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「ニコンの神レンズが知りたい」
「神レンズには悪い点はない?」
「Nikkor Z 24-120mm f/4 Sの作例が見たい」
Nikkor Z 24-120mm f/4 Sは評価が高すぎるレンズに感じた。
口を揃えてイイと言われると弱い点も知りたくなる!
本レンズを1ヶ月使い続けて、酸いも甘いも分かってきた。
ニコンの神レンズだと言えるけど弱点も存在するようだ。
Nikkor Z 24-120mm f/4 Sを1ヶ月使ってのレビューを行う。
- Nikkor Z 24-120mm f/4 Sの評判が気になる人
- 悪い点が知りたい人
- 作例を見てみたい人
この記事を読むと、本レンズが神レンズと呼ばれるワケが分かる。
気になる人多いサイズ感やボケ味についても紹介していく。
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ニコンの神レンズが神レンズと言われる“ゆえん”
各メーカーに「神レンズ」と呼ばれるレンズが存在する。
明確な定義はないけど、ユーザー満足度が高いのが特徴だろう。
Nikkor Z 24-120mm f/4 Sはどう?
結論、本レンズはニコンの神レンズだと確信してる。
これ1本で完結できるほどの完成度を誇っている。
ニコンユーザーなら本レンズを選ぶメリットは本当に大きい。
ニコンは他社の純正レンズより光学性能が優れてると感じる。
しかも他社の純正レンズよりお手頃価格のものが多い。
性能が高く値段が安い、言わば高コスパなのもニコンの特徴だ。
中でもNikkor Z 24-120mm f/4 Sは最強クラスのコスパを誇る。
f/4通しの優れた光学性能、幅広い焦点距離までもカバーする。
S-Lineの小三元レンズが10万円ちょいで買えるのは強い。
“写り良し、コスパ良し”の主力レンズとして活躍してくれる。
本レンズを軸に、単焦点レンズを別途揃えるとムダもない。
多くのニコンユーザーのマスターピースとなりえる神レンズだ。
そんな神レンズだけど全てにおいて万能ってわけにはいかない。
実際に使って弱いと感じたところを次で解説していく。
神レンズだけど完璧じゃない…ニコン24-120mmの悪い点は2つ
本レンズは「f/4通し」の小三元レンズとなっている。
まず、誰もが気になるのが「f/4」のボケ味だと思う。
それなりにボケるって聞いたけど?
結論、背景ボケを狙うなら中望遠域で撮影した写真がふえる。
背景をしっかりボカすなら70mm以上の中望遠はほしい!
比較的ボケやすい“前ボケ”ならワイド端でもOKだけど…。
f/4で広角を使ってもボケるにはボケる。
でも背景が溶けるようなボケは全く期待できない。
ボケ味の少なさから漫然と撮影すると面白味のない写真に!
S-Lineということで開放バシバシ解像してくれる。
クリアな描写だけど「味」のある描写をするレンズではない。
雰囲気を楽しむオールドレンズの対局って感じだ。
普段使いにコレ1本というのは体力的にキツイかも。
というのも、サイズ感と重さがなかなか立派なためだ。
小三元レンズ“にしては”小型・軽量なのだけど…。
本レンズはカメラと合わせると軽く1kgを超えてしまう。
約630gという重量はペットボトル500mlより重い。
夏場のようなコンディションでは持ち歩きたくないのが本音。
f/4通しのテレ端120mmだからレンズ筐体が長くて太い。
3Lのカメラバッグにフードをつけてギリギリだ。
サイズ感については、ある程度覚悟した方がいい。
現在、気軽なスナップ撮影は単焦点レンズに頼ってる。
作例あり!Nikkor Z 24-120mm f/4 Sはポートレートも◎
レンズは基本的に明るい方がアドバンテージが高い。
f/4スタートとなると暗さを実感するシーンもあった。
ボケ味も弱いみたいだしポートレートには向かない?
結論、被写体を自然に浮かび上がらせてくれるからむしろアリ。
f/4だからポートレートが撮れないなんてことはない。
むしろ中望遠を多用するポートレートとの相性は抜群。
F値の小さいレンズはボケやすいけど玉ボケが大きくなりがち。
f/4スタートの本レンズなら玉ボケの大きさが上品。
置き物で申し訳ないけど、こんな雰囲気になる。
手ブレ補正付きのカメラなら夜間ポートレートも怖くない。
極論だけどISO感度を思い切って上げてしまうのもアリ。
現像ソフトのノイズ処理や描写力の高さでカバー。
それより前玉の存在感がそれなりに大きい方が気になった。
撮られ慣れてないと、どうしてもレンズを意識してしまう。
自然な表情を引き出すには、撮影者の“コミュ力”が試されるかも。
いずれにせよ、本レンズはポートレート撮影もおすすめだ。
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例えば旅行にレンズを1本持っていくなら?俺はコレを選ぶ
今回はNikkor Z 24-120mm f/4 Sを1ヶ月使ったレビューを記事にした。
弱点が無くはないけど、間違いなくニコンの神レンズだと思う。
特にどんな使い方がおすすめ?
結論、旅行などの非日常感を切り取るにはもってこいだろう。
日常での持ち運びは「苦行」だけど非日常となれば話は別。
広いズーム域と寄れるレンズだから撮れないシーンがない。
旅先の風景やポートレート、食べ物まで全てを1本で写しきる。
撮れるものが無い安心感は旅先での写欲を刺激するだろう。
旅の思い出を鮮明に記録してくれる!
旅行では背景をトロトロにボカす必要はないと思う。
むしろ背景情報が残るほうが思い出の保管になる。
f/4という被写界深度が旅行ではちょうど良い。
間違いなく神レンズと呼べるNikkor Z 24-120mm f/4 S。
弱点もあるけどこれほど万人におすすめできるレンズも少ない。
個人的には購入して大正解だったレンズだ。
本記事を参考にNikkor Z 24-120mm f/4 Sを検討してほしい。
おしまい。
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