【3つの解決策】カメラの勉強だけでは写真は上達しない!

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  • カメラを勉強したいけど、なんだか難しくて挫折しそう…。
  • 写真が全然上達しない。
  • 何から手をつければいいのか分からない。

カメラを勉強しようとすると、専門用語などに振り回されがちです。

「思うように写真が上達しない」と悩む方は多いのではないでしょうか?

僕も初心者のころ、分厚い教本を手にしてしまい、カメラを挫折しかけましたね。

でも、難しく考えずにカメラを使い込むと、写真の楽しさを再発見できました。

今では受託撮影をしたり、コンテストに挑戦したりとカメラを満喫しています。

この記事では、カメラと写真にそれぞれ分けた、“勉強のやり方”を紹介します。

具体的に何をすればいいか分かるので、上達への一歩を踏み出せるはずですよ!

この記事がおすすめな人
  • カメラを買ったけれど、挫折してしまいそうになってる人
  • 「脱・初心者」を目指したい人
  • 写真表現に磨きをかけたい人

カメラを勉強して挫折する人の共通点!“知識優先”がヤバい

失敗・RAW現像・パソコン・カメラ・悩み・頭痛

カメラの勉強って聞くと、なんだか学生時代のテスト勉強みたいに感じませんか?

でも実は、勉強しすぎて“頭でっかち”にならない方が上達が早いと思います。

じゃあカメラをどうやって勉強すればいいの?

まずは、何も考えずどんどんカメラを使いましょう!

壁にぶち当たってから、1個ずつクリアするために勉強するのが良いでしょう。

でもカメラを始めてすぐの頃は、いきなり教本で専門用語などを勉強しがちです。

カメラは小難しいワードもあり、文字だけで理解しようとすると挫折しやすいんですよね。

いきなり全てを理解しようとしないことが、カメラを楽しみつつ上達できるコツと言えます。

カメラというのは、あなたが見て感じたことを表現する「道具」にすぎません。

道具の使い方を上達させるなら、知識よりも経験が大切になってきますよね。

(体育会系ぽいことを言うと)まずは頭より、手を動かすのが大切になると思います。

ここまでを1度まとめると、カメラ勉強法のサイクルは次の通りになります。

  • 疑問
  • 調べる
  • 実践
  • また疑問

とはいえまったくの初心者だと、いきなりカメラを触るのって怖いと思います。

そんな人は「YouTube」などの動画を使って、勉強するのが良いかもしれません。

動画は、メニュー操作や指の動かし方など「動き」を見せてくれます。

文字で勉強するより、短時間でより多くの情報を取り込めますし。

要は、“タイパよく学習できる”ということになりますね!

YouTuberの「ゆ~とびさん」などは、かなり噛み砕いて解説してくれてますよ!

カメラ 女性 撮影

もちろん、覚えておいた方が上達が早いワードなども存在します。

代表例として、ISO感度・絞り(F値)・シャッタースピードなどがあげられるでしょう。

これらを組み合わせると写真の明るさが決まりますが…どうでしょう、イメージできますか?

これらを論理的に理解できる人は良いですが、なかなか難しいのでは?というのが本音です。

僕自身、書籍では頭に全く入らなかったので、手を使ってカメラの勉強をしてきました。

そんな実体験から、「うまく撮ることを最初から目標にしなくて良い」と感じます。

最初は、写真がブレていたり、白飛びしていても全然OKなのです!

それよりも、「カメラを習慣化すること」の方がよっぽど重要だと思いますよ!

大学生は写真撮ろう

あえて数字を出すなら、「最低でも1ヶ月で1,000枚」を撮影しましょう。

このように聞くと、「多すぎてムリ!」と思われる初心者さんが多いのではないでしょうか。

まずはカメラを持ち出すことを習慣化すれば、決して達成できない枚数ではないですよ。

先ほども書いたように(初心者の方ほど)、撮った枚数という経験値が重要になってきます。

後述しますが、僕の経験上で毎月1,000枚撮影を行なえば、必ずカメラは上達するでしょう。

何度も言いますが、カメラは道具です。

なので頭で理解するよりも、体に理解させることが上達への近道なのです

最初は難しく考えず、楽しんで失敗しまくれば良いと思いますよ!

撮影を重ねるうちに、気付いたらカメラを自由に使えるようになってるはずです。

次では、「なぜ僕がこのような結論に至ったのか?」を実体験ベースで紹介します。

【経験談】まずはカメラを楽しむこと、すると上達は勝手についてくる

カメラが上達したいのに、オートモードで撮って終わり…なんてことになってませんか?

そのままでは、初心者の壁を越えられないかもしれません。

「脱・カメラ初心者」になるにはどうすればいい?

