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- ニコンの「Zf」が自分に合うカメラなのか不安。
- デザインに惹かれているけど、実際はどうなの?
- 他のカメラと比べたときに後悔しないかな?
「Nikon Zf」が気になっているけれど、買って後悔しないか不安な人は多いと思います。
僕もZfを買う前は迷いましたし、安くない買い物だからこそ、納得して選びたいですよね!
実際に使い倒した今なら、Zfの「本当の良さ」をリアルに伝えることができると思います。
この記事では、Zfのデメリットを正直に紹介しつつ、それでも愛してやまない理由をお伝えします。
Zfを選んだその先にあるカメラライフが、きっと鮮やかにイメージできるようになりますよ。
- 初めてのフルサイズミラーレスを買おうとしている人
- Zfのデザインに惹かれたけど、実用面で不安を感じている人
- 他社ユーザーで、Zfが気になっている人
365日、苦楽を共したから言える!Zfのデメリットを気にしなくて良いワケ

高い人気を誇る「Nikon Zf」は、ニコンの名機だと僕は痛感しています。
とはいえ、新品で30万円弱のカメラを買うって不安になりますよね?
Zfが自分に合うカメラなのか不安…。
ニコンのフルサイズミラーレスに興味があるなら、「Zf」は本当に良い選択だと思いますよ!
発売は、2023年10月27日とやや前ですが、今でも見劣りしないスペックを持ってます。
“羊の皮をかぶった狼” なんて揶揄されるほど、ギュッと中身が詰まった1台ですし。
また、ニコンはファームウェアアップデートを頻繁にしてくれることでも有名です。
特に、最近リリースされたファームウェア「Ver.2.00」が神アプデで、
- 「Nikon Imaging Cloud」への対応
- 被写体検出に「鳥」専用モードを追加
- 要望の多かった「半押し拡大解除(MF)」の追加
などといった、便利機能が追加されています。
僕自身、アプデのたびに使いやすくなっていくのを実感しています。
とはいえ、 “誰にでもマッチする完璧なカメラなんて存在しない” とも、僕は思います。
そこで「人によっては気になるかもしれない、Zfのスペック」をいくつか紹介していきます。
まず、Zfの画素数が “2450万画素” であるという点です。
最近では高画素機が増えてるので「物足りない」と感じる人もいるでしょう。
画素数が多いことによるメリットは、
- 高精細なディティールを追求できる。
- トリミングを多用してもデータに余裕がある。
といったメリットがありますよね。
なのでこれらを求める人は、高画素機を選ぶ方が幸せになれるかもしれません。
でも、2450万画素は、データ容量・編集のしやすさなど、バランスがいいと感じます。
最終的に、撮った写真のアウトプット先はどこ?ということになるでしょう。
ぶっちゃけ、巨大なポスターにでも使わない限り高画素は必要ないとは思いますが…。
個人的には、2450万画素もあれば、必要にして十分すぎる画素数かなと感じています。
ちなみに、画素が少ない方が高感度や手ブレに強いというメリットもあります。
一概にデカけりゃいいってわけではないことに注意したいですね。

あと、スペックにケチをつけるとしたら連写性能でしょうか?
Zfの連写性能は必要にして十分ではありますが、「動体ガチ勢」には響かないでしょう。
というのも、
- 高速連続撮影:約7.8コマ/秒
- 高速連続撮影(拡張):約14コマ/秒
- ハイスピードフレームキャプチャー+(C30):約30コマ/秒
C30の撮影においては、JPEG限定ですが「プリキャプチャー機能」も備わっています。
シャッターを押す最大1秒前から撮影を開始できるので、チャンスを逃しません!
動きが予想できない子供や、ペットなどに使うと、撮影の成功率がグッと上がりますよ。
とはいえ、一瞬にかけるスポーツ撮影などは、Z8やZ9の上位機の方が満足できるでしょう。
さらに言うと、「オートフォーカス」にこだわるなら少し違う気がします。
オートフォーカス(AF)って、スペックの中でも分かりやすくて「華」があるんですよね。
先に断っておけば、AF速度は十分に速いので、僕は全く不満を持っていません。
Zfには、ニコンのフラッグシップ機であるZ9と同じ「画像処理エンジン」が搭載されてますし。
ただし、某C社やS社よりは少し劣るかな?という感じですね。
とはいえ、以前ほど水を開けられているイメージはないです。
とはいえ、「全画面AFをそこまで多用しますか?」という話にもなると思います。
僕は、基本的に「AF-S」というフォーカスしか使いませんね…。
フォーカスの速度も(レンズにもよりますが)かなり早いので、ストレスないですし。

