真にコンパクト。Anker Nano Power Bank(45W)が半年でカメラの最適解になった

【240記事目】Anker Nano Power Bank(45W)

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カメラと一緒に持ち歩くモバイルバッテリーって、何を基準に選べばいいのか、けっこう迷いませんか?

  • カバンの中でケーブルが絡まって、撮影のテンポが切れる…。
  • Ankerのモバイルバッテリーが多すぎて、結局どれを選べばいいか分からない。
  • MacBookやカメラを救うなら、どれくらいの容量が必要?

僕も同じところで止まっていたんですよね。
Anker 622 Magnetic Battery、USB-Cがストラップになった22.5W…など、何台も渡り歩いてきました。
それでも「これ1台に決めた」と言える正解が、なかなか見つからなかったんです。

そんな僕がやっとたどり着いたのが、Anker Nano Power Bank(10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)でした。
これは渡り歩いた末にたどり着いた正解で、半年使った今では「カメラを充電するなら最適解かも?」と感じています。

「真にコンパクト」という言葉がしっくりくる、そんなモバイルバッテリーなんです。

この記事がおすすめな人
  • カメラとスマホの充電問題に悩んでいる人
  • 海外旅行の充電を1台にまとめたい人
  • 巻取り式のモバイルバッテリーに興味がある人

Anker Nano Power Bank(45W)のスペックを先に押さえましょう

本機の正式名称は「Anker Nano Power Bank(10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)」と言います。
Ankerの製品名は長ったらしいですね。

まず体験ベースの話をする前に、スペック表を先に出しておきます。
でも、数字だけだと「普通のバッテリー」って感じなんです。
そこでスペックだけでなく、半年使ったリアルな感想を書いていこうと思います。

項目仕様
容量10,000mAh(約37Wh)
本体サイズ約 82 × 51 × 36 mm
重量約 230g
USB-C出力(単独)最大 45W
USB-A出力最大 22.5W
合計最大出力24W(複数ポート同時使用時)
入力(USB-C)最大 30W
巻取りケーブル約 6cm〜70cm(8段階)
パススルー充電対応
安全機構ActiveShield 3.0

1点、ややこしいポイントがあるので補足します。

USB-Cを単独で使うときは最大45W出ます。
一方、複数ポートを同時に使うときは合計24Wで配分される仕様になっています。
ここを混同すると「45Wあるのに何で遅いの?」となるので、頭の片隅に置いておいてください。

僕の「MacBook Air (M4)」を充電するには、最低でも30Wが必要なので単独で使ってます。

まず、向かない人を先に書いておきます

レビュー記事って、メリットばかり並んでいるものが多いですよね。
でもデメリットや、そもそも「向かない人」を先に書いてほしくないですか?

該当しないなら、時間を使って読まなくていいですし…。

半年使った結論として、以下のような人にはおすすめしません。

  • バッグを持たない手ぶら派の人
  • 「MagSafe」で運用したい人。
  • 電源プラグが付いてないとダメな人。
  • 登山などで重さを重視する人

などが挙げられます。

逆に、ここに該当しないのであれば、ぜひ続きを読んでほしいです!

Ankerを渡り歩いた末に辿り着いた1台

これまでのモバイルバッテリー選びは、「iPhoneのために何を選ぶか」が中心でした。
なので、Qi充電に対応したAnker 622を好んで使っていました。
貧弱なライトニング端子を保護する意味でも、MagSafeってありがたかったんです。

興味の関心がiPhone→カメラに

iPhone 16 Proを使うようになり、端子がUSB-C化されたことで、MagSafeへのこだわりも薄れました。

「カメラ」に興味が出てきたので、USB-Cでサクッと充電できる方が大事になってきたんですよね。

また、一時期はUSB-C対応の22.5Wモバイルバッテリーを愛用してました。
見た目はスリムなんですが、ケーブルがストラップとして付属するので、これはこれで邪魔だったんですよね。
ふとしたときに引っかかる…なんてこともよくありましたし。

22.5Wでは、「MacBook Air(M4)を充電できない」という問題も起きてました。

そんな中、最後まで悩んだのが「Anker Power Bank Fusion 30W」でした。
電源プラグが格納されてるモデルです。
おそらく、今悩んでる人も多いのでは?と予想します。

Anker Nano II
格納式プラグを備える、Anker Nano II 45W 。

以前、Anker Nano II 45Wを持ち歩いてたとき、格納式プラグの先端が他のガジェットを傷つけるトラブルがありました。
格納式といっても、少しだけ頭が出てしまうんですよね。

さらにFusionは容量5,000mAhで、旅先のカメラ+iPhone運用には心もとない…。
ということで結局、「Anker Nano Power Bank(45W)」を選びました。

僕にとって「コンパクト」とは?

