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- 「便利ズームって描写が甘いんでしょ?」
- 「f/4って結局暗くて使いにくいんじゃ…」
- 「単焦点があれば標準ズームは要らないのでは?」
ズームレンズに対して、こんなイメージを持ってる方は多いんじゃないでしょうか。
僕も、ついこの前まで完全にこっち側の人間でした。
でも、ある事件をきっかけにNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを購入!
結論から言うと、ズームいらない派だった僕の考えを根本から変えてくれた1本です。
この記事では、忖度なしでNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sのレビューをまとめます。
「小三元はf/4だから暗い」という不安にも本音で答えるので、購入を迷ってる方の参考になれば嬉しいです。
- NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを買うかどうか迷っている人
- 「小三元レンズはf/4だから暗くて使いにくい」と思っている人
- 単焦点レンズ派だけどズームレンズも気になり始めた人
- Nikon Zfにマッチする標準ズームを探している人
“ズームいらない派”だった僕がNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを買った理由

正直なところ、僕はずっとズームレンズに抵抗がありました。
便利なのは分かるんですけど、単焦点レンズに比べて明るさも描写力も劣りやすいですし…。
Nikon Zfに乗り換えてからもしばらくは単焦点レンズだけで運用していて、NIKKOR Z 40mm f/2を中心にスナップを楽しんでいました。
でも、出先でレンズ交換中にレンズを落とした事件が発生。
お恥ずかしいことに、屋外で2〜3本の単焦点を持ち歩く運用に無理が出てたんですよね。
「これ、いつか高いレンズ落として泣くやつだ」と背筋が凍ったのを覚えてます。
きっかけは”レンズ交換中の落下事故”
10万円以上もするレンズを地面に落とす…なんて、絶対に避けたいですよね。
ぶっちゃけ、それまで「ズームレンズって妥協の象徴」くらいに思ってたんですけど、考えを改めるしかありませんでした。
レンズ交換の回数を減らせば、それだけリスクは減らせます。
広角〜中望遠を1本でカバーできるズームレンズは、リスクヘッジとしても理にかなっているわけなのです。
“S-Line”を選んだのは描写を妥協したくなかったから

それでも描写は妥協したくない。
というのも、これまで単焦点レンズの描写に慣れた目で「ぼんやりしたズーム」を見るとガッカリすると分かってたからです。
なので、ニコンの上級グレード「S-Line」のレンズから選ぶことに。
小三元と呼ばれるf/4通しのラインなら、ズーム全域で開放f/4が使えますし、サイズもバランスが良いんですよね。
ちなみに、ニコンは2024年10月からニコンイメージング会員登録+製品登録で保証が1年から2年に延長されるようになりました。
高額レンズを買うときの安心材料として、購入直後に登録だけ済ませておくのがおすすめですよ。
実勢価格は2026年5月時点でおよそ13〜14万円台(価格.com調べ)。
S-Lineの中では比較的手の届きやすい価格帯ですが、それでも10万円超なので登録は本当におすすめです。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sはレンズロードマップの”軸”になる

結論、NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは買って損のないレンズです。
これ1本あれば、いわゆる”つぶしが効く”って感じ。
24mm〜120mmまでの画角をカバーできるって、やっぱりめちゃくちゃ便利なんですよね。
“広角〜中望遠”がギュッと詰まった焦点距離が最大の魅力
このレンズの最大の魅力は、なんと言っても焦点距離の広さです。
日常で使う頻度の高い広角〜中望遠が1本に詰まっていて、撮れないモノが思いつかないレベルなんです!
| 焦点距離 | 主な使い道 |
|---|---|
| 24mm | 風景・室内 |
| 35〜50mm | スナップ・人物・日常記録 |
| 85mm | ポートレート・寄りの被写体 |
| 120mm | ちょっとした望遠・物撮りの圧縮効果 |
単焦点レンズと組み合わせるのが最強の運用

この焦点距離の広さは、個人のレンズロードマップの「軸」になります。
で、用途に応じて単焦点レンズを足していくとムダがないんですよね。
僕の場合は24-120mmを主軸にしつつ、ボカしたいシーンでは40mm f/2や50mm f/1.2を組み合わせます。
Nikon Zfユーザーなら、まさにメインレンズに相応しい1本だと思います。
Zfとレンズ選びの話は、こちらにも詳しく書いてます。
おすすめレンズ2本で撮る!Nikon Zfは初心者にも使いやすい名機
NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sのレビュー!f/4の暗さは気にならない

