フォトグラファーになるには?難易度別でみる仕事の始め方

【214記事】フォトグラファーになるには?アイキャッチ

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  • フォトグラファーになるには何をすればいいの?
  • フォトグラファーとカメラマン、違いはなんなの?
  • フォトグラファーとしての働き方が知りたい!

将来フォトグラファーとして働きたいけれど、何から始めればいいのか分からない…。

そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?

今でこそ副業として仕事を受けてますが、僕も最初はどうすればいいか分かりませんでした。

この記事では「副業から始めて専業化を目指す」という、現実的なステップを紹介します!

まずは実績を積みながら、自分に合った撮影ジャンルや働き方を見極めることが大切です。

僕自身も、副業としてカメラの仕事を続ける中で、多くの気づきや経験を得てきました。

だからこそ副業をスタートすることは、専業への第一歩になると確信しています。

この記事がおすすめな人
  • 将来カメラを仕事にしたいと思っている人
  • SNSで写真投稿をしているけれど、収益化を考え始めた人
  • “フォトグラファー”と名乗ってはいるが、仕事にするには不安がある人

【注意】「フォトグラファー」と「カメラマン」の違いを知らずに名乗っていませんか?

カメラ・自撮り・明るい・クラシック・レンジファインダー

「なんとなく違いはある気がするけど、結局どっちを名乗ればいいの…?」

そう思っている人こそ、ここでハッキリさせておいた方がいいかもしれません。

呼び方を間違えるとマズイの?

正直なところ、フォトグラファーでもカメラマンでも、日本では普通に通じます。

ぶっちゃけ諸説ありすぎて、「これが正しい」という定義がないのでは?という印象です。

どちらかというと、カメラマンの方がより通じやすいですね。

ただし、写真のプロとして海外でも活動したい人は、これらを使い分ける必要があります!

日本において、 “カメラマンという言葉が広く使われすぎている” ことが、話をややこしくしています。

というのも…

  • フォトグラファー:写真のみを撮る人
  • カメラマン:写真も動画も撮る人

というように定義つけされています。

ちなみに以前は、フォトグラファー=写真で生計を立てるプロを指す言葉だったようです。

でも今はSNSの影響で、お金を稼いでなくてもフォトグラファーと名乗る人が増えました。

インスタのプロフを見ても、  “写真家・フォトグラファー” と書いてる人は多いですよね。

資格が必要なわけでもないので、ある意味「言ったもん勝ち」みたいになってますし。

写真におすすめなSDカードは?

なので日本では、プロアマ関係なくフォトグラファーと名乗っているのが現状ですね。

またカメラマンについては、 “カメラを使えばみんなカメラマン” という感じすらあります。

しかも、カメラマンという言葉は「プロ・アマすら問わない」という懐の広さですし!

