ニコン初心者限定!?写真が楽しくなる単焦点レンズがコレ

【207記事目】初心者におすすめの単焦点レンズ!

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  • 単焦点レンズって初心者にも必要?
  • 単焦点レンズを使うと写真がどう変化する?
  • ニコンでおすすめな単焦点レンズはどれ?

初心者がカメラを始めて、ぶつかる壁のひとつが「レンズ選び」だと思います。

単焦点レンズが良いなんて聞いたけど…?なんて疑問、僕も経験したので分かります!

しかも、「単焦点レンズ」とか言われても、何が良いのかが分からないですよね。

でもこの記事を読めば、 “あなたに単焦点レンズが必要なのか” 分かるようになりますよ。

今まで見てきたレンズ越しの景色が、まったく違って見えるようになると思いますよ。

スマホ以上の表現ができつつ、初心者にも扱いやすい1本を、作例を交えて紹介していきます。

この記事がおすすめな人
  • 単焦点レンズが気になっているカメラ初心者の方
  • キットレンズからのステップアップを検討している人
  • 「NIKKOR Z 50mm f/1.4」と「f/1.8 S」で迷っているニコンユーザー

ホントに必要?初心者が単焦点レンズを買う前に知るべきこと

単焦点レンズと聞いて、何となく良いんだろうな、と感じてる人は多いでしょう。

特に初心者の方は、「自分に必要なのか?」と疑問に感じるポイントだと思います。

初心者には、単焦点レンズが良いって聞いたけど?

僕自身も「初心者が “カメラの楽しさ” を実感するためのベストな選択」だと感じます。

スマホでは撮れないような写真が撮影できるので、シンプルに楽しいですし。

でも単焦点レンズは、安くても数万円はするので、おいそれと買えないですよね…。

そこで、単焦点レンズがなぜ初心者におすすめなのか、まずは深掘りしてみましょう!

スマホでもキレイに写真が撮れる現代において、わざわざカメラを使う理由はなんでしょう。

スマホでは撮れない、「感動的な写真」を撮りたいからではないでしょうか。

その違いを1番分かりやすく実感させてくれるのが、「ボケ感」だと思います。

例えば、

  • 背景をぼかしてモデルを浮かび上がらせる。
  • イルミネーションで玉ボケを作って、幻想的な雰囲気に仕上げる。

などのシーンがありますよね。

でもキットレンズで撮ると、思ったほどボケないんですよね。

僕も初心者の頃、ボケ写真を撮りたくても、思ったようなボケを演出できず悩みました。

後になって、「これはレンズの違いなのか!」と気付かされましたね。

レンズ沼のデメリットと対策

そこで登場するのが「単焦点レンズ」というわけです。

まず、初心者のが単焦点レンズを使う最大のメリットは明るさ&コスパでしょう。

レンズの明るさについては「F値」で判断ができ、F値が小さいほどに明るさが増します。

そして、F値が小さいほどボケやすくなったり、ノイズの少ない写真を撮影しやすくなります。

単焦点がおすすめな理由がまさにコレで、一般的にズームレンズより明るいことが多いのです。

一部のズームレンズは明るいものもありますが、価格が数十万円にもなるので、なかなか手が出ません…。

単焦点レンズなら、数万円で明るいレンズを購入できるので「コスパも最高」なのです!

カメラ・自撮り・明るい・クラシック・レンジファインダー

とはいえ、単焦点レンズは “ズームできない” ので、不便に感じないのでしょうか?

実はこれ逆で、ズームできないからこそ、迷わず構図を決めてシャッターが切れるのです。

なので、撮影テンポが上がり、結果的に「良い一枚」に出会う確率も高まりますよ。

写真は数打ちゃ当たる…みたいなところありますからね。

また単焦点レンズは、ズームレンズより軽く作れるのも魅力です。

カメラが軽くなることで、持ち歩くハードルが一気に下がりますよ!

