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- 夏の撮影が過酷すぎる…。
- フォトグラファー向けの暑さ対策が知りたい!
- 空調服で撮影ってどうなの?
真夏の屋外撮影、やる気はあっても体がついてこない…そう感じていませんか?
気温35℃超えの中、汗だくでの撮影は熱中症のリスク大ですよ!
とはいえ涼しさ重視の服って、なんだか見た目が気になるし、失敗したくないですよね。
本記事では、フォトグラファー目線で「空調服の選び方やデメリット」を詳しく解説します。
撮影現場で本当に使えるアイテムはどれか?を、僕の実体験をもとに紹介しますね。
“撮影で命を削らない” ための現実的な解決策、ここにあります!
- 夏のロケ撮影で熱中症が不安なフォトグラファー
- 空調服や水冷服を買うべきか迷っている人
- オシャレと冷却性を両立した撮影アイテムを探している人
熱中症の季節到来!フォトグラファーによる空調服の選び方

「なんでもいいから冷やしてくれ!」と、叫びたくなる酷暑が続いています。
この暑さの中で撮影するのは、命の危険すら感じますよね。
でも、撮影くらいで熱中症対策するのもなぁ…。
フォトグラファーの皆さんも、「熱中症対策」を徹底しないといけない時代だと思います!
天気予報でも、高温のため外出を控えるよう注意されるくらいですし。
でもいざ熱中症を対策しようと思っても、なかなか難しくないですか?
そこで目をつけたのが現場作業などでも使われている「空調服」や「水冷服」です。
これらを取り入れることで、かなり現実的な熱中症対策になると思いますよ!
フォトグラファーにとって、夏って本当に過酷な季節ですよね。
暑さで汗は止まらないだけでなく、頭がぼーっとして集中力も削がれますし。
とはいえ撮影してカット数を増やさないと、ベストショットが生まれにくいのも事実です。
でも、暑さにやられた状態では、面白い構図なんか思いつきません!笑
趣味で楽しんでる人なら「今日は暑いからムリ」と思えば、いつでも撮影を中断できます。
でも、受託撮影などお金を頂いて撮影をしているフォトグラファーなら話は別ですよね。
最近はクラウドソーシングなどで、お仕事として活動するフォトグラファーも多いですし。
2時間、3時間と炎天下で拘束されるような現場もあるでしょう。
僕自身、撮影でフラフラになった経験から、熱中症対策に本気で取り組むことになりました。

そこで目をつけたのが、現場作業でも使われている「空調服」と「水冷服」というわけです。
存在は知っていたのですが「なんとなく抵抗があった」ので、見て見ぬふりをしていました。
どうしてもデザインが好きになれなかったのです。
“フォトグラファーを名乗るなら、オシャレでありたい” というのが本心でもありますし。
それでも、命には変えられない!ということで導入を決意しましたが…笑
正直、涼しさだけで言えば水冷服ですが、どちらが良いか聞かれると「空調服」と答えます。
というのも、水冷服は準備と後処理が面倒すぎて、マメな人じゃないと使えないと思います。
空調服の方がトータルバランスがよく、「まずおすすめするならコレかな?」って感じです。
でも、ただ空調服を使うだけでは、外気を送り込むだけで暑い!となりがちです。
そこで、ペルチェ素子と組み合わせた空調服を選んだところ、思った以上に良かったのです。
風が冷やされてから送られるので、「暑くない」と感じられました!
そこで、次では僕が購入した空調服のメリットを紹介していきます。
使い方を間違えると暑いまま?効果的があった空調服はコレ