わかりやすいところでは、次のような具合でしょうか。

  • アマチュア:休日カメラマン、パパカメラマン
  • プロ:テレビカメラマン、商業カメラマン

でも海外では、カメラマンが指す人が明確に決まっているようです。

基本的には映画などを撮る人を指すようで、 “かなりプロ寄り” という雰囲気ですね。

なので、海外で活動するならカメラマンを名乗るなら慎重になるべきですね。

例えば「写真の仕事がしたいのに、動画の依頼が来た!」みたいなことになりかねませんね。

カメラ・フォトグラファー・女性・カメラ・富士フイルム

ただカメラマンという言葉、今後は微妙なワードになるかも?なんて感じたりもします。

というのも、「マン=男性」っていうイメージがないでしょうか。

昔は “カメラは男性の趣味!” みたいな印象が強かったと思います。

でも、今はSNSの普及などもあって、女性のカメラユーザーがかなり増えてますよね。

こうした「性差」に敏感な時代だからこそ、カメラマンという言葉も変化していくかもしれません。

ここまでをまとめると、(日本にいるなら)どちらか好きな方を名乗ればOK!と、僕は思います。

ただし、仕事として成り立たせたい場合は、これらの違いを理解しておくべきでしょう。

しっかり理解した上で、フォトグラファーとカメラマン、それぞれから選びたいですね。

最後に、僕の実体験を少しお話しておきます。

僕は仕事を頂いたとき「フォトグラファー」と名乗りますが、うまく伝わらないことがあります。

クライアント側がカメラに詳しくないことも多いですし…。

結局、「カメラマン」とひとくくりにされてしまうケースがそこそこありましたね。

このことから、副業レベルで活動する分には、呼び方にこだわらなくて大丈夫だと感じてます。

さて次では、“専業フォトグラファーになるとどうなるか?” について解説しようと思います。

フォトグラファーになるには?専業化による「3つ」のメリット・デメリット

ニコン・Nikon・一眼レフ・カメラマン・女性

いきなりですが、フォトグラファーとして生計を立てるのは簡単なことではないです。

会社員とは違い、 “自分で仕事を取らないといけない” などハードルは高めです。

専業フォトグラファーになるにはどうすればいい?

将来的に専業フォトグラファーを目指すにしても、まずは副業から始めるべきだと思います。

というのも、専業ともなると撮影スキルの高さだけではやっていけません。

それに顧客がいない状態でのスタートは、生活を破綻させる可能性すらあります。

副業で色々なスキルを磨きつつ、SNSなどを通して顧客を獲得することが大切になりますね。

今の時代だからこそ、SNSには絶対に力を入れるべきです。

まさに “急がば回れ” で、本業化にグッと近づくことができると思います。

例えば、次のような感じです。

  • SNSに本気で取り組む。
  • 認知されることで副業に発展する。
  • 少しずつポートフォリオが作成される。
  • やがては本業化できる。

とはいえ、いきなり専業のフォトグラファーになるメリットがあるのも確かです。

(僕も、最短でゴールを目指したい気持ちは痛いほどわかりますし…。)

まず、専業ゆえの時間の自由度が高いことがあげられますね。

撮影、編集、営業などに自分の時間をフル活用できるので、仕事の幅も広がりやすいです。

反対に副業でフォトグラファーでは、時間の捻出が一番の壁になりますね。

2つ目のメリットは、精神論になりますが「覚悟が決まりやすい」ということです。

生活がかかっているので、自ずと行動力や戦略性が磨かれます。

また良くも悪くも責任感がついて回ることで、よりプロっぽさが現れるでしょう。

会社員も責任感は必要ですが、専業ともなると全てがダイレクトに自分に跳ね返ってきます。

3つ目のメリットは、信頼性の向上です。

「専業=プロ」として見られやすく、クライアントからの信用を得やすくなるでしょう。

発注する立場に立って考えると、専業で仕事をしている人の方が、安心感ありますよね。

逆に言うと、それだけ厳しい評価を受けるということでもありますが…。

続いては専業化することのデメリットを見ていきましょう。

このデメリット、無視できないものが多いと感じますね。

例えば、次の3つがあげられるでしょう。

  • 収入の不安定さ。
  • 社会保障の弱さ。
  • 自己管理の難しさ。

1つ目のデメリットは、なんと言っても “収入が安定しない” ことがあげられますよね。

会社員と比べると、どうしても収入の不安定さが目立ちます。

専業フォトグラファーに限らず、フリーランスになると抱える悩みの1つですね。

最初は特に不安定になりやすく、閑散期には収入ゼロなんてこともあるでしょう。

SNSなどをうまく使うなど、仕事がもらえる窓口をいくつも増やしたいところです。

2つ目のデメリットは、社会保障の弱さがあげられます。

国民健康保険・国民年金に切り替わるので、会社員時代より保障が手薄になりがちです

こちらも、フリーランスや事業者になると誰もが抱える悩みですね。

(詳しくは割愛しますが)合法的に税金などを削減できる方法があるので、それらを活用したいですね。

3つ目のデメリットは、自己管理の難しさです。

専業フォトグラファーのようなフリーランスって、何をするにも自由なんですよね。

なので “ダラけやすく編集作業などに身が入らない” なんてことにもなります。

そんなときはカフェで作業するなど、環境を変えてみるなどの工夫が必要かもしれません。

僕も利用しますが、カフェで仕事をするなら、カフェ代は経費で落とすことができますし。

スーツ パソコン カウンセリング

また、専業化することのリスクもしっかり考える必要があるでしょう。

まず、専業のフォトグラファーともなると、撮影スキルだけではやっていけません。

どんな仕事にも通じることですが、結局のところ、営業力やマーケティング力が不可欠です。

顧客をどうやって獲得するかが重要になってくるんですね。

このように、いきなり専業フォトグラファーを始めるのは敷居が高いと感じます。

まずは副業から始めて、実績を作っていくことを目標にするのがいいと思いますよ。

そこで次では、「副業で始める5つのメリットと、おすすめの仕事」を紹介していきます。

フォトグラファー副業はどんな仕事がある?難易度別でおすすめのジャンルを紹介します

カメラ 女性 撮影

フォトグラファーの仕事は写真撮影ですが、そもそも素人が仕事を受注できるのでしょうか?