「カメラを持ち出す習慣を作る」という点でも、大きなメリットと言えるでしょう。

結局のところ、どれだけ良いカメラも持ち出さないと意味ないです。

そんな便利な単焦点レンズですが、ご自身のカメラに装着するにあたり注意点があります。

レンズを選ぶ際は、使用するカメラに対応した「マウント」を確認することが必要です。

例えば、フルサイズのミラーレスカメラでは…

  • キャノン:RFマウント
  • ニコン:Zマウント
  • ソニー:Eマウント

などといった具合に、使えるレンズが決まってるのです。

今回は、(僕がニコンを愛用しているので)ニコンの単焦点レンズを紹介したいと思います。

先におすすめを言っておくと、「NIKKOR Z 50mm f/1.4」となります。

次では、なぜこのレンズをおすすめするのか?ということを深掘りしていきます。

どっちがいい?NIKKOR Z 50mm f/1.4レビューで見えてきた “f/1.8 S” との決定的な差

レンズを1本だけ初心者に紹介するなら、「NIKKOR Z 50mm f/1.4」は外せません!

僕自身、購入してから1年以上使いましたが、その魅力に取り憑かれています。笑

どんなところが良いレンズなの?

とても使いやすく、表現の幅も広いレンズなので “ヘビロテ待ったなし” ですよ。

表現の幅が広いので、レンズの本数が少ない初心者にとって大きな武器になります。

やはり、明るいレンズというのは使いやすくて良いです。

となると、同じ焦点距離である「NIKKOR Z 50mm F1.8 S」と迷う人も多いでしょう。

そこで、f/1.8 Sのレンズと比較しながら、f/1.4を使うメリットを深掘りしていきます。

まず、僕がf/1.4を選んだ決め手を紹介すると、 “明るさとサイズ感の両立” にあります。

というのも、普通はf/1.4のような明るいレンズは、デカくて重くなりがちです。

それがなんと、f/1.8 Sと “ほぼ” 同じサイズに納められているじゃないですか!

「f/1.4という明るいレンズを日常使いできる」というメリットに心を打たれたのです。

逆にいえば、f/1.4のサイズが大きければ買わなかったと思います。

さらに価格も魅力的で、f/1.8 Sよりも約1万円も安く設定されています。

特に初心者の方で、「カメラ本体を買って散財してしまった…」なんて人は多くないですか?

そんな人にとっては、1万円でも安いというのは、嬉しい限りですよね!

肝心の写りに関しては、f/1.8Sの方が明らかにシャープで解像感が高いです。

やはり、Sラインの名は伊達じゃないです。

でも、「これはあくまで開放付近を使ったときの話」です。

2段ほど絞り込めば画質に大きな差もなく、正直見分けが付かないでしょう。

対して、f/1.4を開放付近で使うと、 “ふわり” とした柔らかい描写を楽しむことができます。

あたかも “クラシックレンズ” で撮影したかのような、エモさが特徴と言えるでしょう。

また、柔らかい描写になることで…

  • 女性や子供のポートレート
  • ペット撮影

など、可愛らしい雰囲気のある写真との相性がめちゃくちゃ良いです。

僕自身、「写りすぎない写り」が好きなので、f/1.4の描写は大好物ですね。

パッと見は同じに見えるデザインですが、よく見ると細部は異なっています。

例えば、f/1.4は新しい設計のレンズなので「NIKKOR」のロゴがレンズ上に表示されます。

最近のレンズデザインとして、統一感がありますね。(f/1.8 Sは少し古い設計になります。)