ここからは、実際に使って感じた描写性能を本音でレビューしていきます。
f/4の暗さは本当にネックなのか?
正直なところ、小三元レンズで一番気になるのは「f/4の暗さ」じゃないですか?
僕も買う前に「暗くて使いにくいって感じるんじゃないか」と何度も悩みました。
でも結論、f/4であることのデメリットはほぼ感じません。
むしろ玉ボケのサイズが大きくなりすぎず、上品に感じるくらいです。
確かに、低ISO感度+屋内+動体撮影、みたいな極端なシーンは厳しめではあります。
でもそういうシーンは、今どきAIノイズ処理(DxO PureRAWなど)の進化で「ISOを上げる」という選択肢を取りやすくなってます。
つまり、昔ほど「f/4=使えない」じゃなくなってるんですよね。
屋内ブツ撮りでも余裕で対応できますし、ブログの商品紹介でも本レンズを使ってますが、全く問題ないです。
ボディ側に手ブレ補正があれば低速シャッターも使えますし。
開放描写がマジで優秀
S-Lineだけあって、開放描写がマジで優秀です。
変に絞らなくていいから、結果的にf/4という弱点を相殺してくれてる感覚。
当たり前のように、開放でも四隅までしっかり解像します。
「ズームだから絞らないとダメ」という旧来のセオリーは通用しないでしょう。
公式スペックでは最短撮影距離0.35m、最大撮影倍率0.39倍(120mm時)。
一般的なマクロレンズの等倍(1.0倍)には届きませんが、ハーフマクロ(0.5倍)に迫る近接撮影能力があるので、テーブルフォトやブツ撮りでも寄れて困りません。
色収差・逆光耐性も文句なし
開放で撮っても色収差がほぼ出ないのも嬉しいポイント。
バカみたいに大きい明暗差ならさすがに紫フリンジが出ますが、拡大してよーく見ないと分からないレベルです。
また、開放付近でもフレアやゴーストがほぼ出ません。
レンズに施されたコーティングの質が良いんでしょう。
逆光耐性が高いから、フードをつけたくない派にとっても扱いやすいレンズです。
ぶっちゃけ、このクラスのズームでここまで描写が破綻しないのは正直驚きでした。
長期使用感はこちらの記事でも書いてるので、合わせてどうぞ。
1ヶ月レビュー!Nikkor Z 24-120mm f/4 Sはニコンの神レンズ
3ヶ月レビュー!NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは実家みたいなレンズ
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ニコンの傑作レンズ24-120mmの”悪い点”は高級感がありすぎること?

ここまでベタ褒めしてきましたが、忖度なしでデメリットも書きます。
「高そう」に見えすぎる外観は海外旅行で要注意
正直なところ、こっそり買って妻にバレずに使う…みたいなのがムズイです。
カメラに詳しくない人が見ても「コレ高そう」って感じる雰囲気があるんですよね。
実際、妻に「これ高いよね?いくら?」と問われて焦ったのは内緒です。笑
海外旅行に持って行くならカモフラージュが必要かもしれません。
セキュリティ的に目立つレンズは盗難リスクも上がるので、なにか対策した方が良いかもしれないですね。
630gのクラス最軽量・防汚性能も高い
ビルドクオリティに優れた鏡筒は、防汚性能も高いです。
それでいて約630gでクラス最軽量を誇るんですよね。
参考までに、同クラスの他社レンズと並べるとこんな感じ。
| レンズ | 重量 | 焦点距離 |
|---|---|---|
| NIKKOR Z 24-120mm f/4 S | 約630g | 24-120mm |
| Sony FE 24-105mm F4 G OSS | 約663g | 24-105mm |
| Canon RF 24-105mm F4L IS USM | 約700g | 24-105mm |
3社の中で最軽量なのに、望遠側が他社より15mm長いという欲張り設計。
高い堅牢性も相まって、撮影が一気にアクティブになります。
“悪い点”をもっと深掘りした記事はこちら
24-120mmの細かい欠点については、別記事でさらに深掘りしてます。
まとめ:NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは”長く付き合える相棒”

NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを使ってみた結論をまとめます。
- f/4の暗さはほぼ感じない(AIノイズ処理の進化もあり実用範囲は広い)
- 開放描写・色収差・逆光耐性すべてS-Lineクオリティ
- 約630gでクラス最軽量+堅牢性も高い
- 24〜120mmで撮れないシーンがほぼない
- 唯一の弱点は「高そうに見える」高級感だけ
ズームいらない派だった僕の考えを変えてくれた、長く愛用できそうな1本でした。
画角に縛られない自由があるので、これからカメラと長く付き合いたい人ほど刺さるレンズだと思います。
ぜひ1度、NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを手にしてみてほしいです。
Nikon Zf本体の話や他レンズとの組み合わせは、こちらの記事もあわせてどうぞ。
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