- MacBook Airは、SDカード入らないの不便すぎ!
- RAWデータの読み込みが遅い…。
- フォトグラファーにおすすめなSDカードリーダーとは?
写真の取り込みに時間がかかって、イライラしたことはありませんか?
SDカードを替えても改善されず、もう機材のせいかも…と諦めかけた経験、僕もあります。
そんな時こそ疑ってほしいのが、「SDカードリーダーの性能」です!
この記事では、僕が転送速度に悩んだ末に辿り着いた、カードリーダーを2つ紹介します。
撮影編集に集中できる環境をつくるのも、取り込み速度の改善がカギとなります。
読み込みストレスから解放されると、100%作品作りに没頭できるようになりますよ。
- MacBook Air派のフォトグラファー
- 外出先でも写真を取り込みたい人
- SDカードの転送速度が改善されず困っている人
MacBook Airユーザーとしての実体験から学んだことなので、信頼性も高いと思います!
MacBook Airの罠?SDカードスロットがないと、こうなる…

フォトグラファーが選ぶべきパソコンとして、「MacBook Air」は本当におすすめです!
もちろん僕自身も愛用してるし、使わない日はない!ってほど使い倒してます。
でも、100%満足しているか?と聞かれると「うーん…」って感じなんですよね。
いったい何が不満なの?
フォトグラファー目線で見ると、SDカードスロットが無いのが “玉に瑕” なんですよ。
SDカードを取り込むには、「SDカードリーダー」が必要になります。
でもぶっちゃけ、カードリーダーを持ち歩くって面倒ですよね?
とはいえ、「SDカードスロットが無いからこそのメリット」もあるので詳しく解説します。
僕のMacBook Airの使い方なのですが、とにかく外に持ち出します。
というのも、出先で写真を取り込んだり、空き時間に編集したいのです。
なので、軽くてバッテリー持ちがいいMacBook Airは本当に快適なんですよ!
ちなみに、MacBook Proも持ってますが、重いので “お留守番” させてますね。

僕のMacBook Airは、M1チップを搭載した旧型モデルです。
それでもRAW現像はサクサクですよ!
レイヤーを重ねすぎると、多少もたつきますが、僕の用途では気になりません。
高発色・高精細なディスプレイなのも、フォトグラファーにとって魅力ですよね。
ちなみに次の2つのRAW現像ソフトでも、しっかりと動作を確認しています。
- Lightroom
- Capture One
一見すると完璧なMacBook Airですが、SDカードスロットが無いことに悩まされます…。
そう、別途SDカードリーダーが必要になるんですよね。
じゃあスロットのある「Pro」使えば?という声もあるでしょうが、軽い「Air」を使いたいんです。
しかも、カードリーダー選びってなかなかにややこしいんです!

SDカードの規格がそもそも難解だから、それに対応するカードリーダーも難解なんですよね。
特に悩みの種になりやすいのが、「転送速度」だと感じます。
僕のメインカメラは、約2000万画素台ですが、それでもRAWデータは重たいです!
高画素になるほど、データサイズが大きくなるので、転送速度の遅さがストレスになります。
今は解決済みですが、僕自身もデータ転送速度の遅さに悩まされた時期がありました。
そこで、これを解決するためにしたことを次で書いていきますね。
そのモヤモヤ…SDカードじゃなくて“読み込み速度”が原因かも

カメラはサクサクでも、取り込みはモッサリ… それじゃあ宝の持ち腐れです!
SDカードの読み込みでコーヒー3杯分の時間が過ぎてた、なんてことになりかねません。
やっぱりSDカードが原因なのかな?
「遅い!」の原因、もしかするとSDカードリーダーかもしれませんよ。
データの転送速度が遅いと、まずSDカードを疑いますよね?
でも実は、カードリーダーが対応してないだけだった!とかあるあるな気がしますね。
というか僕がそれでした。
カードリーダーの性能って意外と盲点だと思います。
写真や動画のデータサイズは、高画素化などの影響で、年々大きくなっています。
それに対応するために、SDカードの転送速度もどんどん早くなっています。
でも、カードリーダーの規格が古いと、SDカードの性能をフルに発揮できません。
また、SDカードにおいて次のような規格が爆速となります。
- UHS-l:104MB/s
- UHS-ll:312MB/s
撮影中はもちろん、撮影後の編集作業もテンポ良く進めたいですよね。
ストレスなく編集作業に入る方が、いい作品も生まれやすいと僕は感じます。
だからこそ、読み込みのストレスは本気で取り除く価値があるのです!

