ローン地獄に落ちる前に…カメラ歴3年の話を聞いてほしい

【205記事目】カメラローンはよく考えて!アイキャッチ

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  • 欲しいカメラがあるけど、一括で買うことができない。
  • こんなに高いカメラを買う価値があるのかな?
  • ローンを組んだ後、ちゃんと払っていけるか心配…。

ローンで買うか、一括にするか…。高価なカメラほど、この悩みは深くなりますよね。

特に、カメラ経験が浅い人ほどローンを組むことへ不安を覚えるものです。

僕も経験ありますが、こうした揺れ動く気持ちは自然なことですよ!

この記事では、カメラ歴3年以上の僕が「ローンに頼る前に考えるべきこと」を解説します。

これを読むと、 “ローンによる後悔を避け、心からカメラを楽しめる” はずですよ!

焦ってローンを組む前に、立ち止まるべき理由を、僕の経験をふまえて書いていきますね。

この記事がおすすめな人
  • 高価なカメラを前に、ローンで買うか悩んでいる人
  • 年々高くなるカメラの価格に疑問を感じている人
  • これからカメラを始めようと考えている初心者の方

ちょっと待って!カメラローンを組む前に考えるべき3つのこと

「カメラ沼」に入る前に、長靴を履くかどうかを考えておきましょう。

カメラの世界を甘く見ると、月々の支払いで首が回らなくなるかもしれません。

ローンを組もうか悩んでいるのだけれど…。

ローンを悩むくらいなら、一括で買えるカメラを選ぶのがおすすめです。

ローンを踏みとどまっているのは、自分の中に迷いがあるということですよね?

特に、 “カメラ経験が浅い初心者の人” ほど、ローンを組むのは慎重になるべきです。

理由はとてもシンプルで、

  • 途中で飽きるかもしれない。
  • カメラが故障してしまう可能性もある。
  • 他のカメラに目移りするかもしれない。

などが、あげられると思います。

カメラのローンとひと口に言っても種類は様々で、長いものでは60回(5年)払いもあります。

“来年の事を言えば鬼が笑う” と言われるほど、人生なんて何があるか分からないものです。

5年後の自分の状況なんて誰にも分からないですよね!笑

まず、「100%趣味にできる!」と確信をもってカメラを買える人は少ないですよね。

当然、やってみないと分からないと思いますし…。

この状態でローンを組むのは、かなりリスクが高いように感じます。

すぐに飽きてしまう可能性も十分にあるでしょう。

最悪、高級なディスプレイになってしまう恐れもあります。笑

また、レンズ交換式カメラなら、レンズを買い足す可能性も「大」です。

そこからレンズ「沼」に引きずり込まれるかもしれません。

こうなるとお金が湯水のごとく出ていってしまいます。

まずは「今の余裕のある範囲」で、カメラを楽しむことも大切だと思いますよ。

カメラ・レンズ・おしゃれ・コーヒー・明るい

とはいえ、どうしても手に入れたい「憧れのカメラ」ってあると思います。

やはりカメラって、「物」としてのかっこよさがあると思いませんか?

例えば…

  • キヤノンやニコンなどが販売する、フラッグシップモデル
  • ライカやハッセルブラッドなどが販売する、超高級カメラ

これらは方向性こそ違いますが、魅せられる人は(僕を含め)多いと思います。

でも、これらを購入できる人は少ないのが現実でしょう。

収入の少ない人にとっては、「欲しくても買えない」もどかしさがつきまとうものです。

だからこそ、憧れるというのもあると思いますが。

少し視点を変えて「カメラローン」を考えてみましょう。

この場合、「今の自分では届かないモノを、未来の自分に支払わせている」ということです。

もちろん、ローンを組むというのは自由なことだし、そこを否定するつもりはありません。

でも、その後の生活や選択に影響を与えることは、常に押さえておきたいですね。

「金利がゼロなら、ローンでも良いんじゃない?」と思われるかもしれません。

でも、これも難しいところです。

例えば、「マップカメラ」では金利0%で最大60回払いのローンを組むことができます。

一見すると負担が軽く見えますが、果たしてどうなのでしょうか?

カメラのキタムラネットショップ

金利が0%というのは、ローンに伴う「痛み」を感じにくくします。

これって、 “ローン=借金” という心理的ハードルを下げてしまいますね。

また、ローン中は所有権がないため、自由に売却できない点も注意が必要です。

ローンを推奨するメディアも多々ありますが、僕はもう少し慎重になるべきと感じます。

いくら金利が0%でも、これではあまりにも無責任に感じますし…。

カメラローンは、決して「悪」ではありませんが、慎重に判断すべきと思います。

「欲しいときが買い時」とも言えますが、ローンをしたことで後悔しては本末転倒ですよね。

すでにカメラをやってる身からしても、まずは一括購入がベターだと感じます。

カメラは本来、楽しむための道具です。

だからこそ、金銭的なストレスなく撮影を楽しめる環境を整えたいですね。

そして、趣味として続けられる確信が持ててから、ローンを検討しても遅くはないでしょう。

次では、 “そもそも高価なカメラは必要なのか?” という視点で記事を書いていきます。

カメラが高すぎる…それって “立ち止まるべきサイン” かも?

