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- 今買えるNikonの名機って何がある?
- “JPEG撮って出し”でイイ感じに仕上げたい!
- Nikon Zfではどんな写真が撮れるの?
後悔しないカメラ選びって本当に難しいですよね。
「Nikon Zfが気になるけど使いこなせるかな?」と、悩んでる人は多いと思います。
多くのレビューを読んでも、この疑問はなかなか解消しませんよね…。
でもこの記事を読めば、Zfを選んだ先にどんな世界が広がっているのか、その具体的なイメージを掴むことができます!
というのも、僕自身もZfがきっかけでニコンの虜になった1人だからです。
1年半以上をZfと共に過ごした実体験なら、カメラ選びのお手伝いができると思います。
Nikon Zfが多くのユーザーから「名機」と呼ばれる理由を、作例を交えながら解説しますね。
- カメラを始めてみたい初心者の人
- Nikon Zfが気になっているものの、購入に踏み切れない人
- カメラメーカーの乗り換えを検討している人
Nikonの名機を徹底レビュー!「沼にハマった」僕が語るユーザーとメーカーの視点

多くのカメラは、「ユーザーの満足」と「メーカーの都合」という板挟みになっています。
この場合メーカー側に偏りがちになるので、名機と呼ばれるカメラに生まれにくいです。
Nikon Zfの場合はどうなのですか?
Zfを使って確信したのが、「どこにとっても名機である」ってことです。
というのも、ユーザーだけでなく、メーカーにとっても名機と呼べるカメラだと思うのです。
Zfが発売されてから、ニコンが更に勢いづいたと感じませんか?
Nikon Zfのおかげでニコンユーザーになった、なんて人も多いと感じるんですよね。
いつかニコン史に残る名機になるのでは?とすら思いますね。
まず、ユーザーとして感じるのは、価格・性能・デザインのバランスの良さです。
ぶっちゃけ「見た目」で買いましたが、カメラのスペックで後悔したことは1度もないです。
例えば、次のような高性能っぷりには舌を巻かされます!
- Z9譲りの画像処理エンジン。
- Zシリーズでトップクラスのボディ内手ブレ補正。
- 動画撮影は、10bit Log撮影にも対応。
実用性と楽しさの両立が素晴らしく、(嘘偽りなく!)365日持ち歩いています。
やはり、デザインが生活やファッションに馴染むのが大きいですね。
「真鍮製ダイヤル」もただのアクセントではなく、実用的なのも気に入ってます。
ぱっと見は難しそうに見えるかもしれませんが、慣れてくると直感的に使えて便利ですよ。
これだけの魅力を詰め込みながらも、30万円を大きく下回ってるのは凄いですね。

またメーカー側から見ても、Zfは名機たりえるカメラだと感じます。
というのもZfは、「新規ユーザーの獲得に大きく貢献している」と感じるのです。
僕自身も、Zfが発売されていなければニコンユーザーにならなかったと思いますし。
当時の決算報告によると、ZfやZ8などの新製品が好調な販売をけん引しています。
そこでは、“映像事業の売上収益が増加している”ことが言及されていますよ。
でもいくら名機とはいえ、「全ての人におすすめできるカメラでない」こともまた事実です。
Zfはグリップが弱いので、重いレンズを使いたい人には不向きなのは見てとれますよね。
そのほか、カメラの中身を見ていくと…
- 秒間20コマ/秒といった超高速連写
- 4000万画素といった高画素
- 8K動画
などが必要な人には、物足りなく感じるかもしれませんね。
でもこれは、一部のプロ用途に限られる話だと思われます。
多くの人にとって、これだけの性能を30万円以下で堪能できるのはバリュープライスでしょう。
ここだけの話、Zfのスペックに満足できない人なんているの?とすら思います。

また、AI時代に入ったからこそ「使って楽しいカメラ」が価値を持ってきます。
だって今の時代、キレイな写真を作り出すだけなら、AIの画像生成で十分ですよね?
その点、Zfというカメラは撮影体験そのものを豊かにしてくれると感じます。
ファインダーの見えやシャッターの切れがいいので、「撮ってる感」に浸れるんですよね。
Nikon Zfは楽しいから使いたくなる…、そんな撮影体験をさせてくれるカメラとなってます。
ユーザーもメーカーも胸を張って「名機」と呼べる一台、それがNikon Zfだと僕は思います。
とはいえ、カメラ初心者にとってはハードルが高く感じられるかもしれませんね。
でも初心者であっても、“玄人のような写真を撮れる機能が備わる”ので大丈夫です!
次で詳しく紹介していきますね。
【ニコン ピクチャーコントロール】写真が劇的に変わる!おすすめの「撮って出し」レシピ3選