実績ゼロでも始められる仕事も多いので、総合的に見ても副業でのスタートがおすすめです。

副業で始めるメリットを一言でいうと?

最小限のリスクで専業化に向けてチャレンジできる点でしょう。

「ココナラ」などの仲介サービスを活用すれば、思ったよりも仕事をスムーズに受注できます。

さて、副業からフォトグラファーを目指す具体的なメリットですが、次の5つが考えられます。

  • リスクを最小限に抑えられる。
  • 市場との相性を見極められる。
  • 本業スキルなどを活かせる。
  • 収入を目安に独立のタイミングを決められる。
  • 時間をかけて実績を積み上げられる。

ここからは副業で始めるメリットを具体的に紹介します。

1つ目のメリットは、やはりリスクが減らせるのは最高ですよね!

いきなり専業で始めると、食べていけるかばかりに意識が向きがちです。

でも、副業であれば大丈夫です。

これとは別に本業があるので、経験やスキルをじっくり身につけられます。

2つ目のメリットは、「市場との相性を見極められる」ことにあります。

フォトグラファーといっても、ウエディングや商品撮影などジャンルは様々です。

副業で幅広く撮ってみることで、 “自分が必要としてもらえるジャンル” が見えてきます。

自分が好きな撮影ジャンルが、そのまま需要に繋がるとは限りませんし。

3つ目のメリットは、本業で得た知識など活かせるという点です。

僕自身、撮影をする中で思いもよらず、現職のスキルが役だった経験があります!

例えば、

  • 営業職なら、クライアントへの提案力などに活きてくる。
  • 接客業なら、撮影時のコミュニケーションが武器になる。

4つ目のメリットは、「副業の収入が伸びた時点で、本業に移行できる」という点です。

自分の中で明確な目標を作っておけば、不安なく専業化できますよね。

例えば、 “副業月収10万円を半年キープできたら独立” などです。

収益化の見通しがついていれば、精神的な負担も随分と違うと思います。

5つ目のメリットが、口コミや実績を時間をかけて積み上げられることです。

長い目で見ると、これが1番大きなメリットかもしれませんね!

副業なら腰を据えて、SNSや口コミの育成に取り組めます。

特に最初は、「信頼と実績の貯金」をつくることが肝心言われています

お客さん目線で見ると、その人がどんな実績があるか?というのは気になるところですよね。

インスタグラム

そこで、「ポートフォリオ」を用意するのが良いとされています。

まずはポートフォリオ作成も兼ねて、本気でSNSに取り組むのもアリでしょう。

フォトグラファーの知人も、インスタにポートフォリオを作成していますね。

ポートフォリオを作ることで…

  • SNSでポートフォリオを作成する。
  • ポートフォリオが実績になる。
  • 副業で受注しやすくなる。
  • やがては専業化できる。

続いては、フォトグラファーの仕事についてを紹介していきます。

そもそも「写真撮影」という仕事の定義って、かなり曖昧じゃないですか?