操作に関わるところでは、f/1.8 Sに搭載されていたAF/MFの切り替えスイッチは省かれます。

なので、見た目がシンプルになった印象がありますね。

f/1.4には、新たに「コントロールリング」が搭載されるので、絞りなどを設定できます

トルク感が強いので指が触れたくらいでは動かず、安心して使えると思いますよ。

とは言え、僕はコントロールリングに何も設定していませんが。笑

また、f/1.4シリーズにおいて、「NIKKOR Z 35mm f/1.4」というレンズもあります。

こちらと悩む人もいるかと思いますが、初心者で写真メインなら50mmをおすすめしたいですね。

50mmという画角の方が、写真の練習にも向いているとされますし。

また、自分が寄ったり引いたりすることで…

  • ポートレート
  • 風景
  • テーブルフォト
  • 物撮り

など、撮影シーンを問わず対応できるのも魅力ですね。

また、35mmに比べて被写体が歪みにくいので、見たままを素直に切り取れるのも特徴です。

ちなみに背景ボケなども、50mmの方が得意だと言えますね!

50mm f/1.4の方が、「レンズがコンパクトな上に価格も安い」というのも見逃せませんね。

「NIKKOR Z 50mm f/1.4」は、初心者がステップアップできる最高の1本です。

「このレンズがあるだけで表現の幅がぐっと広がる」と、僕は感じますね。

まさに “手に入れて損のない1本” になるでしょう!

…というのが、 “教科書通りの評価になるかな?” と思います。

次では、作例を交えつつ気になったポイントなどを、感覚的にレビューしますね。

【作例あり】NIKKOR Z 50mm f/1.4 は、エモさや空気感を演出するのは得意だけど…

ここからは、実体験ベースで感じたことを、作例とともに率直にお伝えしていきます。

もちろん、本当におすすめできるレンズですが「完璧でない」のもまた事実です。

実際に使ってみてどう感じてる?

アラが目立つこともありますが、多彩な表現力で、あれもこれも撮りたくなるレンズです。

JPEGで撮影します!RAW編集はしません!という人にも恩恵が大きいレンズだと感じましたね。

でも、高価な買い物をするときって、「気になる部分」もしっかり知りたいですよね?

この辺りも交えつつ、僕がインスタにあげている作例と一緒に、紹介していこうと思います。

僕が感じる、このレンズ最大の魅力は、「空気感」を写真に落とし込むのが得意な点です。

撮影した瞬間の情景や色合い、雰囲気といった感覚をうまく写真に残してくれます。

空気感を演出するのはなかなかに難しいです…。

それが、このレンズなら自然と表現できるんです!

空気感を表現できる理由はいくつかありますが、このレンズが持つ「柔らかさ」もその1つです。

特に開放付近でのコントラストは、かなり低いように感じますね。

なので、最近のバキバキに写るレンズとは逆の、どこか淡くて優しい描写が特徴です。

これが俗にいう「エモさ」にも繋がっていて、見る人の感覚に “ストン” と落ち着くんですよ。

でも、ただ柔らかいだけでなく、絞りこめば現代的なシャープな描写も披露してくれます。

だいたい、2段から3段ほど絞りこめばハッキリと違いが体感できるでしょう。

つまり、

  • 解放付近では、特徴的な柔らかい描写
  • 絞りこめば、キリッとシャープな描写

といった具合に、二面性を持ったレンズだと言えるでしょう。

また、コントラストが低いためか、発色もやや落ち着いた印象があります。

なんというか、「記録色」ではなく「記憶色」に近い色表現だと感じますね。

この辺りの色表現が、スマホなどのコッテリとしたものと大きく異なります。

撮った写真を見返すと、そのときの感情が蘇るような、どこか懐かしい表現をしてくれます。

また、開放付近では周辺光量が、ド派手に落ちるレンズだと言えるでしょう。

開放で周辺減光が起こるのは自然なことですが、人によっては気になるかもしれません。

RAW現像でビネット補正すれば自然になりますが、その点は注意が必要かもしれませんね。

(僕はそこまで周辺減光は気にならないタイプですが。)