“高いカメラを買えば、きっといい写真が撮れる” ―なんて幻想にとらわれる人は多いです。

果たして写真に必要なのは、本当に「値段」なのでしょうか。

高いカメラなら良い写真撮れるんじゃないの?

必ずしも「高いカメラを使えば、良い写真が撮れる」というわけではありません。

カメラ経験が浅い人ほど、スペックに捉われやすい気もします。

高い機材に頼る方が失敗写真は減りますが、それだけではもったいなく感じませんか?

自分が何を表現したいのか?という目的意識が、根っこの部分で大切になると思うのです。

「こんなに高いカメラ、買う価値あるの?」と、ふと我にかえる瞬間が僕もあります。

重ねて言いますが、高いカメラ=理想の写真が撮れるという、単純な話じゃないのです。

とはいえ、撮る被写体が決まっている人には、 “手段として有効” なのも事実です。

例えば、野鳥撮影やスポーツ撮影では瞬間を切り取れる、

  • 高速連写
  • 高精度のAFトラッキング

など、カメラ側のスペックも重要になってきますよね?

こうしたスペックは写真の「歩留まり」を上げられるわけです。

でもだからと言って、 “無条件に良い写真が撮れる” ことが保証されるわけではないのです。

なので、ただお金を積めばOKという世界ではないですよね。

もちろん、ある程度はお金をかける必要があるのも事実ですが…。

少し極端な例を出しますと、高級カメラメーカー「Leica」(ライカ)が分かりやすいです。

ライカの中でも「M型」は、ボディだけで100万円を軽く超える超高級カメラです。

レンズも合わせると、200万円ほどの出費を覚悟しないといけません…。

でも、その写真が他メーカーと圧倒的に違うかと言われると、いささか懐疑的なんです。

例えば、RAWデータを見て「ライカで撮った!」と分かる人は、ごく少数だと思いませんか。

そもそも写真を見る人からすると、どんなカメラで撮ったか?というのは問題ではないですし。

なので、「ライカで撮る」という、 “体験” や “満足感” に価値があるカメラに感じるのです。

このように、金額がぶっ飛んだカメラを使っても、良い写真が撮れるかは別なのです。

この手の話にツッコミすぎるのは良くないので、これくらいにしておきます。笑

ちなみに、写りに直結するのはカメラボディよりも「レンズ」です。

なので、 “お金という限られたリソースは、レンズに使う方が効率が良い” のです。

ある程度、良いレンズを使う方が…

  • 緻密で美しい描写になる。
  • 様々な「収差」を抑えてくれる。

などのメリットが受けられます。

カメラ 女性 撮影

ただし、これらが “あなたの求める表現” にピッタリ合うかは別となります。

僕の場合を例に出すと、写りすぎないレンズで撮った写真の方が好みなのです。

というのも、僕はそこまで目が良くないので、世界がくっきり見えてませんし。

むしろ描写が甘いレンズの方が、自分の感性に近い写真を撮影できるのです。

シャープに映るレンズを使っても、結局のところ、編集で柔らかく現像しちゃいますし…。

とは言っても、 “自分がしたい表現なんて分からない!” って人も多いかと思います。

そんな人は、機材にお金を使うよりも「写真集」を読む方が効果があるかもしれません。

色々な作風に触れることで、自分の感性や表現の方向性が、客観的に見えてくることもありますよ。

手軽に写真に触れたいなら、好きな写真家のインスタなどを遡るのも良いかもしれません。

写真って、上手い下手とかよりも「何を伝えたいか」ということが大切だと思います。

確かに、高いカメラ機材を使うと、キレイな写真を残せる可能性は高まります。

でもそれって、 “表現に説得力を持たせてる” だけでは?と、僕は感じるのです。

なので、わざわざ高いカメラからスタートしなくても良い気がするんですよね。

次では、 “ローンを組むにあたって感じる、不安との付き合い方” を深掘りしてみますね。

ローンは敵か味方か?カメラ沼の深淵を覗いてみよう!

CAMERA RENT(カメラレント)

“カメラが欲しい気持ちと、ローンが不安な気持ち” に揺れていませんか?

その両方があるなら、いま一度じっくり考えるチャンスかもしれませんよ!

カメラ買うのにめちゃくちゃ悩む…。

カメラのローンを組むことに不安を感じるのは、真っ当な感覚だと思いますよ!