まずは「Aモード」と「Sモード」を使い分けられるようになりましょう。

僕自身も、これらを使い分けられるようになって、写真がガラッと変わりましたね。

そのためには、まずは撮影枚数をこなすために「カメラに慣れる」ことが先決ですね。

実は、“撮影を楽しむ”ことが1番の近道になるかもしれませんよ!

今でこそカメラ大好きですが、カメラに挫折して買ったことすら後悔したことがあります。

原因は、“難しいカメラ教本に手を出してしまった”ことにあります。

もうナニが何だか?という具合でしたね。

ぶっちゃけ、カメラを売ってしまおう!とすら思いました。

そこから自暴自棄になり、教本をガン無視で“自分の撮りたいように撮る”ことにしたのです。笑

カメラ・ニコン・フイルム・フィルム・FM2・クラシック・ビンテージ

その結果、「カメラは楽しいもの」という意識になって、今では365日を共にしています。

面白いことに、教本をガン無視するようになってからの方が、写真を褒めてもらえることが増えました。

何か上達のきっかけがあったのか思い返してみると…、確かにありました。

毎日カメラを使うことで、次の「モード」が使いこなせるようになっていたのです。

  • Aモード:絞り優先
  • Sモード:シャッター優先

写真を上達させたい!なんて人は、これらモードの使いこなしを目標にするのが良いでしょう。

これらを使い分けることで、“脱・初心者の写真クオリティ”に近づきます。

僕自身、このあたりから「写真が上手」と言われることが増えた気がしますね。

最終的には「Mモード」が便利なのですが、まずはこの2つをマスターするのが近道です。

個人的には、まずはAモードで「背景をぼかして楽しむこと」から始めるのがおすすめです。

ボケ写真に憧れてカメラを始めた!という人も多いと思いますし。

最初は似たような写真ばかりになったり、失敗作があっても全然OKです!

とにかく大事なのは、経験を重ねることですからね。

インスタグラム

そこから更にステップアップするには、写真をアウトプットすることが重要になってきます。

つまり、「撮った写真をどんどん見せましょう!」ということです。

とはいえ、誰かに写真を見せるって緊張しますよね。

でも写真を見せることで、“フィードバックがもらえる”のです。

そこには写真の質を上げるヒントが詰まっていますよ。

ちなみに僕自身は、次の3つのアウトプットの場を活用していますね。

  • ブログ:レビュー商品を撮影しています。
  • SNS:インスタが1番おすすめです。
  • フォトコンテスト:色々なテーマの作品を撮影します。

さて、ここまでは「カメラの勉強方法」について、僕のおすすめ方法を紹介しました。

とにかくカメラに触れることによって、操作はどんどん上達するはずです!

特に初心者のころは、カメラを習慣化できれば「ほぼ勝ち」だと思います。

でも、写真の勉強となると話は別なのです…。

そこで次では、「写真を勉強するには?」ということについて書いていきます。

カメラと写真の勉強では、似ているようで大きな差があるのです!

カメラが操作できるだけじゃダメ!写真を上達させる「3つ」の勉強方法

ファインダーって必要?

カメラの操作は、経験を積めば上達していくでしょう。

でも、「写真」を上達させるには意識を変えることも必要になってきます。

カメラの勉強方法とはまた別なの?

前提として、僕は「カメラを勉強したい人」と、「写真を勉強したい人」は別だと思います。

やっぱり、“写真の勉強の方が難しい”という気はしますね。

カメラの勉強は、基本操作などが多いので、より初心者向けって感じですよね。

写真の勉強となると、「どう見せるか」といった表現方法に踏みこまなくてはいけないのです

なので自然と「カメラの勉強」→「写真の勉強」という順番になるでしょう。

ここで気づいたのですが、カメラの勉強は「理系ぽい要素が強い」ように感じます。

カメラやレンズの構造など、論理的な理解が必要となることが多いですよね。

一方で写真の勉強は、表現やアートの世界に入っていくため「文系ぽい要素が強い」です。

なんというか、“正解がないことを追い求める”と言えば良いでしょうか。

だからこそ、それぞれの悩みを一緒にしてはダメと感じるんですよね。

ソニー・カメラ・暗い・ミラーレス・α

では写真を勉強したい人に向けて、実際にやって効果があった方法を紹介します。

カメラは使えるけど写真が上達しない…なんて悩みを持つ人は、意外と多いものです。

がむしゃらに撮っていれば、カメラの操作は自然と身に付いてきますよね。

でも写真表現をレベルアップさせるためには、“今まで通りのやり方ではダメ”ってことです。

そもそもカメラって、あなたが見たものや感じたことを表現する「道具」です。

つまり写真を上達させようとすると、結局は「感性を磨く」ことが大切になってくるのです。

でも感性を磨くといっても、どうすれば良いか分かりにくいですよね。

それに、時間も掛かりそうですし…。

そこでまずは、“即効性のある方法”から試してみるのもおすすめです!

