俺は以前 Apple Watch SE を使っていたけど、嫌になって早々に売却した過去を持つ。
Appleのスマホやパソコンとの親和性以上にデメリットが目立ってしまったんだ。
- 毎日充電が必要なこと
- 圏外ではほとんど役に立たないこと
- デザインが美しくデリケートに扱ってしまうこと
特にこの辺りが俺にとって致命的。
そこで Apple Watch のほぼ対岸に居るであろう 「G -SHOCK マッドマン」を購入してみた。
約600日を共にしてみた結果「自分の身体の一部と錯覚するほど奇妙な一体感」を時計から感じている。
もはや時計というかライフツールとして胸を張っておすすめ出来ると感じたから記事にしていく。
∟【公式】エディオンネットショップ【G-SHOCK】可愛いモグラだけじゃない!マッドマンのここが凄い6選

俺の生活の中にすっかり溶け込んでいるマッドマン。
めっちゃ気に入ってるけど、その中で特に気に入っているコトを6つ紹介。
ケーズバックの可愛いモグラだけがマッドマンの魅力じゃない。
【最強】G-SHOCKの耐衝撃性で俺TUEEE!

G-SHOCKって耐衝撃性が非常に優秀なのは広く知られていると思う。
もちろんマッドマンにおいても優秀な耐衝撃性は健在。
変な話、岩だろうがなんだろうが全く気にせずぶつかっていける。
少々傷が付いた方がマッドマンはカッコいいけど、マッドマンのウレタンケースは傷が全然目立たない。
タフさを連想させるマットブラックカラーも良い感じだ。
防塵・防泥性の高さがマッドマンを選ぶ決定打になる

なぜマッドマンを購入したのか?
マッドマンに与えられた能力「マッドレジスト」に魅力を感じたからだ。
マッドレジストとは防塵・防泥構造だけど、これがマジで優秀すぎる。
現在の仕事は、8割デスクワークの2割フィールドワーク。
ここまで泥だらけになることはないけど、塵や泥にも耐性がある時計って安心感が段違い。

マッドマンは砂漠での使用も想定されて開発されたそう。
細かい砂塵も時計内部への侵入を防いでくれるから砂の中でもへっちゃら。
ホコリっぽい場所で仕事される人には絶対マッドマンがおすすめだ。

マッドレジストは泥に対しても強い耐性がある。ここまでやっても大丈夫な時計ってそもそも少ない。
ボタンが大きいから泥だらけのグローブで操作することも可能。
ただしディスプレイはミネラルガラスっぽいから、泥がついた状態で擦るとガラスに傷が入って見にくくなるかも。
ディスプレイが汚れたら水で洗ったほうが無難だ。
ちなみにディスプレイを保護するフィルムも売ってるけど俺は必要ないと感じる。
マッドマンは水辺でも気を使わないから楽

20気圧まで耐える防水性も兼ね備えるから時計を川の水でジャブジャブ洗ってもOK。
登山の最中とかでも小川があればサッと洗えてしまうから衛生的だ。
とにかくラフでタフに使っていけるのがこの時計最大のメリットだと感じる。
ここまで気を使わず使えるガジェットを俺は他に知らない。

ちなみに水道水で洗う場合は「冷水」を使おう。お湯で洗うとパッキンなどのゴムが弱ってしまう可能性があるみたい。
全く推奨できないけど俺はあまりに汚れた時は石鹸でゴシゴシ洗う。
説明書にも洗剤の使用は控えるように注釈があったと思うから自己責任で。
∟【公式】エディオンネットショップ方位センサーで「いざ」というときに備える

登山などで電波の届かない場所に踏み入る時もマッドマンは非常に心強い存在だ。
山の中など圏外になる場面ではスマホなどのガジェットは無能と化す。
マッドマンには「方位センサー」が搭載されてて、自分がどの方角を向いているか正確に把握することができる。
登山など遭難する危険性のあるアクティビティでこれほど心強いものはない。