僕が求めてたコンパクトの定義がズレてることに気づきました。

次のようなものは、“コンパクトに見えてもそうじゃない”と思ったんです。

  • 本体が薄くてもストラップ必須。
  • プラグが格納できるけど気をつかう。

「Nano Power Bank(45W)」は、サイズは大きい割にプラグが格納されてません。
でも、ケーブルを完全に収納することができます。

本当の意味で「真にコンパクト」なのは、ケーブルを完全に内側へしまえるこの1台でした。
モバイルバッテリーを渡り歩いた終着点、今のところはココって感じなんです。

45WがMacBook Air M4を救った日

半年使った中で、いちばん「これがあって良かった」と思った瞬間があります。

このバッテリーは、MacBook Air M4を救ってくれました
45Wという数字の意味を、頭ではなく身体で理解したんです。

その日は、出先で写真を現像して渡す段取りになっていて、仕方なくMacBookを持ち出してRAW現像することになりました。

パソコンを持ち出したくない

普段はMacBook を外に持ち出さない派です。

大切なデータがたくさん入っているので、できるだけ家の外には出したくないんですよね。

もちろんバックアップは取ってますが、それでも持ち出したくないのが本音です。

さて、僕が使っているRAW現像ソフトは「Capture One Pro」になります。
過去の記事でも書いてるので気になる人はどうぞ。
本当に良いソフトなんですが、バッテリーをもりもり喰います。

夢中で作業していて、ふとバッテリー残量を見た瞬間「間に合わないかも…」と血の気が引きました。
(近くにコンセントはありません。)

そこでカバンから出したのが、このNano Power Bankでした。
USB-Cで直結して、45Wで給電開始。
結果としては、30〜40%回復させて難を逃れました。

今日ほど45Wを買ってよかったと痛感した日はないです。
以前使っていた22.5Wのモバイルバッテリーだったら詰んでましたね。笑

カメラだけでなく、パソコンも救済できるのはフォトグラファーとしてありがたい話ですね。

もうひとつ、半年使って分かった地味なメリットがあります。
「USB-A端子が1つ付いている」という点です。

  • USB-C端子:2つ
  • USB-A端子:1つ

最近はほとんどのガジェットでUSB-Cが採用されますが、たまにあるんですよね…USB-Aのやつが。
僕は、無印良品のアロマディフューザーをUSB-Aから給電して使ってます。

「USB-Cの時代だからUSB-Aは要らない」と切り捨てなかったAnkerの判断は、正解だと思います!

簡易的な「充電ハブ」にもなる

パススルー充電に対応しているので、充電しながら使用することができます。

同時に2つの機器を充電しながら使えるので便利ですよ。

カメラだけでなく多くのガジェットを持ち歩く人でも、この1台があればかなりの場面をカバーできます。
気になる方は、普段お使いのECサイトから在庫などをチェックしてみてください。

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8段階の長さ調整に、半年で「こう使う!」ができた

Anker Nano Power Bank(45W)の最大の特徴は、「巻取り式のケーブル」でしょう。

この巻取りケーブル、8段階の長さに調整して使えます。
僕は最初、「そんなにいる?」と思っていました。
2〜3段階あれば十分じゃないか、と。

使い続けるうちに、「このときはこれくらいで使おう」といった基準ができます。
撮影バッグの形、その日の服装、目的のデバイス。

それぞれに正解があるから、8段階に調整できるんです!