僕は以前、「UHS-ll規格のSDカードなのに遅い」と転送速度に不満を持ったことがあります。
お恥ずかしいことに、その原因はSDカードではなく、昔から使ってるカードリーダーでした。
古くてもSDカードを差し込みさえすれば、転送できるって、もう「ワナ」ですよね!笑
そこでカードリーダーを新調したところ、体感でわかるほど転送が速くなりました。
なんとなく速いかも?なんてレベルじゃなく、「はっきり違う」とわかる差ですよ!

(何度も書きますが)MacBook Airには、SDカードスロットが付いていません。
でもこれって、 “新しいカードリーダーに柔軟に対応できる” というメリットでもあります。
なんというか、スロットが無いからこそ、精神的な負担なしに選び直せるのです。
とはいえ、SDカードリーダーって、調べるほどに種類が多くて迷ってしまうものです。
そこで、次ではいろいろ試して行き着いた僕の結論を紹介しようと思います。
「外出先で写真編集したい」といった、スキマ時間を活用したい人の参考になるでしょう。
【おすすめ2選】フォトグラファーが写真取り込みするならコレ

いくら高スペックでも、大きくて重いカードリーダーって使いにくいですよね。
僕もいろいろと試した結果、納得できる落とし所を見つけました!
どこを重視しているの?
僕は転送速度を重視するのはもちろん、「サイズ感」にも注目しています。
やっぱり転送速度は、SDカードリーダー選びの “一丁目一番地” ですよね。
更に、365日MacBookと過ごしてる僕にとって、身軽に動けることが超重要なのです。
速度も重量も「軽い」SDカードであることが、僕にとっての絶対条件なんですよ!
また、ダブルスロットになっているものが好みです。
というのも、メインで使ってる「Nikon Zf」というカメラが、ダブルスロットルだからです。
なので、SDカードリーダーにおいても、
- SDカード
- microSDカード
この両方の端子を持っているものを選んでます。
正直、マイクロSDカードはバックアップ用で、あまり出番はありませんが…。
Vlogを撮影する人などには、マイクロSDカードスロットは嬉しい仕様だと思います。
それともうひとつ大切なのが「信頼性」です。
大切なデータを扱うものですから、不具合が起きるのは避けたいですよね。
今回紹介する2つのカードリーダーは、実際に使ってトラブルがなかったものになります。
どこの馬の骨かもわからないようなメーカーでは無いので、安心して使えると思いますよ!
【ProGrade Digital】プロ仕様!転送速度が爆速なうえに長く使える

「プログレードデジタル」というメーカー名になじみがない人は多いかもしれません。
でも実は、映像業界では非常に高い知名度を誇るプロ仕様のメーカーなんです。
特に、
- プロカメラマン
- 映像クリエイター
などが、SDカードも含めて愛用してることが多く、信頼性においても間違いないでしょう。
あえてデメリットからお伝えすると、「価格がやや高め」なところでしょうか。
それでいて本体の質感は、プラスチック感満載でチープな作りとなります。
プロ仕様ということで、あくまで “機能性重視” といった印象が強いですね。
そんな「ProGrade Digital」のカードリーダーを、僕はメインで使用しています。
このカードリーダー最大の魅力は、「UHS-ll」の高速規格にしっかり対応していることです。
高速規格のSDカードを使ってるなら、やはり性能をフルに発揮させたいですよね!
UHS-ll規格のカードリーダーを使うことで、
- 連写による「バッファ詰まり」が解消される。
- RAWの読み込み速度の向上される。
などが体感でき、カードの性能を最大限に引き出せるリーダーだと実感しています。

やはり、カードの性能を最大限に引き出すには、それに見合ったリーダーが必要となります。
そして、SDカードとmicroSDカードの両方に対応した、ダブルスロットとなっています。
SDカードを認識すると、LEDライトが光って知らせてくれるなど、細かい気配りも感じられます。
かなり控えめな光量なので、LEDが光ってるのを見落としがちではありますが…。笑
サイズはほぼ正方形で、SDカードよりもひと回り大きいくらいのサイズ感となります。
特に軽さが際立っていて、たったの「12g」しかありません。
なので、持ち運びやすく、カメラバッグの小さなポケットにも収納できますよ!
端子部分に保護キャップが付属するのも、「分かってるねー!」という感じです。

