【レビュー】SEL2860を1ヶ月使い倒して分かった4つのデメリット

【SEL2860】ソニーのレンズ

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「α7Cのレンズキットってぶっちゃけどう?」

「SEL2860はどんな人におすすめ?」

「FE 28-60mm F4-5.6の作例が見たい」

FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860)が気になって仕方ない。

というのも検討中のα7C IIのキットレンズになってるから!

使って感じたのが“かわいい見た目とクセ強のギャップ”

人によってはデメリットを感じるかも?ってレンズだった。

そこで本レンズを1ヶ月間使い倒した感想をレビューしていく。

この記事がおすすめな人
  • α7Cのズームレンズキットを検討してる人
  • SEL2860を使ったレビューや作例が気になる人
  • どんな人に向いてるレンズか知りたい人

この記事を読むと、SEL2860を買うべきかどうか分かる!

α7C IIでも使ったけどα7Cと感想は同じだった。

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FE 28-60mm F4-5.6は心を軽くしてくれるレンズ

α7CシリーズのキットレンズとなっているSEL2860。

初心者やマウントを変えた人の最初の1本になるかもしれない。

1ヶ月使ってみてどうだった?

結論、なんと言ってもカメラを持ち出すハードルが大きく下がる。

でも意外とクセがあるやんちゃなレンズだ。

コンパクトが得意なSONYの真骨頂みたいなレンズ。

α7Cはまだまだ使える!
レンズ収納時はこんなにもコンパクト!

SEL2860を語る上でサイズ感は切り離せない。

世界最小・最軽量のフルサイズ用の標準ズームレンズとなる。

「沈胴式」になってるからコンパクトに収納できる!

収納時の高さ4.5cmとパンケーキレンズに迫るサイズ感。

これで28mm~60mmの画角で撮影できるんだから驚き。

当然、小さく軽いズームレンズが欲しい人に向けて設計されてる。

α7Cって使いにくい?

SEL2860はα7Cのキットレンズとなっている。

で、この組み合わせが反則的に小さい。

今後どのレンズに変えても大きいって感じるかも。

ただし初めてミラーレスを手にする人には使いにくい点も。

大きなメリットとデメリットが共存するクセのあるレンズ。

キットレンズの割には使う人を選ぶと思う。

α7Cの記事はこちら。

あなどれない!SEL2860はサブのレンズとしても魅力的

SEL2860はキットレンズだし描写力もショボいと思ってた。

実際に使ってみると「あなどれないレンズ」だと感じる。

どんな人におすすめ?

結論、日常記録を撮影したい人や小型のサブレンズが欲しい人。

なんと言っても軽くて小さいというメリットを活かしたい。

圧倒的な描写を求めるレンズではない。

超コンパクトなズームレンズは日常の記録にピッタリ。

AFが早いから子供とのおでかけ用レンズとしても。

荷物を最小限にしたいシーンで大活躍する!

SEL2860なら広角から標準まで1本で対応できる。

屋外でレンズ交換せずに軽々と撮影ができる。

レンズを落とす・センサーにゴミがつくなどリスクに怯えずに済む。

サブのレンズとして非常に優秀だと感じる。

例えば、単焦点レンズと一緒に持ち出すとイイかも。

俺はサブのレンズとして使うかなぁ。

撮影時にレンズが小さく目立たないのも嬉しい。

悪目立ちしないから海外旅行などでも良さそう。

【作例あり】α7CレンズキットSEL2860を1ヶ月使い倒してレビュー

どんなレンズにもメリットとデメリットがある。

もちろんSEL2860も例外ではない。

使ってみた感じはどうだった?

結論、4つのデメリットを知った上で使うなら最高かも

作例を交えて紹介する。

どこまで小型軽量を求めてるかで意見が分かれるレンズだ。

α7C , FE 28-60mm F4-5.6 , F5.6 , 1/250 , ISO800

まずは使って感じたメリットから紹介していく。

SEL2860を購入するとシャッターチャンスに恵まれる。

軽量コンパクトだから持ち出すことが増える!

α7C , FE 28-60mm F4-5.6 , F5.0 , 1/250 , ISO320

小さい割に解像感も良い。

中央付近はシャープな描写だ。

周辺は少しモヤっとするけどSNSで使うには全く問題ナシ!

α7C , FE 28-60mm F4-5.6 , F5.6 , 1/250 , ISO320

AFの速さ・精度ともに満足できるだろう。

走り回る子供の瞳にもフォーカスし続ける。

マジで子供とのお出かけにもってこい!