AFが苦手とする暗い屋内などのシーンでも、頑張ってフォーカスを合わせてくれます。
ちなみに、フォーカスを移動させる専用ボタンは採用されません。
最初は気になりましたが、今じゃ全く気になりません。
クラシックデザインを優先させた結果、省略されたんだと思います。
このようにZfは、よほど過酷な使用状況でもない限り、不満が出ないのでは?と感じます。
僕も365日、(雪の日も使いましたが)Zfだから撮れなかったシーンには出会ってないですね。
あらかじめデメリットを理解した上で付き合えば、そこもまた愛おしく感じるのです!
次では、 Zf最大の特徴である「デザイン」について深掘りしていきます。
ニコン Zfを愛しすぎた僕が見つけた “ちょっと後悔するかもしれない3つのポイント”

絶賛してきたZfですが、僕も “うーん…” と唸ったことがあるんです。
これ以上好きになったら、欠点すら愛せる…と思ったけど、微妙なやつもありました。
Nikon Zfを買っちゃいけない人とかいますか?
まず、Nikon Zfのデザインを気に入ってないなら、絶対に選ばない方が良いと思います。
Zfはクラシックなデザインが最高!と耳にしますが、本質はそこじゃないと感じますね。
それより、クラシックなのにここまで出来るの?!というギャップが1番の魅力なのです!
なので、まずはデザインに惚れるというのが、Zfを楽しむ作法になると僕は思いますよ。
そんな僕も、Zfを手に取った理由は「なんか、かっこよかったから」です。
というのも、ミラーレスカメラってソニーのように “先進的なデザイン” が多くないですか?
個人的な意見ですが、尖ったデザインが多くて、少し持ち歩きにくいと感じていました。
その点、Zfは暖かみのあるデザインで、 “かっこよさの中にも可愛さ” を感じますし。
フルサイズ×クラシックというのは、近年でも珍しくて「唯一無二」の存在感がありますよね。

そもそもスマホで何でも撮れる時代に、カメラを持ち出すって、実はハードルが高いですよね。
ここでもZfのクラシックな装いが、「持ち出す理由になる」と僕は感じています。
というのも、他のミラーレスカメラよりも、ゴツくないんですよね。
だから、撮られる側に圧を与えにくいので、撮る側の心理的なハードルも下がるのです!
Zfを使うようになり、人前でカメラを使う抵抗感が減りましたね。
でも、クラシックな外観は操作しにくいのでは?と心配する人もいるでしょう。
実際に使ってみると、操作性も非常によく考えられているなぁ…と感じますよ。
例えば、物理ダイヤルなんかも、ただの飾りじゃなくて、めちゃくちゃ実用的なんです。
- 「真鍮製で~」
- 「おしゃれで〜」
- 「クリック感が良くて~」
なんて評価をよく見ますが、本当のメリットはそこじゃないです。
電源オフでも設定が変えられ、パッと見てカメラの状態を把握できるのです。
ISO感度とシャッタースピードを直感的に操作できるって、思ったよりも便利ですよ!
慣れてくると撮影テンポが崩れにくく、撮影がスムーズになりますよ!
何かとメリットが多いZfのデザインですが、ここからはデメリットにも触れていきます。
まず、ファンクションボタンが「1つだけ」なのは、人によってはデメリットでしょう。
これは “クラシックな外観を保つための制限” とも言えるでしょう。
ある程度は、ユーザーがZfに寄り添っていくようなイメージも大切になると思います。

