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- マイクロフォーサーズがオワコンって聞いたけど本当?
- フルサイズと比べて後悔しないかな?
- マイクロフォーサーズのメリットや名機が知りたい!
「マイクロフォーサーズを買って後悔した」なんてケース、実は多いと思います。
(※以下、マイクロフォーサーズを「MFT」と略しますね。)
確かに、フルサイズよりダイナミックレンジなどが劣るのは事実です…。
でもだからこそ、見落とされがちな “唯一無二の魅力” が存在するのも確かなのです!
そこで「OM-3」を1ヶ月使って分かったこと、そして後悔していることを記事にしていきます。
これを見ると、「MFTを買ってから後悔するなんてことにはならない」と思います。
また、僕はOM-3を名機だと思っていますが、その根拠までしっかり解説しますね。
- MFTに興味はあるけど、買ってから後悔しないか不安な人
- フルサイズなどから、軽量システムに乗り換えを検討している人
- Vlog撮影で間違いなく使えるカメラを探している人
なぜマイクロフォーサーズは後悔する人が多いのか?その理由ぶっちゃけます

カメラ選びを間違えると、買った瞬間から後悔が始まります。
MFTは、その落とし穴が意外と深いんですし。
どんな人が後悔しやすいですか?
MFTのことをよく知らないまま “なんとなく” で買うと、後悔することになるかもしれません。
フルサイズをはじめとする、大きなセンサーの影が頭の中をチラつくんですよね。
撮影経験やカメラの知識が増えてくると、どうしても違いが気になってくるものです。
僕もそうでしたし、実際のところフルサイズを使ってますし…。笑
そこでMFTを買ってから後悔しないよう、僕が使って残念に感じたポイントを紹介しますね。
まず久々にMFTを使って、「良くも悪くも昔とあまり変わっていない」と感じました。
なんというか、マイナーチェンジを淡々と行ってきたような印象が強いですね。
スペックは向上してますが、 “目新しさがなくワクワクしない” のが正直なところでした。
何を隠そう、OM SYSTEMより機材提供を受け、10年ぶりにMFTに触った感想がコレです。

MFTの小さなイメージセンサーを、最大限引き出すような工夫が見られたのは確かです。
例えば、OM SYSTEMであれば「コンピュテーショナル フォトグラフィ(CP)」がありますね。
で、これを一般ユーザーが使うのか?と聞かれると、ものすごく微妙なんですよね…。
CP内には “ハイレゾショット” などがありますが、操作が増えるので面倒になります。
どちらかというとアクロバティックな撮影方法が多くて、普段使いには向きませんし。
また、MFTには将来性がなく「オワコン」なのでは?と検索をしている人が多いようです。
確かにMFTの開発ペースは遅く、フルサイズなどに比べて先進性などは薄いと思います。
とはいえ、(後述しますが)他にはないメリットが多いのも事実です。
なので、個人的に将来性がないシステムとは全く思っていませんね。
「オワコン化してると感じるのは、ブランディングの失敗が原因では?」と個人的には思いますね。
OM SYSTEMの話になりますが、販売する商品のメーカー名を統一すべきです。
2021年10月、オリンパスから「OM SYSTEM」にブランド名を変更してるけれど…
- OM-3などのカメラ:OM SYSTEM
- ほとんどのレンズ:オリンパス

なので、OM-3をレンズキットで購入すると、ブランド名がチグハグになってしまうんですよね。
さすがにこの辺りどうなんでしょう?
お金を出して買うユーザーからすると、この辺りは揃えて欲しいと思うのではないでしょうか。
何か意図があるのかもしれませんが、商品として爪の甘さを感じたのは僕だけではないはずです。
未だブランド名を統一できないことが、オワコンなのか?と不安にさせてる気がしますね。
またMFTはセンサーサイズが小さく、「写り」に関してはハンデがあると言わざるを得ません。
わざわざカメラ買って使うなら、キレイに残したいと思うのが人情です。
なので、どうしてもフルサイズと比較してしまいますよね。
フルサイズと価格が変わらないMFTなら、「それならセンサーが大きい方を…」という流れになって然りですし。
そんな、MFTのネガな部分を少し書き出してみると…
- ダイナミックレンジの狭さ。
- 高画素モデルの少なさ。(2000万画素クラスが中心)
- RAWデータが12ビット撮影に制限される。
- 暗所でのノイズ耐性の弱さ。

また、 “ボケ感に憧れてカメラを手にする人” も多いのではないでしょうか。
というか、僕がカメラを手にした理由がコレでした。
これは一概にデメリットとは言えませんが、ボケ感もフルサイズよりだいぶ弱いです。
ボケ写真を撮りたい!なんて人は、もっと大きなセンサーを選ぶ方が幸せになれるでしょう。
こうした弱点だけを見ると「やっぱりMFTはオワコンなのでは?」と思うかもしれません。
僕自身、かなりボロカスに書いている自覚もありますし。
でも、ここからが大事なところです。
MFTには、他のフォーマットでは代えがたい大きなメリットが存在しているのです。
そのメリットこそが「理解して選べば後悔しない」という根拠になるのです!
そこで次では、 “MFTを選ぶメリットについて” を紹介していきますね。
軽さだけじゃない!プロも愛用するマイクロフォーサーズの真のメリットとは