空調服と聞いて「あまり冷えないんでしょ?」と思ったあなた、ちょっと待ってください!
特にフォトグラファーの皆さんには、とても有効な暑さ対策グッズになるんですよ!
どんな空調服が良いんだろう?
ペルチェ付きの空調服こそが、 “現実的な熱中症対策” になると思います。
最小のメンテナンスで、最大の効果を出してくれますよ!
熱中症対策=空調服と、メジャーになってる理由が使って分かりましたね。
フォトグラファー目線でも、導入する価値は十分にあると断言できます。
フォトグラファーにとって、「両手が完全に自由である」ということは最優先事項です!
いくら涼しくても、カメラ操作の妨げになるものはNGですよね。
例えば、街中で見かけるハンディファンは、片手が塞がるので撮影に向きません。
また、腰に引っ掛ける小型ファンもありますが、風量がおもちゃレベルで候補から外しました。
「両手を自由に使えつつ涼しい」といった商品は、そう多くないという印象ですね。
色々と検討しましたが、 “屋外作業などで使われるものでないと効果が薄い” と思いました。
そして、今回僕が購入した空調服のセットは次の通りとなります。
- 電動ファン:信長ジャパン「GP980」
- バッテリー:信長ジャパン「GB428PD」
- ベスト:バートル「エアークラフトACタクティカルベスト」


ファンとバッテリーは同じメーカーですが、ベストのみ違うメーカーになります。
というのも、「信長ジャパンは電動ファンに定評がありますが、ウェアの販売はしていない」ためです。
なので、バートルというメーカーのウェアを選びました。
ファンの性能やベストの使い勝手を総合しても、バランスの良い構成だと思います!
ちなみに、カメラストラップを後ろで斜め掛けしても、ファンとの干渉はありませんでした。
先ほど、“冷たさでは水冷服の方が上” と紹介しましたが、この空調服なら必要十分です。
ペルチェ素子によって冷やされた風を取り込むので、汗をかくことはほぼなくなりますね。
エアコン並み…とはいきませんが、明らかに外気よりも低い風を循環させてくれます。
多少の汗は出るかもしれませんが、ジワジワした不快な汗に悩まされないですよ。
普通に歩きながら撮影するくらいなら、この空調服なら快適に過ごせましたよ。

ファンとペルチェを同時に動かすことになるので、バッテリーは2,2000mAhとかなり大型です。
やや重たいですが専用ポケットで、体に密着させることで、体感上の重さは感じないですね。
また、モバイルバッテリーとしてカメラなどの充電にも使えます。
ちなみに使える端子は次のとおりです。
- USB-A
- USB-C
バッテリーの持ちは、ファンとペルチェを同時に使用する「16Vモード」で約5時間です。
とはいえ多くの人の場合、1~2時間くらいで撮影が終了するのでは?とも思います。
そうなれば余裕がありますし、さらに風量が多いモードを選んでも大丈夫でしょう。
ちなみに、ペルチェをオフにして風量を最弱に設定すると、ほぼ丸一日持ちます。


空調服には長袖などがありますが、撮影を前提にするなら、袖なしベストが使いやすいです。
長袖タイプは空気で腕周りも膨らむので、カメラの操作に支障が出るかもしれませんし。
ベストタイプなら動きやすさは変わらず、(腕が膨らまないので)見た目もスマートです。
とはいえ、オシャレとは言い難いシルエットですが、汗だくで撮影するよりはマシですよね。
女性フォトグラファーにとっては、「メイク崩れの防止になるのでは?」と思います。

またファンの取付穴が同じ大きさなら、ウェアを着回せるのも空調服のメリットです。
水冷服であれば、冷却ユニットとウェアが一緒になるので、そもそも分離できません。
空調服なら、 “家族とファンだけシェアする” なんて使い方もできると思いますよ!
洗濯時などの予備として、ウェアを持っておくのも良いですよね。
以上が、僕が使って感じた「空調服」のメリットです。
屋外作業で使われるくらいなので、使っていても信頼性が高いと感じました。
でも、空調服を試せるところは少ないので、デメリットも事前に知っておきたいですよね!
そこで次では、「実際に撮影で使って感じたデメリット」について詳しく書いていきます。
知らずに買うと後悔する!空調服のデメリット2選【音・バッテリー】