最高の瞬間を撮ったはずなのに、後で見返すと「なんか違う…」とかあるあるですよね。
あなたの記憶した色と、カメラが記録した色が異なることで、モヤモヤが発生するんですよね。
じゃあニコンのカメラならどうなの?
Nikon Zfなら、JPEG撮って出しでも十分にキレイな写真を仕上げられますよ!
色の再現性にクセがなく、JPEGで撮影した写真をトリミングするだけでそれっぽくなりますよ。
ニコンの描写は、特に「グリーン」が美しいと定評ですよね。
RAW編集のハードルが高い初心者にとって、これは嬉しいポイントだと思います。
そして、もう一歩こだわった表現がしたいなら、フレキシブルピクチャーコントロール(以下、FCPC)が役立ちます。
そもそもFCPCとは、「明るさ・彩度・コントラストなどを調整できるニコン独自の機能」です。
“インスタのフィルター機能に近い”、といえば何となく雰囲気が伝わるでしょうか?
FCPCはニコン独自の物ですが、各メーカーがそれぞれ似たような機能を搭載しています。
以前、キヤノンやソニーも使っていましたが、ニコンのFCPCが最も使いやすかったです。

FCPCのレシピ(種類)は、約30種類がデフォルトで登録されています。
これだけでもかなりの表現を楽しむことができると思います!
とはいえ全部を使いこなす必要はなく、「スタメンレシピ」を決めておくのがおすすめです。
僕の場合は、ニュートラルとポートレートを使い分けてますね。
使うレシピを決めておく方が、迷わずシャッターを切ることができますし。
さらにニコンの凄いところが、「追加レシピをダウンロードできる」というところです。
有名クリエイターが作成した「イメージングレシピ」なら、憧れの色味を表現できますよ。
記事執筆時点で、50人弱ものクリエイターがレシピを公開されています。
ニコンの気合の入り用がうかがえますね!
ただ、“追加レシピが使えるモデルが限られている”、という点には注意が必要です。
(おそらく今後は増えていくとは思いますが…。)
現状は、Nikon Zfを含む次の4機種となります。
- Nikon Z6III
- Nikon Z5II
- Nikon Z50II
- Nikon Zf
実際に僕も試してみて、“フジカワヒナノ”さん作の「スカイミストフィルム」を使っています。
フィルムライクでエモい雰囲気がありつつ、日常の風景でも幅広く使えます。
ただ、少し彩度やコントラストが強いと感じるシーンがあるのも事実です。
なので、インスタ投稿時などでは“フェードをかける”など、工夫をすれば柔軟に対応できますよ。
ダウンロードレシピには少し癖がありますが、使いこなせば作品撮りにも使えるでしょう!
このように、ピクチャーコントールは初心者にとって、まさに“魔法のツール”となり得ます。
やはり1番のメリットは、RAW編集なしで自分らしい写真作りができることでしょう。
そして、写真を楽しむ第一歩としても最適だと感じますね。
カメラ設定をカスタマイズして、ワンタッチで呼び出せるようにするのも良いですね!
次では、具体的な作例を含めつつ、さらにNikon Zfの魅力を深掘りしていこうと思います。
Nikon Zfの作例あり!重さはデメリット?購入前に知るべき「レンズとの相性」

巷で言われるNikon Zfの「重さ問題」は、本当にデメリットなのでしょうか?
もしかすると、その重さこそがあなたに最高の撮影体験をもたらしてくれるかもしれません。
そんな重いと言われるカメラが名機とかありえる?
僕は先ほどお話しした通り、Nikon Zfはニコンが誇る名機だと心から思っています。
とはいえ、重くて大きいボディであることは否定できません。
ただ、闇雲に重い・大きいわけではなく、Zレンズとの相性を考えた結果かもしれません。
というのも、フルサイズのZレンズは“それなりの重量がある”ためです。
グリップのないZfを軽く作るとフロントヘビーになり、撮影しづらくなる可能性があります。
実は、少し重いくらいの方が安定して撮影できるメリットがあります。
なので、「あえてある程度の大きさ・重さを持たせている」という見方もできると思います。
とはいえ、大きさと重さがネックで購入をためらう人がいるのも事実です。
実際、α7C IIなどの小型軽量カメラに流れる層もいると推測できます。
僕自身も、Nikon Zfとα7CIIを比較検討しましたし。

また、デザインのベースになった「Nikon FM2」と比べて重いという声もあります。
でもFM2の時代は、AFも手ブレ補正もないため、現代のレンズより随分と軽量でした。
なので、FM2とZfの重さだけを単純比較するのはナンセンスだと思います。
そもそも、最近のフルサイズ機として見れば、Zfは極端に大きい・重いわけではないです。
ただしグリップがないことでホールド性が下がり、存在感を大きく感じやすいのは事実ですね。
だからこそ、Zfを使うならレンズの重さとのバランスをしっかり考える必要があります。
Zfとレンズのマッチングは気になるポイントだと思うので、実体験ベースで解説します。
僕の所有する4本のレンズを、軽いものから重い順に紹介しようと思います。
それぞれを装着したときの操作感や作例を、次で丁寧に紹介していきますね。
重さ☆:「NIKKOR Z 40mm f/2」の作例