また、 “Zfに似合うレンズの選択肢” には課題があると感じます。
ニコンのレンズには、クラシックな見た目の「SE」が少ないながら存在します。
(SE=スペシャルエディションの略です。)
- NIKKOR Z 28mm f/2.8 (SE)
- NIKKOR Z 40mm f/2 (SE)
フォクトレンダーが販売している、MFレンズなんかは本当に似合います。
でも、やっぱり「Zレンズ」にこだわりたいじゃないですか…。
なので、今後のレンズラインナップ拡充を祈るように期待したいところですね。
一般的に最もクレームが出そうなデメリットは、やはり「ホールド性」でしょうか。
色々なメディアでも言われていますが、グリップがないので、重いレンズの運用では腰が重いです。
気持ち程度の「突起」はありますが、ほぼ指先の握力に頼ることになると思いますし…。
僕も、Canon RPから移行したので、最初はホールド性が気になりました。
でも大丈夫です!すぐ慣れますよ!笑
長時間撮影すると手首が疲れますが、全く使えないってことはないです。

実際に使ってみると、「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」のようなズームレンズでも運用できますよ。
追加グリップもありますが、個人的にはおすすめしません。
ぶっちゃけ、そこまでのホールド性を得られませんし、何よりさらに重くなります。
どうしてもホールド性が気になる人は、Z5IIなどを選ぶ方が自然だと思いますよ。
ちらっと重さについて触れましたが、Zfはそこまで重くないですよ。
ホールド性が悪いだけで、むしろフルサイズとしては標準的な重さだと感じています。
365日、持ち歩いた僕の経験からも、自信を持って言えることです!
このように、Nikon Zfは「ハマる人には最高にハマるカメラ」だと感じます。
やはり、(どう考えても)デザインを愛せるかどうかで変わるでしょう。
次では、 “Zfの機能面で後悔する人がいるかもしれないポイント” を深掘りしていきます。
どうしてZfにしたのか?その裏にあった本音、全て話します

カメラってとにかく高額なので、選び方で後悔したくないですよね。
そんな不安を抱える人に向けて、僕自身が「Nikon Zf」にたどり着いた過程をお話しします。
Zfを買うまでに悩みましたか?
そもそも「Nikon Zf」は購入対象ではなかったですし、カメラ選びで数ヶ月は悩みました。
今思えば、カメラ選びの方法が “とっ散らかっていた” ように記憶します。
カメラをどう使うか?という1点に絞れば、もっと早く決断できてた気がしますね。
どうしても価格ありきの選択になることが、カメラ選びを困難にする原因でしょう。
まず僕のカメラ生活は、「ブログ」から始まりました。
ブログ用の写真をスマホで撮影してましたが、キレイに撮りたい!と思ったのが発端です。
そこで…
- まず、「Canon EOS R10」を購入しました。
- さらに、「Canon EOS RP」を追加で購入しました。
APS-Cを買ったけど、フルサイズが使ってみたくなったんです。
カメラ好きとしては “あるある” なパターンですね。
そして、カメラにハマっていくうちに、「他のメーカーも体験したい」と感じるようになります。
そこからカメラ探しという、 “ドツボ” にハマっていくわけですが…。
今でこそ、Nikon Zfに落ち着いていますが、もともとは購入候補にすらありませんでした。
この頃から、「スナップ撮影」に興味があったので、目立ちにくいカメラに興味にありでした。
とはいえ、100%用途にコミットしてるわけではなく、価格で選んでる感が強かったです。
で、僕が最初に比較したカメラは次の2つです。
- SONY:α7C II
- FUJIFILM:X-T5

今より目立ちにくいカメラ…ということで、真っ先に「α7C ll」が候補に上がりました。
1度使ってみたい!ということで、レンタルにあった「α7C」を使ってみることにしました。
でも、ファインダーの見え方やシャッターの感触が、どうしても気に入りませんでした。
とても魅力的なカメラではありましたが、「撮影体験」という点において断念しました。