だから、撮影を仕事にしたい人にとって、具体的にイメージしにくい気がします。

そこで僕の実体験を交えながら、難易度ごとに仕事内容を紹介してみます。

副業で始める場合は、まずは難易度が低めのジャンルから挑戦してみましょう。

難易度☆☆☆:高単価だが競争も激しいプロの世界

最初に紹介するのは、商業写真や広告写真といった、いわゆる「企業案件」のジャンルです。

具体的には、

  • 商品広告の撮影
  • 雑誌
  • 企業パンフレット

などが該当します。

照明や構図、被写体の見せ方など、あらゆる面で高い撮影スキルが求められます。

さらに、ディレクション力や演出力といったコミュニケーションスキルも必要となります。

まさに「プロの仕事」といった印象が強く、簡単に参入できる世界ではありません。

報酬は案件によって異なりますが、1件あたり5万円~30万円以上と高単価なようです。

実力があれば魅力的なジャンルですし、ここに憧れる人も多いと思います。

でも、初心者がいきなり挑戦するには難しいのが現実です。

さらにハードルは高いですが、アート作品の販売」という選択肢もあります。

たとえば、写真集を自主制作して個展やSNSで販売したり…といった感じですかね。

いわゆるインフルエンサーと呼ばれる人たちが強く、報酬は “青天井” です。

作品のクオリティはもちろん、発信力や人柄といった「総合的な魅力」が求められますね。

難易度☆☆:副業でも狙えるジャンル

続いて紹介するのは、ある程度の知識や経験が必要になるジャンルです。

代表的なものとして、

  • ウェディングの前撮り
  • 家族の記念写真
  • 記念写真

などのポートレート撮影があります。

衣装やロケーションの準備、そして感情を引き出すなど、写真以外のスキルも求められます。

明るめのレンズなど、機材にもこだわる必要があると感じます。

報酬は1回あたり、1万5千円~5万円が多く、収益性の高いジャンルと言えますね!

ポートレート撮影以外では、飲食店やカフェのメニュー写真の撮影もあります。

SNSやメニュー用の写真撮影が中心となります。

僕自身、何度か撮影をさせてもらいましたが、お店の空気感を表現するのがミソです。

ちなみに報酬は1回あたり、1万円~3万円程度でした。

この辺りであれば、副業でも通用すると思いましたね。

難易度☆:初心者でも気軽に始められるジャンル

初めて仕事で撮影をする人にとって、仕事を受注することがすでにハードですよね。

もっとも手軽な方法のひとつが、「ココナラ」などの仲介サービスを利用することです。

最近はこうしたサービスを通じて、仕事を受注するスタイルが一般的になってきています。

これを使わないと、自分で営業する必要があるのでハードルが上がるんですよね。

まずはこうしたプラットフォームを活用するのが現実的です。

初心者におすすめなのは、フリマサイトやECサイトで使われる商品撮影です。

代表的なものとして、

  • メルカリ出品用の写真撮影
  • ハンドメイド作品の撮影

などが主な案件になります。

ブログ収益化 ピノスタジオ
ピノスタジオの撮影セット。

このジャンルでは、背景紙さえあれば自宅で十分対応できます!

(ちなみに、僕が使っているのは「ピノスタジオ製」の背景紙で、非常に扱いやすくて気に入っています。)

ライティングもあった方が便利ですが、日中に自然光を使うなどで代用できます。

報酬は1商品あたり、3,000円~1万円前後となります。

数をこなせば月数万円の収入になるので、初めての副業にもってこいです!

また、物撮りスキルが自然と上がるのも嬉しいところです。

出張撮影も、さまざまなジャンルで仕事を得るチャンスがあります。

僕も何度か経験があり、お宮参りの撮影などをさせていただきました。

そんな出張撮影ですが、マッチングアプリのプロフィール写真の撮影、実は穴場なんですよ。

需要が高まっており、しかも撮影時間は短く、編集も軽めでOKという気軽さがあります。

報酬も5,000円~1万円程度が多く、作業量に対してのリターンが大きいのが魅力です。

撮影技術だけでなく、相手に敬意を持って接する姿勢が求められますね。

【まとめ】副業から始める “フォトグラファーへの道” が、いちばん現実的です

スポーツ撮影

フォトグラファーとカメラマンの呼び方には、実はあいまいな点が多いのが現状です。

なので、「日本ではどちらを名乗っても問題ない」というのが僕の結論になります。

ただし、プロとして活動したいなら海外での認識の違いなどにも注意が必要ですね。

フォトグラファーとしていきなり専業を目指すより、副業から始めるのがやはり安心です。

“実績を積みながら市場を知り、自分に合ったジャンルを見極める…。”

そうした段階を踏むことで、無理なく専業フォトグラファーに近づくことができます。

「でも撮影の仕事、どうやって見つけるの?」と疑問を感じる人は多いですよね?

僕も最初は迷いましたが、「ココナラ」などのサービスを活用すれば仕事はすぐに探せます。

初心者レベルの撮影スキルでも、挑戦できるジャンルも多いですよ!

いきなりプロの現場に飛び込むのは難しくても、小さく始める道はたくさんあります。

まずは一歩、勇気を出してスタートしてみることをおすすめします!


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