更にあらかじめ計測した方向を記憶する「ベアリングメモリー機能」が搭載される。
この機能を使うと目的地の方角を記録でき、視界が悪いときも目標地点に向かって直進できる。
使う使わないは別として、いざという時のサバイバルで使える心強いツールに間違いない。
俺が日常で使うシーンは、
- 大型駐車場に停めた車の位置を記憶するとき
- ナビを使わずバイクで冒険してるとき
このあたりはちょくちょく使うかな。あと、恵方巻きにかじりつくときも。
ウレタンカバーで相手を傷つけない

絶対的な堅牢性を誇るマッドマンの外装は、1ピースのウレタンケースで覆われている。
このウレタンカバーがソフトで、時計をぶつけた先の相手を傷つけないという副次的な効果もある。
狭いところに腕を突っ込む作業でも対象を傷つけないから安心だ。
カーボン素材で樹脂バンドの弱点を克服

ウレタン樹脂のバンドと遊環(ゆうかん)にカーボンファイバーをインサート。
写真を良く見るとカーボンが透けて見えている。
これにより長く使うとバンドがちぎれる問題を克服している。
購入当初はかなりの硬さを感じるけど、半年使ったあたりから柔らかくなってくる。
それでも他のG-SHOCKモデルと比べると硬いけど、補強されている方が精神的にもメリットが高いと感じる。
ちなみにカーボンファイバーインサート成形技術は特許出願中らしいよ。
【G-SHOCK】マッドマンの少し気になった4つのコト

G-SHOCKファミリーにおいて衝撃だけでなく防塵・防泥性能も高められたマッドマン。
そんなサバイバルにも使える時計を600日使ってみて、気になるところも出てきたから紹介する。
温度センサーはおまけ程度の代物

マッドマンのツインセンサーの内の1つ「温度センサー」。
これがなかなか残念な感じで、腕に装着した状態での計測は全く当てにならない。
もろに体温を拾うから +10℃ くらいは高く表示される。
時計を外して ⇒ 日陰の風通しが良いところに放置して ⇒ 温度計測をする。という謎仕様だ。

写真では温度計で23.3℃を示しているが、マッドマンでは26.6℃。
手順に従って温度を計測しても誤差が大きいため、残念ながら不正確と言わざるを得ない。
俺は装着前に参考程度で温度を確認するくらいの使用感だ。
サイドボタン固すぎ

防塵・防泥性能を持ちグローブ着用時の使用も考慮されたサイドボタン。
その代償としてボタンが固い。うちの小学生の「Jr.」が押せないくらい固い。
良くいえばサイドボタン誤作動を防止できるけど、設定時などボタンを何度も押す場面ではイヤになる。
アウターを脱ぐときに袖に引っかかる

マッドマンは文字盤サイズが大きく分厚い。男性の俺が装着してこのぐらいデカい。
よほど袖口に余裕のあるアウターでもない限り、時計がほぼほぼ引っかかる。
そのためいちいち時計を外さないといけないのはストレスに感じる。

シンプルな GW-6900 と比べるとこの通り。ひと回り以上大きい。
アウターを着込む冬季限定の悩みだ。
直射日光の下では文字が見にくい場合がある

直射日光の下で極たまにディスプレイが見えづらく感じる。
文字が薄く感じて凝視しないと見えないことがあるけど、その場合は角度を変えるなどで対応は可能。
といっても太陽光の下ではスマホなどの液晶に比べてマッドマンは数段見やすい。
マッドマンはいざという時も頼りになる最強のライフツール

マッドマンが凄いと感じるところを「6個」、少し気になると感じるところを「4つ」紹介した。
いずれにしても感じるのは、こちらのハードな要求を全てこなしてくれる信頼感。
特に「この時計壊れる時って、着けてる人間死んでるよね?」って思える程の異常なタフさには脱帽だ。
もし天変地異が起きたら絶対に身につけておきたいライフツールのひとつ。
少なく見積もっても、そのくらいの信頼できると胸を張っておすすめできるってのは間違いない。おしまい。
∟【公式】エディオンネットショップ