続いて、矛先が向いたのが「X-T5」です。
フジのXシリーズということで、小型かつクラシックな外観に魅力を感じました。
店頭で試写させてもらったところ、ファインダーやシャッターに文句がありませんでした。
こちらは購入寸前までいきましたが、結局のところ踏みとどまりました。
でも、撮影させてもらったRAWデータを編集したところ、好みではなかったんです。
そんな中、存在すら忘れていた「Nikon Zf」の存在が、ふと頭をよぎりました。
デカいという理由で候補から外れてましたが、価格帯が他の候補と近かったんです。
だいたい30万円以下でカメラを探ししていましたので…。
改めてスペックなどをチェックすると「これがベストかも?」と気付かされました。
実機を触らせてもらったところ、撮影におけるフィーリングはまさに理想でした。
特に、シャッターの切れや音にやられましたね。
懸念していたサイズも、薄いボディのおかげで意外と気になりません。
ホールド性はないけど、すでにこの段階で “買う” 選択肢しかありませんでした。笑
このように他メーカーのカメラと悩みましたが、今なら「Z5ll」と悩むかもしれません。
こちらは基本スペックは同じで、しっかりしたグリップや金属ボディが特徴的です。
ハンドリングを優先するならコッチになるかもしれませんね。
とはいえ、僕はクラシックデザインのZfを選ぶとは思いますが…。

長く使いたい人にも、Nikon Zfはおすすめできると思います。
スペックが高いことはもちろんですが、デザインが陳腐化しないメリットがあります。
というのも、最初から「古い」外観のため、これ以上古くなりようがないですよね。
流行り廃りを超えて、時代に左右されない美しさがあると思います。
似たようなデザインで「Nikon Zfc」という、APS-Cセンサーを搭載したカメラがあります。
でも僕は、「Zfを買える人は、Zfを買った方が後悔がない」と思います。
ZfとZfcは似て非なるもので、
- スペック
- 細部へのこだわり
などが、大きく異なるカメラとなるためです。
これらを考慮しても、「Zfcにしとけば良かった!」というパターンは少ないでしょう。
ちょっと強めに言うと、どうせフルサイズが欲しくなるはずですし。笑
価格が倍ほど違いますが、それだけの価値はあると感じます。
またZfは、デメリットが分かりやすいカメラなので、使い始めてのギャップも少ないです。
デメリットと言っても、
- 重い。
- 大きい。
- グリップがない。
くらいですし、それって事前に分かるので納得して選べますよね。
実際、僕は1年以上毎日持ち歩き、今では「相棒」と呼べる存在になりました。
僕自身、Zfがなければニコンを選んでいなかったかもしれません。
そう思わせてくれるほどの魅力が、このカメラには詰まっていると思いますよ。
【まとめ】Zfは合う人にとっては、最高の相棒になるカメラという話

Nikon Zfは、デザインとスペックが両立した “羊の皮をかぶった狼” のようなカメラです。
一方で、完璧なカメラなど存在しないように、Zfにもいくつか気になるポイントはあります。
- 画素数
- ホールド性
- ファンクションボタンの少なさ
など、気になる人にはネックになるかもしれませんね。
でも、それらを上回るほどの魅力が、Zfには詰まっていると僕は思います。
デザインに心惹かれたなら、「ちょっと不便なところ」すらも、愛おしく思えるはずです。
まさに、Nikon Zfのキャッチコピーと同じですね!
365日以上、どんな日も共に過ごしたからこそ、分かったことがあります。
ユーザーが少しだけZfに歩み寄ってやれば、最高の相棒になってくれるカメラとなります。
そんなあなたの価値観に合うなら、Zfは「買って後悔しないカメラ」になると思いますよ。
迷っているなら、まずはZfを「触ってみる」のも良いかもしれません。
カメラ選びは、スペックだけじゃ語れない魅力があります。
心が動いたその瞬間が、ベストな選択のサインですよ!
今回は作例を載せてませんが、僕のインスタを見てもらえれば、Zfで撮影した写真がたくさん出てきます。
また、Nikon Zfに関する他の記事もピックアップしますので、そちらも合わせてご覧ください。