α7C , FE 28-60mm F4-5.6 , F5.6 , 1/1000 , ISO100

SEL2860は多彩なシーンで活躍してくれるだろう。

ただし小型化を優先したからクセのあるレンズに。

個人的にSEL2860だけで撮影するのはシンドイ。

ここからは使って感じた4つのデメリットを紹介する。

もちろん決して悪いレンズではないことは強調しておく。

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【デメリット1】F値が暗いうえに可変するから使いにくい

α7Cはまだまだ使える!

多分ココが1番気になる人が多いのでは?と感じる。

解放でF4スタートとなり、望遠端ではF5.6まで暗くなってしまう。

使いやすい50mm前後の画角で暗くなるのは辛い!

キットレンズだから初心者が最初に手にするレンズかもしれない。

ボケ味が弱く「スマホでよくね?」って感じてしまうかも。

漫然と撮っただけではほとんどボケない。

レンズのキャラクター的にもう少し明るければ良かった。

気軽に撮影するには暗すぎる。

世界最小・最軽量を目指しすぎた弊害では?と感じる。

【デメリット2】ズームレンジが狭くて少し頼りない

焦点距離がビミョーで「便利ズーム」って感じではない。

まず広角端が28mmだから屋内では「狭い」と感じることも。

あまり寄れないのも相まって狭い部屋で使いにくかった。

α7C , FE 28-60mm F4-5.6 , F4.0 , 1/125 , ISO3200

広角端が28mmスタートだからパースも弱め。

また望遠側も60mmってビミョーな画角だ。

自分の足で画角を調整することが多かった。

それなら単焦点レンズ1本で良くね?って気がしてくる。

【デメリット3】スナップ撮影でワンテンポ遅れる

SEL2860は「沈胴式」が採用されたレンズだ。

沈胴式のメリットは収納時にコンパクトになること。

デメリットは繰り出さないと撮影できないことだ!

被写体を見つけてから繰り出してるとワンテンポ遅れる。

撮りたいときに撮れないのがストレスに…!

まさにスナップ撮影においては致命的。

α7C , FE 28-60mm F4-5.6 , F5.6 , 1/250 , ISO400

レンズの繰り出しでは力加減が難しく「ガコッ」と動く。

だから広角端で止まらず少しズームリングを戻す必要が。

頻繁に使う動作だけに気になる!

レンズ出しっぱで撮影しようかとも思った。

でも収納しないとレンズがそこそこのサイズに…。

スナップ撮影ではこのジレンマと戦い続けることになる。

スナップに向いてるレンズだけに残念だ。

【デメリット4】レンズの質感がお世辞にも良くない

α7Cはまだまだ使える!

最も使うであろうズームリングの動きが好きじゃない。

トルク感が薄くてスカスカした感覚がある。

キットレンズだしある程度は仕方ないけども…。

ズーム・ピントリングの位置が少し近いと感じるかも。

ちなみにレンズの先端一部だけが金属製となっている。

軽さも相まってプラスチックの塊って感じだ。

質感を求める人にはおすすめできない。

ちなみにファンクションボタンなども無し。

フィルター径が40.5mmで他レンズと共用がムズイ。

SEL2860はデメリットと魅力がコンパクトに詰まったレンズ

今回はSEL2860を1ヶ月使ってのレビューを記事にした。

α7Cと同じく小型軽量にこだわりまくったズームレンズだ。

使ってみてぶっちゃけどうだった?

結論、めちゃくちゃ賛否が分かれるレンズだと思う。

コンパクトが命な人にはブッ刺さる。

キットレンズではあるけど少し扱いが難しいと感じた。

このサイズ感は説得力がある。

なんと言ってもフルサイズズームレンズで世界最小・最軽量!

フルサイズを楽に運用したい人には「買い」だ。

広角から標準までカバーするし。

α7C , FE 28-60mm F4-5.6 , F5.6 , 1/125 , ISO1000

α7Cとの相性が良くてスナップ撮影に出かけたくなる。

単焦点レンズのサブレンズとしても優秀!

個人的に1番おすすめな使い方だ。

目立ちにくいから様々なシチュエーションで活躍できる。

次の4つのデメリットをどこまで許せるかで評価が割れる。

  • F値が暗いうえに可変するから使いにくい
  • ズームレンジが狭くて少し頼りない
  • スナップ撮影でワンテンポ遅れる
  • レンズの質感がお世辞にも良くない
α7Cはまだまだ使える!

とはいえ解像感などは決して悪くない。

屋内などの暗所で使わなければぶっちゃけ問題ないと思う。

ISO感度が上がってもライトルームでノイズ除去できるし。

「サイズを取るか、スペックを取るか?」

カメラ好きにとっての命題を改めて突きつけてくるレンズだ。

おしまい。

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例えば…

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②3年間のメーカー長期保証が付属する

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