「フォトグラファーにとって、空調服はどうなの?」と思っている方、少なくないと思います。
確かに暑さ対策に有効ですが、どんな撮影シーンでも使えるわけではないと感じました。
どんなシーンで注意が必要なの?
ポートレート撮影や野鳥撮影など、「音」に注意すべきシーンでは使いにくいと感じます。
空調服を使うと、まるでドローンが近くを飛んでいるかのような音がするのです。
しかも高音なので、かなり耳障りなんですよね。
とはいえ、あらかじめ空調服の特性を知っていれば、撮影現場で困ることも少ないと思います。
まず「ポートレート撮影」では、モデルさんとのコミュニケーションが取りづらくなってしまいます。
会話がファンの音にかき消されるだけでなく、撮影の指示なども聞き取りづらくなります。
意思の疎通ができないと、ポートレート撮影を成功させるのは難しいですよね!
モデルさんが暑い中頑張ってるのに、撮影者が空調服をブンブン鳴らすのも気が引けますし。
「野鳥撮影」においても、空調服を使うのは難しいと感じますね。
野鳥は警戒心が強いので、そーっと行動する必要がありますよね?
空調服の音は明らかな人工音になるので、野鳥に警戒されること待ったなしです!
ファンは4段階で風量を調整できますが、最弱でも多少は音が残ります。

その他で気になるデメリットとしては、 “バッテリーが専用品であること” があげられます。
信長ジャパンのファンは、端子が独自の形をしています。
なので、社外のモバイルバッテリーが使うことができないのです。
(もしかすると、電圧など技術的なことが理由となっているのかもしれません。)
ぶっちゃけ、Ankerなどのモバイルバッテリーを、USB-Cで接続できれば完璧でした…!
となると気になるのが、バッテリーの故障ですよね!
でもこのバッテリーには、15ヶ月の長期保証が付いてます。
今シーズンだけでなく、来シーズンまで保証してくれるのは安心感が高いですね。
これだけ長い期間を保証してくれるのは、メーカーとして自身の表れだと思います。

あと、個人的に少し気になったのが「ファンが汚れやすい」という点です。
外気を吸い込む構造なので、 “当たり前といえば当たり前” ではありますが…。
空調服の宿命とも言えるデメリットだと思います。
実は買ってから気付いたのですが、信長ジャパンのファンは「すすぎ洗い」が可能です。
清潔に保ちたい人には嬉しいポイントですね!
また、水冷服と迷っている人に向けて、比較してみようと思います。
何度も言いますが、涼しさ(冷たさ)に関しては、水冷服の方が上です。
ペルチェ式の空調服でも、「涼しい」というか、「暑くならない」といった感じですし。
でも、水冷服はメンテナンスがとにかく面倒です。
- バッテリーを充電する。
- タンクに水を入れる。(使い終わったら抜く)
- しっかりと冷やすためにが氷が必要。(場合によってはクーラーボックスも)
- 洗濯するにはモーターやチューブを外して手洗い。
などがありますが、どうでしょう?面倒じゃないですか?
一方、空調服ならバッテリー充電と、ウェアの洗濯だけで基本OKです。
僕が買ったバートルのベストは、洗濯ネットに入れてそのまま洗濯機で平気ですし。
メンテナンス性の高さが、使い続ける上では重要になってきますよね。
このように空調服は、水冷服に比べて「手軽さ」も強みとなっています。
ただでさえ、荷物が多くなりがちなフォトグラファーとは相性が良いと思います。
音がネックになるシーンでは注意が必要ですが、それさえクリアできれば、夏の撮影を快適に変えてくれますよ!
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【まとめ】空調服は “撮れる夏” を守る最強ギア!

夏の撮影を安全に、そして快適に乗り切るためには「空調服」が心強い味方になります。
特に、ペルチェ素子を組み合わせたモデルは、手軽さと冷却性能のバランスが絶妙です!
結局この辺りが、フォトグラファーにとって現実的な選択肢と言えると思います。
もちろん、音やバッテリーなどの注意点もあります。
でも、それを踏まえても導入する価値は十分あると考えています。
熱中症対策を「自己責任」に任せられない今だからこそ、しっかりした準備が必要です。
ぜひ、今回紹介した空調服をチェックしてみてください!
快適な撮影のスタートラインに立ちましょう!
その他にも熱中症に役立ちそうな記事をピックアップしておくので、合わせてご覧ください。