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「EX-ZERO のリアルなレビューが知りたい!」
「クラシックなバイクに似合うヘルメットが欲しい!」
「 EX-ZERO 」というヘルメットを長らく愛用している。
EX-ZERO ってめちゃくちゃ人気だから、珍しいヘルメットではない。
でもデメリットが多いヘルメットなのはご存知だろうか?
かれこれ5年に渡りEX-ZEROを使用してきた。
だからこそ分かるデメリットを5つに厳選して紹介する。
高価な買い物だからこそ、しっかりデメリットも把握してほしい。
- EX-ZERO の購入を検討している人
- EX-ZERO のメリットやデメリットを知りたい人
- クラシックなヘルメットを探している人
この記事を読めば、5年間使ったからこそ見える「デメリット」が分かる。
インカムやゴーグルについては別記事を見てほしい。
【似合うバイクが多くて迷う?】EX-ZERO カスタムはシンプルが◎ ∟【楽天市場】SHOEI EX-ZERO∟【Yahoo!ショッピング】SHOEI EX-ZERO【勘違い注意】そもそも EX-ZERO はジェットヘルメットだと思うんだ
SHOEI の公式サイトでは、EX-ZEROってフルフェイスにカテゴリーされる。
でも実際は、ジェットヘルメットに限りなく近いと感じる。
もう内装がジェットヘルメットのそれ。
顔を覆う面積が多いから、ジェットヘルメットより安全かな?
更に顕著なのが被り心地だ。
フルフェイスとジェットのちょうど中間って感じ。
フルフェイスとジェットの、メリット・デメリットが共存するヘルメット。
だからフルフェイスのような「ゴリゴリの安全性」を期待するのは野暮。
軽快な着用感と開放感!ラフに使って映える最高のヘルメット
EX-ZERO の購入動機って、特徴的なルックスにあるだろう。
これは間違いない!
この特徴的なルックスに、フルフェイスとジェットが掛け合わさる。
まず特筆すべきメリットが「軽さ」だ。
同じくSHOEI の「 X-Fifteen 」と比べたら不安なほどに軽い。
製品 | S | M | L | XL | XXL |
EX-ZERO | 1,140 | 1,179 | 1,196 | 1,268 | 1,292 |
X-Fifteen | 1,447 | 1,513 | 1,546 | 1,584 | 1,584 |
なんと 300g 以上も軽い。
走行距離にして 100キロくらいからの疲労感が明らかに少ない。
肩こりがひどい人や、ストレートネックの人にとって嬉しい。
また、フルフェイス(一応)なのに脱着が楽々。
ジェットヘルメットの着脱感に近いぞ。
逆を返せばホールド感が浅いってこと。
サイズ選びを慎重に行いたいヘルメットだ。
開放感が大きいのもメリット。
ヘルメットの開口部が大きく視野が広い。
またゴーグルを難なく装着できるのも嬉しい。
バイクで走ってる感が強くて臨場感が凄い!
また、EX-ZERO は呼吸がしやすいヘルメットだ。
EX-ZERO から他のヘルメットを被ると息苦しく感じる。
口元のスペースが広いから、呼吸がめちゃくちゃしやすい。
特に林道などの未舗装路で効果を発揮する。
クラシックなオフロードスタイルの名に恥じない性能だ。
4年間の使用で感じた EX-ZERO の5つの弱点を徹底レビュー
EX-ZERO にはハッキリと苦手なシーンが存在する。
使い方がハマれば最高。でも外せば地獄。
例えば Z-8 みたいな万能ヘルメットじゃない。
買った後で後悔しないよう、デメリットを細かくレビューする。
4年間、春夏秋冬を共に走ったからこそ分かる!
【弱点レビュー1】EX-ZERO は風切り音が凄い!対策も効果なし
とにかく風切り音がデカい。
「難聴になるんじゃない?」ってくらいウルサイ。
インカムに関しては、音楽は聞こえるけど会話は聞こえづらい。
速度を落としてボリュームを上げれば聞こえる。
防音性能は皆無と思って差し支えナシ!
あまりに風切り音がウルサイから、様々な対策を試みたけど玉砕。
静粛性を重視するなら他のヘルメットを買った方が良い。
【弱点レビュー2】EX-ZERO って明らかに高速走行が苦手
結論、EX-ZERO って一般道路をゆっくり走ることに向いてる。
開放感が凄いからゆっくり走っても気持ち良い。
逆に車速が上がるに連れて辛くなってくる。
具体的な車速は、だいたい90キロ前後だろうか。
特にリフト方向に弱くて、ヘルメットが空に向かって引っ張られる。
首が「あごひも」に圧迫される感あり。
更に【デメリットレビュー1】で紹介した「風切り音」で耳が痛くなる。
ヘルメットの形状的に風に煽られやすいのも注意が必要。
もはや高速道路の巡航は苦行。
ハッキリ言って、EX-ZERO で高速道路は走りたくない。
【弱点レビュー3】顔面寒すぎワロタ
EX-ZERO にフルフェイスのような防風効果は無い。
顔面に受ける風はジェットヘルメットと遜色ない。
口元が覆われてるけどガンガン風が入る!
夏は開放感を感じられる反面、冬の寒さはマジで堪える。
気温が10℃を下回ってくると、寒いを通り越して痛い。
鼻や口を保温しないと長時間の走行が厳しい。
口元が広いから「マスク」「ネックウォーマー」で覆うことが可能。
EX-ZERO で冬を駆け抜けるなら工夫が必要だ。
【弱点レビュー4】正面から見るとマッチ棒になりがち
EX-ZERO って意外と帽体がデカい。
とにかく前後方向から見るとデカく感じる。
後頭部のダックテールシェイプが Good!
前後から見るとマッチ棒。
でも不思議と横からはデカく見えない。
気になるのは本人だけと思われるけど、やっぱり気になるポイントだ。
【弱点レビュー5】口元のフィルターから吸い込まれた虫はどこ?
EX-ZERO には口元に特徴的なフィルターが備わる。
見た目がスタイリッシュになる重要なパーツだ。
正式名は、アルミナムメッシュフィルター。
このフィルターに当たって虫が潰れていることが多々ある。
そこで怖い疑問が生まれる。
中まで入り込んだ虫ってどうなってるんだろう?
構造上、中に入った異物を取り除けない。
中身がどうなってるか分からない「ブラックボックス」が口元に常にある状態だ。
ぶっちゃけ気持ちが悪いし、中を想像するとゾッとする。
∟【楽天市場】SHOEI EX-ZERO∟【Yahoo!ショッピング】SHOEI EX-ZERO【サングラスも似合う!】EX-ZERO は肩肘張らないルーズさがキマる
今回は「 EX-ZERO 」を4年間使って感じたことを記事にした。
スタイリッシュで、ある程度の安全性が担保されている。
でも、弱点が少し目立つ尖ったヘルメットだと感じている。
最もおすすめできないタイプは、スピードをガンガン出す人。
開放感が凄いからスピードを出さなくても自由を満喫できる。
ヘルメットが軽いから首にかかる負担も少ない。
呼吸もしやすいから、林道走行にも使ってる。
一般道路をゆったり走るにはベストな選択になるだろう。
サングラスをかけ、ルーズに走り出せば色気すら漂う。
レイバンのアビエーターが個人的に似合うと思う。
EX-ZERO は弱点こそ多いけど、バイクライフにそっと寄り添ってくれるヘルメット。
時には弱点も含めて、素敵な思い出を作ってくれるかもしれない。
ぜひ本記事を参考に EX-ZERO を手に取ってみてほしい。
おしまい。
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