やはり軽いレンズであるほど、Zfとの収まりが良いのは確かですね。
「NIKKOR Z 40mm f/2」は、キットレンズだけあって抜群の一体感があります。
僕はフード(どこのかは忘れました)を付けていますが、見た目もかっこいいと思います!
このレンズくらいの軽さなら、片手でスナップ撮影もいけますね。
コントラストなどが弱く、柔らかくエモい描写なので、Zfのキャラとも合ってると感じますね。
開放付近はかなり「甘い」ですが、このレンズの場合は不思議と許せてしまいます。
ボケもあまりざわつかず、主題を自然に浮かび上がらせてくれます。
まだZレンズを持ってない人なら、Zfとセットで買うのをおすすめします。
重さ☆☆:「NIKKOR Z 50mm f/1.4」の作例

ニコンには、明るさとコンパクトを両立させた「f/1.4シリーズ」のレンズがあります。
僕の所有する「NIKKOR Z 50mm f/1.4」も、そこに該当します。
というか、ニコンの単焦点レンズでは、このサイズ感が多いですね。
Zfに付けてもバランスが良いと感じます。
ただこのくらいのサイズから、「カメラ持ってます感」が出てきます。
明るい割にレンズ径も太くないので、握り込みやすく持ちやすいですよ。
肝心の描写については、イマイチ僕には刺さっていないのが本音です。
こちらも優しい描写ですが、ぶっちゃけ“40mm f/2”の方が好みなんですよね。
そんなこともあって、夜間スナップなど明るさが欲しいシーンでしか使っていません。
また開放付近では「かなり偽色が発生する」ので、f/2~f/2.8まで絞って使いたいレンズです。
重さ☆☆☆:「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」の作例

サイズ感は、Zfで使う上でギリギリのラインですね。
フロントヘビーなので、レンズを支えながら撮影する必要が出てきます。
ただエブリデイスリングなど、“3Lのカメラバッグに収まる”のは嬉しいところです。
旅行に1本だけ持っていくなら、僕はこのレンズを迷わず選びますね。
また愛用中のレンズの中で、最も稼働率が高いのが本レンズとなっています。
撮れる写真の安定感がすごく、安心してシャッターを切っていけるんですよね。
僕は1段絞った“f/5.6”で使うことが多いのですが、端までキッチリと解像してくれます。
商品紹介などの案件撮影から、フォトコンの作品撮りまで、まさに何でもござれな万能レンズです。
f/4スタートですが、高感度に強いZfならそこまでISO感度に神経質になることもないですし。
重さ☆☆☆☆:「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」の作例

大三元レンズの中でも、「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」が気になる人は多いと思います。
ただ長玉であることや、Zfの2倍弱の重さであることにより、ハンドリングはかなり悪いです。
覚悟しつつも「いけるでしょ?」なんて思って買いましたが、正直かなりしんどいサイズです。
トータルで2kgを軽く超える重量になるので、過酷な環境では心が折れそうになります…。
レンズを支える左手がめちゃくちゃ疲れるんですよね。
でも出てくる写真は「素晴しい」のひと言です!
開放で使ってもピント面はしっかり、周辺もそこそこ解像してくれますよ。
ただ、f/2.8ではボケがうるさいので1段ほど絞って使いたいところですね。
かなりパキッとした描写なので、
- コントラスト
- 明瞭度
- シャープ
あたりを、RAW現像時に下げることが多いですね。
なんにせよ運用は大変ですが、めちゃくちゃ頼りになる1本なのは間違いないです。
【まとめ】Nikon Zfは見た目以上の名機だった!

Nikon Zfがなぜ「名機」と呼べるのか、その理由を様々な視点から掘り下げてきました。
まず、ユーザーとして感じるのは、価格・性能・デザインの優れたバランスです。
正直なところ、「見た目」で買う人も多いカメラだと思います。
でも実際に使ってみると、スペック面でも後悔させられないでしょう!
また、「使って楽しい」と感じられる撮影体験も大きな魅力です。
ピクチャーコントロールを使いこなせば、RAW現像なしで自分好みの色味を表現できます。
ネックとなる「重さ」についてですが、グリップがないため重さを感じやすいのは事実です。
でもこれはZレンズを装着した際の、“バランスを考慮した結果”ではないでしょうか?
ボディとレンズの重さを理解し、最適な運用をすることが大切ですね。
このようにNikon Zfは、「ただのおしゃれなカメラ」ではありません。
撮る楽しさを教えてくれる、最高の相棒になってくれるはずです。
まさに、“羊の皮を被った狼”ともいえる、ハイスペックなカメラだと思いますよ。
Nikon Zfに少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ一度チェックしてみてください!
また、「もっと作例が見たい!」という人は、“僕のインスタ”を覗いてみてください。
他にも役立ちそうな記事をいくつかピックアップしたので、そちらも合わせてご覧くださいね。