MFTは「小さいセンサーサイズ」という、ある種ハンデを背負ったシステムだと感じます。
でもハンデを吹っ飛ばすほどのメリットがあり、実はプロも愛用してることをご存知ですか?
プロが使ってる理由が知りたい!
誰もが口を揃えていくことですが、軽量・コンパクトと言うメリットが大きすぎるんです。
面白いのが、画質に有利なフルサイズからMFTに移行するユーザーすらいる点です。
このことからも、センサーサイズが全てではないことを物語っていますね。
実は底知れない、MFTのメリットを深掘りしていきましょう!
まずカメラにおいて軽量・コンパクトであることは、様々なメリットをもたらしてくれます。
どんなに良いカメラでも、大きくて重いと使わなくなるリスクがあるのです。
カメラだけでなくレンズも小型化できるMFTは、フルサイズと比べて二回りほど小型です。
いつもはパンパンのカメラバッグも、MFTなら更にレンズが2本も入る…なんてことも!
これって間違いなく、プロがMFT愛用する大きな理由の一つと言えるでしょう。
というのも、MFT愛用者には “ネイチャーフォトグラファー” が多いためです。
過酷な環境になるほど、MFTが頼りになってくるんですよね。
例えば…
- 本格的な装備が必要な雪山登山。
- スコールなどに見舞われやすい熱帯雨林。
- 乾燥して埃やチリが舞う砂漠。

こういった、荷物を必要最低限にすべきシーンでは、フルサイズは重くて大きすぎるんです。
その点、MFTであれば荷物を減らしつつ、撮影クオリティも担保できるんですよね。
さらに、強力な防塵防滴性能を備えていたり、-10℃にも耐えるカメラなんかもあります。
屋外レンズ交換を想定されたものが多く、センサーに付着したゴミも強力に排除してくれます。
業務用とで使うのであれば、耐久性の高さは一般ユースの比ではなくらい重視されます。
また過酷な環境では、先ほど酷評したOM SYSTEMの「CP機能」も生きてきます。
三脚やフィルターが無くても、それらをサポートしてくれますし。
ここも機材を軽量化しつつ、高品質な撮影を成功させられるポイントですね。
例えば次のような機能があります。
- 強力な手ブレ補正で、手持ちでハイレゾショットが使える。
- ライブND撮影なら、NDフィルターなしでスローシャッターも可能。

また、MFTではボケにくい写真になりがちですが、思い出を記録するならむしろ丁度いいでしょう。
背景がボケない方が、後で見返したとき多くの情報が見て取れますし。
とはいえ、F値の小さな単焦点レンズなどを使えば、それなりに背景をぼかすことも可能です。
日常使いから、コンパクトな旅カメラとしても非常に優秀ですね。
“MFTはAFが弱く、動き物に弱い” というイメージを引きずってきました。
でも最新機種なら、本当に何の不満も出ないですね。
キヤノンやソニーほどではないにしろ、野鳥撮影でも十分に通用するAFに進化しています。
OM-3を使ってみて、後発だからこそ、動作の安定性も高くて安心して使えると感じました。
MFTはフルサイズ換算で2倍となる焦点距離も、野鳥や運動会での撮影で便利ですよね。

MFTは、「V-log」にも向いてるのでは?なんて最近実感してきました。
特にルミックスなんか、この辺りが強いことで知られてますよね。
「強力な手ブレ補正」「レンズも軽い」といった特徴は、まさに動画撮影向きです。
僕は手持ちで動画撮影することが多いので、レンズが重いと腕が疲れるんですよね。
それでいてスマホなどで撮影するより、圧倒的に高画質に撮影できるのが良いですね。
OM SYSTEMなんかは、MFTだけで勝負してるので、強いこだわりや信念なんかも感じます。
そんなこともあって、個人的にはルミックスよりOM SYSTEM派だったりもします(笑)
そんな中で、今回試用したOM-3を思い返してみると、名機たり得ると実感してきました。
今は返却して手元にないからこその、「名残惜しい気持ちなど」を次で書いていきます。
使い終わってから気づいちゃった!マイクロフォーサーズの名機「OM-3」の魅力

