作) GW-9500∟【楽天ファッション】マッドマン(新作)GW-9500∟【ZOZOTOWN】マッドマン(新作) GW-9500新作マッドマン(GW-9500)の羨ましい4つの点と残念な4つの点
新作マッドマンは全方位にアップデートされて、非常に魅力的なモデルとなった。
先に結論を言ってしまうと「新作マッドマンは旧型に比べて、多くの人にベターな存在なのは間違いない。」
ここからは旧型マッドマンをゴリゴリに使ってる、ハードユーザー目線で更に深掘りしていく。
旧型ユーザー的には少し口を挟みたいポイントもあるわけで…。
そこで「羨ましい!」ってところと「うーん残念…。」ってところを具体的に紹介していく。
「1つ目の羨ましいこと」明らかにディスプレイが良くなっている
旧型マッドマンは文字が薄くて少し見づらい。
でも新作マッドマンは、先で解説した「ドュプレックスLCD」の液晶でかなり見やすそう。
メリットは、二層構造ディスプレイで情報を多く表示できること。
ぶっちゃけそんなことよりも文字クッキリしていて読みやすそうで羨ましい。
旧マッドマンの文字って若干読みにくいと感じることがある。
文字が小さめ・文字が薄いんだ。
新作マッドマンはディスプレイも大きくなってることから、更に文字が読みやすそう。
「2つ目の羨ましいこと」3.4mm薄くなって、マジで日常使いが楽になる
旧マッドマン(GW-9300)はアウターの脱ぎ着をするとき、必ず袖に引っかかるくらい大きい。
新作マッドマンなら袖口で苦戦することもなくなる。
この薄さが1番羨ましいポイントかも。
この薄さなら腕が細い人でも時計がドーンって浮くこともないかも?
女性でも違和感なく装着できるのではなかろうか。
「3つ目の羨ましいこと」トリプルセンサーが心強すぎる
旧型マッドマンはツインセンサーだから単純に羨ましい。
先に解説したドュプレックスLCDのおかげで、ディスプレイの真ん中に大きく方位を表示できる。
旧型マッドマンは表示が小さい。(でも普通に使えるけど)
「高度」と「気圧」のセンサーが追加されて点も見逃せない。
個人的に気になる機能は、気圧の変化が起こると「矢印」と「報音」で知らせてくれるやつ。
線状降水帯とかの大雨が事前に分かる?
俺のようにバイクを愛する人と相性いいと感じる。
新作マッドマンのプロモでもモトクロスで使われてるし。
登山で高い山に登る人には高度センサーが便利。
新作マッドマンは、レスキュー隊の使用も想定されている。
あとはポンコツの温度センサーが改良されたかどうか気になるポイント。
これはこれで愛着が湧くポイントだったりするけども…。
「4つ目の羨ましいこと」美錠部のつく棒が2本
新作マッドマンは美錠部の「つく棒」が2本タイプって凄くいい。
つく棒とは、ベルトの穴に差し込んで美錠とベルトを固定するもの。
上の写真のつく棒はガルフマンのもの。
つく棒2本タイプで、つけ外しが簡単でストレスフリー。
日常で使い倒すことを考えても嬉しい構造だ。
今回の新作マッドマンで地味にテンションが上がったポイント。
「1つ目の残念なこと」プロトレックさんですか?
ここからは個人的に「うーん…」ってなった残念ポイントを紹介していく。
まずは新作マッドマンの見た目。
マッドマンてか、ゴツいプロトレックやん!
ぶっちゃけそう思ったし思ってる。
マジで小ぶりなプロトレック(デジタル)をタフな見た目にしたような感じ。
ちなみに、プロトレックと同じディスプレイが採用されたことが理由だと思われる。
ぱっと見のG-SHOCKらしさみたいなものは薄れた気がする。
このあたりをコアなG-SHOCKファンが、どう感じるのかが気になったポイントだ。
「2つ目の残念なこと」もう少し風防にこだわってほしかった
価格が結構上がった割に旧マッドマンと同じく「無機ガラス」。
無機ガラスとは、ミネラルガラスを強化したガラス。値段安めでちょっと弱め。
タフネスを体現するかのようなサファイアガラスを採用して欲しかった。
価格的に厳しいのは分かるけど…。
人によっては傷防止に、液晶保護フィルムの検討が必要かも。
「3つ目の残念なこと」7割も高いプライスタグ
新型マッドマンってかなり強気な値段設定に感じる。
新旧マッドマン価格の違いがコチラ。
- 旧マッドマンのメーカー希望小売価格 ¥38,500(税込)
- 新型マッドマンメーカー希望小売価格 ¥55,000(税込)
その差は16,500円。旧型マッドマンに比べてちょうど7割高い。
16,500円あればタフソーラーモデルのG-SHOCKがもう1本買える。
物価上昇や高性能化といった背景があるとは思うけど、7割も高いプライスタグが付くとは思わなかった。
「4つ目の残念なこと」ケースバックのモグラがイキリ散らしてる
完全に個人の好みだけど、新型マッドマンのモグラデザインが好きじゃない。
彼もトリプルセンサーで変わってしまったのかもしれない。
【歴代最強!】新作マッドマンはカシオの傑作機になる予感がする
今回の大幅なアップデートを受けてマッドマンは全方位に進化した。
その中でも特に大きなトピックは以下の3つ。
- 超薄型ベゼル
- ドュプレックスLCD
- トリプルセンサー
この中で特に羨ましいポイントはやはり「薄さ」だ。
日常使いする上で軽さは正義。
その一方で少し残念に思えるところがあったのも事実。(中には重箱の隅をつつくようなものもあるけど)
結論は、「見た目」と「価格」に納得できるなら絶対に新作マッドマンの方が良い。
何にせよ新作マッドマンは歴代最強スペックを手に入れた。
もはやカシオG-SHOCK史上の傑作機になる予感しかしない。
個人的には旧型マッドマン(GW-9300)の見た目の方が好みってことを強調しておく。
おしまい。
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