【期待外れ?】DJI Mini 3 Pro レビュー!初飛行で感じた7つのこと

DJI Mini 3 Pro 飛行レビュー

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「 DJI Mini 3 Pro を実際に飛ばした生のレビューを知りたい」

「メリットだけじゃなく、あえてデメリットも知りたい」

以前の開封レビューで書いた通り、DJI Mini 3 の「 Pro 版」を購入した。

キャッチコピーは「ミニ。でも、プロ」

そして実際に飛ばして感じたのが「プロの名に恥じない高性能ドローン」ってこと。

でも全部手放しで褒めちぎれない部分も散見された。

そこで今回は、 DJI Mini 3 Pro の「飛行性能」を詳しくレビューしていく。

この記事がおすすめな人
  • ドローンに興味がある初心者の人
  • DJI Mini 3 Pro に買い替えを検討している人
  • コンパクトサイズのドローンが欲しいけど、性能には妥協できない人

この記事を読めば、DJI Mini 3 Pro のメリット・デメリットを客観的に理解できる。

「 Mavic mini 」で20時間以上フライトしてきた経験を元に記事にするぞ。

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非常に高い飛行能力を持つからこそ、残念なポイントが目立つ

俺が使っていた Mavic mini は、今となっては 2世代ほど前のモデル。

それと DJI Mini 3 Pro を比較すると流石に性能が段違い。

ちょっと不公正さを感じるけど…。

ドローンって技術の進化をめちゃくちゃ体感できるジャンルだと思う。

開封の段階で進化を体感できてしまったほどだ。

特に大きく進化したと感じたポイントは以下の 5つ。

  1. バッテリー性能が大幅に向上
  2. 精度の高い検知システム
  3. 高い風圧抵抗
  4. 上昇下降速度の向上
  5. 衛星測位の高速化
DJI Mini 3 Pro の開封

では初フライトを終えて、俺はどこに不満点を感じたのか?

具体的には以下の 2つになる。

  1. 左右移動する時は注意が必要
  2. リターントゥホーム(RTH)で墜落の危険

これら不満点に関しても、忖度なしで深掘りしていく。

【 GOOD レビュー】DJI Mini 3 Pro でドローンの進化を感じた5つの点

純粋に「飛行性能」だけに絞ると、DJI Mini 3 Pro で特に良かった点は以下の 5つ。

  1. バッテリー性能が大幅に向上
  2. 精度の高い検知システム
  3. 高い風圧抵抗
  4. 上昇下降速度の向上
  5. 衛星測位の高速化

これらは Mavic mini と比較して、特に大きく進化したと感じる点だ。

ではそれぞれを深掘りしていく。

バッテリー持ちが長い上に暑さに強い

DJI Mini 3 Pro の開封

ある程度満足に飛行してもバッテリー残量がかなり残る。

Mavic mini を操作してる感覚では「まだこんなにあるの?!」って感じだ。

DJI Mini 3 Pro の最大飛行時間 34 分 〜 47 分。( Mavic mini は、最大飛行時間 18 分)

飛行時間が大幅に増えたことで、精神的に落ちついて作業できる。

そして初フライトした日の天気は快晴。

気温が 37℃ とまさに猛暑日。

バッテリーに過酷な条件だ!

そんな中、30 分近くフライトしてもバッテリーが熱暴走しなかった。

結果、バッテリーが空になるまで飛行してもトラブルは一切無し。

フライト後にバッテリーを触ると、ほんのり暖かいレベル。

検知システムがマジで心強い

前後のセンサーのおかげで、ドローンが障害物に近づくと自動でブレーキがかかる。

距離はだいたい 2mといった感じだ。

スティックを倒してもドローンが動かなくなる!

撮影時にドローンを後退させているときに特に効果が高い。

障害物を検知すると、音と画面表示で教えてくれる。

画面中央から上の「半円」のようなマークが、障害物の方向と距離を示す。

距離が「色」で表されて、オレンジ色より赤色の方が障害物との距離が近い。

この場合はドローン前方に障害物があって、正面向かって右側が特に危険ってこと。

FPS のゲームみたいな表示方法。

下方センサーの精度も高くて、雑草などにもしっかり反応する。

またコントローラーに、地面までの距離が具体的に表示されて操作しやすい。

ちなみに Sモードでは、検知システムは作動してるけど自動ブレーキが作動しない。

ドローンの風圧抵抗が「スケール 5 」にレベルアップ

Mavic mini は、100mくらい高度を上げると強風警告が頻発した。

今回のフライトでは、100m以上の高度でも 1度も警告が鳴らなかった。

そこそこ風は吹いていたから、風圧抵抗が間違いなく向上してる。

風で流される心配が少なくなって撮影に集中できる。

下降速度が速くなってストレスが減った

シンプルに下降速度が速くなっている。

Mavic mini は高度を下げる際に、下降速度が遅くてイライラした。

DJI Mini 3 Pro は、スムーズに下降ができるから目的の高度到達までが早い。

撮影時間を有効に使えるようになり、心の余裕につながる。

衛星の測位数が増えたのに、測位速度が明らかに速くなった

DJI Mini 3 Pro の開封

Mavic mini の場合、衛星測位にそれなりに時間が掛かった。

急いで飛ばしても、測位数が少なくて頻繁に高度制限に引っかかる始末。

少ないフライト時間が更に短くなる!