しかも、このカードリーダーは長く愛用できるものだと感じます。
というのも、公式サイトからファームウェアのアップデートが可能なんです。
なので最新機種への対応も可能となっているのです。
長く愛用する前提で、今後のカメラとの互換性も考慮されてるって、好印象じゃないですか?
これらを踏まえて、おすすめなのは次のような人です。
- 本気で写真に取り組んでいるフォトグラファー。
- 高画素なカメラで連写を多用する人。
- 高ビットレートで動画撮影するビデオグラファー。
性能・信頼性・対応力の三拍子が揃った、間違いなくプロ仕様の一台だと思いますよ。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください!
※Amazonがプログレードの正規販売元になります!
∟【Amazon】ProGrade Digital カードリーダー
【Anker】大人気!コスパとコンパクトさで右に出るものなし

続いて紹介するのは、僕がサブで愛用している「Anker」のカードリーダーです。
Ankerというメーカーを、ご存知の人は多いかと思います。
モバイルバッテリーなどの市場では、圧倒的なシェアを誇るメーカーですよね!
Ankerのカードリーダーが、本当にちょうどいいんです!
メリットの前にまず、こちらもデメリットから先にお伝えしましょう。
デメリットは、「UHS-ll」などの高速規格に非対応となっている点です。
なので、爆速を求める人は物足りなさがあるかもしれません。
でも、「UHS-l 規格」に対応してるので、普通に使うには十分な性能を備えていますよ。
ぶっちゃけ、僕も100枚くらいのRAWデータの転送なら大きく気になりません。
そしてこの製品、なんと言ってもコストパフォーマンスが抜群なのです!
性能は “ほどほど” で、コストを抑えたい!みたいな人にはピッタリだと思いますよ。
1,500円ほどの価格でありながら、
- 質感
- 信頼性
などに妥協がないのです。

また、このカードリーダーの大きな魅力のひとつが、とにかく小さいということ。
サイズとしては「小指の先から第二関節くらいまで」といった感じですね。
先ほど紹介した、プログレード製カードリーダーの約半分の大きさです。
カメラバッグの隙間に収まるどころか、ポケットに入れていると忘れてしまうレベルですよ。
しかも、デザインの高さも光るポイントだと思います。
価格的にプラスチックだと思うのですが、高級なアルミ素材にも見えます。
この辺り、「さすがAnkerだなぁ」と感じるところですね。
オシャレなApple製品と並べても、遜色ないですよ!

あと、スマホやタブレットとのテータ転送に使いたい人にもおすすめです。
本カードリーダーはスリムなので、ケースを装着したまま使える場合があります。
(僕の、iPhone 16 ProとiFaceケースでは無理でしたが…。)
細かいところですが、端子の保護キャップは付属しないので、気になる人は別途購入しましょう。
ちなみに僕は、キャップなしで持ち歩いていますが、今のところ不具合などは起きてません。
これらの特徴を踏まえて、おすすめできる人は、
- 転送速度はそこそこでOKな人。
- コスパのいいカードリーダーをお探しの人。
- ミニマルで美しいデザインを重視する人。
「まずは1つ持っておくには間違いないカードリーダー」と言えると思いますよ。
USB-C 3.0規格になっているのも嬉しいところですね。
気になった人は詳細をチェックしてみてください!
【まとめ】SDカードリーダー選びで、MacBook Airの弱点は“武器”に変わる!

僕にとって「MacBook Air」は、軽くて高性能な理想のパソコンです。
だけどフォトグラファー目線では、SDカードスロットが無いのがネックになるかもしれません。
その “欠点” を補うのが、高性能なSDカードリーダーなのです。
僕もカードリーダー選びには悩まされました。
というのも古いカードリーダーを使い続けていたんですよね。
そして、「SDカードが遅いのではなく、カードリーダーがボトルネックになっている」ことに気付きました。
そこで、僕が行き着いた(現在の)答えとして、
- ProGrade Digital製のカードリーダー
- Anker製のカードリーダー
を、本記事では紹介した、という運びになります。
MacBook AirにはSDカードスロットがありませんが、見方を変えるとメリットにもなります。
「最新のカードリーダーを自由に選べる」という精神的な余裕につながりますよね。
あなたの撮影スタイルに合った、最適なカードリーダーを選んでみて下さい!
「写真取り込みのストレス」は、今日で終わりにしていいんです。
気になったカードリーダーがあれば、チェックしてみましょう!
SDカード関連の記事もピックアップしましたので、あわせてご覧ください。