例えば、「構図」を覚えるなんてどうでしょう?

そもそも構図とは、人が美しいと感じることをパターン化してくれています。

構図にそって撮影するだけで、“良い感じ”になりやすいですよ!

なので、構図は写真以外でも広く使われています。

  • ポスターなどのデザイン
  • 漫画やアニメ
  • 絵画などのアート作品

でも構図って聞くと、堅苦しい感じがしませんか?

なので、つい避けてしまうのは僕だけではないはずです。

とりあえず、気に入った構図を3つほどピックアップして使うことをおすすめします。

僕は「日の丸構図・三分割構図・額縁構図」を最初に覚えましたね。

また、構図を使って撮影していると面白いことが起こってきます。

撮影を重ねると、知らず知らずのうちに色々な構図を使うようになってきます。

例えば、“テーブルフォトを撮るうちに自然と「対角線構図」をマスターしていた”などです。

写真が上達してくると、美しいと感じるパターン…つまり構図を無意識に使えるようになっていくのです!

これって感性が磨かれたってことですよね。

パソコン・MacBook Air・カメラ・OM-3・ブログ・写真編集

続いては、撮影したあとのデータで勉強する方法、つまり「RAW現像」についてです。

僕は写真が上達したいなら、“絶対にRAW現像をすべき”だと考えています。

まず、RAW現像のメリットですが、撮影後にホワイトバランスを調整できる点などがあります。

屋内で撮影すると、(電球の色味などで)実際の色と違って写ることがあります。

RAW現像なら後から調整できるので、色を完璧に合わせることなくバシバシ撮影できますよね!

さらに大きなメリットとして、RAW現像を続けるうちに「光を見る目」が養われていきます。

もう少し噛み砕くと、写真にとって超重要な「光」をより意識できるようになるです。

というのもRAW編集では、写真の“明暗差”を見ながら調整することが多いのです。

僕自身、光や影をしっかり意識するようになったのも、RAW現像を始めてからだったと思います。

それまでは「光を見てシャッターを切る!」とか言われても意味不明でしたね。

写真編集・MacBook・写真・ライトルーム・仕事

また他人の写真を見て、「どんな調整がされているか」などを分析できるようになります。

普段からRAW現像のパラメーターを触っていると、自然と分析の視点が身につくのです。

この頃から、写真集などを見るのも楽しくなってくると思いますよ!

でも実際は、“JPEGだけで撮る人が7割近い”ともいわれています。

なので、RAW現像に取り組むだけで周りと差別化できるでしょう。

そこからもう一歩踏み込むなら、ぜひプリントをやってみてほしいですね。

おそらく、“デジタルデータのままで完結してる人”がほとんどではないでしょうか?

でも、それをプリントするとデータで気づけなかったことが見えてきます。

例えば、「少しテクスチャーを上げないと、この印刷ではボヤける」などが分かるようになります。

僕自身、フォトコンに出場するようになって印刷する習慣ができました。

カメラ 写真 思い出 フイルム

インクジェットや銀塩プリントなど方法はありますが、プリント毎に正解が異なります。

サイズによって、写真の印象が大きく変わることすらあります。

写真の表現を勉強したいなら、是非ともプリントをやってみてください。

プリントは「写真を手に取り、目で見て感じられる」ので感性が刺激されますよ!

カメラの操作に慣れてくると、次にぶつかる壁は「どう見せるか?」という表現の部分です。

僕も偉そうなことは言えませんが、今回紹介した3つの方法で効果を実感できました。

なので、少なからず効果はあると思います。笑

まだ取り入れたことない方法がありましたら、ぜひ取り組んでみてください。

【まとめ】経験がカメラを育て、感性が写真を変える

レンズ沼のデメリットと対策

カメラを勉強しようとすると、「ISO感度・絞り」などの専門用語に飲み込まれがちです。

でも大切なのは、“頭で理解する前に手を動かすこと”にあります。

なので、シャッターを押す回数が増えるほど、カメラの操作を早く覚えられます。

失敗写真もそのまま貴重な学びになるので、遠回りのようでいて最短ルートなのです。

一方で「写真を上達させたい」と思うと、“感性”を磨く必要が出てきますね。

カメラを勉強する方法だけでは、写真の上達は難しくなると思います。

僕が実践して、効果的に感じたものが次の3つになります。

  • 構図を意識する。
  • RAW現像に取り組む。
  • プリントして仕上がりを確認する。

これらアウトプットを通して「表現の幅」が広がっていきます。

つまり、カメラは“慣れ”で強くなり、写真は“感じる力”で深まっていくものだと思います。

どちらにも共通して言えることは、写真を楽しむことにありますね。

焦らず楽しみながら、習慣化していくことが最大の近道ですよ!

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