DJI Mini 3 Pro は、衛星の測位がめちゃくちゃ早い。

電源を入れて気付いたら 32個ほど衛星測位が完了している。

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【BAD レビュー】DJI Mini 3 Pro の飛行に関する2つの不満点

とても高い飛行性能を持っている DJI Mini 3 Pro だけど残念な点もある。

  1. 左右移動する時は注意が必要
  2. リターントゥホーム(RTH)で墜落の危険

コレを今後 Mini シリーズがクリアすれば、飛行性能に関して言うことなし。

飛行性能が高いからこそ、残念なポイントが目立ってしまう

左右移動や上昇時は注意が必要

前後は検知システムが働いて障害物に接近すると制御してくれる。

でも側方(ドローンの左右)は検知システムが搭載されていない。

前後移動がブレーキによる制御状態でも、左右の移動は通常通りできる。

感覚的には、かなりクイックに左右に動く。

この時ドローンは自動制御されないから、左右に障害物があれば墜落してしまう。

対策として障害物が多い場所では、左右動作より旋回 ⇒ 前後進を中心に操作したい。

リターントゥホーム(RTH)で墜落の可能性

DJI Mini 3 Pro の検知システムに「上方」は含まれない。

だからドローンより上空に障害物がある場合は注意。

ドローン上方 10cmくらいまで障害物を近づけても検知していない。

DJI Mini 3 Pro の開封

DJI Mini 3 Pro には、リターントゥホーム(RTH)という機能が備わる。

コントローラーからワンボタンで起動できる。

RTH とは、設定した高度まで上昇した後、ホームポイントへ自動帰還する機能。

RTH は信号ロストした時にオートで起動させることも可能。

便利なんだけど、この時に墜落の危険性が!

DJI Mini 3 Pro は上方を検知できない。

つまり RTH を起動したとき、上空に障害物があれば接触して墜落する。

DJI Mini 3 Pro 飛行レビュー

上空に障害物がある場所では、RTH ⇒ ホバリングに設定することで墜落の危険を回避できる。

障害物の多い場所なら、その場でホバリングさせよう。

ただし直接ドローンを回収できない場所だと手の打ち所がなくなるが…。

DJI Mini 3 Pro って具体的にどんな人におすすめ?

DJI Mini 3 Pro の開封

先で飛行性能について、良かった点と残念だった点をレビューした。

これらを元に「 DJI Mini 3 Pro 」をおすすめできる人をピックアップ。

  1. ドローン初心者
  2. 極端に障害物が多い場所で使用しない人
  3. 気軽に持ち運べる高性能ドローンが欲しい人
  4. SNSに空撮写真を投稿したい人
  5. 長時間の飛行させたい人

これらに該当する人は DJI Mini 3 Pro を買っても後悔しないと思う。

俺はバイクに積載するから「 3 」が外せないポイントだった。

また初心者の人でも、検知システムで比較的安全にドローン操作を楽しめる。

初心者にとって大きく重たいドローンは、飛ばすのが怖いと感じる可能性がある。

DJI Mini 3 Pro は高いポテンシャルでメイン機として活躍できる

今回は DJI MIni 3 Pro の「飛行性能」を重点的にレビューした。

結果は「プロの名に恥じない高性能ドローン」だと感じた。

でも 100点満点の性能と言い切れないのも事実。

特に検知システムが上方と側方に備わっていないのが痛い。

過度な期待をすると、裏切られた感が出てしまうかも?

今回のフライトで、RTH 機能を工夫する必要があるように感じた。

とは言え、大多数の人にとってそこまで大きな問題にはならないとも感じる。

DJI Mini 3 Pro の開封

250g という小型軽量ドローンで最強の飛行性能を誇る「 DJI Mini 3 Pro 」。

このドローン1台でメイン機として十分に活躍できる性能を持っている。

小型で高性能なドローンの購入を検討している人には、胸を張っておすすめできるドローンだ。

「ミニ。でも、プロ」

言い得て妙とはまさにこの事だ。

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実はフライトを重ねるうちに「Fly More キットが必需品!」って結論が出てしまった。

詳しくは以下の記事を参照してほしい。

また、ドローンを飛ばす前に機体のアクティベーションが必要。

航空法を違反しないために機体登録も必要となる。

手順が分かりにくいから詳しく説明している。

これらの記事を参考にドローンのフライト準備をしてほしい。

おしまい。

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