ローンってつまり「借金」のことですから、怖いと感じるのは当然のことです。

最近は物価も上がり続けており、 “どう立ち回るべき” なのか読みにくい状況ですよね。

だからこそ、一度立ち止まって考えられる冷静な判断が大切になります。

その不安と向き合いながら、ローンを検討することが、後悔しない買い物につながります。

「趣味でカメラを楽しむならローンを使わない方がいい」、というのが僕の本音です。

カメラに熱中してる間はいいですが、冷静になったときに借金という重みがのしかかります…。

でもそうは言っても、欲しいものは欲しい!という気持ちも痛いほどに分かります。

そこで、「ローンをするとしたら?」という視点から、深掘りしていこうと思います。

“やって後悔するより、やらずに後悔する方がダメージが大きい” というのも、よく聞く話ですよね。

最近はカメラの価格が高騰して、モデルによっては品薄などから転売も横行してますよね。

実際、あとから買う方が難しくなるケースが多々あるのも事実です

特に値上がりが顕著なのが、またまた登場の「ライカ」です。

数年ごとに大きく値上がりするので、今が最安か?と飛びつきたくなる気持ちも分かります!笑

ライカじゃないですが、僕も「Nikon Zf」を買うとき、思い切って買った記憶があります。

でもこのおかげで、写真を日常的に楽しむという「新たな趣味」が生まれたのも事実です。

カメラを買ってから悩まされる出費といえば、やはりレンズなんですよね。

そこで…

  • レンズを買うなら3本まで!
  • 10万円をこえるレンズは購入しない!

などといった、 “縛りプレイ” に興じてみるのも良いかもしれません。

ちなみに、Nikon Zfならキットレンズ付きで30万円弱となります。

36回払いにすれば月額8,300円くらいですか…?

月に1~2回の外食を控えるだけで手に入ると考えると、簡単に買えそうなのが怖いですね。笑

仮に、 “カメラが収入につながる” なら「投資」としてのローンはありだと思います。

そもそもローンに対するモヤモヤは、「大丈夫かな?」という不安からくるものですよね?

でも、もしそのカメラが仕事や副業で収入に繋がるのなら、精神的なハードルも下がります。

僕も副業でカメラを使ってるので、カメラが浪費という感覚は少ないですね。

カメラを使ってお金を稼ぐには、

  • ストックフォトで写真を販売する。
  • アフィリエイトで使う商品の写真撮影に活用する。
  • YouTubeなどの撮影機材として利用する。
  • 有料で撮影依頼を受ける。

など、パッと思いつくだけでも色々な手段がありますよ。

ビジネス用途なら、カメラなどの機材を「経費」で計上できてしまいます。

僕自身、ブログ運営の一環でカメラを使ってるので、確定申告では経費計上しています。

この場合、うまくローンを活用した方が、収益を増やすチャンスが掴めるかもしれませんし。

レンズ沼のデメリットと対策

じゃあ趣味ならローンを組んではダメなのか?というと、そういう話でもありません。

ただ、カメラは「買って終わり」という道具ではないですよね。

「買ったあとでどう使うか」によって、満足するか後悔するかが変わると思います。

こんな写真を撮りたい!といった、ビジョンを持ってる人の方が楽しめる気がしますし。

この場合、「リセールバリュー」も忘れずチェックしておくのがおすすめです。

ローンでカメラを買っても飽きてしまう可能性だってありますし。

これに備えて、 “このカメラはいくらで売れるか?” も、検討材料の1つに入れると安心です。

とはいえ、ローン中であれば売却できないこともあるので、予めチェックしておきましょう!

「ローンを組む」という行為に不安を感じるのは、ごく自然で大切な感覚です。

だからこそ、この記事にたどり着いたあなたは、一歩先を見据えている人だと思います。

ローンに正解はありませんが、自分自身が納得いく買い方ができれば、後悔は少ないでしょう。

あなたが選ぶカメラが、後悔のない1台になるように祈っておきます。

【まとめ】ローンでカメラを買う前に、立ち止まって考えるのも勇気です

レンズ沼のデメリットと対策

カメラの世界には、魅力的な製品がたくさんあります。

だからこそ、「憧れの1台が欲しい!」という気持ちが湧くのは自然なことです。

でも、軽い気持ちでローンを組んでしまうと、後悔につながるかもしれません。

特に初心者のうちは、カメラという趣味が続くかどうか怪しいものです。

なので、「長期のローンを背負うのはリスクが高い」と僕は考えています。

「本当にそのカメラを買う必要があるのか」という問いを、自分に投げかけたいところですね。

必要なのは、 “今の自分に合ったカメラ” と、無理のない金銭感覚ではないでしょうか。

高いカメラでなくても、写真の面白さは十分に感じられます。

だからこそ、まずは身の丈に合ったカメラでスタートするのをおすすめしますよ!

続けられる確信が持ててから、あらためてカメラローンを検討してみるのが良いでしょう。

次の一歩として、こんな行動をしてみるのが良いかもしれませんね。

  • 中古カメラやエントリーモデルを探してみる。
  • 気になるカメラのレビューや作例をじっくり見てみる。
  • 写真集やSNSで「自分の好きな写真」を探す。
  • 気になるカメラを1ヶ月だけレンタルで使ってみる。

お金の使い方は、あなたの人生そのものを形づくります。

後悔のないカメラライフを楽しむために、今こそ慎重な一歩を踏み出しましょう!

また、特に役立ちそうな記事を5つピックアップしたので、そちらも合わせてご覧ください。