OM-3を1ヶ月使ってみた結果、フルサイズより見劣りする部分ばかりが目についてました。
でも返却してから「実は名機だったのでは?」と、少し後悔していたりもします。
具体的にどういったところに後悔してるの?
「MFT=フルサイズより安いもの」と言う、時代錯誤な感覚を捨てるべきでした。
センサーサイズが小さいのだから、その分安くないと!なんて思っちゃうんですよね…。
でもよくよく考えてみると、高価になって当然の機能が盛り込まれていることに気付きます。
例えば、次のようなものが、マグネシウム合金ボディに詰め込まれてるわけですし。
- 裏面照射積層型センサー
- AI被写体認識AF
- ボディー内5軸手ブレ補正機構
これらをOM-3のコンパクトなボディに納めるって、実はすごい技術じゃないですか?
本体のみで413gと、僕が使っているNikon Zfより200gも軽いボディに仕上がってますし。
(ちなみに200gを身近な物に例えると、缶コーヒー1本分に相当します。)
おかげで、フルサイズの重さを再認識させられてしまい、物欲がグラグラ揺れています!笑

あえてMFTのウィークポイントである「AF」についてを見てみましょう。
“ほぼ” フラッグシップであるOM-3ですら、爆速なAFと感じなかったのは事実です。
これは僕が、AFの速いキヤノンやソニーを以前使っていたためでしょう。
でもよくよく考えると、そこまでAFに依存する撮影をしないことに気付くんですよね…。
僕の場合、8割くらいを「AF-S」で撮影してしまいます。
つまり、そこまで高精度なトラッキングなどが不要ってことです。
ちなみに、僕がカメラを使う用途は次のとおりです。
- 日常の記録撮影
- ストリートスナップ撮影
- インスタ投稿用の撮影
- フォトコン用の作品撮影
- ブログ用の物撮り
AFに頼るのは、子供やペットの撮影なんですが、OM-3のAFで十分すぎるほどでした。
となってくると、僕にとってOM-3のAFで十分すぎるってことなんですよね。

また、以前書いた記事で「電源ボタンが左側にあるので使いにくい」と文句を垂れました。
でも、右側のCPボタン部のレバーに、電源を割り当てが可能ってことを後から知りました。
右手だけで完結するなら、ストリートスナップでも使いやすそうです!
また以前の僕は、動画をまったく撮影してませんでした。
でも、ひょんなことから最近動画撮影にハマりつつあります。
これが残念なことに、OM-3を返却した後のことなのが惜しまれるんですよね!
というのも、「OM-3は動画機としても優秀かもしれない」と感じているためです。
まだ語れるほど動画撮影の知識はありませんが、現在は「熱」に苦しめられています。
どこのメーカーとは言いませんが、動画撮影中に熱で止まってしまうんですよね。
OM-3は公式サイト内で、“温度が25℃の場合は熱停止しない” ことを明記しています。
40℃の場合でも30分の連続撮影ができるみたいなので、長回ししなければ夏でも平気ですね。

IP53規格の防塵防滴性能がありながら、この熱耐性ってすごくないですか?
水などが入らないように密閉されてるのに、熱がこもらないってことですよね。
センサーが小さめなMFTだから発熱が少ないのでしょうか?
熱暴走に苦しめられてるカメラは、MFTより小さいセンサーなので、OM-3が優秀なんでしょう。
「Log撮影」にもしっかり対応しているのも嬉しいですね。
試用中は「タリーランプついてるんだ」くらいにしか思ってませんでした。
でも、動画機として本気仕様だったようですね。
また使う機会があれば、動画機としても検証してみたいところです。

少し話はそれますが「MFT+TGシリーズ」みたいな高級コンデジがあれば面白そうです。
これならメインがある人でも、用途が被らないので訴求力高そうですよね!
昔、SONY RX-0という1インチセンサー+タフカメラを愛用してた僕からするとこれは胸熱です。
OM SYSTEMなら唯一無二の高級コンデジが作れそう!なんて妄想してしまいますね。
話を戻しますが、OM-3は多くの人が満足できるカメラだと、今は痛感しています。
ただし、防塵防滴性能などは使い込むことで真価が分かるものです。
なので、店頭でタッチ&トライするだけでは伝わりにくいカメラなのかな?とも思いました。
ぜひその辺りも頭に入れつつ、OM SYSTEMが誇る名機をチェックしてみてください!
【まとめ】マイクロフォーサーズ=オワコン論に終止符を!

MFTはフルサイズと比べると、ダイナミックレンジなどが劣るのは事実です。
でも、これらデメリットをひっくり返すほどのメリットも秘めています!
- 軽量・コンパクト
- 強力な防塵防滴性能
- 過酷な環境でも安心して使える信頼性
- 豊富な機能性
など、他のフォーマットにはない魅力があるからこそ、プロも愛用するシステムなのです。
特にOM SYSTEM「OM-3」は、名機たり得るカメラだと実感しています。
軽量ボディに最新の積層型センサーや高性能AF、防塵防滴・耐低温性能までを搭載します。
弱点を理解した上で選べば、後悔どころか手放したくなくなるカメラになるでしょう。
もしあなたが軽快かつ信頼できるカメラを探してるなら、OM-3が最適解になるかもしれません。
初めての1台を探してる方に、そしてフルサイズに疲れた方にもおすすめできるカメラです!
他にも役立ちそうな記事をピックアップしたので、ぜひそちらも読んでみてください。
OM SYSTEM
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