実際にどう使い分けているかを表にしてみました。

段数長さ(参考)用途半年使った体感
2〜3段約18〜28cmパソコン・スマホの卓上充電机の上で邪魔にならない
4段約38cmスリングバッグでの運用1番使いやすいかも
5〜6段約47〜55cmバックパック内でのカメラ充電スマホもカメラも同時に充電
7段約63cm電源から充電余裕の長さで困らない

短くも長くもできることで、カバンの中で外さずに充電したまま移動できるのが楽です。
バッテリーを抜き差しする手間がほぼ消えましたね。

使ってみると、使いやすいケーブルの長さがきっと見つかると思います。

ディスプレイ表示で、旅先の充電計画が変わる

これも購入前は「ディスプレイなんて、そこまで使わないでしょ」と思っていた機能です。
でもやっぱりあると便利なんですよ。

ディスプレイ無しとか、今ではもう考えられません。

従来のモバイルバッテリーって、残量はLEDインジケーターの「4個ある光のうち2個点灯」みたいな表示が多いですよね。
以前使っていたAnker 622もインジケーター方式で「だいたい半分くらいかな?」と推測するしかなかったんです。

本機のディスプレイには以下が表示されます。

  • バッテリー残量
  • バッテリー温度
  • どのポートから何W出力されているか
  • 本体充電中の入力Wと、満充電までの目安

特に旅先では、この情報がめちゃくちゃ効いてきます。

ディスプレイは「あったら便利」ではなく、行動が変わる機能だったのです!
例えば、あと何分で満タンになるか分かるだけで、出発までの充電プランが立てられるので不安が消えますよね。

機内持ち込みについて

本機は10,000mAh=約37Whなので、国際線の100Wh制限を大幅に下回り、機内持ち込みで悩まないでしょう。

ただ、2025年6月から中国国内線は3C認証マークの有無で扱いが変わるルールが施行されているので、予定がある人は事前に最新情報を確認しておくのが安心です。

半年使って気になった3つの点

待つ、悩む、考える

ここからは、使って分かったデメリットを正直に書いていきます。
半年使ってきて気になったのは次の3つです。

  • ケーブルの細さ
  • ケーブル収納部の隙間
  • サイズと重量

では順番に見ていきましょう。

①ケーブルの細さ

巻取り式の宿命だと思うんですが、ケーブルがけっこう細いです。
「細いヒラ麺みたい」と言えば伝わるでしょうか。

耐久テストは通っているはずなので、過度に不安を煽る気はありません。
次のとおり、メーカーでテストは行なっているようですし。

  • 折り曲げテスト:約20,000回以上
  • 巻取りテスト:約20,000回以上
  • 対荷重テスト:約8kg

とはいえ、毎日触っている人間としては、ふと「これ大丈夫かな」と気になる瞬間が正直あります。

半年使った段階では破断もほつれもゼロですが、見た目の繊細さは事実として書いておきます。

②ケーブル収納部の隙間

ケーブルの収納部の隙間が、構造上どうしても大きめになっているようです。
でもカバンの中って、思っているよりずっと汚れやすい環境なんですよね。

  • ホコリ
  • 糸くず

これらが収納部に入り込むと、巻取り動作が劣化する可能性はゼロじゃないと思っています。

ケーブル収納時は、USB-C端子が口を塞いでくれる構造になっているので安心です。
問題は、「カバンの中で充電をしているときにどうか」ですね…。

もちろん、今のところ実害は出ていません。
ただ使い続けるとどうなるかは、僕にも分からないんですよねー。

③サイズと重量

「Nano」と名乗っていますが、まあまあ大きいサイズ感です。
角がなくコロンとした見た目なので、画像で見るより実物は可愛くは見えます。

ただし、ポケット運用は絶対に向きません!

ワイドパンツでないと、ポケットの圧迫感がかなり出ます。
230gという重さも、手ぶら派の人には地味に堪える数字ではないでしょうか。

これはサイズ感の期待値を最初から合わせておかないと、開封した瞬間に「思ったより大きい」となるはずです。

【まとめ】半年使って、これがカメラの最適解になった

Anker Nano Power Bank(10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)を半年使った結論を、最後に整理しておきます。
気になる点を承知した上で言うと、これはAnkerを渡り歩いた末にたどり着いた1台で、いまの僕にとってはカメラのモバイルバッテリーの最適解です。

評価軸半年使って分かったこと
真のコンパクトさケーブルを完全格納できることが本質
出力(45W)MacBook Air(M4)まで充電できる
8段階のケーブル長さ調整用途別でしっかりと調整できる
ディスプレイ表示充電プランをしっかり立てられる

カメラと一緒に動く人にこれ以上勧められる1台は、半年経った今でも見つかっていません。
スマホやカメラ、そしてMacBookまで、この1台で面倒を見られます。

あなたのカバンの中で、いま一番ストレスをかけているものは何ですか?
それがケーブルだとしたら、巻取り式に変えるだけで、撮影のテンポは確実に変わると思います。

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