ちなみにJPEG撮影では、そこまで極端な周辺光量落ちは気になりませんでした。

RAWで撮影すると、色収差(フリンジ)がしっかり出るのも注意したいですね。

最近のZレンズでは珍しく、パープル・グリーンのフリンジが、逆向時にしっかり発生します。

なので、写真を納品しないといけない場合などでは、処理に悩まされるかもしれません。

とはいえ、商業撮影などで使われるレンズではないとは思いますが…。

確かに、高額なレンズほど収差にはこだわって設計されています。

とはいえ、色収差が出る=悪い写真ではないと僕は考えています

むしろそこも「味」だと認識していますね。

ちなみにこちらも、JPEG撮影では気になりませんでした。

最短撮影距離は、約37cmとそれなりに寄れる仕様となります。

でも解放付近で寄るには解像感が弱くピント面ですら「甘い描写」になりがちです。

なので、解放付近を使うなら “被写体との距離をあけた方が良いレンズ” だと感じています。

具体的には1メートルほど離れたほうが、このレンズらしい立体感と空気感が出やすいです。

レンズ・ニコン・Nikon・NIKKOR Z 40mm f/2(SE)

ちなみに、ニコンの大人気レンズ「NIKKOR Z 40mm F2」によく似ています。

開放時の線の太さ、控えめなコントラスト、色彩表現など、多くの共通点を感じますね。

もちろん本レンズは、f/1.4という明るさがある分、より印象的な描写が可能です。

40mm f/2の “上位互換” とまでは言いませんが、表現の幅が一段広いのは確かですね。

少し暗いシーンで撮影してみましたが、「f/1.4」という明るさはやはり大きな武器ですね。

低ISOを保ったまま撮影できるので、ノイズ感のない写真がキャプチャーできます。

ただし、レンズ筐体がやや大きいので、少し撮影をためらうシーンがあったのも事実です。

それなりに迫力があるサイズなので、「僕、浮いてない?」と感じることはありましたね。笑

周りは気にしてないかもしれませんが、自意識が芽生えやすいギリギリのサイズ感でした。

あと細かいところですが、フォーカスリングの「遊び」が少し気になりました。

ゆっくりと回すと少し引っ掛かりを感じるんですよね。

レンズが届いてすぐに不安になり、ニコンサポートに連絡しましたが異常ナシでした。

それでも納得いかず、店頭のディスプレイを触ってみましたが、同様の遊びを感じました。

神経質な人はMF時に、気になる部分かもしれません。(ちなみにf/1.8 Sも同様でした。)

気になる点はいくつか紹介しましたが、これらが「悪い」という意味ではありません。

それを含めて “味” だと思いますし、僕は買ってよかったと心から感じています。

「特性を生かすも殺すも撮影者次第」…というレンズな気がしますね。

となると、初心者だけでなく、クセを楽しめる中上級者にもおすすめできるでしょう。

1本のレンズを長く楽しみたい!という人には、ぴったりのレンズだと思いますよ。

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【まとめ】単焦点レンズは、間違いなく初心者こそ使ってほしい “1本”です

単焦点レンズは、大きなボケ感といったスマホでは出せない写真表現を、気軽に楽しめます。

なので、キットレンズからのステップアップとして、単焦点レンズを選ぶのは “あり” です。

中でも「NIKKOR Z 50mm f/1.4」は、明るさとコンパクトさを両立した、今1番おすすめなレンズです!

f/1.4ならではの柔らかい描写で、日常のスナップですら、ぐーっと印象的になりますよ!

また、50mmという焦点距離によって、構図を考える力も自然と身についていくでしょう。

写真がもっと楽しくなる、そんな世界の入り口に立たせてくれるのレンズだと感じますね。

気になった方は、ぜひ「NIKKOR Z 50mm f/1.4」を手に取ってみてください!

レンズ越しの景色が、きっと今までと違って見えるはずです。

他にもニコンのレンズを紹介しているので、良かったらそちらもあわせてご覧ください。

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